2007年02月20日

鑑定協会の危機管理 6

◆緊急理事会への提案事項として、会長声明(案)を正副会長に提案しました。

平成19年 2月  日
正副会長会への提案事項(2)

鑑 定 協 会 会 長 声 明 (案)

(社)日本不動産鑑定協会
会長 横須賀 博

私達(社)日本不動産鑑定協会は、地価公示制度や固定資産評価、裁判所の競売評価等の公的不動産の鑑定評価だけでなく、不動産投資信託(J−REIT)やプライベートファンド等の鑑定評価活動を行っている不動産鑑定士等によって組織された団体であります。

今回の地価公示元データの漏洩問題や螢瀬凜ンチ・セレクト社への行政処分問題など、不動産鑑定評価活動への社会的不信を招く結果になっていることは誠に遺憾であり、反省するところであります。

かかる事態の再発を防止するため、当協会は本日緊急理事会を開催し、当協会の全会員から別添(1)誓約書の提出を求め、注意喚起を諮るほか、正副会長からなる(2)コンプライアンス委員会を設置し、今後の対応を速やかに実施することを決定しました。

今後とも不動産鑑定評価活動にかかわる専門家集団として、国民生活や社会経済活動の更なるニーズ並びに信頼に応えるべく倫理を確立し、コンプライアンスの徹底を図り、会員の資質の向上に努める所存でございます。

何卒、諸事情を御賢察の上、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

3月20日まで待って対応するのではなく、出来ることから何でもやる対応が必要です。
会長が個人的な見解に基づいて、機関名で発信する文書を「会長見解」と位置づけたうえで、スピーディーな対応をするため、理事会承認を行う文書を「会長声明」と位置づけました。

ほかに正副会長会での承認を受けたものを「会長方針」と位置づけています。
鑑定協会の内部で、論議していても、社会に対してはそのことが必ずしも伝わらない面を持っています。

鑑定協会の対応を内外に積極的にアピールし、実施していくことが今、緊急に必要です。


【追記】
「鑑定協会の危機管理4」で各人から寄せられた意見をアトランダムに載せたところ、次の意見が寄せられました。
私の意見とは180度違いますが、意見として掲載いたします。

・何が秘密に値するのかがあいまいなままに、国交省が秘密だと言えばなんでも秘密になる恣意性は排除されなければならない。
公の作業である公示作業そのものに秘密はない。
秘密とは個人情報や生の取引事例が該当する。
これらを加工した変動率や地価水準は秘密に当たらない。
情報というのが正しい。
公示までには変更があり得る程度を示して、いち早く発信されることが情報の活用に不可欠である。
ダイヤモンド誌の件は情報の公開であって、秘密はなにも公開されていない。
国民経済界に早く知らされるべき情報が3月まで納得できる理由がないまま死蔵されているところに問題がある。


tosikk at 17:17│Comments(0)TrackBack(0)

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