November 27, 2014

"丘" と "圧殺の海" のこと。

the yetis の曲"丘"をイメージソングとしてPeacenic2013の映像を作ったのは昨年夏のことである。
初夏に撮影をし、真夏に編集を重ね、晩夏に映像を発表した。
この映像に "丘" を選んだわけはある。
晩春から夏至にかけての、そう、ホタルが飛んでいる夜のことだった。

yetisの歌い手 "山田里美"さんの娘さんとライブを観ていると、"丘"が流れてきた。
ぼくの親友はこの歌好きなんだ、と言った。
すると娘さんは、こう続けた。

「この歌はね、辺野古の海を、丘から眺めてる歌なんだよ。」

どきっとした。
まだ小学生のおんなのこから、辺野古の海という、言葉がでてきたことに、
なにもかも、知っているようだった。
ぼくはこの歌を、ただただ丘から眺めた景色を牧歌的に歌ったのだと思っていた。
ぼくの耳は感性は的を外れていた。

それから、その子は、母親の歌声と重ねるように、
細く華奢な声で静かに口ずさんでいた。
まわりには、消えそうできえない光をまとったホタルが飛んでいた。

こういう唄です。
:::
「丘」the yetis

"ここへきて みてごらん
ここへきて みてごらん
ここへきて みてちょうだい
ここからの あの海を

山を入れて 山を入れて
山を入れて 青を埋めて
山を入れて 山を入れて
飛び立つのは 何のため?

山を入れて 山を入れて
飛び立つのは 何のため?

ここへきて みてごらん
ここへきて みてごらんよ
ここへきて みてちょうだい
ここからの あの海を"


ピースニックの伝えたいことと、この唄の想いはとても重なった。
この曲"丘"で映像をつくり、ぼくたちはピースニックを開こう、と決めた。

::::
それから一年すこし経った今、
辺野古の海は圧殺されている。
民主主義の本当はどこにあるのだろうか?民主主義の民は"庶民"の民ではないのか!

ドキュメンタリー映画"圧殺の海"を観た、ぼくの感想である。
痛く絶望を感じさせる暴力が日常に入り混じり、
法的な処置云々はさておいて(中央政府が撤回しない限り埋立及び基地建設は強行されていく)、
海が埋め立てられ、戦争のための基地を作り、
国家権力は庶民を抑圧するために、血税をふんだんに使い、それは警備会社では収まらず、機動隊や海上保安隊や防衛局、警察といったプロの軍隊を擁し、
庶民市民の想い、反対する声や行動を暴力によって圧殺している。

この映画はその一部がしっかりと撮られ映し出されている。

はっきり言って、怖いです。
ぼくも反原発行動の際に機動隊に引きずられ、背中に傷を負ったことがある。彼らの力は真っ当に立ち向かうものではない。
特に、海猿と呼ばれる海上
保安のプロたちの、海での捕獲と呼んでいる暴力は、無抵抗もいいところに、とんでもない恐怖を感じます。映画の中で海猿を指して「あいつヤバイ!」と叫ぶシーンがあるが、恐怖の声、そのシーンはやばいです。

真実を映したこわい映画であること。
たくさんの人に見てもらいたいが、隠すことはできません。
辺野古の最前線の現場は、ずっとこのような、国家権力による暴力が続けられています。

このことは知っていた。
仲間たちは辺野古へ応援に行き、yetisの田川くんからもそのように聞いていた。
それでもぼくは観ないと、ぼくはぼくを納得させることはできないと思い観た。

この映画の伝えたいことは、何なのか?

あそこでは暴力が蔓延していて、今日もおばぁがケガをした、ということを伝えるために?
民意の選挙で選ばれた沖縄県知事は、基地移設を全面反対拒否すると言っても、強行される工事を非難するために?
非人道的な国家権力の防衛部隊は、市民庶民に安全のためと容赦ない暴力を与えていることを伝えるために?

それは映画の一部であって、全部ではない、と思っている。

日本唯一の地上戦を強いられる戦争を体験したおばぁが、内地(同民族)の隊員を見つけ、戦争したいか?と聞くシーンもある。
テント小屋では笑いもあり、歌もあり踊りもある。

ここの海にはサンゴも生物もたくさんいて、ジュゴンも泳いでいる。
青くてあおくてあおくて、
とてもとても美しい自然がある。

人間は、この沖縄の民が愛したこの海を、山を削った土で、青を埋めていくという。

そんなことは今後一切あってはならない、だから反対をする。

:::
絶望を伝えたいわけではない、
暗闇の中に光が射し込む、その瞬間を誰もが知っている。
それまでは我慢である、執念である、けして譲れないのである。
そういう映画だと思う。

どうしようもない怒りが悲しみが憎しみに変わりそうで、笑顔が消えかけたとき、
"丘" の音楽は流れる。

エンディングシーンの美しさ、
ぼくが今まで観たどんな映画よりも美しかった。

ぼくは、the yetisのファンであり、仲間であり、そして"丘"という曲と向き合ったものの一人であり、
この歌が大好きです。
ぼくがぼくを納得させる方法はひとつだけ、真実をみる、ことです。

:::

映画 "圧殺の海" おすすめです。

11/30 at スペースオルタ(新横浜)
三回上映、全回上映後the yetis トークライブ

http://www.labornetjp.org/EventItem/1413688634403tomowada

::::

Peacenic2013 PV
挿入歌 the yetis "丘"


http://youtu.be/MLKIF8gLAKI
  

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November 11, 2014

町のちいさな本屋の灯火 のこと。"MAMEBOOKS"

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東横線の横浜方面、各駅停車の妙蓮寺駅、そこにある小さな本屋さん"MAMEBOOKS"。
先週末、11/9をもって半年間の営業をおえた。

「あの小さな本屋は半年しか営業しなかったよね、」というのだろうか。

ハイパーネオンのライトアップ、
ロードサイドにカースペースはビッグで、
ガードマンにシグナルされてピットインし、
エスカレーターやエレベーターにムーブされて、
ワイドにロングスペース、
Books はインスタントにスピーディーにバイされ、
マンガもストーリーもザックバランにワンコインで、
アイウエオにチンザされているBooks。ブックはオフされている。

MAMEBOOKSは小さなお店で、
町の片隅に黄色い明かりは灯っていて、
一枚板の扉を開くと椅子とカウンターがあり、
手づくりの棚は手の届くようになっていて、
本はアイウエオ順に並んでなくて、
なんていうか喜怒哀楽にいい適当に並べてあって、
百円で買える本もあれば、お札が必要な本もあったりする。
ブックはオフじゃなくて、暮らしにオンしている。

あの小さな本屋じゃ、
カウンターでビール呑んだ輩が、子どもに大きな声で笑いながら絵本を朗読しているってよ。
ママパパは珈琲すすって本を眺めながら友だちと話しているってよ。
すれちがうのもままならないスペースに入ったり出たり、
やぁ、元気かい?って挨拶を交わしあっていて、
なんだか、人情まじってさ、静かに本を選べないんだよ。

だから、半年であの小さな本屋は閉じたっていうのかい?
そんなこたぁない。

タモリさんがブラリと来なかったからかい?
そんなこたぁない。
コンビニに並ぶ人気雑誌の本特集に載らなかったからかい?
そんなこともない。
繁華街じゃないからかい、路地すぎたからかい、あぁ急行電車が止まらないからか?
いやいやそんなことない。

じゃあ、あれかい、本が売れない時代だからかい?紙は重たいかさばるっていう噂だからかい?
そんなことあるわけないじゃないか!

店主が読んだ本を、丁寧に心をこめてお店に並べて、ひとつひとつに想い出を吹き込んだからかい?
それはあるかもな。とてもゆっくりとね。


MAMEBOOKSの店主ミネオくんの好きな言葉がある。

「ぼくらはおなじ時代を生きている。」

いつか、彼が、本という素晴らしいモノたちを丁寧に並べているとき、
そこで偶然出会っただれかと、ぼくは、こう話すだろう。

「君は、妙蓮寺の小さな本屋さんに、ふらりと立ち寄ったことがあるかい?」

もし、あるよ、といったならば、それとも、知ってたよ、といったならば、
ぼくらは、「たしかにおなじ時代を生きた」 というストーリーをともに綴っているだろう。

ぼくらの暮らしに、ブックをオン!してくれるMAMEBOOKSのこれからの本人生の活躍を楽しみにしています。

町の小さな本屋さん、ありがとう!
本屋の灯火は消えることはない。ぼくらの願いです。
  
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August 03, 2014

YoleYole と Peacenicのこと、2014年夏。

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YoleYole は帰ってきた、おかえり! (14,8,1 at かねよ食堂,タフビーツ10thFes)


ヨレヨレはYoleYoleだった。
ナオちゃん(児玉奈央)と、リュウジくん(モーフの旅)と、コータン(天草:上田耕平) の三人、楽器を持って 集まると"YoleYole"になった。
ステージの前、店内はいっぱいで、かねよの窓から立ち入れ替わり、人や柱や木々の隙間から覗きこんでみた。
みんな、ヨレヨレを待っていた。

「やぁ、ひさしぶり、元気? おかえり、ただいま。」

みんな笑顔で再会を楽しんだ。

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「 よれよれ〜 はやく や〜れ〜 」

子どもたちの大合唱からはじまった!

ぼくらピースニックは、2007年のクリスマスにかねよ食堂でヨレヨレ「KaneYoLe」を開催した。

とても寒い日で、嵐もやってきてて、通り過ぎるのを待ってから始め、北風が吹いたりやんだり。

DJ TommyReturntables と FunnySUN は 日球ドームのブースから、
ライブぺインターkeni や 写真家のホリくん、PA はヨレヨレの音作りPartyAnimalなおくん、その横にはテーパー(録音者)オイラちゃんがいた。
ヨレヨレに休止前に、横須賀で誰とセッションしたい?と聞いて、Soichi くん!と答えてくれたので、
クリスマスのスペシャルライブはMunchy vibes と子どもたちで唄った。

ヨレヨレ村とも呼べる、YoleYoleゆかりの作家さんのお店が浜辺に立ち並び、
デコレーションはピースニックが彩った。
ナオちゃんに温かい衣装をプレゼントしたり、ちぎり絵で大きなおおきなハートを描いた。

ぽっかり、月明かりの頃には、奇跡のように北風は止み、とても静かな幻想的な夜になった。

ヨレヨレに、「ありがとう」 と伝えたいあたたかな みんなが200人以上、真冬の浜辺に集まったんだった。

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それから8年ちかく、それぞれの人生を進んでいったように思える。
あの場に居た人もいなかった人も、それぞれに、それぞれに、今を迎えて。

"KaNeYoLe" は、開催からひと冬春を越えて一枚の音源となり、全国のCDショップやヨレヨレの友だちのお店で手にできるようになった。

タフビーツから出されたその二枚組のライブCDは、
デザインは、ピースニックを共に立ち上げた Ken Okamoto で、のちにそのタイプロゴはデザイン賞を 取った。
彼がデザイナーとして独立をするけっこう前のことだ。このデザインは、ぼくの大好きな彼の仕事だ。
写真は、船橋くん に 加藤みわちゃん。
ライナーノーツには、Lj 菊地崇さん と すぎもとまさひろさん。

ナオちゃんは、Ljにこう書き寄せてくれた。

「ヨレヨレとピースニックはいっしょに成長してきましたね。」

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ヨレヨレの復活ライブをすこし遠くから、赤ん坊をあやしながら聴いているケンボー(Ken)に話しかけた。

「いろいろあったけど、ぼくたち好きなもの変わらないんだね!」

仲間たちも変わらないし、家族は増える、楽しいことと悲しいことはたくさんあるけれど、
また、ここで笑顔で会えていることに感謝しなきゃね!って。

人生の旅はつづく、それぞれに、それぞれに。
ピースニックは、"ピクニックをもっともっと" つづけていく。

これから YoleYole といっしょにゆっくり進んでいけるなんて、なんてワクワクするだろうか。
ヨレヨレ、帰ってきてくれて、ありがとう!

