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Photo by 円山かめら

すっかり報告が遅くなってしまい失礼しました。2013年7月14日、「赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー」(以下、写真都市)を無事終えることができました。

目次


お越しいただきました皆様、ありがとうございます
お越しになれなかった方へ
イベントフライヤー
「赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー」とは?
「写真都市」のきっかけ
 ・サッポロアンダーグラウンド「NECCO」
 ・「NECCO」の訪問と意気投合
イベント事前準備
 ・おみやげシステムを導入
 ・缶バッヂ+物品詰め合わせ
 ・ドリンクチケット
イベント前
イベント中
写真都市とは実際どういうイベントか
「赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー」セットリスト
イベント後の私の感想
イベント後の皆様の感想
今後・反省点
イベント後の写真
イベント後の反響
参考リンク




お越しいただきました皆様、ありがとうございます


当日はお忙しい中、「写真都市」にお越しいただきまして、誠にありがとうございました。当日はTEDxSAPPORO、PHP Matsuriなどといった札幌としては大規模集客の大人気イベントがありました。その中で「写真都市」にお越しになることを選んでいただきました皆様に心の底から感謝申し上げます。

「写真都市」は初回ということもあり、さらに私自身このようなイベントが初めての中(IT系のイベントは何度も実施していますが)、どういうような感じになるのか、まったくわからないイベントでした。ただ始まってみますと、皆様の温かい歓声、ツッコミ、拍手、ヤジなどに支えらまして、大盛り上がりでイベントを行うことができたと思います。

ただ、いくつかの反省点もあります。反省点は解消し、次回はもっと良いイベントにしたいと思っております。今回楽しめました方はぜひ次回もお越しいただければ幸いです。

お越しになれなかった方へ


三連休の中日の日曜日でした。なおかつ、TEDxSAPPORO、PHP Matsuriなどと、大人気イベントがあった日です。そちらに参加されるのは無理ないです。むしろ、そっちに出るほうが真人間だと思います。

また次回も行いたいと思ってます。もう少し参加しやすい日程を組みたいと思いますので、ぜひお越しください。

イベントフライヤー


今回、カッコつけてイベントフライヤーを作ってみました。詳しくは予告の記事に書きましたので、よかったらご覧ください。「赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー」を7月14日に開催します #akanuma
「赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー」フライヤー

「赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー」とは?


街を歩けば目に飛び込んでくる様々な光景。首を傾げたくなる看板や思わず二度見をしてしまう貼り紙、 明らかに許可を取っていないキャラクターイラスト、頻繁に道路に飛び出してしまうドジな少年、奇特な願いを込めた絵馬・・・。 私はそのような異様な光景を写真に収めずにはいられませんでした。収集すること7年間。そのコレクションを公開します。 「赤沼俊幸の写真都市」は収集した写真を元に都市を語る写真収集癖公開ショーです。

「赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー」特設サイト

「写真都市」のきっかけ


本イベントは数奇な運命のおかげで実施することができました。

Coworking Cafe 36眞野さんGarage labsFriday Nightについての相談をしているときでした。Friday Nightで展示をしていただ人を探そうとしている時、眞野さんに「赤沼さん、NECCO行ったほうがいいですよ」とご紹介いただきました。眞野さんは素早く段取りをしてくださり、共に、NECCOへ訪問することになりました。

サッポロアンダーグラウンド「NECCO」


NECCOについてご存知ない方が多いと思いますので、ご説明させていただきます。
サッポロアンダーグラウンド「ネッコ」 とは、近未来美術研究所の荒木博士(アラキヨシキヨ)が運営する、ギャラリー/イベント/インディーズ物販をおこなってゆく札幌のアングラ&サブカル発信基地である。

NECCOサイトより

札幌市の中央区、西11丁目から歩いて3分ぐらいにあるマンションの一室がNECCOです。

「NECCO」の訪問と意気投合


NECCOを訪問させていただき、荒木博士Friday Nightのことを説明させていただきました。その後、少しの間が空きました。ダメ元でiPadに入れてある私の銅像写真コレクションを一通り、披露させていただきました。想像したよりも良い反応が得られたので、私は思い切って「こういう写真を見せるようなイベントを行いたい」ということを伝えました。すると、「ぜひ、やりましょう」と言っていただきました。私が「全体的には◯◯のような感じで…」と話すと、好きなものも一緒でめでたく意気投合。その後、何度か私がネタ候補を持ち寄るなど打ち合わせを重ね、「写真都市」の輪郭が出来上がってきました。

