「資料不足を補うため、キーンさんが目を付けたのが明治天皇の作成した和歌である。
手紙や日記を書かないい反面、明治天皇は詩歌を愛し、自分の感情をしばしば和歌をとおして表現した。とくによく知られているのは、日露戦争開戦の時に詠った和歌で、
四方(よも)の海、みな同胞(はらから)と思ふ世に、など波風の立ち騒ぐらん」
これは昭和天皇が太平洋戦争前夜に引用したことでも有名。
四方の海は、みな仲間と思うのに、なぜ波風が立って騒ぐのだろう
いちいち意味を書かなくても分かる詩歌。
こんな歌を詠んでないで、なぜ止めてくれなかった〜〜!
国民感情は戦争へと高まっていた。
それは日清、日露戦争も同じだった。
そして大東亜戦争も。
でも、「東京の奴らが勝手に戦争始めやがって」と、関西のおっちゃんたちは言っていたそうですわ。
誰も好きで戦争に行くんじゃない、行かないと殴られてコロされて
それが嫌で行ったんでしょう。
戦争への意識が高まっていたのは政治家と軍部だけでしょう。
普通の庶民は不安感と危機感だけ。
70年近く戦争せずに済んだのは9条のお陰と思っている。
改憲は改悪です。
朝顔見てると、清々しいが
四方の海は騒がしい。
願わくば、この辺で収まってくれ〜〜!
徒に反感を煽ってくれるな、政治家さん。