「よ〜れ よ〜れ あなたの町へ 飛んでいきましょう」
"YoleYole Song" by YoleYole


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2007年のカネヨレ前に書いた日記 →

カネヨレあとに書いた日記 →

音源ゲットはこちら!
YoLeYoLe『Live YoLeYoLe〜KaNeYoLe』 CD(2枚組) →



  
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June 28, 2014

西城生馬 さんという生き様。

壮絶な絶叫の最高のステージから一日半後、2014年6月24日、アーティストシンガーである西城生馬さんは天国へ旅立ちました。

最期の唄になってしまった。最後の"Thank You"、それから"祭り"を歌い上げ、「ありがとう」と一言いいステージを降りた。
ぼくの生馬さんの最後の記憶はロックスターだった。
心よりご冥福をお祈りいたします。ありがとうございました。

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「イクマ死んじゃったよ。」 電話越しの眞中やすさんは心から振り絞るように伝えてくれた。
ショクヤボ農園の野暮長であり、ミュージシャンのやすさんは強い人だ。
どんな逆境にも屈強な信念で貫き通す、ぼくにとってはそういう人だ。
それでも、悲しみとともに伝わるその声に、心配になった。やすさん、だいじょうぶかな。
電話を切ったぼくは運転を再開しダンプの中で大泣きをしている、次の日の夕方まで泣きまくった。
泣きながら、やすさんだいじょうぶかな、とずっと思っていた。

生馬さんのご家族、弟さんのメッセージが届いたのが急逝から翌半日、「最高の終わり方だったと思います。」と書かれていた。

やすさんに、いや誰もがにおこられそうそうだけど、正直に言うと、最後のステージを見てからずっとぼくは「(イベントを)やってよかったのだろうか?正しかったのだろうか?」と自問自答を繰り返していた。
それがぼく自身の現実からの逃避行だということに気付いたのは、ご家族からのメッセージが届いた瞬間で、ぼくは救われた。涙は止まった。

すべてが正しかったのかどうかは分からないけども、ぼくらは、あの場所に居たすべての人、居られなかったけど想いを届けてくれた人、すべての生馬さんの魂に触れた者たちは、最期に見たんだ、"ロックスター西城生馬"という生き様を目撃し、体感したんだ。
そのことが、ぼくたちは同じ時間を、共に時代を生きている、というかけがえのない事実、それだけだった。
Coffee&Music blend.11 -Ikuma blend- やってよかったです、生馬さん、一緒にやれてよかったです。

::::

旅立ったその夜、葉山のカラバシには生馬さんの後輩であり親友のそーいちくんこと"門屋壮一"が唄っていた。
仕込んだのはぼくだ。サンディエゴから帰ってこい、と呼んだのはやすさんだ。
そーいちくんが素晴らしいショーを広げ、みんなを笑顔にし、それから生馬さんへ"Thank You"を唄った。
隣にはギターを奏でる"眞中やす"さんがいた。
とても強い眼差しと、とても優しいギター、穏やかな顔をしていた。
帰り道、何か胸騒ぎがして一人で歩くやすさんについていった。すると、トトくんだいじょうぶだよ、とさよならした。

翌日はドブ板通りのモアイ&カピーで素晴らしいショーだった。
演奏前にやすさんに近くの呑み屋に呼ばれると、生馬さんの愛した人たちがいた。
やすさんはまるで聞いちゃいけないようなことを、うん、いろんなことを根掘り葉掘り聞いては、笑いながら「ほんと、イクマって奴はさ!」って大きな声で言っている。
あぁ、だいじょうぶだ。 やすさんはぼくなんかより、とうてい強い。なんだって、あの楽園ショクヤボ農園を作った人だ。
なにより、生馬さんの盟友だ。

:::

生前の生馬さんは、よく怒る人だったそうだ。
・・そうだ、というのは実はぼくは一度も怒られたことがない。「トトくん、ありがとうね。」といつも言ってくれた。
今、「ヤスを心配することはないよ。」と、初めて生馬さんに怒られそうだ。そんな気がしてきた。

ぼくは生馬さんのすべてを何もほとんど知らないけど、ぼくの中で生き続けています。
あなたがぼくにしてくれたように、"ありがとう"を重ねていきたいと思います。
西城生馬さん、ありがとうございました。心より、Thank you!

toto

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Photo by Masashi Noda

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Photo by Masashi Noda

C&M 11 -Ikuma blend- PHOTO →
  
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November 23, 2013

11/23 Peacenic 2013 秋 〜おか と はた〜 in SYOKUYABO農園

「ピースニックやります! 」


"ピクニックをもっともっと。"

ピクニック音楽フェス "ピースニック"

この秋11月23日、三浦半島の大楠山麓の ショクヤボ農園 にて開催します。


***********

「 Peacenic 2013 秋 ~おか と はた〜 」   

開催日:2013年11月23日(祝) (土)

開催場所:SYOKUYABO農園 (神奈川県横須賀市芦名2-1700 大楠山麓)
http://syoku-yabo.com/

開催時間:11:00Open 11:30Start 20:00Fin

入場料:予約 3000円 / 当日3500円 
(高校生以下無料)

※ 雨天決行(ビニールハウスステージ) ※荒天中止

アクセス:逗子駅よりバス20分、大楠芦名口下車徒歩7分 (別途参照)

*

Live:
F.I.B Journal meets 山崎円城
天草
モーフの旅 with moqmoq
the yetis
ラクダ盤
kentarow
mimi

☆にょきにょきパレード with 葉山フォリカン☆(13:00-予定)


DJ: Jarrin,ABESTREEM

Sound:Yo Takano


Art: Yogu(染色家・デコ),オカザキアサコ(絵・地図)フジイハルカ(絵),ONO WORKS(木工家),伊勢谷千裕(物語作家),YEAth(VJ/Lighting),mimi吉(Hula Hoop)


Kids Space:にょきにょきこどもランド!!!


Food: SYOKUYABO農園,堰谷戸酒場

Dessert:TORi,おやつ屋ハイジ,p&g

Shops: BUCHI MOKKOU(木の小物屋),MAMEBOOKS(散歩する本屋),PEOPLE(本屋),
yoyotto(雑貨屋),DOT MELT(冬のストール屋屋),季色(多肉植物屋), 虹亀花店(草花の花冠屋),
Arco iris(手作り石けん屋),Yogu(染め屋)spirit of the sun(Handmade),kSiti(ヘッドマッサージ),青い魚(リースとハンドマッサージ) etc...

Workshop: ピクニックシートを作ろう!
しあわせなときの手紙を書こう!

Poetry Readiing: 「大楠の木の下で。」


* *
【チケット予約】

[FACEBOOK] 
当イベントページ▶︎にて "参加します" の表明でOKです!

[メール]

peacenic.info@gmail.com  

※件名「2013 チケット」とご記入の上、「お名前・ご連絡先・枚数」をご記入ください。
 
※Charge: 予約/3000円 当日/3500円

※当日受付にて入場パスとの交換になります。
※会場スペースの都合、予約完売となることもありますので、
何卒お早めにお申し込みくださいますようお願い申し上げます。


* * * * *
【SNS関連】
[facebook]
Peacenichttps://www.facebook.com/Peacenic.festival

SYOKUYABO農園
https://www.facebook.com/pages/SYOKU-YABO農園/107726639312646

[FB イベントページ]
https://www.facebook.com/events/171360636402549/

[twitter]
https://twitter.com/Peacenic2010

【主催・運営】
Peacenic


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November 21, 2013

【 SYOKUYABO農園へのアクセス 】

はじめに、
会場内および、近隣には駐車場はございません。
逗子駅、横須賀駅よりバスをご利用頂きご来場ください。

SYOKUYABO アクセス →
http://syoku-yabo.com/access/
住所: 神奈川県横須賀市芦名2-1700 (大楠山麓)


※遠方から来られるお客様などで、どうしても車での来場をご希望の方は、逗子駅及び葉山近辺(もっと良い場所あれば変更)などでしたらコインパーキングなどありますので、そちらからバスに乗ってご来場下さい。
※葉山は、134号沿いの一色御用邸近辺には、最大料金1500円前後のコインパーキングがいくつかございます。


【電車とバス】
JR逗子駅、京急新逗子駅より発車、20分ほどの海沿い通りの景色ある道のりとなります。

JR逗子駅発(2番乗り場)・京急新逗子駅発(1番乗り場)『逗4,5,6,7,8』『逗71,72』
または、
JR横須賀駅発(2番乗り場) 『須4』大楠芦名口行き
どちらも、

「大楠芦名口」バス停下車、徒歩7分

【バス停より、徒歩7分】

バス停から、京急ストア方面へ歩き、焼き肉屋「げんこつや」さんのあるT字路を左折。
しばらく住宅地、畑道を過ぎると、左手に池が見えてきます。
その先に二又がありますので、左のほうへ。着きました!

看板たくさん立てて、お待ちしてまーす!

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November 18, 2013

秋のピースニックをやります。

「おか と はた」-貼り絵・手縫い
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「おか と はた」 -toto (Peacenic)

おか は、あって。

はた も、あって。

小さな人 は、やってきて。

丘 よじのぼり、

旗 はためかせ。

ちいさな丘 ちいさな旗 

おおきく おおきく。

ピクニックを、もっと もっと。


*******

詩と呼ばせてもらいますが、
詩を書いて、イメージ絵を描いて、みんなに話して、それからピースニックの開催を決めます。

その時間は、たぶん、みんなが思っている以上に長いかもしれません。

波のように、浮き沈みをして、グチをこぼしてケンカをするときもあるし、やめてやるって、
それでも、ピースニックをやるのは、やりたいからです。

秋の森の中の農園でのピースニックです。

ひとりひとりの "やりたい" と思うことを "やれる" 時間と空間にできるように、みんなで準備をしています。

:::

「丘のうえに旗がたっている。」

きっと、たてたのは、ちいさなひとたちです。

「子どもは、ちいさい人なんだ。」 by 伊勢谷千裕 (物語作家)


そういう想い出をかさねたいです。

ピースニックよろしくお願いしまーす!

Peacenic 主宰/Conceptor/ toto

Peacenic 2013 秋 〜おか と はた〜 in SYOKUYABO農園▶︎
http://blog.livedoor.jp/toto463/archives/53092072.html

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October 20, 2013

Peacenic 2013 -Message Movie- 「おか と はた」 

2013,11,23 Peacenic 2013 秋 〜おか と はた〜 
in SYOKUYABO 農園 (三浦半島大楠山麓)


Title : Peacenic2013 〜おか と はた〜
Music: "丘" the yetis

Direction : Masashi Noda
Terop Design : Ken Okamoto
Conceptor : toto (Peacenic)

Thanks :SYOKUYABO農園,眞中やす,the yetis,Maeno House Park,Shiozaki Car,
Zen,Nature,Kaya,Kozue and ALL Peacenic Friends.






