らーめん 新潟県

2011年09月30日

361/362)春紀@柏崎市

新潟の産業振興センターで開かれている骨董市を見に来たついでに、
某関西大物ラヲタ氏から煽られていたこちらの店に行ってみることに…(^^;

春紀店前柏崎といっても、柏崎ICから252号線を車で約30分も南下した山の中。(住所も山中だが…)
ホントにこんなところに店があるのか…
と少し不安になってきた頃、緑の暖簾が目に入った。
(写真左)店の前の風景…生憎の雨
(写真左下)店の全景
(写真右下)店の入口

春紀店全景春紀店







周囲に民家は点在するものの、店らしき建物は殆ど見当たらず…
この店も、よほど注意してないと見逃してしまいそうな佇まいだ。

暖簾をくぐって中に入ると、カウンター席は4席しかなくかなり狭い印象。
別に小上がりもあるので、15〜6人ほどのキャパはあるのだが、
カウンターだけを見てしまいがちで、何だか狭いという感じを受けてしまう。


春紀塩まずは『塩ラーメン』を…
海老の香りが前面に出ており、かなり個性的。
かといって食べ手を選ぶようなテイストではなく、
動物系、魚介系のWスープの良さが出ており、
そういった意味では、かなり都会的な塩ラーメン。
現在のラーメンをよく研究している…といった味だ。
おそらくご主人はラヲタなのでは?(^^;

春紀醤油塩が美味しかったので、醤油も食べてみることに…
こちらはガラッと変わって焼き干し?が主張する。
醤油もちょっとクセのある感じだが、悪くはない。
ただ、塩ほど個性的ではないのでインパクトは弱い。
塩、醤油共に厚めの叉焼が3枚も乗っているし、
味玉も付いて750円というのはCPが高い。
秘境のラーメンと呼ぶに相応しい店だ。(^^;

春紀

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2010年04月02日

新潟ラーメン(五泉市〜燕市〜長岡市)

●128)恵比寿@五泉市/2時間半しか営業しない店…

今日から3日間、新潟市郊外の産業振興センターで開かれる骨董市を見に来たが、
今回は骨董市を後で見ることにして、まずは五泉市へ向う。

この五泉市に、1日2時間半しか営業しないラーメン店があるのだが、
いつもは骨董市を先に見ていたので、時間的に間に合わず食べられなかった。
ということで、ずっと宿題店になっていたのだが、
何とか宿題を片付けねばと、今回はラーメンのほうを優先することにした。(^^;

恵比寿店店は五泉市の西の郊外、能代川の近くにある。
暖簾も幟旗も出していないので、
知らなければラーメン店とは思えない店舗。

営業時間は11時〜1時半までと、1日2時間半だが、
週末には200杯以上を売り尽くすというから驚く。
店の外観からはとても想像できない。(^^;

恵比寿店前店の周囲には商店などは殆どなく、
写真のように、前には田畑が広がるのみ。

店に着いたのは12時半頃だったが、店内はほぼ満席。
どこから来るのか、と思うほど、
次々にお客さんが入ってきて、席が空く暇がない。
人気振りがうかがえる。

恵比寿メニューはラーメンとチャーシュー麺のみ。
たっぷりのスープに麺や具が泳いでいて、
一目見ただけで、美味しさが分かるビジュアル。

写真のように叉焼がたくさん入っているが、
これでもフツーのラーメン。
数えてみたら、大小合わせて10枚以上もあった。

フワッと煮干しが香るスープは、やや醤油が前に出る感じはあるものの、
麺をぐいぐいと食べさせてしまう力強さがある。
食べ進むにしたがって、叉焼の味がスープに溶け出して、
徐々に動物系の強い味に変化していくのも面白い。

いやいやこれはウマイッ!
骨董市を後回しにして来た甲斐があった。(^^;


恵比寿


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●129)ゆず@五泉市/柚子が香る塩ラーメン…

せっかくここまで来たのだから、もう一軒食べていくことに…(^^;
こちらの店は先の恵比寿とは違い、いかにもラーメン店の風情。
『塩ラーメン』が人気のようなので、食べてみることに…

ゆず店ゆず






なかなかビジュアルの良いラーメンで、見るからに美味しそう。
スープを一口飲んでみると、鶏、鰹節の風味と一緒に柚子の香りが…
店名通り、ここのラーメンには柚子が入っていて、その主張が著しい。

塩角のない味は、確かに深みもありハイレベルの味ではあるが、
普段、東京周辺の塩ラーメンを食べ慣れている舌にとっては、
もう一段突き抜けて欲しいところ。


らーめん ゆず


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●130)杭州飯店@燕市/不思議なラーメンだ…


新潟へ来ると必ず寄っているのがこの店。
新潟地ラーメンの一つである “燕三条系” の元祖としてゆるぎない地位を築き、
県内外から多数のファンが “杭州飯店詣で” を繰り返す。
私もその一人なのだが…(^^;

杭州飯店10丼から溢れ出そうなスープは、
ややしょっぱ目ながらガツンと煮干しが効いていて、
背脂が大量に入っているが、意外にサッパリ。

麺は加水率高めの極太麺っていうか、
ウドンと言ったほうがいいような特殊な麺。
こういう麺は私の知る限りここでしか食べられない。

この極太麺に対して、スープが一歩も引けをとらない…っていうのも素晴らしいが、
食べ進むにつれて麺がスープを吸い込み、
噛むごとに口の中で麺の味とスープの味のバランスが変わっていく。
この変化こそが、このラーメンの旨さの秘密なのではないか…(^^;

いずれにしても不思議な魅力を持ったラーメンであることは確か。


杭州飯店


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●131)あしょろ@長岡市/クリーミーな味噌ラーメン…


燕市から長岡市へ移動して、友人の陶芸家、今(こん)君のところへ寄る。
9時過ぎに彼のところを辞して真直ぐ帰るつもりでいたのだが、
長岡ICの手前で給油をしている間にちょっと検索してみると、
すぐ近くに「あしょろ」という店があることが分かった。

となれば、やっぱり寄ってみたくなるのが悲しい性。(^^;

あしょろ店この店は長岡の人気店「潤」のグループ店だが、
こちらは燕三条系ではなく、味噌がメインの店。
「北海道ラーメン」と銘打っているので、
「あしょろ」というのは「足寄」のことか?

