らーめん 九州

2012年12月15日

屋久島紀行 3日目

3日目の朝は足の筋肉痛で目が覚める。
朝食のために食堂へ向かう参加者全員、足取りが重い。(^^;

朝食後は痛む足を引きずりながら島内観光。
生憎の雨模様だが、まずは志戸子ガジュマル公園へ。

アコウガジュマル3



















このガジュマル園は島の北部の海岸沿いにあり、
園内にはガジュマル、アコウ、タブなどの大木が密生している。
屋久島というのは海抜0m〜約2000mと異常な高さの島のため、
海岸近くは亜熱帯に近く、島の中央部は亜寒帯という特殊な気候になる。
そのため、海岸近くではこのような温帯〜亜熱帯性の植物が群生している。
ちなみに屋久杉が生息するのは海抜600m以上とのこと。

ガジュマル園を出る頃には、雨脚が強くなりだすが、
次の予定地である白谷雲水峡へ向かう。

雲水峡滝

この雲水峡は、白谷川沿いに展開する苔の森で、
アニメ映画「もののけ姫」のモデルになったということで知られる。

Nさんの「すぐですよ」という言葉を信じて、全員痛む足を引きずって出発…
したのはいいが、昨日の縄文杉ルートとそれほど変わらない登り道の連続。
皆歩きながら「まだなの?」「こんな筈じゃ…」と文句タラタラ…(^^;

もののけ4

それでも何とか全員「もののけ姫の森」に到着。
森全体が苔に覆われ、幽玄な雰囲気が漂う。

もののけ森

しかし、ここでも雨が強くなってきたため、早々に帰途につく。
屋久島の年間降雨量が8,000〜10,000mmにも及ぶというのは本当らしい。


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431)ギャラリーレスト@屋久島観光センター2F

何とか車まで戻り、どこかでお土産を買いながら食事でも…ということで、
ガイドの西さんに案内してもらったのが「屋久島観光センター」。
ここの2階には「ギャラリーレスト」という店があるので入ってみると、
メニューに「トビウオラーメン」というのがあった。
あればやっぱり食べるでショー。(^^; 

飛魚ラーメン

トビウオの唐揚げが丸々1匹分、半分に切られて乗っている。
土産品売り場にも持ち帰り用のトビウオラーメンが売られていたので、
屋久島の名産品になっているようだ。

「煎汁(せんじ)」という液体状のものが一緒に出てきたのだが、
これはゴマサバのエキスを濃縮したものらしく、
ラーメンに入れると独特の味と風味が増すのだが、
個人的にはアゴ出汁との相性は決して良いとは思えなかった。

このラーメンも初日に食べたラーメンと同じように、
醤油ダレの味先行で、動物系が弱くしょっぱい。
唐揚げや飛びっ子が入っているので、その塩気が出たのかもしれないが、
そこまで考慮して調理されてはいないらしい。

屋久島で食べた2杯のラーメンは、化調があまり強くなかったのがせめてもの救い。


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2012年12月13日

屋久島紀行 1日目

屋久島連峰

屋久島へ「縄文杉」を見に行くことになり、朝8時の飛行機で一路鹿児島へ…
鹿児島でプロペラ機に乗り換え、屋久島へ着いたのは昼前。
1ヶ月に35日雨が降る…といわれている屋久島だが、今日は晴れ。
この天気が明日まで続いてくれるといいのだが…

このきっかけになったのは、私の姪の義父であるNさんと3月に会う機会があり、
その際にNさんが屋久島のガイドをしているということを知った。
屋久島へ行くことがあればガイドしますよ…との言葉もあり、
年齢的にもこれが最後の機会と思い、屋久島行きを決意した次第。 

 なぜ「縄文杉」なのか…というのは、私が「巨樹マニア」であるから。
(「じゅ」を「にゅう」に置き換えないように)(^^;
マニアというのは言い過ぎかもしれないが、要するに巨樹・大木が好きなのだ。