:::::::
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「おか と はた」

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「おか と はた」


おか は、あって。

はた も、あって。

小さな人 は、やってきて。

丘 よじのぼり、

旗 はためかせ。

ちいさな丘 ちいさな旗 

おおきく おおきく。

ピクニックを、もっと もっと。


::::::

「旗」 を縫った。
イメージしている「旗」がなかったから、継ぎあわせて縫った。
針仕事のよこで、ボールを追いかける子どもがいる昼下がりだった。

「丘」 はあった。
唄の「丘」を口ずさみながら、農園の畑の上のほうに「丘」があるような気がした。

「おか と はた 」 は、あって、

針と糸で、布と布を縫い合わせていくと、小さな人はやってきた。

いつの時代も、ピクニックのはじまりは、いつもそんな絵から始まっているんだと思う。

そんなことを想って、詩をかきました。


丘 と 旗 のある 農園の絵 
すこしでもあたまに浮かべられたら、うれしいです。

ぼくは、きっとその絵はあるような気がします。


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2013,7,28 at KAYA House

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Photo by Masashi Noda

  
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July 23, 2013

Peacenic 2013秋 開催します。

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ピクニックフェスティバル

Peacenic 2013 秋!

at SYOKUYABO農園 (大楠山麓)

11月23日(土・祝) 開催決定!!!


http://syoku-yabo.com/


::::

2012年春のかねよ食堂以来、一年半ぶりにピースニックの開催を決めました。

そのあいだもぼくはいろんなイベント企画を続けていましたが、
ピースニックは誰かに何かに頼まれてやるものではないので、
やるよー!って決めたのは、僕ら仲間がやる気になったからです。

本気の遊びです。

遊びは誰にも縛られない、とっておきの創作です。
遊ぶことを始めるのも、ルールも自分たちで決めます。
始まりも終わりも自分たちで決めます。
次に遊ぶ約束も自分たちです。

例えば、かくれんぼをしていて、夕暮れになり夜になり、見つからないかくれんぼ、
それでも鬼は隠れん坊を探し続けます。

遊びをやるもやめるも、自分で決めるからです。

例えば、高鬼をしていて、地面についた着かない?で、わからなくなったら、
みんなで話し合って決めます。

納得するまで、みんなで輪になり話して決めます。

例えば、ホームランが草むら飛んで見失ったら、
みんなで協力して探し続けます。

ぼくらの探している"それ"は必ず草むらにあると信じているからです。


遊びが楽しいかつまらないか、すべては自分たち次第です。


ピースニックにはいろんな職人さんたちの協力のもと出来上がります。
本気の仕事です。
だから、いくら遊びだといっても、責任はあり続けます。それはぼくらをもっと本気にさせてくれます。

本気の遊びを、遠くから見守ってくれるみんながいます。
だから、ぼくらはピースニックを続けられています。


ぼくはピースニックではありません。
ピースニックは写真の旗です。


始まりから終わりまで、ぼくができることは一つだけ、
旗を掲げ続けること、それだけです。

最後の一人になるまで、この旗を近い君と、遠い誰かに見えるように、旗を立て続けることです。

ピースニックの旗が、見えますか?

11月23日、
ピースニック2013秋 SYOKUYABO農園

開催します!

よろしくお願いします。

toto  
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July 21, 2013

三宅洋平は最後に九条を読み上げたんだ。


2013年7月20日19時52分 日本の渋谷

三宅洋平の声によって、日本国憲法第九条は読み上げられた。


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:::


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::::

ぼくはこの日、Peacenicの仲間たちとの歴史である、
「POWER TO THE PEOPLE」
を、掲げ続けた。

腕を空に伸ばすことで、どこかの誰かが読み、何かのひとつになれたらと思って。

YOGUの太陽もいっしょにしたから、重かった、腕がプルプルした。
それでも、その重さの分、なんだかがんばれた。
ヨグちん、ありがとう。

::::

ぼくは、「あなたの投じる一票は、一票でしかないが、あなたの発する言葉には、一票以上のチカラがある。」と、言った。

それはちがうことに気付いた。

これを加えることにする。

「あなたのその一票は、あなたと、未来のあなたの子どもの手が投じる一票である。つまり、その一票はかけがえのない愛ある一票である。」

::::

ぼくはピースニックを続ける。
始めたときから、
誰か仲間の子どもたち、ピースニックキッズが「ぼくがわたしがやりたい!」と言ってくれるその時まで続けること。と、決めている。

「それまで、ぼくは、ぼくたちは、旗を立て続ける。
そして、その旗は庶民の旗だ、暮らしの家族の旗だ。
暮らしは家族は、芸術だ。
ぼくらの旗は、誰にも奪われやしない、家族の暮らしという奇跡の旗だ。」
-Peaecnic toto
花森安治さんに敬意を込めて。

九条の全文を掲載します。
ヤーマン!ピース!

::::

憲法第9条

第二章 戦争の放棄

第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】

1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、 国権の発動たる戦争と、
  武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
  国の交戦権は、これを認めない。



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July 20, 2013

「REGISTER 」

夕べ、逗子の駅前広場で、
「ヤーマン!ピース!」
って叫んだからか、
ぼくのなかで、何かが爆発した。
爆発してまた集まってきた。
ありがとう!

::::

「REGISTER」 詩 toto

あなたの投じる一票は
一票でしかないが
あなたの発する言葉には
一票以上のチカラがある

声を挙げろ 旗を立てろ
後悔するな
だれも一人じゃない


シェアで満足するな

家族と向き合え

政治と向き合え

幸せと向き合え

恐れと向き合え

だれも一人じゃない

野望と付き合え

奇跡と付き合え

運命と出会え


未来を迎えにいけ

::::

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写真は、昨年末の衆議院選挙のときに描いた。
今は親友KENTAROWの家にある。
レジスター、存在する、意志表示、
と理解してます。
  
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July 18, 2013

2013年7月18日夕刻五時 ぼくは逗子駅前の広場でスピーチをするだろう。 

3年前のこと、この小さな海の町で、ひとつのうごきがありました。
「みつばちの羽音と地球の回転」 という映画を自主上映する、それも4カ所でリレーのように繋ぐという、うごきでした。

それは、この小さな海の町では、ムーブメントと呼んでしまってもいいのではないかというほど盛り上り、ちょっとしたウネリになりました。

町の商店にはポスターが貼りめぐり、
井戸端会議の話題はもっぱら、「あなたは行くの?」「子どもはどうしましょ?」「だいじょうぶよ、託児スペースあるってよ。」「あら、いいわね。」そんな話し。
夜になると、リレー発案者たちは夜な夜な楽しみに一つ屋根の下、集まりました。

すると当日、ホールは満席になり、みんな「うん、とてもいい映画を観た。」と口を揃え、
家に帰り、観れなかった旦那さんや、家族に、また遠い友に、語り継いだことでしょう。

その映画は、エネルギーの話しでした。
ぼくたちが日頃に浪費している「電気」の作り方の話しでした。

:::::

ぼくはピクニックフェスティバルを催すことをしていて、
そのフェスの中で上映すべく、このリレー上映の一カ所として企画に参加していました。

チラシの顔となる、キャッチコピーを決める時のことを、今ときに思い出しています。

3っつある案のうちのひとつが、

「原発、江ノ島に、東京湾に、代々木公園にあったら、どう思う?」

だったと記憶しています。
映画の舞台となる、祝島の方々の見てる景色を自身に想像して考えるという手法の提案でした。

3年前のぼくらは、「それは原発を絶対悪にしている」「恐怖圧力を植え付ける感じがする」
などなどの検討の結果、その案は却下とされました。

ぼくは、今思っています。

「あのとき、原発が江ノ島にあることを想像して、問題提起するべきだったのではないか?」

それは、事後結果論であって、決して正しい道しるべのやり直しではないと思います。
それでも、三年後の今、この原発事故後のこの小さな海の町で暮らしていると、時に胸が掴まれたような後悔をします。

::::

この町で選挙と向き合い、もっとこの国と関わりたい、という活動をしている今です。
この町とももっともっと関わりたいとも思います。

リレー上映を一緒に催した仲間たちは、この町にはもういません。
西に南に移動しました。
わかるとおり、原発事故後の放射能の問題です。
それから模索した、本来の生活の在り方を追い求め、移動しました。

離れる、それは、やっぱり寂しいです。 

でも、「今ココ!」 ですから、今を楽しむことです。

::::

これから20時まで、ここ逗子駅前のスペースを使わせて頂き、
人々の声を、選挙を通して、届けたいと思います。
オープンフリーマイクです。
どなたでもお話しください。


もう後悔したくないです、だから、ぼくは選挙に行きます。
もっとこの国と関わりたいです。
よろしくお願いします。


最後に、「一銭五厘の旗」という詩を短略して読ませて頂きます。
戦時を知る筆者「花守安治」さんが綴った詩です。

戦争から現代に続く現実の話しです。


  
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June 02, 2013

中ムラサトコさん SYOKUYABO農園にやってきた。

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唐突ですが、

SYOKUYABO農園の野暮長ヤスさんとは、
付き合い長くはないのだけど、きっと付き合いが濃いです。
会うのは、この農園か彼の家か、あとは選挙の時にどこかで。
会う数は多くはないけど、そんときはかなり深く酒を吞みます。 先日も農園のビニールハウスで寝て起きた。
その彼が、こんなことを熱弁する。

「歌が上手い下手という視点だけでなく、誰の物まねでもない、
個性豊かな表現方法、歌唱力、演奏技術にたまげてしまったのです。
日本の財産といっても過言ではありません。」

http://syoku-yabo.com/blogs/events/1271/


ボイスパフォーマーアーティストの「中ムラサトコ」さんを紹介する彼のその口調は、本当の本気です。

逃げるとか背けるとか交わすとか、
適当な、そういうそれっぽいあれは通じない。
そういう想いと対面するとき、逃げずにぼくが出来ることはほんと一握りの小さなこと。

告知です。それしか出来ない。
あとは酒吞んで、余興や合いの手、余韻を楽しむばかり。

蛍は舞った、光も舞った、
ピアノは奏で、ジャンベは響いた。
森のうたはこだました。
蛙も鳴いた。

この人の表現を吸い込んだら、森に吸い込まれるような、
そんな素晴らしい夜でした。
みんなでどこかにいった。



なんで、イベントを催すのかな?
ずっと、ほんとの訳はわからないでいる。
こういう感動する夜をいっしょに過ごしたいという、
わがままなんだと思う。

こんな夜をつづけたい。
  
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May 03, 2013

「B-point」を海の映画館で観た、それからのこと。

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4/28 ZushiBeach Cinema Festival.

夕暮れの"三宅洋平"のライブにグッとなり、
"栗林隆"のトークの中の言葉にあらためて強く同感し、

「人と人のことで起きている原発問題に、自然をおざなりにしている。」(about解釈)

それから、映画祭主宰者である 志津野雷の作品「B-point」を浜辺で観た。

旅する映画館"CINEMA CARAVAN”

境界を越える屋台"YATAI TRIP"

旅路の末にライくん(ら)とクリタカさんの感じたもの、そして表現するもの。
17分のショートフィルムに詰まっていて、ぼくは思わず何度も感嘆の言葉をあげた。
ライくんは、横でずっと最高の眼差しを浜のスクリーンに向けていた。

それからぼくもずっと、この作品のことを考えていたりする。


::::::

舞台は3ポイントを旅する。

長崎県のちいさな島端島、通称軍艦島。炭坑島は廃墟となった。
北海道のちいさな町夕張市、6年前の財政破綻による町機能の停止は記憶に新しい。炭坑で栄えた町は、炭坑閉鎖のちに派手な観光策に失敗し、今に至る。
福島県は南相馬市、原発事故が起き、20キロ圏内避難地域となる。

はたして、ぼくの住むこの逗子葉山は何処なのだろうか?
ふっと、自分の立つ此処を見つめてみた。

::::

土地にはリズム(音)が鳴っていて、
それは夏祭りの騒ぎ、繰り返し波打つさざ波、
廃炉へと施される工事音、方弁で語り継がれる伝統、
未知なる恐怖を伝える人の言葉、
その空を鳥たちが自由に飛び舞っていたりする。

「音楽は一曲だけ、最後に挿入したんだ。あとはこの町の音だけ。」
ライ君はそう言った。

今ほんとうに必要なものだけをチョイスする、そのセンスはシネマキャラバンを主宰する彼の特別な感覚。
波乗りの彼らしい、角のないフラットな思想からくるのだろう。

自然のままにフローしていく3ポイント。

隆盛、沸点、衰退。

はたして、ぼくらの沸点は何処にあるのだろうか?
どこまでも見えない欲望は、この先を手に入れたがるのか、
いずれ訪れる、手放すその瞬間をちゃんと待っているのか、
繰り返し波打つさざ波のようにフラットにフローする感覚との調和。
波と波の波間はきっと繋がっている。

:::::

エネルギー問題は深刻そのもので、
炭坑は堀りつづけ廃墟となった、
地中海中の石油はもうすぐピークを迎える、
原子力は人類との共存に恐怖を与える。
自然はおざなりにされ続ける。

都市を支え続けた地方の土地。
小さな町の一部の人々の生活もまた、3ポイントに隔てられた。

境界のない世界を表現するクリタカの目には、今何が見えているのだろうか?
栗林隆の表現には何度も魅せられた、この旅を続けているからにはとても希望を持っている。

:::::

人と自然の共存を、ぼくはフラットでフローな波のような感覚で続けたいと思っている。

この作品「B-point」が見ている先は同じ感覚なのか、
それは分からないのだけども、
ぼくが持つ感覚とライ君の最高の眼差しの沸点は同じ瞬間だった。

クライマックスからエンドロールにかけて"Cro-magnon"のとっておきの一曲が流れた、
そのときにライ君と拳と拳を合わせた。

::::

隆盛、沸点、衰退

この3ポイントの話しは、これからもずっと続く。
「自然をおざなりにした、のちの、人と人の問題」だから。


YES HUMAN ON THE EARTH.