店の入口は寒い地方によく見られる2重式。
広い店内はほとんどがテーブル席で占められる。

あしょろ技郎『味噌ラーメン』を頼んでメニューを見ていたら、
「技郎」「混ぜ技郎」というメニューに気が付いた。

「二郎」をもじったものかと思ったら、
「技大生御用達」と書いてある。
どうやら長岡技術科学大学のことのようで、
その両方にかけた名前のようだ。(^^;

あしょろてっきり北海道系の味噌ラーメンと思ったら、
表面にラードの膜はなく、スッキリとした味。
北海道の赤味噌を使ったというスープは、
かなりクリーミーに仕上がっている。

「おやじ@町田」に似ていると思いながら食べる。
これはこれで美味しいラーメンだった。


らーめん食堂 あしょろ


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2009年04月17日

新潟淡麗系…?

新潟骨董市を見終わった後、今回は “新潟淡麗系” 的なラーメンを食べてみようと…
まずラーメン本を見て気になった「なごみ」という店に行くも、
それらしき店は「上海」という中華料理店に変わっていた。(^^;

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●170)いからし@新潟市


ということでやってきたのがこちらの店。
現在の場所に移転する前は、深夜になるとタクシーがずらりと並ぶ店だったとか…

これは期待できそう…と来てみたが、外からみると店内は薄暗く営業しているの?
表の「営業中」の看板を信じて中に入ってみると、おばちゃんが一人いるだけ。
昼の1時頃というのに、お客さんは一人もいない。

注文をとりに来たおばちゃんが、奥に向って何やら声をかけると、
奥から年配のおじちゃんが出てきてラーメンを作り始める。(^^;
本当にダイジョウブなのか…(笑)

いからし店いからし







出来上がってきたラーメンは、たっぷりのスープに叉焼や麺が泳ぎ、
フワッと香る煮干しなどが懐かしさを感じさせる。
何のてらいもなく、時の流れに身を任せてきたラーメン…

アッサリ過ぎるほどのラーメンだが、これこそ “新潟淡麗系” か?(^^;
でも先客0、後客0っていうのはどうなんでしょう…
個人的には好きなタイプのラーメンなので、頑張って欲しいと思うのだが…


中華そば いからし


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●171)葵風(きふう) @新潟市


続いてやってきたこちらの店は、新潟淡麗系ではなさそうだが、
写真を見て、どうしても食べてみたいと思った店。

場所は石鵺嗟(いやさ)海老ケ瀬店のあったところで、
多数の駐車場を備えた郊外型の店舗なのだが、二階部分とのギャップが面白い。

葵風店葵風







醤油ラーメンは、真黒なスープが富山ブラックを思わせるが、
叉焼の煮汁に溜り醤油を使っているとなれば納得がいく。

スープの味は、見た目とは全く裏腹の甘味のあるマイルドなもの。
かなりハッキリとした味ではあるが、これは個人的に好きな味。
無化調でここまでのインパクトを出せるのは素晴らしい。

麺はクロレラを練り込んだもののようだが、ツルシコ感があって美味しい。
ただ残念なのは、スープの色が濃過ぎて、せっかくの麺の薄緑色が生かされない。
塩ラーメンとかつけ麺だといいのかもしれないが…(^^;
メンマの美味しさも特筆もの。

いずれにしても、このラーメンは私の好みによく合っている。
機会があれば再訪してみたい。


葵風


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●172)黄金(おうごん) @新潟市


ここも写真を見て注意を魅かれた店だったが、
店の前に来てみて「やっちゃったかな…」という悪い予感が…(^^;
でもマアここまで来たのだからと、中に入ってみることに。

黄金サービス入口にあるカゴに何やら書いてある。

「ようこそこの店に おひとつどうぞ」

中を見るとキムチをビニール袋に入れたもの。
おそらくサービスなのだろうと思うが、
初めての店でこれを食べる勇気はない。(^^;

黄金店黄金







本では醤油ラーメンが紹介されていたが、
このスープなら塩でも美味しいだろうと、『塩ラーメン』を注文する。

出来上がるのを待っていると、厨房から鍋を振る音が聞こえてくる。
お客は私一人しかいないので「おかしいな」と思っていると、
出てきたラーメンは、炒めた野菜が沢山のったタンメン風のもの。

この時点でもう一度「やっちゃったかな…」と思うがどうしようもない。(^^;
あきらめてひと口食べてみるが、野菜を炒めた胡麻油の香りが強く、
やはりタンメンの域を出るものではないのだが、
食べ進むとじんわりとした旨さが口に広がってくる。

麺は自家製麺ということなのでなかなか美味しい。
素直に『醤油』を頼んでおけばよかった…と後悔したが、これもまあ一興。
これはこれで美味しくいただいた。


ラーメン 黄金


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●173)杭州飯店@燕市


新潟へ来ると寄らずに帰れないのがこの店。
「燕三条系」を代表する店として、その名は全国に知られている。

昼に3杯も食べてしまったので、来る途中で休んだりしながら着いたのは5時前。
さすがにお客さんはポツリポツリだったが、この時間でも途切れないのがスゴイ。

杭州飯店いつものように『中華そば』を注文。

極太麺ながら出来上がってくるのは早い。
極端に加水率の高い麺だからこそ出来るのだが、
この麺の味、食感は唯一無二のもの。

丼から溢れんばかりに注がれたスープは、
強烈な煮干し出汁にたっぷりの背脂を加えたジャンキーなもの。
このガツンとくる味は、一度食べると忘れられなくなる。(^^;
ある意味、「二郎」のラーメンに似た中毒性があると思う。

本日4杯目でかなりきつかったが、何とか完食。
頼まれたお土産ラーメンを受け取って帰途につく。(^^;


杭州飯店

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2008年05月16日

新潟〜長野(1)

●203)いち井@長岡市

新潟の長岡と、長野市で骨董市がひらかれるので、まずは長岡へ出かける。
そのついでに、長いこと宿題店になっていたこちらの店へ。

新潟へは4月にも来ているのだが、この店は昼しか営業していないので、
骨董市を見終わってからだと、時間的なこともあり来ることが出来なかった。

長岡市では既に有名な “行列のできる” ラーメン店。
12時半頃に着くと約15人ほどの行列…やっぱりすごいネ。(^^;