今回、このイベントに至った最初のきっかけは眞野さんです。眞野さん、ありがとうございます。

イベント事前準備


「写真都市」を行うと決めた日からは毎日会社が終わった後、夜な夜な写真をKeynoteコピーしていき、まとめる日々でした。疲れた身体で手が動かないときがありましたが、自分が面白いと思ったことを他人に披露できる喜びが最大のモチベーションとなり、毎日コツコツと制作を続けていきました。

おみやげシステムを導入


人は特別なことがあると、それを証拠に残したがる習性があります。一般の方の生活にインターネットが根付く以前は日記をつける方も多かったと思います。または、旅行やイベントという非日常は写真を撮影する回数が多いでしょう。最近ではFacebookやTwitterに投稿することも多いのではないかと思います。

自分がイベントに参加するとき、できれば形に残る何かがほしいと思いました。そういう考えもあり、形として証拠に残る・・・おみやげという形として、このシステムを導入しました。もちろん、他におみやげ付きのイベントもありますが、珍しいとは思います。

おみやげ写真をアップしていただいたツイートを紹介します。このようなおみやげを配布しました。


缶バッヂ+物品詰め合わせ


イベントのためにオリジナル缶バッヂを制作いたしました。今回、配布した缶バッヂは3種類。この缶バッヂは本イベントでしか配布しない予定です。

他に物品詰め合わせを行いました。ただ普通の物品詰め合わせではなく、すでにある既成品のセットのものをバラして配布するというものでした。例えば、卓球のラケット×2+ピンポン球というセットがあります。これをAの袋にはラケット1つ、Bの袋にはラケット1つ、Cの袋にはピンポン球を入れます。そうすると、Aの袋を受け取った人にはラケット1つしか入っていませんので、何もすることができません。ここでBの袋とCの袋を受け取った人を探すことができれば、卓球のラケット×2+ピンポン球がありますので、卓球をすることができます。

人生で配られるカードは違います。スヌーピーも「配られたカードで勝負するしかないのさ」と言っています。ただ救いとして、その人の努力次第とカードである仲間の組み合わせによって、人は様々なことをすることができるのです。これは社会に誰かと協力することによって、役に立つことができることの縮図を示しています。

ドリンクチケット


今回ワンドリンク付きという制度でした。イベント一週間前の打ち合わせ時、他に用意できていないことがないかを確認すると、ドリンク券がないことに気づきました。写真都市と書かれたドリンク券を用意しても良かったのですが、何かもう少し工夫したいなと考え、ドン・キホーテに向かいました。

いろいろ探したあげくドン・キホーテで吉本興業の芸人シールを見つけました。なんと2枚入っていて、1枚10円です。20セットを買い占めました。
吉本興業の芸人シール

これをドリンクチケットにして、下記のような表紙にしました。
ドリンクチケット交換

イベント前


当日は朝から予定がありませんので、ギリギリまで最終調整を行いました。イベント開始2時間前にNECCOに行きました。荒木博士に下記のような看板を作っていただき、いよいよ本番が始まることを明確に意識し始めます。
赤沼俊幸の写真都市看板


イベント中


赤沼俊幸の写真都市スライド

20時開始。19時半あたりから続々とお客さんが入ってきます。ひとまず安堵でした。Facebookイベントなどで多数の参加表明はいただいていましたが、もしかして一人も来ないのでは?みたいな疑念にかられるものです。。。しかし、ちゃんと来ていただいて本当良かったです。多くは私の元々の知り合いが多かったのですが、全然知らない方もお越しいただきましたことが感激でした!(NECCOによくいらっしゃる方に来ていただきました)

写真都市とは実際どういうイベントか


大体の雰囲気を掴んでいただいたと思いますが、「写真都市」というイベントは綺麗な写真を見せるイベントではなく、写真の撮り方とかは一切関係ない、赤沼が個人的にぐっときた都市の風景について紹介するイベントです。

スライド形式で一枚、一枚写真を紹介します。一枚毎に、私が解説したり、荒木博士がツッコミを入れます。今回、非常に助けられたのが荒木博士のトーク力です。大先輩なので当たり前なのかもしれませんが、視点の鋭さや展開の仕方は僕が話しているイベント中もただ敬服するところが何度もありました。イベントスペースとしてのNECCOで行わせていただいたことと、本イベントを盛り上げていただいた荒木博士に大変感謝しております。できる限り、写真都市はNECCOで続けていきたいと思っています。