土地のリズムと共鳴すること、これからも。

  
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April 21, 2013

「ぼくは染めで絵を描きたいんだ。」Yoguのこと。

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染色家のYoguとは、何度か旅に出たことがある。

旅といっても日帰りか一泊か二日、あとはキャンプをするくらいの小さな旅。
彼の地方への出店や、どなたかのウェディングパーティーのデコレーション、
あとは楽しそうな匂いがプンプンするお祭りごとへ、ぼくらピースニックと合体して彩りをしにいく。

しかしまぁ、どのちいさな旅も、ものすごく印象に残っている。
なんていうか、ぼくら二人でちゃんとしようと思うと、なぜだかうまくいかない。
へらへら、ほいほい、やーやー、あーあー、いよっと!、うんうん、まーまー、よいよい。
とか、そんなぼくらは得意な擬音語を用いて、彼なりの空間を作り上げていく。

電話でのやりとりは、こうだ。
「テンテン?!」
「パリパリ!!!」「やぁ、元気?」

あまりにも準備が段取りどおりうまくいかないので「テンパリーズ」という名前を自分たちにつけた。
(ちなみにメンバーはもうひとり、奈良のめぐちゃん(一二三)も。)

という、珍道中を共にする友の話し。

:::::

そんなYoguが、魔法展ツアーに出るという。

それは楽しいね、何か創って持って行くよ。また遊べるね、おっけー!

ぼくらは、ヘンテコな人形をYogu染めの生地を使って創ることにした。
仕事を終えた平日の夜、リュックに生地と綿をパンパンに詰めて、
以前彼の住んでいた海沿いの町を自転車漕ぎ、ポツポツ集まった。
今、彼は南の島に引っ越しているけど、
彼の人柄か、今日までのアート活動の賜物か、なんだかみんな気持ちよく率先して協力しては笑顔で創ってくれた。
彼はこのちいさな海の町で染め続けていたんだもんね、そりゃね。

Yoguの魔法展ツアーは、兵庫からはじまり浜松へ、そして東京を辿っている。
どこもへんてこな感想に溢れている。
つまり、大成功だってことなんだと思う。

明後日、4/23-30まで、
東京は三宿のMiTHiN(ミシン)というトラットリアレストランをフルに使って展示が始まります。

ぼくたちの宇宙を創ろう!そんな意気込みです。

ぜひ、ほんとうにぜひ見てほしいので、いらしてください。
圧倒的なセンスのアパレルブランド「ひひひ」もやってくるよ!


:::::::

Yoguの驚くべきところはお客さんとのやりとりにあったりする。
(彼は客とは捉えず、友だと思っていると思うけど。)

「うーん、うーん、そうですね、似合わないですね!笑」
と言ってみたり、
「なんでしたっけ?!」と色々話したあとに、けろりと言ってのける。 

一人一人に対する接客時間の長さは、どの作り手よりも一番長い。
(これはぼくがフェスで出店管理などをした経験から言っても圧倒的に。)
とにかく、長い。おわらない感じがずっとつづいている。迷路のような。
それに、お客さんもすごい。

彼は洋服を染めては売って、だいたい暮らしている。
それでいて、オーダー待ちのお客さんは、時に二年待っていたりする。
染めて送ってしまえばいいのに、ってみんな思ってるけど、彼はそうしたりはしない。
時が熟したときに、これ!っていう染めの魔法をかけて、
とっておきのあなたに届ける。

Yoguくんから届いたよー!
とっておきの笑顔の友だちを知っている。

彼とお客さんとの話しの中で印象的な言葉がある。


「ぼくは染めで、絵を描きたいんです。」

彼は学生時代には絵を描いていたらしい。
それからペンを染めに持ち替えて、アート活動を続けている。

ひょんなことから、彼の初期作品のタペストリー(染め生地)がうちのリビングに飾ってある。
それはドギツイ色合いの茶緑とピンクで構成された、暗闇に咲き暴れる花が、途方もないパワーによってちぎれたような、
そんな作品で、つまり、きれいだけど美しくはない一枚。
葛藤といえば、他人事のようだけど、Yoguのその時代の作品。


Yoguは今、染めで子どもたちの顔を描いているんだと思う。

ひとりひとり、ばらばらの、愉快で笑ってもう!
そんな顔を描いている。

南の島の家族と仲間たちとの生き方と、
ずっと持ち続けている「絵」への探究心。


すごい展覧会になりそうで、ぼくはテンテン?!と電話をもらってから今日までずっと、
グルグルしてはパリパリしつづけている。

そういえば、このまえぼくが「やぁ元気? 」といったら、

「まっほー!!!」

って返事がきたよ。


「YES!まっほー!!!」
by まっほーくん


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::::::

Yoguの♪☆魔法展☆♪TOUR

4/23(火)〜30(火)
@MiSHiN
☆ひひひ☆も展示会も同時開催!!

trattoria & cafe MiSHiN

154-0002
東京都世田谷区下馬1-37-7 1F/2F
03-5787-5990

4/30は☆クロージングパーティ☆
☆魔法祭☆@MiSHiN17:00ごろ〜

LIVE Koshino Ryuta(らぞく/(仮)ALBATRUS)&specialguest

びっくりDJ 骨山きし夢

facebook https://www.facebook.com/trattoriamishin?ref=hl
  
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April 17, 2013

BOOKWORM PICNIC HAYAMA をほっとおえて。

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ぼくの部屋の棚に浮かんでた「宗田mixなう」。

うん、なんだっけ?憶えてない。
この前ぼくの部屋にきた"あいつ"がかなり勝手に整理したから、そうだ、勝手に出てきたんだね。
ぼくは、オーディオにセットする。


::::

「totoくんに唄います。」

ドキッとするような、BOOKWORMのヒトコマ。

友だちが唄ったのは「LOTUS」。

気持ちのこもった美しい唄だった。

;;;;;

「LOTUS」 ー 宗田佑介

「君の後ろ姿が見えなくなって 滲んで見えなくなってから 見上げた空はいつもの色になる
みとされた 心の夜は 月明かりに照れて 笑うよ
からだは そのまま昨日に置き忘れた

LOTUS 君はどこかで
LOTUS 夜明けにいて 忘れて眠るだろう

君の後ろ姿が 滲んで見えなくなってもなお
見上げた空は いつもの色になる

LOTUS  君はどこかで
LOTUS  夜明けにいて 忘れて眠るだろう

滲んだ夜 ぼやけた朝
見上げた空は いつもの色になる

滲んだ夜 ぼやけた朝
見上げた空は いつものメロディー  」

:::::

いつもぼくがカメラを向けると恥ずかしがる友だちは、
「トトくん、撮る準備はできてる?」と言う。

あぁ、あ、あ、(いうえおの)おっけー!とぼくは言う。

そうだ、ぼくはこの「LOTUS」という宗田佑介の唄を、ここ二年ほど撮り貯めている。


なんのためにか、それはわからないけど、いつかのために、自分のために、誰かのために、
むーさんがこの唄を歌うときは、携帯電話を堂々と唄い手の正面に向ける。

いつかのために、
あふれだした、嵐の河の濁流のように、ダムを大放出、いや、流しそうめんかな。
この唄を本当にいっぱい聴きたいときの為に、とにかく今はデータとして貯めている。
ぼくが聴きたいときに聴くためにと、いつかのだれかのために。

:::::

ぼくのイタズラながら、彼女の唄と彼の唄を「いっせいのっせ!」同時にぼくの家のオーディオとスマートホンで聴いてみた。

せーので唄い始め、それからは離れては、近くなっては、あぁバラバラに「んんん〜んん〜(鼻歌)」と、
そのあと、ひょうたんみたいな楕円を描いて、
丸い唄声の線は、  あ、くっついた! 声が重なった。

「LOTUS  君はどこかで
LOTUS  夜明けにいて 忘れて眠るだろう
滲んだ夜 ぼやけた朝
見上げた朝はいつもの色になる」

不思議だね、
テンポってひとりひとりのものなのにね、不思議と重なった。

:::::

「BOOKWORM PICINIC HAYAMA」
ちゃんと無事おわりました。ありがとうございました。

BOOK WORMを企画し主宰することは恐れ多くて、イヤだったけどやってよかった。
子どもみたいな感想だけど、
ぼくはこれ以上も出来ないし、これ以外もする気はなかった。
当日の起きるであろうことを予測も説明も出来ずにそれでいて、「いいよ!」って言ってくれたDAYS武宮君とHANAバッチくん、
あと海のフィールドのすべてにありがとう。
説明は出来ない、そんな魅力ある媒体が「ブックワーム」なんだと思います。

こんなにみんなが唄うとはぼくも思わなかったし、
出産と死を、詩にして表現する人たちがこんなに集まるとも思わなかった。
夢をこんなに大きく詠う人たちが集まるとも、
不安を言葉にする人たちも、なんてことない言葉もこの日は聴く人がちゃんといた。

聴く人が居て話す人がいる。
ブックワームの芯の部分、心のひとつはこの交換だと思っています。

:::::

もういちど、

二人の「LOTUS」のスイッチを同時に入れる。

滲んだ夜、ぼやけた朝、
見上げた空は、いつものメロディー。

::::::


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BOOKWORMの余韻はいつも強烈だ。
他人の好きな話しを聴く、それはぼくにドッシリとして重たく辛く濃い、何かをくれる。
でもその濃さはきっと恋にも似ているからやめられないんだろうな。


ぼくももっともうすこし、聴くのを上手になりたい。
また、来年の四月に葉山でブックワームしたい。そう思って次回に繋げます。


  
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April 07, 2013

この春のオノマーケットのこと。

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「ONO MARKET」 at LIFT (30-31/03/13)


いつの夢語りだったかな、
晴れた正午だったか、どんな夜だったか、いや、目覚めのよい朝だったかもしれない。
つまるところ、ぼくは憶えていない。

木工職人の(いちおう)後輩の小野くんから、
「名前はオノマーケットにしようと思います。ONOはハワイ語で最高って意味です。場所は早稲田のリフトです。」
そう連絡がきた。

あぁ、なんだっけ、あぁ、(いつだか)やりたいって言ってたやつね。
それはいいね、やろう!