それでも回転はいいようで、20分ほどで店内へ。

いち井店いち井







アゴ出汁を使った塩が人気らしいので『焼きアゴ塩』を注文。
思ったより早く出てきたラーメンは、なかなかいいルックス。

期待をしてまずスープを一口…あれっ?アゴの感じが分からない。
その代わりに桜エビの香りが強い。(^^;
桜エビなんか入れなくたっていいと思うのだが…

ウ〜ンこれはなんだかもったいない…と思いながら食べ進むと、
今度は徐々に化調感が強くなってくる。

あらら…こんなに化調が強かったとは…これはもういけません。
期待を裏切られてガックリのラーメンだった。
化調に頼らなくたって、美味しいラーメンは作れそうなのに…。


【いち井】
新潟県長岡市曙1-1-5 TEL.0258-37-6521
11:30-14:30 土・祝=11:30-15:00 定休日=日曜、第一月曜 P=有


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木火窯

ここへ来たからには…と友人の陶芸家、今(こん)君のところへ。

木火窯過去2回の大きな地震を受け、
その度に壊れた窯がやっと組み上がり、
初窯に向けて作品を入れている最中だそうだ。

6月11日〜17日まで、銀座松屋7階の美術サロンで、
「今 千春作陶展」が予定されているそうなので、
興味のある方はぜひ行ってみて下さい。

今 千春HP=http://www.konchiharu.com/


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●204)ぶしや@長岡市

こちらは、今君が「美味しいラーメン店が出来たので…」と案内してくれた店。

今君はかなりのラーメン通で、県内のラーメン店には随分と詳しい。
彼のイチオシ店なら大丈夫だろうと、食べてみることに。(^^;

ぶしや店ぶしや







店名から分かる通り、濃厚な豚骨スープに節粉の効いたラーメン。
首都圏では珍しくないラーメンだが、こちらではまだ少数派なのか。

麺は中太のストレートだが、これは自家製麺らしい。
スープとのバランスも良く、なかなか美味しい。(^^)

食べた感じは、似ているとすれば「田ぶし@高円寺」あたりか…
店名も何となく似てるしネ…(^^;

他のお客さんが食べていたつけ麺が美味しそうだった。


【麺香房 ぶしや】
新潟県長岡市関原1-4582-1 TEL.0258-46-6938
11:00-14:30 17:00-21:00 定休日=月曜日 P=有


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●205)花果山(かかざん)@上越市

明日は長野市で骨董市があるので、夜のうちに長野まで移動することに。
その途中、上越市でもう一杯食べることに。(^^;

「あごすけ」などは食べたことがあるので、地元の人気店らしいこちらへ。
店の創りなどからすると、老舗といえるような店なのか?

花果山店花果山







醤油ラーメンは、鶏主体?のアッサリ系で東京ラーメン的なもの。
思っていたものとはちょっと違うかな…

麺は自家製のようなのだが、加水率が高いせいか、ややノビが早い。
それと麺に味がないというか、スープとの一体感に欠けるところがある。

叉焼はちょっとクセ(薫香?)があるが、なかなか美味しい。
食べてみると、一つひとつの素材はそれぞれ美味しいのだが、
まとまりといった点ではどうなんだろう?


【らあめん 花果山】
新潟県上越市中央1-13-18 TEL.025-545-9722
11:00-14:00 17:30-21:00 定休日=水曜日 P=有


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関越道下り「谷川岳PA」/ビーフカレー ¥450

長岡へ向う途中、眠くなったのでここで朝まで仮眠。
8時過ぎると食堂がやっていたので、朝食代わりにカレーを一杯。(^^;

谷川岳PA下見た目はすごく美味しそうだが、
味は…フツーのカレーライス。

ルーはやや辛で寝起きに食べるにはいいか…(^^;
何となく小麦粉入れすぎっていうか、粉っぽい。
この値段からすれば大健闘なのだが。


勝手に5点満点評価=ルー3.2/ライス3.2/量3.8/総合3.3

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2008年04月20日

新潟骨董市

八橋提灯持この骨董市は、地震の影響で一時は出店数が減り、
何となく寂しい状況が続いていたが、
今回の出店数は約100店ということで、
徐々に元の状態に戻りつつあるようだ。

ここは土人形の出展が多いので毎回来ているのだが、
今回はあまり見るべきものがなく、
酒田のA店で買った写真の人形だけだった。
昭和初期頃?の秋田の八橋(やばせ)土人形。
提灯を提げている図柄が珍しい。


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●161)ばすきや@新潟市

昼頃になって会場を出てラーメンを食べに…(^^;
最初はちょっと変わった名前のこちらの店へ。

ばすきや店ばすきや







新潟ではすでに人気店になっているようなのだが、来るのは初めて。
現代アート作家のジャン・ミッシェル・バスキアからとった店名だそうで、
店内に彼の作品があるのか…と見回したが、なかった。(^^;

ラーメンは豚骨、鶏ガラ系に煮干しなどの乾物を加えたオーソドックスなもの。
何らかの特徴をことさらに主張するラーメンではないが、
すごく丁寧に作られたラーメン…という印象を受ける。

麺が細麺なので、早目にのびてしまうのが難点。
もう少し加水の低い、しっかりとした麺で食べてみたいラーメンだ。

【らー麺 ばすきや】
新潟市小針西1-5-23 TEL.025-230-6992
11:30-14:30 18:00-21:00 定休日=月・火曜日 P=7台


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●162)侍元@新潟市

侍元店侍元







侍元叉焼続いて比較的近くのこちらの店へ。
追い鰹のラーメンということで気になっていた。

店内に入ると、フィギュアなどのグッズが一杯。
思わずルパン三世の次元大介を思い出したが、
店名との関連はなさそう。(^^;

人気店のようで、私が着いた時は8人待ち。
日曜日のせいか、家族連れが多い。

ラーメンは具沢山の感じで、まず叉焼を食べようと思って箸で掴んでビックリ。
なんじゃ…この厚さは…(^^;