十数年前から、巨樹の中でも特に桜の巨木を中心に写真を撮ってきたが、
全国にある樹齢500年を超す桜に関しては、200本以上は見てきたはず…
マアそんな訳で、最近は一般樹木の巨木の撮影にシフトしてきていた。
そういった巨樹マニアにとって屋久島は「一度は行ってみたい」場所であり、
言ってみれば巨樹の「メッカ」みたいな場所なのだ。

紀元杉2

今日は縄文杉へ行くことは出来ない(往復10時間かかる)ので、
フェリーで来たNさんと合流し、まずは車で行くことが出来る「紀元杉」へ…

環境庁のデータでは、樹高19m、幹回り13.5mの堂々とした屋久杉の古木。
日本に生息する杉の中では8位にランクされている。
屋久島では樹齢1,000年以上の杉を屋久杉と言い、それ以下のものは小杉とか…


屋久鹿ひろし

その後立ち寄った「屋久杉ランド」にいた屋久鹿…名前は「ひろし」というらしい。
毎朝決まった時間に現れて夕方までここで過ごし、暗くなると帰っていくという。
特別餌付けをした訳でもないらしく、何を考えているのかは誰も知らない。(^^;


430)屋久杉茶屋@屋久島町安房

屋久杉茶屋店

どこかで昼飯を食べながら、明日の打ち合わせを…ということであちこち探したが、
ファミレスは無いし、シーズンオフのためか営業している店が少ない。
結局ラーメンの看板が出ていたこちらの店へ…

店名は「屋久杉茶屋」。
左の提灯には「ラーメン」、右には「もつ焼」の文字。
中に入ってメニューを見ると、ラーメンが主体のようだが、
ステーキやら焼き魚など様々な種類のものがある。

屋久杉茶屋

ラーメンのメニューには「塩モツラーメン」なんていうのもあったが、
モツが苦手なので、注文したのは「醤油ラーメン」。
屋久島はトビウオ漁が盛んなようで、スープはアゴ出汁らしい。

食べてみると、確かにアゴ主体の魚介風味ではあるが、
動物系の出汁が弱いため、醤油ダレの主張が強く、ややしょっぱめ。
麺は意外にも中太麺で、これはモチモチ感もあって悪くなかったが、
いかんせんしょっぱさ先行で、あまりスープが飲めない。
チャーシューはちゃんとした焼豚で、これは美味しかった。