::::

彼とはいろんな話しをする。
特に彼がパパになってからは、浦安にあるマンションの一室の壁をぶち抜いちゃった、
青さがある気持ちのいい部屋で、奥さんの貴子ちゃんの美味しい朝ご飯を頂きながら話す。

人より真面目だ、だからか、ちょっとヘン。
突っ込みどころがたくさんある。
職人気質だなぁ、と本当に思える友人のひとり。

しばらくして、
主宰オノくんからのこのヘンテコなメールがみんなに送られて、オノマーケットは作られていった。
(転載)

「totoくんと出会ったのは6年ほど前、Peacenicが主催していたイベント"KANEYOLE"で、たまたま僕がお客さん。
そこからすぐに長野で一緒にイベント"Pic up Market"をしたり、彼のイベントの為に家具(Peacenic07spring,mama!milkスツール)を作ったり、遊んだり。

毎度思いおこせば不思議な縁なんだなーと思います。偶然でも必然でもない別の何かな気がします。
そんなtotoくんと出会うキッカケを作ったのはTORiの鷲巣なんですがね。(ありがたや)
不思議な縁ってみなさんも色々あると思います。その縁をお話してくれる方いましたらお聞かせください!!」

元上司の鷲巣まこちゃんのことだけを呼び捨てにするオノくん、
ヘンテコでしょ?!笑

それから、出店者を交えて挨拶から始まる手紙メールの交換は30通を越えた。
その重なりの分だけ、ワクワクとまだ会わぬみんなへの信頼は生まれていき、

自己紹介のバトンリレーはおみごとにつながった。

::::

ぼくはこう紹介をしました。

"センスのよい真面目で不器用だけどおもてなし上手の職人さんとその仲間たちの作る、二日間だけのぬくもりマーケット"

ありゃ、長くなっちゃいましたね。
そこにさらにもうひとつ加えると、
"すてきな音楽ライブはONOからのとっておきのプレゼント!"


二日間のオノマーケット、いかがでしたか。

ぼくとしても嬉しい再会がつづき、
デコも出展もしないものだからか、手持ちぶさたとにかく暇でぐーたらしてましたが、
リフト的な四次元で有機的ななんともいえない気持ちのよい空間でのライブは最高でした。

無事おえて、よかったです。
来てくれたみなさま、彩ってくれたみなさま、ありがとうございました!

その後一週間、電波を通じて伝わるオノくんは相変わらずヘンテコだけど、
愛息子カエデを抱っこしている本当の姿は、すっかり頼りがいのあるパパだね。

とても優しく気持ちのいい企画イベントとなりました。
こういう交換が出来る君となら、早稲田だろうと木曽だろうとどこだって手伝うよ。
またそのときのために、夢語らいつづけようね。

::::

一日目、
盟友Kentarowのライブ中、吹き抜けの二階からうっとり眺めていたら、
マコと「あ、あ!ああ!桜吹雪できるね!!!」とコソコソ話しで盛り上がった。
さぁ、桜を拾いにいこう!

なぜかマコはスタッフの子に行かせるという、これまたヘンテコガールっぷりを発揮しながらも、
夜桜の絨毯になった路地からかき集め、
こっそり、二階から覗きこんでいるみんなに一掴みずつ分け合った。

本編がおわり、アンコールの曲がはじまるその瞬間、みんなと目を合わせてから、

「せーの!!!」


ね、びっくりしたでしょ?!

はぁ満足。
二日目のキムウリョンくんのときもやっちゃった。

ぼくはイベントが大好きです。
こんなこと出来るのって、一瞬かぎりのイベントしかないもんね。


それとおんなじくらい春も好きです。

チャンチャン。

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****
ONO MARKETオフィシャル写真

・YEAth 

http://yeathth.blogspot.jp/2013/04/ono-market20130330-31.html?view=sidebar

添付写真はYEAth より


・Takehiro Funabashi

https://picasaweb.google.com/takehirofunabashi



  
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March 24, 2013

-mama!milk 春の三夜- 第二夜 パレエドと邂逅 at nitehi works のこと。

2013,3,16
-mama!milk 春の三夜-
第二夜 パレエドと邂逅 at nitehi works

無事終了しました、ありがとうございました。

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:::::

「10年ぶりの邂逅になるかな」
そんな会話が生まれたのは一年前、
mama!milkさんのツアーに、山崎円城さんをゲストに呼ぼうと相談したときのこと。

実際の関係はこの10年の間に何度も会ってはいて、共演はめったにはないけども、数度はあった。
それでも、作品[mama!milk #01 meets Madoki Yamazaki]が奇跡的に創られてから、
ちょうど10年という年月が、両者の武者を奮い立たせたという、もうひとつの奇跡があった。

〜時熟し、邂逅の夜〜
そう、命打った。


あれから一年、ぼくはもういちどお誘いをした。

一年は、人間をどう変化させているのか?
自然も人間も見えないところで、大きく変化を続けている。
雑で乱暴な方法かもしれないが、両者の音楽との対峙によって見極めてみたい、
という衝動がぼくに生まれた。
といったら、かっこつけすぎか、でもそういう気持ちが少なからずあった。

両者は、あぁ、いいですね、再会を楽しみにしています。
と、ちゃんと受けてくれた。

同じ場所で、同じ顔ぶれで、同じ季節に開催する 〜パレエドと邂逅〜

一年前のラストシーン [Parade] が忘れられなくて、そう、命打った。


扉を開けて、机と椅子を配置し、音の確認をして、光をあてて、準備をして、もう一度扉を開ける。
DJ mojoheyの選曲がはじまり、人は続々集まり、
山崎マドキさんのパフォーマンスがはじまり、
白い紙に、半透明の窓に、言葉がタギングされていき、空白は少しずつ埋まっていく。
リズムも生まれて、表情は豊かになっていく。

スパイスとお酒、木と本を介して、話し声笑い声が広がっていくなか、
mama!milkさんの演奏がはじまる。

静寂に包まれ、美術家稲吉稔さんの作品だけが水滴を垂らしつづける。
空間は溢れる音とほんの少しの光で満たされていく。


この夜一番の静寂に包まれた時、ふいに拡声器の塊が発せられた。

並べられた椅子に前を向き座っていた誰もが、後ろを振り向き、それから上を見上げた。

男は、座っている二階の特等席から、詩を唄っていた。
拡声器は、窓から飛び出していた。

「あぁ、いいですね、再会を楽しみにしています。」

そういうことだったのか。予定調和なんて微塵もない。
この人たちは芸術家だ、思いもよらぬことを考え続けているんだ。
ぼくらは、向き合い見上げ、昂揚し喝采をする。その繰り返しが好きなんだ。

その夜、とっておきのパレエドはつづいた。

::::

一年という月日は何かを変えているのだろう。

一人一人のお名前を入力するときに、ぼくのタイプはスムーズに運ばれた。

受付していた子は旅に出て、さて今はどこの異国にいるのかな。
仲良しの二人は、この夜もいっしょにニコニコやってきた。
木も本も一年前とは質がちがう。
木工家の創ったスツールもいくらか誇らしげだった。
音楽と向き合う自分自身はなんて感じただろうか。

ぼくらのパレエドは成長している。


よかったら、また、来年の春に待ち合わせをしましょう。
  
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November 06, 2012

2012 秋 のこと。

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ぐっと掴もうとすると、するすると抜けていく。
ふわっと手をひろげて、包みこむようにつかむ。
そういうことか、なんて思った2012秋、ですね。


夏はよく遊んでた。(たしか)
祭りについて、考えてみたりして体験することに夢中になっていた。(そんな気がする)

秋は毎週のように関わるイベントがつづいている。
週末イベントだとすると、平日に打ち合わせをし、ときにデコレーションを作ったりし、
車を借りにいって、道具を積んだり下ろしたり、一段落したら一杯いっぱい吞んで、
仕事のあとの夜にそんなことを繰り返ししていると週末がやってくる。
前の晩か早朝に始まり、さいごのお客さんが帰ってから、片付けをし、想い出を語りながら家路につく。
荷物は明日でいいかぁ、なんて、バタンと布団に潜る。
休日がおわり平日がやってくる。


イベントをすればするほど、仲間が離れていくのではないか。
そんな感覚に陥るのは、初めてのピースニックを開催し、無事終えたその夜から6年弱は続いている。
やってよかったのか、もしやらなかったら、その自問を繰り返している。

先に、不安を取り除くために言うと、仲間は離れていくのではなく、
それぞれの道を進んでいる。それだけのこと。

(こういう言い方は好きではないのだけども、わかりやすく伝えるために言うと)
小さくても大きくてもイベントを主催したことがある人ならば、
この孤独に近い感覚は常に生まれては消えていくものなんだと、誰しも抱く感覚ではないのかと思っている。

ミュージシャンが新曲をお披露目する時や、
デザイナーが新しいデザインを発表する時、
新しい土地に引っ越してきたその夜や、
新学期を迎えて一息入れてから教室の扉を開く、その瞬間。

その一歩は、不安と期待の隣り合わせ。
この緊張の塩梅があるから、やめられない。
(そう言葉を合わせたのは海の家で朗読をした夜にトミーさんとだったなぁ。→ 

だから、「好きだからやっている」「これ以外ないんだよな」
どんな不安も一線を乗り越えてから、決めている。


ただ、ときにその常に持っている感覚を飛び越えて、
純粋に心があたたまるのを実感する、そんな報われる瞬間がある。

昨晩の「一二三光風」の夕べもそうだった。

ぼくの抱えているちっぽけな不安は、
仲間の笑顔や話し声やダンス、それぞれに感情をさらけ出している、そんな心踊る姿を見つけると、
「あぁ、やってよかった。」と思う。

お客さんも大事だし、仲間も大事だし、アーティストも、お店も、みんな同じように大事。
忙しくなったり、心せわしなくなったり、自我が前に出る時もあるし、
どうしようもなく酔っぱらっていることもあるかもしれない。
自問自答になるけども、
それでもやらなければ、集まらないし、熱は伝わらないし、あっと驚くハプニングは生まれない。

何度も何度も、
どこかで何かが離れていく感覚に不安になりながら、みんな生きているんだと思う。
ぼくもその一人で、
なかなか、安心するための薬は知らないけども、
すこしやわらかくしてくれる魔法は、どこかでだれかがかけてくれいているんだと、
光風くんと一二三の「生活の柄」を聴きながら、
そう思えてきた。

その魔法があるから、
ぼくは「ピースニック」という旗を掲げて、イベントをつづけている。
ありがとう。

いつか、その魔法使いに出会えるのだろうか、ね。

  
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July 26, 2012

YES HUMAN ON THE EARTH 2012.7.29

yes4_2



「YES HUMAN ON THE EARTH 」

2012.7.29 @HIBIYA PARK


地球の上で起きてる人と人のこと。

人と人のエゴのぶつかり合いも、
全部ひっくるめて、YES。
すべては地球の上で。


原発つくったのも、喜び、利用するのも、苦しみ、廃炉にするのも、全部人間。
とても人間臭い時代に生きているなぁ、と感じています。



ふと、ぼくらなんで抗議デモするのかなぁ、って親友とデザインを通して考えました。

社会的デザインをすることはとても一歩踏み込んだ意思表示です。

それでも、この時代に同じことを見続けて同じ挑戦をし、関係を築けていることに、YES。

そんな彼に「パラダイムシフト」=既成概念の変革 という言葉が浮かび、送りました。

彼はそれが自然と出来ているから、素晴らしいデザイナーだということを伝えさせてもらいます。


ぼくとKen Okamoto 、ぼくらその仲間たちと、
7月29日15:30- 日比谷公園より国会に向けて歩きます。

YES HUMAN その気持ちをたずさえて。
ON THE EARTH この地球に感謝を忘れずに。
デモンストレーション、意思を示します。

  
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July 06, 2012

大飯原発再稼働反対抗議デモに行って、三日後に思ったこと。

原発をとにかく反対する訳。 は、まだ書き途中ですが、週末に大飯原発に行ったことを綴ります。


「大飯原発再稼働反対抗議について」


29日夜、首相官邸前のデモが終わった後、鎌倉逗子葉山を中心とした同志20人くらいで出発。
30日朝、福井県大飯町に到着、13時からのデモに備えて公園で遊んだり、近隣散歩。
14時頃、15時に強行策に出ると話しがくる。
それは大飯原発の1ルートしかない入り口を封鎖するという策。
そうか、そういうことなのか、この日に集まれ、オキュパイするぞ!というのは。
色々とよぎる、その話しをしてくれた陽太に、それは無謀ではないか?他参加者への周知はどうするのか?
とっさに意見を述べるが、
周知準備をしていたら、強行策にはならない、現地に長く本気で居座っていた人たちが考えた末の苦肉の策だということ、
それを聞いて、一度陽太と離れた。