ずっしりと重い叉焼は、厚さが確実に1.5cmぐらいはあり、食べごたえがある。
この叉焼を見て、この店の人気のヒミツが理解できた。

ラーメンはマアマア美味しいという部類に入るのだが、
地方のラーメン店では、叉焼の大きさが人気を左右するケースが多い。
ここもご他聞に漏れず…ということなのだろう。

メンマに使っている胡麻油がちょっと邪魔かな…
鰹節などの香りをスポイルしてしまっている。(^^;

ここも細麺なのだが、伸びるのが早く後半は味が変わってしまう。
叉焼はちょっとしょっぱ目だが、さすがにこれだけで腹一杯。
あまり大き過ぎるのも考えものだ…。


【ラーメン 侍元】
新潟市坂井東4-15-16 TEL.025-269-8122
11:00-15:00 17:00-21:00 定休日=火曜日 P=14台(共同)


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日本一?の杉「将軍杉」

侍元の後、杭州飯店へ行く予定をしていたのだが、
その前に腹ごなしを兼ねて、杉の巨木を見に行くことに。

国道49号線を阿賀野川に沿って遡り、阿賀町に入る。
磐越西線五十島駅の近く、平等寺の境内にその「将軍杉」は立っている。

将軍杉1杉というのは真直ぐに一本立ちするのがふつうなのだが、この杉は地上2mぐらいのところから6本に別れている。

見るからに異形の杉といった風情。


将軍杉説明環境庁の調査では幹回りが16mで、
屋久島の縄文杉(16.1m)に次いで、
日本で二番目の杉だったはずなのだが、
説明書きを見ると、幹回り19.31mで、
日本一の杉ということになっている。
(巨樹の計測は、地上1.3mの部分を計ることになっていて、枝分かれしている場合は、1.3mの部分の各枝の周囲の合計)

訂正した跡があるので、最近変更されたのかもしれないが、
いずれにしても、日本で1、2を争う杉の大木であることは事実。

見る者を圧倒するその立ち姿は、1400年の時を語りかけてくる。
巨樹の持つパワーというのは計り知れない。


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●163)杭州飯店@燕市

という訳で杭州飯店。(^^;
日曜日のせいか、いつもの平日に比べお客さんが多い。

杭州飯店4中華そばを注文。
本当は餃子も食べたいのだが、
ここへ来る時はいつも満腹状態なので、
未だに食べたことがない。(^^;

ラーメンは…相変わらずジャンク!
この上なくジャンクなのだが、このウマさはどこから来るのだろう?

最近、背脂系のラーメンは敬遠しがちなのだが、
このラーメンだけは何回でも食べたくなる…これが不思議。
新潟恐るべし。


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関越道上り「越後川口SA」/エビカツカレー ¥680

越後川口上ある筋からの情報によると、
ここのエビカレーが美味しいらしい。
腹は減ってなかったが、食べてみることに。

SAのカレーは原則としてデフォのみなのだが、
今回だけは『エビカツカレー』で…(^^;
エビカツというのでエビを丸ごとカツにしたもの…と思っていたが、
“エビクリームコロッケ” の雰囲気だった。

食券を渡す時に「これからカツを揚げますので、5〜6分かかります」と言われる。
SAの軽食コーナーで、こういう手間をかけるというのは珍しい。

そのせいで、出来上がってきたカレーは熱々のエビカツが美味しい。
その割に値段がリーズナブルというのも嬉しい設定。
ただ、カレーの味はフツーかな…(^^;

5点満点勝手に評価=ルー3.8/ライス3.5/量3.5/総合4.0


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2007年09月14日

渚にて…/新潟骨董市

会場
新潟骨董市は市郊外にある
「新潟産業振興センター」で春秋2回開かれる。

中越、中越沖と大きな地震にみまわれ、
出店業者も年々少なくなっているが、
場所柄、土人形が多く出るので楽しみにしている。

会場内
しかし、それも最近は減少傾向で、
毎回1〜2個手に入ればいいほうだったのだが、
今回は全く収穫ゼロだった。(^^;

マアその代わり色々とガラクタを買えたので、
無駄足ではなかったが、
こんな状態では今後がどうなるか心配だ。

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今回新潟へ来たもう一つの目的は、先日中越沖地震で大きな被害を受けた柏崎と、
長岡在住の陶芸家、今(こん)君のところへ寄ること。

ルートとしては柏崎→長岡のほうがいいのだが、
先方の都合でまず長岡の今君のところへ。

木日窯
彼のところの穴窯は、
3年前の中越地震で倒壊したのだが、
今年の3月にやっと復元。

以来3回ほど窯を焚いたというが、
それが今度の地震でまた倒壊してしまったという。

慰めの言葉もないのだが、天災だけはどうにもこうにも防ぎようがない。
すでに2度目の復元作業が始まっていたが、
再度大きな地震が起きないことを祈るのみ。
(写真は今年3月の初窯の時のもの)


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柏崎の北陸道米山ICの近くに「柏崎コレクションビレッジ」という集合施設がある。

痴娯の家
この一角に「痴娯の家」という展示館が建っている。
ここには、柏崎市在住で全国の郷土玩具を蒐集して歩いた、故岩下庄司氏の5万点余に及ぶコレクションが展示されている。

ここの館長、岩下正雄氏は私の同級生。
過去2回ほど訪れているのだが、
その膨大なコレクションにはいつも圧倒されていた。

郷土玩具
ここも先日の中越沖地震で大きな被害を受けたというので心配していた。

跡片付けもやっと一段落ついたということで館内を見せてもらうが、見た限りではその爪痕をうかがい知ることは出来なかった。

まずはひと安心ということだが、
ジャンル別とか種類別に分けられていたコレクションが全てバラバラになってしまったので、これからはその復元がたいへんだという。



日本海
この辺一帯は「風の丘」と呼ばれているらしいが、
日本海を一望することができる。

折からの夕日がキレイだった。



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●372)伊丸@新潟市

昼に骨董市会場を出て、比較的近くにあるこの店へ。
こちら方面のブログを見ていて、ちょっと気になっていた。

伊丸店
伊丸
ここは札幌系の店らしい。

ただ限定ラーメンが色々とあって、現在は『あさりチーズラーメン』『豚角煮ラーメン』『海老塩ラーメン』『鯖節ラーメン』などがラインナップされているのだが、今日は『鯖節…』を食べてみる。

