らーめん 山形県

2009年05月05日

本州で一番最後に咲く一本桜

七五三掛桜2



















今年は桜の開花が例年に比べてまちまちで、予定していた桜が殆ど見れなかった。
そんな訳で、桜の季節の締めくくりとしてこの桜だけは見たいと思っていた。

山形出羽三山の一つ、湯殿山の注連寺境内にあるこの「七五三掛(しめかけ)桜」は、
標高の高いところにあるため、例年開花が5月初旬頃と他の桜より遅れ、
「本州で一番最後に咲く一本桜」として、桜ハンターの間では知られた桜。

ここへは過去に2回来ているのだが、いずれも満開の花を見ることが出来なかった。
今年は連休の終る6日に出かければいいかな…と思っていたのだが、
ネット上に「3日にほぼ満開」という情報が出ていたので、
あわてて4日夜に東北道に乗る。

既にUターンラッシュが始まっており、渋滞する上り線を横目に見ながらの運転。
帰りがどうなるか…心配だが仕方がない。(^^;

神社と桜七五三掛桜は満開の白い花を咲かせていた。
樹種は珍しい “カスミザクラ” 。
樹齢は200余年とそれほど古い桜ではないが、
湯殿山の “御神木” 的な存在になっているようだ。

この桜の下で弘法大師が行をしたとされるが、
ン?計算が合わないゾ…(笑)

庄内平野注連寺のガイドさんと話をしていたら、
羽黒山の南谷にもカスミ桜があるというので、
それなら行ってみなくては…と車を走らせる。

広々と続く庄内平野の向こうには月山が聳え立つ。
学生の頃に夏スキーで登ったことがあるが、
日焼けで悲惨な目にあったことを思い出す。


爺杉五重塔正面羽黒山には「爺杉」という杉の大木があり、巨樹マニアとしては見ておきたい一本。
山門から間もなくのところにこの杉があり、その奥には国宝の五重塔が鎮座している。
実は、この五重塔を見るまでは、こんなに素晴らしい塔だとは思っていなかった。

塔マニアでもある私にとって、これは嬉しい出合いだった。
いや本当にこの五重塔の美しさには、思わず見とれてしまう何かがあった。
国宝に指定されているというのも素直に頷ける。
これも神仏による引き合わせなのか…(^^;

石段ここからカスミ桜のある南谷までは、
一の坂、二の坂の石段を上らなくてはならない。

一の坂(写真)の石段はそれほどでもないのだが、
二の坂になると傾斜が急になり、幅も狭くなる。

石段が全部で2446段あるというのは後で知った。
最初から知っていれば、有料道路で頂上まで行き、
三の坂を下ればよかったのだが、
石段を上ることしか頭になかった。

思い込みというのは恐ろしい。(^^;

南谷3カスミ桜株







南谷というのは、いわゆる “湿地帯” なのだが、
羽黒山の中腹に、何でこんなところが…と思うほどステキな場所だ。
思わず “桃源郷” という言葉が思い出されるほど。
芭蕉と曽良が奥の細道行脚中にしばらく逗留したというのも頷ける。

カスミ桜は確かに存在したのだが、主幹は折れてしまって見る影もない。
左側からひこばえが伸びてはいるが、既に葉桜となっていた。
結果は残念だったが、南谷を見ることができたのは大きな収穫だった。

三の坂を上って、上にある三神合祭殿なども見たいと思ったが、
既に膝にきてしまっているので、これ以上は無理と簡単にあきらめる根性無し…
上りもつらかったが、下りは輪をかけて辛かった。(T_T)

結局、往復で4000段近い石段を上り下りしてきた訳だが、
これによる筋肉痛で、この後5日間悩まされることになったのはナイショ…


 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


●197)千石や@鶴岡市


まあそんな訳で、昼飯ヌキで歩いていたので腹へりはマックス。
どこかでラーメンを食べようと思ったが、出羽三山周辺ではこれといった店がない…

色々と検索してみたところ、この店が引っかかってきた。
何とあの「支那そばや」での修行経験のある方がやってる店だそうだ。
これは食べなくてはなるまい…と比較的近くの鶴岡市へ。

千石や店千石や





                 
昨年、今の場所に移転してきたそうだが、地名からとったであろう店名はそのまま。
ただ、現在店のある場所の地名は「大宝寺日本国」っていうのがスゴイ。(^^;

ラーメンは見るからに支那そばやチックなオーラを感じるもの。
たっぷりのスープが嬉しい。

味も支那そばやを彷彿とさせるもので、素材の旨味がよく出ているが、
何かが突出した…というものではなく、あくまでもバランス重視。
麺はもちろん自家製で、低加水のザクッとした口当りが美味しい。

正直、こんな場所(失礼)でこういうラーメンに出会えるとは思わなかった。


千石や


 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


●198)有頂天 EVOLUTION@山形市


鶴岡市には、他にあまり食指の動く店がなかったので山形市へ向ったのだが、
着いたのが8時頃だったため、「いろは分店」「風天」「有頂天の元祖」と、
立て続けに3軒振られ、こりゃダメか…と思った矢先に通りかかったのがこの店。

有頂天店有頂天







店名から「有頂天の元祖」の関連店と思われる。
なかなか気合いの入った店…という感じが店頭にも表れているので、
期待して店に入ってみたが、出てきたラーメンを見てちょっとガッカリ。
美味しそうなオーラが見えないのだ。(^^;

食べてみると案の定、旨味成分が強くて出汁の味は薄い。
太縮れ麺はマアマア美味しいのだが、どうにもスープとの一体感が乏しい。
そこで滅多に使わないのだが、胡椒をたっぷり入れてみたら、
少しは食べれるようになった…辛かったけど…(^^;

で、隣にいた人のを見ていたら、赤いボール状のものをスープに溶かしている。
ここでハッと気が付いた…ここは赤湯ラーメン系だったのか…(^^;
それで胡椒を入れて辛くしたら、味がまとまってきた理由が分かった。


有頂天 EVOLUTION

tosimon3 at 05:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)