公園の芝生で、原発ソングのようなものを聞いて、30分くらい一人でいた。
寝てた、ポツポツと雨粒が起こしてくれた、時間は15時2分。
急いで集合場所に向かった、車に乗り込んだ、関西電力敷地内で待機していた。
占拠する、封鎖する、というデモはまるでテロのように、一気に行われた。

ぼくには確かな覚悟はなかった、けども、そこに行った。
それがすべてのような気がします。
行く、抗議する、それしか選択したくなかった。

それから、34時間、封鎖ゲートに居座った。そのときに感じたことを書いてみます。


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June 28, 2012

原発をとにかく反対する訳。 つづき

問いても解いてもすっきりしないままま、3月11日の震災、福島第一原発事故を迎えた。


あの、爆発の、映像を、見た。
恐ろしいことが起きた。
刻々と事態は深刻に。
30km圏内は計画的避難区域となり、封鎖された。
放射能は東北地方関東地方、それは容赦なく広域に降り注いだ。
その事実を認めないのは国、政府と電力会社と大手メディアだった。

自己責任がよぎりつづけ、それは現実問題として一人一人に突きつけられた。
西へ南へ、人々は移動した。
そうするしか、放射能汚染から逃れる方法は考えつかない、
被爆から子どもを守る方法、思いつく最善は、とにかく距離を作ることだった。
それはみんな分かっていた。 (親は本当に苦しんだ、誰も判断は間違っていないよ)

ぼくは、家族がいる場所を選ぶことにした。
それは今でも変わらない。
食材の産地をしっかり確認する。
ぼくは野外イベントをするので、ガイガーカウンターでの測定を行ってから開催する。
収束のつかないフクイチの状況を情報確認する。
そのたんび、よかった、今日はちょっと数値が低いね、なんて相づちをうつ。


原子力発電所の爆発事故の起きる、前の日本と、後の日本、
なんも変わらないよ、って、どの口が言えるでしょうか?どんな目が見ているでしょうか?

仲間たちは新しい土地で新しい生活を創っている。
近所の友達は、すっかり減って、一緒に描いていた夢も一旦止めて、
日本の各地に友達ん家が出来た。どこにだって行けるよ、西に南にだったらね。


ぼくが原発をとにかく反対する訳。ひとつめ。
故郷を失うほどの事故があって、なぜ、もういちど同じ社会を創ろうと思えるのですか?

ぼくはぼくらは、この原発事故の被害者であって加害者であるということを、自身に強く問いかける。
学校では学べず、家族とは話さず、自分では調べず、
社会人になって映画から知った原子力と核と放射能のこと。とにかく遅い。


誰かの犠牲の上にある幸せなんて、けして幸せではない。
幻想だよ、勘違いしちゃいけない、そう信じ込んじゃいけない、ちゃんと見てその現実事実を認めないといけない。

失った故郷を誰が何が返してくれるのですか?

原発のない社会を考える、それしかぼくの思いつくかぎり、原発事故の教訓対策はない。


2011年の三月から一年と三ヶ月が経った。
今、原発は全停止されているが、大飯原発が4日後に再稼働されると報道されている。
再稼働反対の一万人以上の抗議デモは報道されないままに。

原発のない社会だって、いいもんだよって、原発依存の人間に伝えたい。

人間にとっても自然環境にとっても、きっと今よりは美しい世界だと、ぼくは思っている。

  
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June 27, 2012

原発をとにかく反対する訳。

「原発再稼働反対!」「原発反対!」「NO NUKES!」


叫んでは、拳をあげている。


いつからだろうか?
あたまんなか、原発開発、原発稼働、放射能汚染、原発マネー、原子力村、
なんちゃらかんちゃら、手作業身体労働をしながらずっと考えては、
あーでもこーでもない、あんなこんなことしたらどうかな、あのひとはどうおもってるのかな?
そんなこといったりきたりしている。


どうしてだろうか?

どうしたいのだろうか?



原発問題について、まとめて書くことは出来ないかもしれない、
ひとつずつ、自分の考えを整理しつつ、原発社会に対する想いを書いてみようと思います。

原発社会と書いたのは、ぼくもぼくらもこの社会の一員だという想いを込めてです。

「諦めたら、おわり。」
そんなのやだよ。

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May 03, 2012

三年目の海の映画館のこと。


三年目、
海の映画館のことを少し書いてみる。


そう思って、ブログを読み返してみると、


浜の映画館、ついにはじまります。→


ーみんながハッピーになったら最高じゃん。
発起人のライくんはそう語る。

人が夢を話す様は、なんでこんなに美しいんだろうか。

浜の映画館、始まりはこのフレーズから。

「こどもたちが大きくなったとき、 海で映画を見たという思い出があったらいいよね。」

何かが始まる瞬間は、純粋な想いからしか、始まることは出来ないのかもしれない。ー



あぁ、あぁ、ねぇ、ねぇ 変わってないじゃん!

あらためて書くことでもないね、ほんとうにそのまんまの遊び仲間が本気で遊ぶとどうなるか?
そういう話しのつづきに、海の映画館という、とびっきりロマンティックなアイディアがあるってことだからね。

ぼくはピースニックという仲間を引き連れて、参加します。

大切な誰かの手をひっぱってみては、いっしょに海の映画館にむかって歩いていくのはいかがですか?

そこにとびっきりのロマンはきっとまっているはずです。


あ、ひとつ、今年ちょっとちがうのは、友達の映像家と物書き本屋が参加しています。
ぼくは二人の海での活躍がとても楽しいです。ぜひ、読んで見てください!


物書きで本屋、meets PEOPLE & MAMEBOOKS のミネオくん。

紹介文はこちら→


オフィシャル映像家の野田昌志→HP






Enjoy!!!
  
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5/4 CINEMA CARAVAN x Peacenic

三年目となった逗子海岸映画祭、連日大盛況のなか開催しています。


CINEMA CARAVAN→HP
http://cinema-caravan.com/


毎年設営運営で関わっていますが、
今年はピースニック企画と題して、明日5/4にピースニックらしくやらせてもらいます。
シネマキャラバンチーム、貴重な一日をありがとうございます!


それならば、ということで、
ポスターを、ひさしぶりの相方ケンちゃんに作ってもらいました。じゃん!

cinema04



ライブはNabowa、ぶちの舟のがっこう、じちょのグループライド、バッチくんの青空美容室、
丸くんのライブペイント、DJはあの人・・・、
そしてごはんはTORi、仲間が集まってくれました。

きっと晴れるね! enjoyしましょう!

ぼくらはデコレーションしてお待ちしておりまーす!

かねよのピースニックから20日、海で再会しましょう!


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『第三回 逗子海岸映画祭』 4/28-5/6

※開門の11時から15時は入場無料
※映画は19時開場/19時半上映開始
※イベントは15時開場
※15時からの入場(イベント+映画)は入場 2,000円(大人)1,000円(中高生)
※19時からの入場(映画のみの鑑賞)は入場 1,000円(大人)500円(中高生)
※小学生以下は入場無料
※逗子市民は500円割引(要身分証明)

[Peacenic presents] 5/4(fri) 15:00〜22:00

■日時            2012年5月4日(金祝) 【Peacenic presents】

■上映作品          19:30〜『リトルランボーズ』 19:00〜『TRY&ERROR』

■ドキュメンタリー作品@quietroom(室内)    『Hear After』『11』 FILM by 野田昌志

■ライブ           17:30〜Nabowa

■ライブペインティング   11:00〜Michinori Maru&Mon(Doppel)

■フード           TORi/cibot/pomponcakes

■青空美容室       hana*

■ワークショップ      [舟のがっこう] by BUCHIMOKKOU/ドゥイ/Fe/MAMEBOOKS/Courio-City
詳細は→こちら

-------------------------------  
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April 15, 2012

つづきを書く。


ピースニックオフィシャルブログに書きました。

「 あしたの天気はどうかな?


いつからか、休みの日の天気をとても気にするようになりました。

いつからか、あなたの調子を気にするようになりました。


あしたの元気はどうかな?


いつからか、ちいさな子の寝顔を見たくなりました。

いつからか、みんなにやさしい未来を描けるようになりました。


いつからでしょうか?

誰かのことを考えて生きるようになれたのは。

ぼくは29年生きています。ピースニックの仲間も同じくらい生きています。

なんで、自然と人のなかでフェスというものをやっているのか?

それは、今日まで生きてきたからこその、やりたい、という気持ちです。

こどもたちとおとな、誰もが楽しめるフェスとなるようピクニックフェスを準備してきました。



2012年、おとなの責任は明確です。

こどもたちの未来のために、できること。

誰かにとって、そのひとつでもピースニックで出来たらば、幸いです。


いつからか、いつまでも、もっと、もっと。

お会いできることを楽しみにしております!」


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【4/15(sun)】  Peacenic 2012 spring〜舟〜 PV

まずは、一歩踏みだして、のぞいてみてください。  

きっとそこは、海。 

うみべであおう、さぁここから。


「Peacenic 2012 spring 〜舟〜」
PR FILM by YEAth




4/15 @かねよ食堂

Peacenic 詳細 →http://peacenic-info.s-s-d.jp/



  
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April 07, 2012

BOOKWORM に寄せて寄稿(してました)

book_warm1001


“言葉のこと、

力んだ肩で、声を震わせ、想いを吐けるおんなのこ。

一、二塁間に構え、さぁこい!と声を荒げたおとこのこ。

言葉のこと、

豆腐屋のおばちゃんに聞いた、コレいくら?

魚屋のおじさんに割り込んだ、コレちょうだい!


言葉のこと、

たわいもない友達との話し。

甘い時間のきみとの話し。


終わらない言葉、つづけるために。

BOOKWORMに寄せて。”
-toto / Peacenic


※この寄稿は続きます。
  
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ピースニックのことを書こうと思う。



rogo_peacenic



Design by Ken Okamoto


これは旗。


今回のピースニックのこと書けるけど、まだ書かない、ということ。


  
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April 06, 2012

Peacenicにtotoさんがやってくる!!!(ご紹介)

67d85b7c.jpg
-BOOKWORM2012,4,1-


【 toto 】

(というのはやっぱり小文字であってほしい。)

From SUIKA / act Rap Artist /Mam



大震災のちょっと前だったと思う。
その時の時系列はずれてしまっているから、あまり正確には憶えていないけれども、
親友のjarrinが、この映像いいよ!ってつぶやいていた。

「windy」

不思議だった、ポエトリーリーディングなのか、母の読み聞かせなのか、
ラップというにはゆっくりで、どんな会話よりも言葉は丁寧だった。
物語は7分とちょっと、とにかく進んでいった。
その時間は、けっして戻らなかった。
優しい、けど、ズンズン進む、戻らない、なんだかワクワクしてきた、同時に怖さもあった。
けっして戻らない、
だってこの唄は、
風だからwindy.

「風の冒険」

カラフルな彩りの世界を進むwindy
トンネルをくぐるくぐるwindy
虹をかけるwindy



同じ名前のtotoさん、どこかで会えるかな?
そう思っていたら地震があった。

心が揺れた、のちに夏至の夜に出会った。
「wa to wa」はリリースされた。


あれから一年経った。

それぞれの場所で、出来ることをやろう、と決めた。
ぼくはtotoさんに声をかけた。
ピースニックでwindyの物語を広げて欲しいと伝えた。

ズンズン進む物語の風の感触をもっと感じたかった。
アニメーションよりも立体的な軌跡を足跡を。


かねよ食堂の夜の海辺のスクリーンに、toto”windy“の世界が広がる。


ぼくの知る限りでは、totoさんはそのようなパフォーマンスをまだしていない。

だからぼくはちゃんと見届けたいと思っている。


totoさんは三児のママです。そのことも、ちゃんと伝えたいと思う。

一日たくさん遊んだあとの夜、かねよ食堂の浜辺、

子どもたちは何を感じてくれるかな?


