1961bfe7.jpgキーワードは「フロンティアスピリッツ」か。
そして一言で感じたものは「自分への危機感」ですね。

財政破綻した夕張市を訪れたみのもんたの特集、見かけ上安定的に続く日常のこの日本の中でここまで来てしまった都市が現実にあることに驚きました。
文章や数字で情報処理するだけでは分からない厳しい現実があるなんて。
ガラガラの列車、客の来なくなったバー、周囲の住民が出て行った中で一人本当に一人で生活する老人、閉鎖される直前の病院・・・・。

実際国の金庫からのお金が使われてのこの結果、これって夕張から遠く離れた所に住む私の税金も実際にムダにされたってことですよね?

頭に来ることこの上無い!!色々文句言いたいことばかり。
しかし文句は政治評論家なり、他のブログなりに任せることにして。

我が身を振り返る。
税金だから他人の金だと言う意識、金額こそ違うけれど「会社の金だから」ってことで何かしら支給されて得した気分になったことないだろうか?
親睦関係で認められた飲み会費、教育補助費、事務用品を少し多めに補充したりとか何でも。
そういう思い辺りがあるならば安直に批判ができないかなと思う。
何千円か何億円かの違いはあるだろうけれど、これは根本的に同じでしょう。
他人ものだもの。

これは何故か?
現代日本人は国家や会社と言った組織に完全にぶら下がりっ放しで、それらから完全に受身の状態であることに原因は無いだろうか?
労働と納税だけの提供で賃金供給、医療、社会福祉、治安等大部分を受身でもらっているだけである。
今の経済や社会では合理的で能率的なのであろうけれど、人が一人で生きていくために本当に必要なものを忘れてしまっていると思う。
ぶら下がっているものの大きさが当たり前になり過ぎて、自分達が一部であることが分からなくなってしまったから。

財布の中にある野口英世の紙幣が何の経済的価値も無くなったときにどうやって生きていくか、それを考えて実行できる力が一人一人に必要だと思いました。

廃墟と化した街や見知らぬ無人島、山奥の森林地帯に置かれたときのことを考えてみよう。
今日の空腹を満たすための食料をどうやって供給するか。自分で探し求めるか、何かと交換に入手するか。着る物を、寝る所をどうするか。
必要なものを入手するための道具は何か。金か石か芸術品か。そんな世界で何が価値あるものになるのか。
怪我をしたらどうするか。誰かに頼れるか。自分で自分の身を守るためにどうするか。家族や友人を守るためにできることは何か。
そもそも周りに人がいるのか、争いごとになったらどうする?頼られたらどうする?
・・・・。

これらの答えは見かけ上平和な現代の生活では答えは考えるまでも無くそこにあるだろうけれど、いつまでもあるわけじゃないのですね。
それを夕張市の現状が訴えているようです。

だからフロンティアスピリッツが必要かなと。
開拓者精神ですね。アメリカ大陸に移住してきたイギリス人みたいな。

もう国のシステムに頼りきっていたらダメなんですね。
国が提供してくれるであろうサービスを自力のルートで求めていかないと。
本当にこの国がいつまでもある保障なんて全く無いのだから!

国を潰せなんて言わないけれど、今のうちに何も無い世界を想定しておかないと社会的にも生物学的にも日本人みな生き抜いて行けない気がする。

そして生き抜くためには自分の個性を知ることって重要になると思う。
他人と関わっていく中で人の繋がりを確保するために。
それは生きるためのものを入手するためにも。
そのための自分の売り物、技術か、教育できる知識か、芸術的感性か、はたまたものの貯えか。

自分に対する危機感をここで感じる。
今の自分では国や県や市が破綻したら逃げるしか手が無さそうで・・・・。
しかも逃げ切れるかも分からない。
立ち向かうための力をつけないと!