醤油味とばかり思っていたら、スープが黄色っぽい。
鶏白湯のように見えたが、豚も入っているようだ。

そこに鯖節が効いてはいるのだが、岩海苔が大量に入っているので、
食べ進むうちにその香りが徐々に強くなり、ついには『岩海苔ラーメン』に!(^^;

それなりに美味しいのだが、岩海苔はいらないかナ…。



【札幌ラーメン 伊丸】
http://www.week.co.jp/komachi/gw/itp-pc_gw.php?ip=10113603



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●373)そばよし@柏崎市

せっかく柏崎に来たのだから、地元のラーメンを食べようと思ったが、
柏崎っていうのは、意外にラーメン店が少ない。

その中でも圧倒的?に人気があるようなのががこちらの店。
知らなければ、たぶん入ることはないだろう…という店構えだが、(^^;
ちょっと期待して入ってみる。

そばよし店
そばよし
大きな叉焼が3枚も入っているが、これでもフツーのラーメン。

叉焼麺になると、叉焼が10枚ぐらいになって丼からはみだしているそうだ。

スープは鶏ベース?に煮干し…というもので、味的には東京ラーメンに似ている。
麺はやや多めだが、これは自家製麺らしい。
ふつうに美味しいラーメン…というところか。

ここは叉焼麺も人気だが、焼きそばも同じぐらい人気があるようで、
注文する人が多かったのが印象的だった。


【そばよし】
http://odekake.jalan.net/spt_guide000000164956.html


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●374)渚@柏崎市

柏崎市中心街から、今回の地震で注目を集めた「東電刈羽原発」へ向う、
R352沿いにこの店がある。

実は、ここへ向う途中「渚にて」(1959)という映画を思い出していた。
核戦争で地球の北半球が死滅するが、潜水艦乗組員は助かる…という内容。
原発が損傷して放射能が漏れていたら…と思うだけでゾッとする。

たまたまだとは思うが、何か釈然としない思いを抱いて店に入る。

渚店
渚
ラーメンは、やや濁りの清湯系。

節の香りが強いのは、丼の縁にびっしりと着くほど入っている魚粉のせい?

背脂少々とタマネギが入り、ちょっと燕三条系を思わせる。
悪くはないのだが、やや出汁が弱い感じで奥行きのある味ではない。

ここも麺は自家製のようで、モチモチ感のある中太麺は美味しかった。

帰りは原発のほうへは行かず、わざわざ戻ってR8に出たことは言うまでもない。(^^;


【麺の家 渚】
http://homepage2.nifty.com/i-family/ra/ra_nagisa.html


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●375)まる井@魚沼市

帰りを急ぐ訳ではないので、高速の夜間割引が効く時間まで国道17号を走る。
途中、魚沼市(になっていたのは知らなかった)の小出IC近くでこの店を発見。

街道沿いの店には滅多に入らないのだが、この店はなかなか雰囲気が良かったので、
思わず入ってしまった。(^^;

ただ、店の写真は帰るときに…と思っていたら、私が最後の客だったようで、
ラーメンを食べている間に照明を消し、暖簾もしまわれてしまった。

マル井店

マル井
スープはいわゆる“トンコツ醤油”。

一口目は甘味があって美味しい…と思うが、すぐに化調が舌にピリピリと…(^^;
イヤ〜これは参りました。

何とか麺と具は口に押し込んだが、スープは全く飲めず。
これまで食べた3軒は、いずれも化調少なめだったので良かったのだが、
最後にやられましたネ〜…やっぱり街道沿いは気を付けないと…(^^;


【らーめん まる井】
http://www.doko.jp/search/shop.do?sc=70351610


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2007年03月23日

新潟へ・・・

「新潟骨董市」の会場となる新潟産業振興センターには8時頃到着。
開場の10時まで車の中で仮眠する。

昨夜、関越トンネルを出たあたりでは雪がちらついていたが、
こちらは天気も良く、思ったより暖かい。

新潟骨董
数年前までは会場全部を使っての開催だったが、中越地震(2004)以降、参加店舗が減って現在では3分の2ぐらいになってしまった。

それでも昨年よりは店舗数も増えているようだが、
必ずしもレベルは高いとは言えない。

伏見2体
以前はかなりの数、土人形が出ていたのだが、
最近は本当に減ってしまった。

今日もほとんど見るべきものはなかったが、
伏見の古い人形2体を買ったのが収穫らしきもの。

早めに会場を出て、さあ、ラーメンを食べに行くゾ・・・(笑)


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●121)一本気@新潟

一杯目は、ずっと気になっていたこちらのお店。

一本気
新潟ではすでに人気店になっているようで、
昼時ではあるが、ほぼ満席。

ラーメンはなかなかのビジュアル。
干、節系が強く香る清湯系ラーメン。

太めの麺の食感もイイですネ〜。
そして叉焼のボリュームがすごい!

厚みが1cm近くもありそうなバラ巻きの炙り系だが、
肉厚の割にはトロトロで美味しい。
人気店になる要素はあるネ。

【麺屋 一本気】
新潟市東青山1-6-1 TEL.025-232-6001
11:00-15:00 17:00-21:00 定休日=火曜


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●122)忍@新潟

確か今年2月に出来た燕三条系の新店。
ご主人は関屋福来亭の息子さんらしい。

あえて福来亭の名前を使わないところにご主人の自信をうかがい知ることができる。

忍/店
忍
店舗は木の質感を生かした創りだが、マンション?の一階部分なので違和感は否めない。

ラーメンはやっぱり燕三条系のもの。
出汁がちょっと弱い感じはあるが、開店間もないことを考えればマアこんなもんでしょう。

杭州飯店の麺を半分にしたような太麺は、最初はボソッとした感じだが、
噛んでいるうちにモチモチ感が出てくる不思議な食感。

しばらくしたら、また来てみましょう。

【麺屋 忍】
新潟市小針7-20-1 TEL.?
11:00-14:30 18:30-21:00  定休日=水曜


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●123)杭州飯店@燕市

新潟ラーメンの絞めは、やっぱりここへ寄ってしまう。

杭州飯店3
本来のラーメンに比べると、やや出汁が弱い感じはしたが、時間的(16時)なことを考えるとしょうがないか。

それでもこのラーメンには不思議な魅力がある。

ジャンクこの上ないラーメンなのだが、
そのジャンクさを感じさせない…というか、
ジャンクじゃないと思わせる“力強さ”がある。

旨いナ〜。

【杭州飯店】
燕市西燕49-4 TEL.0256-64-3770
11:00-20:30 定休日=月曜(月一回、月・火の休み有り)