風にのって、一番の楽しみです。


4/15 Peacenic x toto x windy

dd86cae3.jpg



[ toto ] - fromSUIKA

http://www.totonote.net/  
詩人・作詞家 東京の下町出身。

すべてをやわらかく包み込む天性の声を武器に、ヒップホップバンド「SUIKA」のフロントマンとして3MCの一翼を担い、フジロック出演等を経てこれまで5作品を発表。
ポエトリー・リーディングという独特スタイルが男性ラッパーが中心だったシーンの中で注目を浴び、KEN THE 390、COMA-CHIらを輩出した伝説のイベントSSWS(Shinjuku Spoken Words Slam)でも強豪MCたちを物ともせず上位に食い込んだ。
以来、降神(なのるなもない)、STERUSS、タカツキ、小林大吾等、引っ張りだこで数々の客演をこなしている。リアルとおとぎ話の間を自由に行き交う詩の世界観への評価も高く、中山うりの映画挿入歌をはじめ、特に女性シンガーの作詞も手掛け、テレビCMにまで活躍の場を広げている。  
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April 01, 2012

BOOKWORMに行く前に。

BOOKWORM

というのは、本の虫という意味で。

ホントの虫、の集まりと思ったのは、当時の ぼくで。(記事→



不思議だった。
手作りのポンチョ、縮絨された毛(それはお気に入りのPコートの生地)を四角に切って、ボタンだけをつけた。
それだけの羽織ものを着て来たぼくを、その虫たちは受け入れてくれた、そんな気がした。


当時、
ギギマキは、miditate online というブログを書き続けていて、
その時代、子どもはまだお腹の中にもいなくて、ひたすら社会と世界とネット界に、言葉で訴え続けていた。
その一言一言に、まだ出会わえぬぼくは、コメントを残しては、
その反応の一つ一つの返事を待っていた。
そんなことを繰り返していたら、BOOKWORMで出会おう、いっしょに行こう!
と、そういう流れになった。

イエスラエルの紛争、戦争は真っただ中で、2012年いまだ終息がついていない。
ギギマキに惹かれた理由のひとつは、戦争。


初めてのBOOKWORM、ぼくは原宿ジョンブルの階段を昇った。

なんだか、受け入れてくれた、そういう記憶しかない。

あの場所に、タミーさんはいたのだろうか?
青柳さんはいたのだろうか?
うすた京介さんはいたのだろうか?
渕上零さんはいたのだろうか?
ダイサクジョビンさんはいたのだろうか?

名前を挙げたら、きりがない。ぼくが憶えていないのだから。

憶えているのは、
帰り道にギギマキと渋谷のファイヤー通り入口のドトールに寄った。
(たしか酒も呑まずに、)
ひたすら愛と平和について語った、それは終わらなかった、
だってそうだ、電波上の片思い同士が言葉を交じわしているのだから、終わるわけがない。

夜が明けるまで語った「夜よ明けないで」と、思いながら。

恋人ならそう思う。(誤解のないよう)
それぐらい、話すことに、言葉にすることに、夢中になった。それしか憶えていない。


山崎円城さんを紹介してもらったのは、その日の昼間、初めてのブックワームにてギギマキから。
たしか、多摩川の近くの話しをした気がする。川沿いにバッティングセンターがあってね、って。
ぼくが恋というのか、とにかくファンとして憧れているのはBOOKWORMのメンバーに対してである。


BOOKWORMは、そのあと八年間、時あればすきあらば遊びに行った。


その間のこと全部を書くことは出来ない、八年ってとっても長い。
十四年のブックワームはもっと長い。

その間にぼくはPEACENICという同じ価値を持った同世代の仲間と出会った。
そしてそれを今も続けている。
そののちに、MAMEBOOKSのmineoとPEOPLEのmojoheyに出会い、

そう、4月1日の嘘のような一日に、
BOOKWORM つくば@千年一日珈琲焙煎所で再会する。

そこに、書いた人みんな、居ても居なくても、ぼくは言葉を発する。
誰もが、言葉を発するだろう。その場所で。

とにかくポエジーは届いているのだから。

いってきます、BOOKWORM!


toto
  
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March 29, 2012

「浮かぶ 」 ー3/28朝

04191b19.jpg孤島は 浮かぶ

遥か遠いむかしから

浮かぶ


入り江の迷路

歪んだ湾

波は 掻き分けた


海底に へばりつく 海藻 と 牡蠣を 思い浮かべる

波を 掻い潜った


湾曲のリズム 遥かむかしから


一艘の舟は 迷いこんだ

波止場へ 波止場へ

一艘の舟は 進む

沖へ 沖へ


一筋の黄金色 朝陽は昇る

孤島を 照らす 海面は 揺らめく

この湾に 浮かぶ ものをみた

遥かむかしから 浮かびつづけるものたちを
  
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March 18, 2012

夢0歳

82922386.jpg



君は生まれた。
一生忘れないよ。  
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湯川潮音



「朝と夜がすれちがって、別のものになるのを見ている。そう」

-3:15 "逆上がりの国"より 


とにかくこの曲を聴いて、好きになった。
間奏の青柳拓次さんのギターがこれまた秀逸。
でも、ライブは憧れすぎて行かなかった。

湯川潮音

http://yukawashione.com/diary/index.php

このダイアリー、特に9月27日の日記。
あぁ、今晩、もっと話せばよかったぁ。
ピースニックのフライヤー渡すので緊張マックスでした!
写真撮りたかったぁ。(こういうのはキリがない、ファンですから。)


そういえば、
ぶちとたくみのやりとり→
これもまたいいね。


TOMWAITSのカバーが終演後かかっていたように感じたけど、気のせいかな。




この曲、邦訳は「おとなになんかなりたくない」
  
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2012年3月17日、交錯。

c2c01142.jpg


一本トンネルをくぐれば日本三景松島を望める旅館に宿泊しています。
まだしばらくここに居ます、そのことはまた今度。

今日一日ぼくは、三陸と呼ばれる沿岸の一部分をダンプに乗って走ってきました。

12時
37584
58号
0歳
101歳
2.0
27号
45号
240号
16時
19時半
8年
14歳
10歳
23時
29年
48歳
50歳
30年
24時

今日一日の数字。
あまりにも色んな感情が生まれてしまい、まとまらない。
順番に書いてみます。  続きを読む
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March 05, 2012

邂逅の夜、時は熟し、旅はつづいていく。

09616df7.jpg


深夜二時の黄金町の交差点での写真。(なるべく非公開の公開)


3/3のmama!milk 春の三夜、nitehi worksにて。
「第二夜〜時熟し、邂逅の夜〜The time is mellow for mature people.」

無事終わり、打ち上げ、男四人と、偶然そこに居た女性一人。


赤い花をプレゼント。


そのあと、ぼくらは丘の上の平屋の家に辿り着き、
卑猥で腹黒く、それでいて仕事をやり遂げた汗の匂う部屋。いや、酒臭かっただろうな。
朝まで語り合いはつづいたよう(寝た)。
酩酊会とのちに名が付いたようです。

とてもよい酒が呑めた。


旅を続ければ続けるほど、旅がつづいていく。


そう思うことばかりの週末でした。
mama!milkさんと山崎円城さんとの創り方は、とても勉強になりました。
アーティストとの対峙はいつだって、怖いものです。それでもとにかく向き合ってよかった。
選曲士、映像家たち、絵描き、受付、椅子、木工屋、本屋、仲間と呼べるみんなにはあらためて、感謝します。
このツアーを企画した、PEOPLEとひねもすピクニック、彼らとのやりとりも刺激をもらいました。

それから、一二三との再会もとても大きかった。 
旅を肌に感じました
イノウエカオリちゃん、スズキサヤカちゃん、YEAth、みんなの伝えたい個性もぐっときた。
また、湘南来てね!


そのあいだに、ピースニックの打ち合わせもありました。
好きなことを本気でやろう!
それが一番の原動力です、生きる力といいましょうか。


ぼくは、この三日間、

千年一日焙煎所の方に「アサダマオ」というアーティストを教えてもらいました。

生駒祐子さんと「仲間」と「間」と「まちづくり」について、ちゃんと話しました。

mojoheyと恋について語りました。深夜のこと。

ミネオくんにいっぱい相談しました。


たった三日間に、思いもよらない出会いがあった!


邂逅の夜、
 
時は熟し、 旅はつづいていく。


ありがとうございました。  
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March 03, 2012

【3/2,3,4 mama!milk 春の三夜】横浜公演

この初春、
京都のアーティストmama!milkさんのツアーを、
3/2つくばの「PEOPLE」、3/4東京の「ひねもすピクニック」という仲間たちと企画しました。
ぼくらPeacenicは横浜公演となります。
会場は、昨年末にドキュンタリー映像展を開催した黄金町にあるニテヒワークスです。

「時熟し、邂逅の夜。」

成熟した友たちに、思わぬして出会うべく、
この夜を楽しみに待っています。

09b4f8e6.jpg


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Design by dino (Peacenic)



以下、詳細となります!


mama!milk2011_syasinger-z_2


mama! milk 春の三夜
LIVE at nitehi works

第二夜
〜時熟し、邂逅の夜〜
"The time is mellow for mature people"



2012年3月3日(土) 開場 18:00 / 開演 19:00

Live:mama!milk 

Guest Live:山崎円城 (F.I.B journal)

DJ:DJ TOM (Quiet Plan/I'm @)

Shops:MAMEBOOKS(http://blog.livedoor.jp/flicker022/)
BUCHI MOKKOU(http://www.buchimokkou.com/)

【会場】
nitehi works(ニテヒワークス)
http://www.nitehi.jp/
横浜市中区若葉町3-47-1 浜銀ビル1F
TEL:045-334-7446

【料金/予約】限定60名

ご予約 \3000円 当日 \3200円

□E-mailでのご予約
件名を「 3/3 mama!milk予約 」として、下記アドレスまで必要事項を明記の上、お申し込みください。

peacenic.info@gmail.com
1.お名前(代表者のフルネームをカタカナ表記にて)
2.ご予約人数
3.お電話番号
* ご予約申し込みメール受信後、数日以内に受付確認のメールをお送り致します。
* メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、ご確認をお願い致します。
* お席に限りがございますので、お早めのご予約をおすすめいたします。

主催:Peacenic
twitter https://twitter.com/#!/Peacenictoto
Facebook http://www.facebook.com/Peacenictoto

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February 29, 2012

2月29日、閏の日に思ったこと。

2012年の2月29日ですね。
閏 ですね。
そんな一日に、ひょっこり時間が生まれました。 
雪で仕事はお昼でおわりました。
そのあと、桜花園行ってタツミさんと陽太と昼の暖をとり、帰ってYEBISU金と白、つまみにイカワタしながらパソコンに向かっています。
これから大切なことをするために、出かけなきゃ!


さて、ピースニックの発表はチェックしていますか?!

すんごいグルグルしてるけど、本気で遊ぶために寝る時間を少なくして、でもなるべくビールは呑めるようにして、
がんばっています。
ぜひ!チェックしては、みんなに教えてあげてください。よろしくね、友よ!

HP → http://peacenic.s-s-d.jp/
Facebook → http://www.facebook.com/Peacenic.festival
Twitter → http://twitter.com/#!/Peacenic2010


今週末は2日からmama!milkさんとの春の三夜ツアーがはじまり、
3日の黄金町nitehi worksさんでのライブは是非です!
とっておきです!

で、翌4日は、茅ヶ崎kiponさんでの一二三ちゃんのライブをブッキングさせてもらいました。
こちらも、ほんとに是非!おすすめです。

で、で、
今晩、ピースニック第三弾の発表なんですが、ちょっと思うことがあって書きます。

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February 24, 2012

Peacenic 第二弾発表!!!



Peacenic 2012 spring〜舟〜 

第二弾発表! おまたせしました。

まずはこの特設ホームページを公開させてもらいます。
各コンテンツ毎に、すこしずつですが更新していますので、のぞいてみてください。

http://peacenic.s-s-d.jp/



そして、第二弾アーティストは、、、

昨年リリースされた「民衆レベル」をひっさげ、こぶしを挙げ続けた「光風&GREENMASSIVE a.k.a山賊」!