ありがたいことなのですが、「写真都市」は大変盛り上がりました。そのため、当初の予定より、かなりのコンテンツをカットしてお送りしました。最終的なセットリストは以下のようになります。

「赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー」セットリスト


・オープニング(20:00)
・札幌まつり
 ・オートバイサーカス
 ・許可取ってないだろうシリーズ〜札幌まつり編〜
・北大祭
 ・変わった出店
 ・許可取ってないだろうシリーズ〜北大祭編〜
 ・北海道大学の貼り紙達の声
 ・カルトに注意
 ・北海道大学落し物コーナー
<休憩>(20:20)
・ドジな子どもたち学 (20:30)
・みんな大好き絵馬シリーズ (20:50)

今回お見せできなかったものは次回に公開したいと考えています。





イベントの盛り上がりは「赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー」の様子 #akanuma - Togetterをご覧ください。

イベント後の私の感想


「写真都市」で発表したネタは自分が心の底から面白いと思ったネタばかりでした。自分が面白いと思ったものを他の人が面白いと思ってもらったのはめちゃくちゃ幸せなことだと思います。

終了後はNECCOで24時まで飲み、そのあと、吉野家でネギだく牛丼を頼みました。イベント終了後の開放感で気持ちが大きくなり、サラダと味噌汁も頼みました。だけど、牛丼を半分残しました。


イベント後の皆様の感想










今後・反省点


反省点としまして、今回約40人の方に集まっていただきましたこともあり、NECCOに入りきらないぐらいの人に溢れたことです。狭いスペースに座っていただいた方や、一部立ち見の方もいらっしゃっいました。冷房も万全ではないこともあって、暑い思いをされた方も多いようでした。

そのため、次回は人数に制限を設けて参加を募集したいと思います。皆様がちゃんと席に座れるような形にして、快適にイベントを見ていただきたいと思っています。

イベント後の写真


最後にイベント終了後に撮影していただいた円山かめらさんの写真を紹介していただきまして、報告を閉めさせていただきます。

もぐらの穴を見つけてはしゃぐ赤沼俊幸氏(左)、常盤木龍治氏(中央)、荒木博士氏(右)
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イベント後に満足感を見せる赤沼俊幸氏(左)、荒木博士氏(右)
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イベントの大成功を喜ぶ荒木博士氏
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Photo by 円山かめら

イベント後の反響


アートとサイエンスとテクノロジーのイベント、Sapporo Open Lab(サッポロ・オープン・ラボ)トークライブ「創作者達はどんな未来の夢を見るか?」に「写真都市のことを話してほしい」と主催者の方に声を掛けていただきました。こちらはすでに終了しましたが、写真都市の一部と、写真都市の意味、イベントの作り方などメイキング的なことをお話させていただきました。詳しくは下記の記事をご覧ください。

【報告】サッポロ・オープン・ラボのトークライブに出演させていただきました - 状況が抉る部屋

写真都市Vol.2を開催します!(※11月26日更新)


2013年の11月30日(土)と12月1日(日)に、再びNECCOで「赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー」を開催することとなりました。会場とおみやげの都合があるため、今回は完全予約制です。両日ともほぼ同内容を予定しておりますので、下記のURLからご都合の良い日・曜日にご参加ください。

「赤沼俊幸の写真都市」Vol.2 初日 (11月30日 土曜日)
「赤沼俊幸の写真都市」Vol.2 千秋楽(12月1日 日曜日)

Vol.1参考リンク


[写真都市]
赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー
「赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー」の様子 #akanuma - Togetter

[状況が抉る部屋]
「赤沼俊幸の写真都市 - 写真収集癖公開ショー」を7月14日に開催します #akanuma - 状況が抉る部屋
【報告】サッポロ・オープン・ラボのトークライブに出演させていただきました - 状況が抉る部屋

[イベントに協力いただいた方々]
NECCO
荒木博士
円山かめら

Vol.2参考リンク


「赤沼俊幸の写真都市」Vol.2開催のお知らせ - 状況が抉る部屋
「赤沼俊幸の写真都市 Vol.2」フライヤー配布場所一覧 - 状況が抉る部屋
「赤沼俊幸の写真都市」Vol.2 初日 (11月30日 土曜日)
「赤沼俊幸の写真都市」Vol.2 千秋楽(12月1日 日曜日)
赤沼俊幸の写真都市 Vol.2【備忘録】- Facebookイベント

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