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一日目夕食

宿泊したホテルは屋久島グリーンホテル。
1日目の夕食は、なかなかに豪華だった。
中でもアサヒガ二は一度食べてみたいと思っていたので、これは嬉しかった。





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2007年04月06日

奥十曽のエドヒガン

大口市の郊外にある「さくら館」という施設の駐車場に車を停め、そこで野宿。
朝6時に起きて奥十曽を目指す。

昨日とはうって変わって、空はどんよりと曇り今にも雨が降りそうだ。

目指す桜は市内から5〜6キロも林道を走り、
更に一段と細い林道を約3キロほど入った山奥にある。

桜のために作った林道としか思えないが、
よくもまあ、こんなところに桜を発見したものだ…という驚きのほうが大きい。

奥十曽
林道の切れるところに駐車場があり、
そこから写真のような山道を約300mほど歩く。

普段の運動不足がたたって息が切れ出す頃、
忽然と桜の巨木が目前に現れる。

日本でも有数の桜ではあるが、その姿はこれまで見てきたどの桜とも違い、
まさに異様としか言いようが無い姿。

奥十曽6
幹というより根なのだろうか?…がアーチ状に盛り上がり、そこから主幹が空に伸びる。

見方によっては桜が山の斜面をつかんでいるようにも見えるのだが、
それが更に“異様さ”を際立たせている。
背筋に冷たいものが流れる…と思ったのは、冷えた汗だった。

花は…残念ながらほとんど残っておらず、葉桜状態。
てっぺんのほうにそれらしきものが散見できるが、高すぎて確認できない。

奥十曽看板
この桜は大口営林署の杉本正流氏によって1977年に発見された。

「奥十曽の山奥に大きな桜がある」という地元の古老の話を元に、
奥深い山中の調査を続け、やっと発見したということだ。

それにしても、こんな山奥に生える桜も桜だが、
それを見つけた人もスゴイと思う。
花を見るために、これだけ苦労した桜も初めてだ。

環境庁の調査では幹回り21mとされているが、
これは張り出した根回りを計ったもののようで正確な数値とは言い難く、
現在では公称10.8mとされている。

しかし10.8mとしても日本の桜の中では3番目の太さになるので、
その大きさは推して計るべし。
樹高28mというのは、おそらく日本一ではないだろうか。

雨がポツポツと落ちてきたので早々に引き上げる。

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帰る途中、もう一度熊本に寄ってラーメンを・・・(^^;


●146)桂花本店@熊本


こちらも長年の宿題店の一つなのだが、
店の外観は…思わず帰りたくなってしまうようなもの。(笑)

「これがあの桂花の本店?」・・・茫然自失、声も出ない。
間違いじゃないかと再確認したが、間違ってはいないようだ。
いや本当に帰ろうかと思いましたヨ。

でもマアせっかく来たのだからと、気を取り直して店内へ。

桂花店
桂花
トンコツ苦手な者としては、熊本や博多系はあまり好きではないのだが、とりあえずこの「桂花本店」だけは食べておかないと・・。

都内の桂花で最後に食べたのがいつだったか思い出せないくらいなので、全く比較の対象にはならないのだが、何となく旨く感じるのは気のせい?

具にキクラゲではなく茎ワカメが入っているのは好きなんだけどネ。(^^;


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こちらで買った熊本のラーメン本を見ていたら、
「松葉軒」という老舗のラーメン店が出ていた。
何でも創業が昭和29年で、熊本ラーメン創成期の味を伝えているという。

そんな店なら行っておかねば…と町はずれへ向う。


●147)松葉(しょうよう)軒@熊本


松葉軒店
松葉軒
ここも何というか“ヒキ”のない店。ここでも帰りたくなったが、思い切って入る。

ラーメンのスープは白濁したものではなく、黄色っぽい半濁タイプ。
麺は汎用タイプの黄色味の強いものなのも現在とは違うところだが、
茹で過ぎなのか柔々でこれはいただけない。

白濁タイプに比べれば、こちらのほうが好みではあるが、
得手ではないことは確か。

熊本ラーメンも最初はこういうものだったのか…ということが解ったのが収穫。


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その後は博多まで行ってこのお店へ。

ここは、今年1月に放映された「美味しんぼ塾 らーめん道」で、
全国2位に輝いた店ということで、どうしても食べたかったのだ。


●148)博多新風@博多


博多新風店
博多新風
店舗はどちらかというと東京指向の創りで、なかなか雰囲気のあるもの。

『新風麺』は、濃度のあるトンコツスープに醤油ダレがやや強め。
マー油がかかっているので、味的には「なんつッ亭」に似ているかな。

麺は自家製麺の細麺で、これはなかなか旨い。

¥550で味玉入りというのもCPは高いが、さてさて味のほうは…となると、
ウ〜ンそれほど新しいとは思えない。

こちらでは新しくても、東京のほうでは・・・かな?
でも人気はあるようで、人待ちができていた。

これで九州のラーメンはもういいヤ。(^^;