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その後、長岡在住の友人であり、陶芸家の今(こん)君のところへ寄ってみる。

木日窯
04年の中越地震で、彼のところも大きな打撃を受けた。

特に穴窯の崩壊は大きな打撃だったようだが、
これも昨年やっと復元され、
昨日から2回目の窯焚きが始まっていた。

これが始まると5〜6日間、それこそ10分おきぐらいに薪を投入し、
窯の温度が一定になるように見ていなくてはならない。
両脇に積まれた薪は、アッという間になくなるそうだ。

この間、夫婦2人で交代で仮眠をとりながら作業を続ける。
大変な仕事だ。

今
仕事の邪魔になるので帰ろうとすると、
「カレーを食べていかないか」という話に…

イヤ〜大好物のカレーとなれば断れません。(笑)
図々しくごちそうになることに。

彼は酒飲みなので、カレーは辛口…と思っていたら、
意外にもかなり甘口。
野菜ゴロゴロに舞茸まで入って、なかなか美味しい。

SAのカレーも面白いのだが、“よその家のカレー”にも興味があるんですヨ。(^^;


tosimon3 at 17:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年09月15日

新潟骨董市で5杯

休麺日無し1947日目

434)くら田@新潟市   435)なおじ@新潟市   
436)GOIN GOIN@新潟市  437)杭州飯店@燕市   
438)飛雄馬@長岡市

昨夜家を出て関越道をひたすら北上、早朝に新潟へ着く。今日から3日間、新潟市郊外にある「産業振興センター」で開かれる骨董市を見にきたのだが、この骨董市は出店数からすると、北陸ではおそらく一番大きな市ではないかと思われる。

春と秋の年2回開かれるのだが、土地柄、土人形の出品が多いのでほぼ毎回足を運んでいる。一昨年の中越大地震後は、被害を受けた骨董屋さんも多かったためか出店数も減っていたが、今回あたりからやっと元に戻りつつあるように感じた。
平戸皿4枚

村上/伏見
写真左の小皿4枚はいずれも平戸焼の卵殻手なのだが、特に右下の色絵のものは平戸にしては珍しいもの。店のご主人の話しでは、一度輸出されたものを逆輸入した“里帰り”商品ではないかとのこと。里帰り品は時代的にはそう古いものではないが、品質の高いものが多いのでこれは嬉しかった。

右の写真の土人形は、左が「村上土人形」で右が「伏見土人形」。村上のものは「天神様」なのだが、目のまわりにピンクの“ぼかし”が入っているのが珍しい。今回はこの2点以外にはあまり見るべきものがなかったのが残念だった。
さあ、後はラーメンだッ!(笑)

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●くら田=ここは骨董市が始まる前に朝一番で食べた店。新潟市内には朝早くから、あるいは朝まで営業しているラーメン店が何軒かある。中でも有名なのは「カトウ」なのだが、そこは前回食べているので今回は近くにあるこちらへ。
くら田
ここのラーメンは「カトウ」などと同様に“新潟流アッサリ醤油ラーメン”というジャンルに分類されるンだそうだが、新潟には何種類もの“ジャンル”が存在するのがスゴイ。

アッサリ系というだけに味はほんとうに“アッサリ”。鶏系のスープにほのかに煮干などの魚介が香り、醤油の香りもいい。“アッサリ”とはいっても塩分はけっこう多めだし、もちろん味の組み立ては化調によるところが大きいのだが、そんなことはあまり気にならない“旨さ”がこのラーメンにはある。麺が自家製麺のようで美味しい。

●なおじ=正式には「昔食堂 なおじ」というようだが、その名の通り店構えはレトロ調。更に店内へ入ると飴や駄菓子などの昔懐かしいグッズがいっぱい。東京の北千住にもこんな店があったナ〜…などと考えながら、一番人気だという『なおじの塩』を注文。
なおじ店
なおじ
なかなかルックスのいい塩ラーメンです。食べてみると具には梅肉が乗っていたり、ワンタンの餡にも梅が使われているし、ピンクの味玉も梅の味がする。そう、いわゆる“梅塩ラーメン”なんですネ。この種のラーメンは結構あちこちでお目にかかるけど、これだけ徹底した“梅塩”は初めてかも。

スープは魚介に貝系の風味もあるもので、事前の情報では小さなハマグリが入っているということだったが、私のラーメンには入ってなかった。忘れられたのか、それとも季節的なこともあるのだろうか…などとケチくさいことを考えながら(笑)食べ進むが、梅肉をスープに溶かし込んでしまうと魚介の風味が消えてしまうのはやや不満。油が多めなのも気になったが、それなりに楽しめるラーメンではあった。

●GOIN GOIN=3軒目は今年7月末にオープンしたばかりのこのお店。相当に変わった店名。どういう意味なのか聞き忘れたが、“GO+IN”なのかそれとも“強引”なのか。(笑)
goin goin
味の事前情報では“横浜家系の進化型”ということだったが、食べてみると家系的ではあるが全くの別物という味だった。スープも“濃度が高くコッテリ”と書かれていたが、それほどのコッテリ感はなくむしろサラッとした飲み口。醤油ッ気が強く、トンコツ醤油とも違った味…こういう味はあまりお目にかかっていないナ〜。ある意味独創的。インパクトも強い。

麺は太麺なのだが、ツルツル、モチモチ感はなかなか。初期の青葉を思い出させるもので、スープとの相性もよく旨い。“辛味噌”が付いていて、それを溶かし込むとまたスープの感じが変わって飽きさせない。この味好きだナ〜。

