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2018年12月13日

タックサイン2
 静岡新聞だ。
 静岡市清水区の<タックサイン>の堤丈夫さんが<現代の名工>として厚生労働大臣表彰を受けた。タックさんは静広美清水支部に所属している僕たちの仲間だ。記事に依れば<厚生労働省は工芸や工業、調理など各分野で卓越した技能を持つ150人を2018年度の「現代の名工」に選んだ。>とある。
 
 大臣表彰だが、静岡県からは5人が選ばれた。表彰は<職人の目標を示し、技術者の地位や技能水準の向上を図るのが目的>とある。当然、組合等を通して若い職人達への技術伝承ばかりでなく、外に向けての僕たちの仕事の意味を発信することも重要だ。
 ただただ、組合内部にだけ顔を向けて、名誉を欲しがる人もいる。だがタックさんなら、どこから見ても納得だ。おめでとう。


タックサイン1 こちらは産経新聞だ。コピーを貰ったが他にも讀賣、中日にも掲載された。
 タックさんは、静岡県職業能力開発協会の<ものづくりフェスタinしずおか>や清水建設産業組合の<職人まつり>などで、アクリルで作ったキーホルダーに手書きでその場で名前を入れるパフォーマンスをしている。来場者が名前などを言うと、その場で10mm角くらいのゴシック文字を書くのだ。pcが無い時代は上手い下手は別にして、当たり前だったが、今の時代は驚く。
 先達ての<職人まつり>でも披露したが、驚く人たちに、同時に展示してあるサインアートコンクールの作品を見せると、全て手書きであることに更に驚く。
 そこで僕が、<大きな声では言えないけど、この人はね、絶滅危惧種だから大事にしてやってね。貴重な種なんだよ>と敬意(?)を込めていう。

 そうしたら、産経新聞では<同業者からは絶滅危惧種だといわれます。でも自分では、ただの看板屋だと思っています>から入っている。その<同業者>は僕だが<絶滅危惧種>の意味は伝わったようだ。<絶滅危惧種>と<ただの看板屋>対比していることからも分かる。
 技術革新等によって忘れ去られていく技術に固執している進歩の無い人。などという論は全く的外れだ。第一、今の情況は技術の革新によってもたらされたものでは無い。
 タックさんもお祭りでは黙々と名札を書いていたが、気に入ってくれたフレーズだったようだ。


<絶滅危惧種>
 現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用するならば、その存続が困難なもの。

tosoyan at 05:38コメント(0)☆days 

2018年12月09日

氷川清話文庫 <海舟座談>を読んだとき、<氷川清話>も持っているはずだが見つからないと書いた。先達て、また大幅に本を整理した時に出てきた。やっぱりあった。
 これは、相当年季が入った文庫本だ。<昭和57年第9刷発行>とあった。
 内容は面白かったが、読むのに難儀した。講談社文庫のあの美しい紙質と印字が見る影もない。紙が黄色に変色、印字は薄くなってしまっていて、暗がりでは文字の判別が僕の目では難しくなってきてしまったのだ。姿勢を正して明るい場所でなければ字が読めず疲れてしまうのだ。
 内容的には、<海舟座談>と被るのだが、こちらのほうがポピュラーの話題でとっつきは良かった。ただ、中半の政治今昔や文芸論は僕の知りたい内容ではないので少し退屈だった。やはり、幕末からの維新の日本の動向を勝海舟がどう考えたて行動したかを一番知りたいからだ。また、最終章となる<維新後三十年>の総括も興味深かった。

韮山 人物評論の中に<江川太郎左衛門>があった。伊豆の国市の世界遺産となった<韮山反射炉>を作った人物だ。韮山反射炉は2015年7月に世界遺産に登録された。
 勝海舟も江川公を評価している。<かなりの人物で海防に尽力した>と評し、<この男は山の中で成長して武芸に余念が無かったが琴も奏で風流人だった>と締めた。
 僕は、言外で<山だしなのに、海(防)に精通(韮山近辺も海に近いが)><山だしなのに風流人>と読んで思わずニヤリだった。
 右は韮山反射炉だ。撮影は世界遺産に登録される前の2013年10月だ。江川公の立像がある。その時は閑散としていたが、反射炉の近くには江川邸もあり、今はセットで賑わっていることだろう。
 受付の売店のウインドには<祝世界遺産へ推薦決定!!>の看板も見える。

 また、<海舟座談>でもそうだったが、<西郷隆盛>をベタほめだ。若くして死んだ人はけなせないのだが、当時の明治政府に少し距離を置いている海舟だからと言えるのかも知れない。
 明治10年の西南戦争の話がある。
 岩倉公が三条公の旨を受けて「西郷が鹿児島で挙兵したから、急いで鹿児島へ行き、説諭して、兵乱を鎮めてこい」。それに対し勝は「大決断をしてくれるなら十分使命を果たして御覧に入れましょう」。岩倉公は「お前の大決断は大久保と木戸を免職しろと言うことだろう。この二人は国家の柱石なので無理だ」。「その決断が受け入れられないのなら、お受けできない」と断ってしまった。
 西郷陣営では勝が密旨を受けて説得に来るだろうと西郷に話したが、西郷は「バカを言え、勝が出掛けてくるものか」と笑ったという。
 当事者の話だが、本当のことだと思う。両雄とも凄すぎる。







tosoyan at 05:30コメント(0)☆books☆遠くに 

2018年12月05日

1116蛹
 秋も深まってきた頃になって、アゲハの幼虫が団体でいるのを見かけた。この写真も集約したミカンの森の脇のボードにその団体が団体でサナギになったものだ。4匹居る。意外と手短なところで蛹になったので驚いている。
 少し旅をして蛹になった仔も3匹いた。この秋になってサナギの大豊作だ。
 ただ心配なのは、一番左の仔だ。壁のボードに付いている様に見えるが、なんとアマリリスの葉に付いているのだ。他の葉っぱもそうだが、冬になるとみな枯れていく。早晩、此の葉っぱも形が無くなっていくだろう。

アゲハ蛹2
 上の写真の左隅の仔だ。先日、いよいよ葉っぱが茶色になって来たので、切り取って角材にガムテープで止めようと思った。そうしたら、胴体の右側に穴が開いていた。どうやら蜂か蝿にやられてしまったようだ。可哀想なことになっていたのだった。
 他の仔たちは確認していないが、蝶になるのはつくづく難しいものだと実感した。ああ。

tosoyan at 06:00コメント(0)   ■アゲハ 
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