2015年は「地下鉄サリン事件」から20年経った年だった。20年という区切りに、テレビでたびたびオウム真理教や地下鉄サリン事件の検証番組が放送された。僕はいずれの番組も興味深く観ていた。

地下鉄サリン事件のとき、僕は小学校高学年だった。社会というものがほんの少しずつ分かり始めた年齢ではあったが、本当のところ何が起きているか、幼い僕にはわからなかった。そのわからなさはわからないままに、徐々に頭の奥に住み続けるもやもやに変わっていった。

頭の奥のもやもやを抱えたまま20年経った。そのもやもやを解消したいと思い、実は去年、宗教というものの存在やオウム真理教について個人的に調べた。少しだけオウム真理教に触れるような活動をした。それらの調べたことや活動について、公開の仕方をどうしようか迷っていたため、いろんなことを発信していく僕でも、リアルでもネット上でもあまり公開はしていなかった。ただ、親しい一部の人には話をしていたりはした。

調べていく中で、さまざまな本を読んだ。本当は読んだ本の感想文を書きたかったけど、知識がないうちは自信を持って言えることが少なく、題材が題材だけに慎重を期したかった。断片的な感想だけがいくつもあり、公開できなかった日々が続いたが、これから紹介する本の感想はまとめられそうと思い、以下に記します。

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