●杭州飯店=ここは“燕三条系背脂ラーメン”の元祖ともいわれる店。新潟に来たときはたいていここに寄っているのだが、今回は他に行きたい店があったのでパスしようと思っていた。しかし、新潟ラーメン本を見ていたらここに『カレーラーメン』があると書かれていた。ウ〜ンそれは知らなかったので、こりゃ食べてみなくては…。
杭州飯店1
店に着いたのが3時過ぎだったので先客3のみと空いていた。迷わず『カレーラーメン』と注文すると注文を受けた店員さん、奥へ向かって「カレー中華一丁!」。ありゃここは“ラーメン”じゃなくて“中華”なのネ。(笑)

ほどなく出来てきた『カレー中華』は、ン〜どう見ても中華にカレーを乗せただけのもの。これならわざわざ食べに来ることもなかったか、とややテンション下がり気味になったが、食べてみるとこれがナニげに旨いじゃないですか。スープとカレーの味が見事に合っている。おそらくカレーの味をスープに合うように調整してるんでしょうネ。極太麺とのマッチングもいい。これだけガツンとくるカレーラーメンはあまりないだろうナ〜。クセになりそう。

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今日は新潟ラーメンの最後として、「いち井@長岡市」に寄る予定をしていたので、燕市から腹ごなしも兼ねて一般道で長岡に向かう。長岡市の郊外には友人の今君が「木日窯」という窯を開いて陶芸をやっているので、新潟へ来たときにはここへ寄るのも楽しみの一つになっている。

しかし一昨年の「中越大地震」で震源に近い彼のところは大きな打撃を受けた。展示場に置いてあった完成品は全て壊れたというし、何といっても一番の被害は、永年かかって作り上げた「穴窯」の崩壊だったという。幸い三春@福島に別の窯を持っていたので、その後の制作には事なきを得たようだったが、損害は計り知れないということだった。

今日行ってみると、やっと壊れた窯の復元が終って、夜に火入れをするという。これで何とか一安心というところか。頑張ってもらいたいものだ。

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●飛雄馬=彼のところでしばらく談笑した後、「いち井へ行こう」と言うと、「あそこはいま夜はやってないヨ」と言う。彼は私の影響を受けた訳ではないのだろうが、かなりの“ラーメン好き”で、新しい店でもたいていは“既食”なのだ。その彼が言うのだから間違いはないだろうと、いち井をあきらめ、代わりに案内してもらったのがこの店。
飛雄馬
店名は…そう、あの「巨人の星」からの命名のようで、店内には野球のユニフォームや選手のポスターなど、野球グッズが所せましとベタベタ(笑)。こういう店っていうのは話題先行型が多く、味のほうは…というパターンが多いのだが、ここはラーメンのほうでも頑張っているようで評価もいい。

限定で『鯛塩ラーメン』というのがあったので、それを食べてみる。出てきたときに鯛の香りがふわっと漂うのはなかなかGOOD!。塩味もそれほど尖ったところもなく美味しいのだが、具として入っている岩海苔がスープに馴染んでくるにしたがって、香りが鯛から岩海苔に変わってしまう。これじゃ『鯛塩ラーメン』じゃなくて『岩海苔塩ラーメン』。

流行りの“Wテイスト”かとも思ったが、そこまで考えているとは思えないし(笑)…。美味しかったですけどネ。


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2005年09月16日

新潟骨董市

休麺日無し1583日目

616)越後屋  617)石鵺嗟(いさや)  618)屯(たむろ)
619)吉相  620)竜胆(りんどう)以上新潟市
621)陽気@長岡市

新潟で春、秋の年2回開催される骨董市が今日から始まる。昨夜のうちに新潟入りして開場と同時に入るが、今回は春より店の数も多いしお客も多い。春は新潟中越地震の影響で骨董市どころではなかったのだろうが、皆さんやっと悪夢から解放されつつあるようで、よかったですネ。

私の探している土人形は、北陸から東北にかけて産地が多く、ここの市には他よりも多くの土人形が出品されるので毎回楽しみにしているのだ。会場を見て回ると今回は土人形の数は結構出ているのだが、あまり良いものがない。ちょっとガッカリしていると、珍しく酒田のアンチック屋さんが出店していた。以前から土人形に関しては色々と教えてもらったりして随分とお世話になっているのだが、今日は鶴岡の土雛のなかなか良いものが飾ってあった。鶴岡時代的にはそう古くはないが、何しろ状態がいい。雌雛の頭髪がちゃんと残っている土雛なんてそうめったに出てくるものではないのだ。値段を聞くとマアそこそこの金額なのだが、少しオマケしてもらって購入。今日はこれが収穫だった。

一方ラーメンのほうはというと、調べてみると新潟市内の古町近辺には朝までやっているラーメン店が5、6店あるので、骨董市へ来る前の朝4〜5時頃に2杯、昼に2杯、夜2杯と久々に1日6杯食べてしまった。それにしても朝の5時頃にラーメンを2杯も食べるなんて初めてでしたヨ(ってそんなヤツいないって…)(笑)。でも朝、昼、晩と2杯づつなら結構食べれるもんですネ。

えちごやいさや越後屋=古町からちょっと離れた東堀前通りにあって、本(新潟ラーメン食べあるき)によると、開店から18時までがご主人、翌日の朝5時までが息子さんという2交代でやっているようだ。この息子さんは千葉の「マルバ」で修行されたそうで、ご主人の作る魚介醤油味と息子さんの作る『越後トンコツ』の両方の味が楽しめる。私が食べたのは魚介醤油だが、岩海苔の香りが食欲をそそるさっぱり味のラーメンだった。細めの麺は旨かった。

石鵺嗟=新潟ではかなり人気のある店のようで、朝5時に近いというのに結構お客が入っている。本では18時〜翌朝8時となっていたが、現在は昼の営業もやっている。メニューは『東京風醤油』と『トンコツ醤油』の2本立てで、両方とも魚介系と動物系のWスープ。トンコツ醤油は醤油味がかなり強めだが、太麺との相性も良くインパクトはある。こういう味は好きなタイプだナ〜。ただし、朝方に食べるラーメンじゃないネ(笑)。