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2007年04月05日

一心行の大桜

熊本ICの手前で朝まで仮眠。
8時に起きて「一心行の大桜」へ向けて再び走り出す。

本当はもっと早く起きて、人が来ないうちに桜の写真を撮りたかったのだが、
寝不足のせいで起きられなかった。orz

きのうとはうって変わっての、雲一つないドピーカン!
桜の写真を撮るにはもってこいの天気。
つくづく早起きすれば良かった…と思うが仕方がない。

「一心行の大桜」は、阿蘇山の南麓に広がる丘陵地帯の一角、白水村にある。

平日だというのに、すでに駐車場に入りきれない車が列を作っている。
それだけ人気のある桜だという証明。

一心行1
南斜面の見晴らしの良い場所に「一心行の大桜」はのびのびと枝を広げていた。

樹齢約400年のヤマザクラ。
樹高16m、幹回り6mの堂々とした姿が青空に映え、菜の花とのコントラストも美しい。

しかし、3年前の台風で中心の枝が折れ、
見る場所によってはその影響が痛々しい。

あまりにも人が多いので、早々に写真を撮って帰ろうとしていたら、
「懐かしいカメラだネ〜」と話しかけてくる犬を連れたオジサンが…。

当日私が使っていたカメラは「ニコンF2フォトミック」と「ライカM3」。

両機ともとっくの昔に生産中止になっているカメラなので、
確かに懐かしいカメラであることは確か。
しかし、その表現力は今でも健在…特にライカは・・・。

そのオジサンと色々と話をしていたら、
連れている犬(ごん太君)のHP(http://www.gontanotabi.com/)を開設しているというので、こちらもブログのアドレスを渡して別れる。

ごん太君は「チャイニーズ・クレステッド・ドッグ」という珍しい種類の犬だそうで、私も初めて見る種類だった。

だけど10匹もいるとさすがに壮観だナ〜。(^^;

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その後、八代まで高速を走って五木村を目指す。

なぜ五木村なのか…という訳は、話せば長くなるので割愛するが、
ここは皆さんよくご存知の「五木の子守唄」で有名なところ。

五木風景
この五木村は「川辺川ダム」問題でも有名になったところだが、現在はダムは中止になったものの、村は高台に引っ越し新しい生活が始まっていた。

10年以上前に来た時には考えられなかった変化だが、
そのお陰で「子守唄の里」の面影がなくなってしまったのは寂しい。

堂坂よし子
この五木の子守唄には「正調五木の子守唄」というのがあって、その唯一の継承者がこの村に住む堂坂よし子さん。

堂坂さんとは訳あって以前からお付き合いさせていただいているのだが、
そういつも来れる場所ではないので、今回近くまで来たついでに寄らせてもらった訳。

今年で91歳になるそうだが、足がやや不自由なほかはいたってお元気そう。
現在でも週に何回かは子守唄を歌いに出かけているという。

「子守唄を後世に残したい」という使命感が、
心身ともに元気でいられる源になっているのだろう。

話の途中で歌ってくれた子守唄のサワリが耳に残る。
いつまでも元気で歌い続けて欲しいものだ。

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これで帰ろうかと思ったのだが、色々と調べてみると、
「奥十曽のエドヒガン」という日本でも有数の桜の大木がそう遠くないところにあるではないか。

鹿児島という認識しかなかったので、もっと遠いと思い込んでいたのだが、
熊本と鹿児島の県境ということで、意外に近いことが分かったのだ。

それならついでに見ていってしまおう…と、もう一日予定を延ばすことに。

夜のうちに鹿児島県の大口市まで移動しなくてはいけないのだが、
途中の人吉市でラーメンを…と思い調べてみると、
「天琴」があるので行ってみる。

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●145)天琴@人吉市

思っていたのとは全く違う店の雰囲気だが、
こういう店ってイイですネ〜。(^^;

天琴店
天琴
間口が狭く、
店内も狭い。

年配のご主人が一人でやっているようだが、このラーメン、見た目は黒っぽくてあまり美味しそうではない。

しかし、食べてみてビックリ。
なかなかというか、かなり旨い。

白濁していないスープのコクはかなりのもの。
化調がやや多めではあるが、それ以上にトンコツの旨味を十分に感じる。
中太のストレート麺も、モチモチ感があって旨い。

トンコツ系は得手でない私でも、これなら食べられますネ〜。(^^;

それにしても看板の脇に書いてある「フンドーキン醤油」っていうのは何なのだ?


tosimon3 at 18:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)