たむろきっしょう屯=昼過ぎに骨董市の会場を抜け出してこの店へ。市の中心部から少し離れた場所にあって、決して立地はいいとは言えない。1時前なのに先客2、後客3というのは意外だった。ここのご主人は「武蔵」で修行された方ということで、どういうラーメンなのか、ちょっと期待していたが、武蔵とはかなり違ったスタンスの味だった。サンマ節なども使っているようだが、スープはかなりトンコツが強めで、ややトロ味のあるもの。ラーメンとしての完成度は高いのだが、ちょっとしょっぱ過ぎるところは共通点か(笑)。

吉相=屯から比較的近いので寄ってみる。こちらはかなりの人気店のようで、かなり席数はあるのだがほぼ満席状態。新潟ラーメンに多い“背脂”系の店で、個人的には苦手なタイプなので「アッサリ」を頼んだら、白い粒状の背脂はほとんど入ってなかったが、表面を覆っている油はたぶん背脂なんだろうナ。隣でこってりを食べている人のを見たら麺が太かったので、やっぱり“こってり”を頼むべきだったか。

竜胆陽気竜胆=一度骨董市の会場へ戻ってもうひと回りした後、車へ戻ってラ−ナビを見ると、この店の評判がいいようなので行ってみようと思ったが、中休み中なので5時まで仮眠してから向う。メニューに『にいがた塩ラーメン』というのがあったので注文。出てくるまでに少し時間がかかったが、その麺を見て納得。ぽっぽっ屋と同じぐらいの太さの麺で、時間がかかっているにもかかわらずまだかなり硬い。これではスープのほうが…と思ってしまうが、これが結構合っているから不思議。そのぐらい力のあるスープなのだ。確かに化調に頼っている部分もあるが、この味はなかなかデス。

陽気=帰る途中に長岡で陶芸をやっている今君のところへ寄る。新潟へ来たときにはたいてい寄らせてもらっているのだが、今日は時間も遅いので早めに帰ろうと思いつつ、結局10時近くまで話し込んでしまった。この時間では長岡のラーメン屋さんは恐らくどこもやっていないだろうと思ったのだが、本を見てみるとこのお店がまだやっているようだ。ということで、本日6杯目のラーメンを食べてしまった。ここのラーメンはいわゆる「東京ラーメン」に近いもので、透明感のあるスープはなかなか美味しいのだが、背脂系の店が多い中でこういう味はどうなんでしょうネ?

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2005年03月25日

新潟骨董市でラーメン5杯

休麺日無し1406日目  

211)山谷PA@小千谷市  
212)らのば@新潟市
213)いっとうや@新潟市  
214)杭州飯店@燕市
215)潤@長岡

タイトルは、骨董市でラーメンを5杯食べたわけではないのであしからず。(笑)

前夜から関越を走って新潟へ向かうも、沼田あたりから雪が降り出し、
関越トンネルを出てからは吹雪きになってしまった。
あまりにひどいので、山谷PAで車を止め仮眠する。

朝になっても雪が止まないので、PAの売店へ入ると、食堂がすでにやっていた。
券売機のメニューで「ラーメン」と「カレーラーメン」というのが目についた。
最初からカレーでも食べようかと思っていたので、
これはもう「カレーラーメン」を食べるっきゃないでしょう。

でも両方とも¥410というのは何でだろう…と思っていたら、
カレーラーメンはラーメンの具の代りにカレーをかけただけのもの。
マア腹が減っていたので、とりあえず食べたけれども、
味のほうはとりあえず食べれた程度のもの。
(こんなところで食べるのが間違っているんだけどネ)

長岡を過ぎる頃から雪は小やみになり、新潟に着く頃には薄日が差していたが、
とにかく寒い。途中にあった温度計は2度だった。

骨董市の会場には10時過ぎに着く。
ここの会場は屋内開催なので、外が寒くてもだいじょうぶなのだが、
年々参加店が減少していて、規模が小さくなってきてしまった。
その上、ここも着物を売る店が増え、純粋な意味での骨董市ではなくなってきている。
一通り見て回るも案の定、ほとんど収穫は無し。

「念念」という知り合いの店が出ていて、お互いにビックリ。
今回初めて出店したんだそうで、マアこの際という訳ではないが、
前から店に飾ってあった長浜の「実盛」?を購入。
もう一軒の店に花巻の福助が出ていたので、値段を見ると18,000円。
どう見ても明治のものなのだが、店のおやじは江戸だという。
値段交渉しても15,000円までしかまけられないというので、あきらめかけたが、
他に何もないので仕方なく購入。ちょっと高い買い物だった。(買うなヨ!)

2時頃会場を出て、腹が減ったのでラーメンでも…と思ったが、
まず情報を仕入れるために本屋へ。
そこで「ラーメン道楽」と「新潟タウン情報」を購入。
それを見ながら何軒かをピックアップ。


らのば@亀田=まず名前が面白い。
どういう意味か分からないが、こういうケースでは美味しい店が多いのだ。
決していい場所にあるわけではないのだが、土日は行列店になるようだ。
味的には、こちらでも主流になりつつある豚骨魚介。
スープは思ったほど濃くはないが、旨味は充分。
さんま節使用。太麺とのバランスもいい。


いっとうや@小新西=「らのば」の後に「麺まちや」へ行ったのだが何故か臨時休業。
イヤ〜これは痛い。仕方なく5時まで時間をつぶして「いっとうや」へ。
ここは見た目も味も典型的な青葉インスパなんだけど、なかなか美味しい。
特に炙りチャーシューが旨いし、巾広厚目のメンマも旨い。
そして何よりもきれいな店内と丁寧に作っている姿勢がいい。


杭州飯店=長岡で友人が陶芸をやっており、今回は地震見舞いも兼ねていたのだが、
長岡へ行く途中、やっぱり寄ってしまった。
何回来ても旨い。
決して洗練された味ではないが、ジャンクな味わいが何とも言えない。
この旨さは唯一無二といってもいいかもしれない。


潤=陶芸家の友人、今(こん)君を訪ねた帰り、この店がオープンしていた。
新潟ではけっこう有名なお店で、東京の蒲田にも支店が出ている。
ラーメンは新潟背脂系の流れを汲むもので、ことさら旨いとかいうものではないが、
伝統的な味と現代的な味をうまく融合させている。
関東では“今更…”の感はないでもないが・・・。                                                                                    


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