カットマンブーチェ解散後、精力的に唄を届ける旅を続けている 「 キムウリョン」(ex. cutman-booche)!!

そして、謎、、というのか、これからセッションが生まれていくのか、さてはて、
とにかくピースニック初めての挑戦!
フロントマンは決まっています、Munchy vibes,Los Tequira Boysとして横須賀を中心に、
ピースニックには毎回盛り上げてくれる、ラテンブルースギタリスト「Soichi」率いる、
「 PeacenicSessionBand 」!!!


DJにアートにワークショップも充実してきました!

DJ: SatoruSegi(ex.wawawa)

Art:シミズタカハル (コラージュ作家)

Workshop:くろちゃんのろうそく(ろうそくづくり)

となります。

すべてのコンテンツ更新してみました。
キッズスペースからのメッセージもぜひ読んでみてくださいね!


では、次回の発表は2/29(水曜日)!!!
出店者やワークショップの内容、さらにパフォーマーもさらに発表しますね。おたのしみに!


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*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

ゆらゆらゆれる、舟出の旅 ピースニック


うららかな光と、なびく 潮風、

ほらね


トックン トックゥン トックン トックゥン


さぁ、ここから、 ぼくらをはこぶ 

〜舟〜



ピクニックをもっと、もっと ・・・Peacenic!


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

「Peacenic 2012 spring 〜舟〜」

2012年4月15日(日曜日)

PLACE:かねよ食堂 (横須賀市走水海岸)
http://art-onthebeach.com/top-menu.html

TIME:12:00Open 14:00Start 20:00Fin

Charge: 前売・予約/3500円 当日/4200円

Ticket mail : peacenic.info@gmail.com
※件名「Peacenic2012 チケット」とご記入の上、「お名前・ご連絡先・枚数」をご記入ください。
※前売りチケット販売店は近日中に発表致します。




LIVE:CHANMIKA,Kentarow,toto(from SUIKA),キムウリョン,光風&GREENMASSIVEa.k.a山賊,PeacenicSessionBand and more!

DJ:TommyReturntables,HOMERUNSOUND,SatoruSegi(ex.wawawa)

Art: Art on the Beach(かねよ食堂), Yogu,伊勢谷千裕,フジイハルカ(aKUBi),シミズタカハル and more!

Workshop:Buchi Mokkou,ナカオ☆テッペイ,青空美容室by*hana,くろちゃんのろうそく,みんなのうた。 and more!


Food:かねよ食堂,TORi, and more!

Shops:Coming soon!!!!


Film:Coming soon!!!

Kids space:O!!!hana kids space

Sound system:Mizuki Nishimura(CINEMA CARAVAN),Yo Takano

Design by dino(Peacenic)


主催:Peacenic
Ofiicial HP
http://peacenic.s-s-d.jp

特別協力:Art on the Beach,CINEMA CARAVAN

協力:meetsPeople,PEOPLE,Speakers vibes,流壺


  
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February 16, 2012

【Peacenic2012spring〜舟〜】 第一弾発表!!!

おまたせしました。

春の海辺のピースニック、第一弾発表!

~旗~ から ~舟~ へ。


想像から創造に、想いを込めて開催準備中!

第二弾発表は 2/22となります。お楽しみに!


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*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

ゆらゆらゆれる、舟出の旅 ピースニック


うららかな光と、なびく 潮風、

ほらね


トックン トックゥン トックン トックゥン


さぁ、ここから、 ぼくらをはこぶ 

〜舟〜



ピクニックをもっと、もっと ・・・Peacenic!


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

「Peacenic 2012 spring 〜舟〜」

2012年4月15日(日曜日)

PLACE:かねよ食堂 (横須賀市走水海岸)
http://art-onthebeach.com/top-menu.html

TIME:12:00Open 14:00Start 20:00Fin

Charge: 前売・予約/3500円 当日/4200円

Ticket mail : peacenic.info@gmail.com
※件名「Peacenic2012 チケット」とご記入の上、「お名前・ご連絡先・枚数」をご記入ください。
※前売りチケット販売店は近日中に発表致します。


LIVE:CHANMIKA,Kentarow,toto(from SUIKA),and more!

DJ:TommyReturntables,HOMERUNSOUND

Art: Art on the Beach(かねよ食堂), Yogu,伊勢谷千裕,フジイハルカ(aKUBi),and more!

Workshop:Buchi Mokkou,ナカオ☆テッペイ,青空美容室by*hana,みんなのうた。 and more!


Food:かねよ食堂,TORi, and more!

Shops:Coming soon!!!!


Film:Coming soon!!!

Kids space:O!!!hana kids space

Sound system:Mizuki Nishimura(CINEMA CARAVAN),Yo Takano

Design by dino(Peacenic)


主催:Peacenic
Ofiicial HP(近日更新!)
http://peacenic.s-s-d.jp

特別協力:Art on the Beach,CINEMA CARAVAN

協力:meetsPeople,PEOPLE,Speakers vibes,流壺

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~*~*~*~*~*~

ピクニック的音楽フェスティバル「Peacenic」-since-2006

official→ http://peacenic.s-s-d.jp (近日更新!)

mail→ peacenic.info@gmail.com

official Facebook→ http://www.facebook.com/pages/Peacenic/259944187409551

twitter→ https://twitter.com/Peacenic2010 

mixi→ http://mixi.jp/view_community.pl?id=744306  
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February 05, 2012

【4/15sun Peacenic2012〜舟〜】開催発表!

お待たせしました!待ってない?!

いや、ぼくは待ってたよ!

旗から
舟へ




2010年二日間に渡った「Peacenic2010@SYOKUYABO農園」
から、一年半。

想いを込めて、ピースニック開催します!

正式詳細は2/15に大発表!


Peace,Picnic,Peacenic!ENJOY!!!

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「Peacenic  2012 spring 〜舟〜」
2012年4月15日(日曜日)

PLACE:かねよ食堂 (横須賀市走水海岸)

TIME:12:00Open 14:00Start 20:00Fin

 LIVE:Coming soon!

DJ:TommyReturntables,HOMERUNSOUND ・・・

Art: Art on the Beach ・・・

Food:かねよ食堂,TORi ・・・

Workshop:Buchi Mokkou ・・・

Sound system:CinemaCarvan

主催:Peacenic

特別協力:Art on the Beach,CinemaCaravan

協力:meetsPeople,PEOPLE,Speakers vibes,流壺

Facebook
Peacenicオフィシャルページはこちら!

http://m.facebook.com/home.php?__user=1420719856#!/profile.php?id=259944187409551&v=info&__user=1420719856


三年前のスタッフの集合写真。おまちしてます!
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February 04, 2012

君とうたをうたった。

2011年の4月5日だった。

「みんなのうた、うたをうたおう。」


ぼくは近所で美容室hana*を営む友達bacciくんと、
子どもが笑っていればいいね!
と、たくらんで心のチャリティーイベントを企画した。

タイトルはぼくが。
「みんなのうた」やるよ!っていう文章はbacciくんが考えて考えて、書いた。

そしたら、小さな会場は子どもたちでいっぱいで、
おとなたちは外に出てくださーい!
と呼びかけるほど、子どももおとなもいっしょになって唄をうたった。


偶然だったのか、仕込んだのか、さてどうだったか思いだせないのだけど、
映像家のマーシーもそこに居て、映像の記録作品となった。
blog-to-FILM→
(彼の文章も、また良い)

同じく偶然なのか、風の知らせか、謎なんだけど、
PEOPLE のmojoheyもそこに居て、
「POWER TO THE PEOPLE」
と、書かれた大きなポスターとステッカーシールは、この日この場所にたぶん初めてつくばから届けられた。
PEOPLE blogにて→
(それから、その言葉の書かれた紙はたくさん旅立った)



この日、君は、たしかにそこに居た。
小さな身体で、
パパがいつも叩いてる太鼓を抱えて、おなじように叩いて、
興味のむいたほうへ歩いて、イタズラして、
ママはそれをずっと見て、追いかけて。
唄がはじまれば、じっと見つめて聴いて、
お座りしては、ちゃんと唄う人と向き合って、たしかにリズムをふんでいた。
おなかに「POWER TO THE PWOPLE」ってシールを貼られても、
笑ってくれたね。


小さなからだで、ほんとうによくがんばった!
君にぼくは元気も勇気も、今在る心をもらったよ。

きのう、ウルトラマンに会ったんだってね!
この町のみんな、そのこと話してるよ、君の心が、君の魂が、ちゃんと呼んだんだって!

また、唄をうたおうね!
君に出会えてよかったよ、ありがとう。
またね。
  
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January 18, 2012

葉山町長選挙にいこう!チームホワワのご報告。

【葉山町長選挙にいこう!*チームホワワ】
今回の葉山町での選挙は1月15日開票され、無事終わりました。
投票率を上げよう!と活動していましたチームホワワ、
結果としては、投票率57.26%(前回比マイナス0.7%)
となりました。

願っていた結果(70%目標)は得られませんでしたが、意識とアイデアが行動に繋がり、仲間を呼び、
また多くのお店や方々にご賛同頂き、配付に心良くご協力頂きました。
こちらにて心より御礼とさせて頂きます。
計56店舗、一覧を別記いたしました。
また、各新聞社(朝日、毎日、読売、神奈川)にも折込して頂きました。
計約一万五千部の配布となりました。


「何かを変えたい!
そう思ったとき、どのような行動を
起こしますか?」

これからも、Team What Wonderful World は、活動を続けていきますので、よろしくお願いします。
ありがとうございました!

《葉山》

WAKKA
げんべい
やまねこ
ITAGOYA
魚竹
矢島酒店
フヂヤ
Pescatore
ラーメン一番
デニーズ
manimani
後楽
YTM
griot.
Yyクリーニング
cafe nagisa
ももや 高橋商店
菊水亭
はなや
葉山花市場
白洋舎オオノヤ
浜寿司
FATTY'S
SWEETTOOTH
スターバックス
旭屋牛肉店
LAUMAUNA
Uunion
カノムパン
相鉄ローゼン
タントテンポ
葉山ボンジュール
焼鳥屋神神
DAYS386
おひさま保育室
木古庭スリ-エフ
まんぼうてい 葉山


《逗子》
丸久
逗子フレッシュネス
くじらのマルシェ
ENISHI
逗子スポーツクラブ
LUANA
GINGER BEACH IN
新逗子動物病院
ちんや商店
海神亀
BEACH MUFFIN
CINEMA AMIGO
海のようちえん
 
【鎌倉】
 
招山ギャラリー
パラダイスアレー
COBAKABA食堂
 
【 長谷】
 
middles
一花屋
鎌倉ジェラート(ブログ掲載頂きました)

以上、漏れがあったら、
ほんとにごめんなさい!  
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January 14, 2012

この国と関わろう

変えようじゃない、関わろう、とにかく、もう、関わることでしか、変わることはできない。

原発事故から10ヶ月経ちました。

誰が何の力が、誰かの何かの大切な故郷を奪うことができるというのですか?


この三万人の小さな葉山町で、
無関心ではない選挙をやり遂げることで、
少しでも今までの原発を選んだ社会からの謝罪と、
これから続いていく未来を、明るく照らすことが出来ると信じています。

日本中があっと驚く投票率となれば、
その先には、みんなで選んだ日本の葉山町の未来があります。

葉山町長選挙、補欠議員選挙、
ついに明日8:30〜20:00です!

選挙にいこう!
それからすべてが平等にはじめられる!  
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January 07, 2012

2012年1月15日 葉山町長選挙選挙にいこう!

1月15日、
葉山町長を選ぶ大事な日。

それは葉山の未来を私達が決める日です。



何かを変えなければいけないと感じた時、
何かを救わなければいけないと感じた時、
あなたならどのような行動を起こしますか。

例えば、原子力発電所の事故が起きた時。

デモに参加して自分の思いを行動にあらわす人達、
インターネット上で危険性や安全性を訴える人達、
テレビ、ラジオ、講演会などで情報を得、口頭で
仲間に情報を伝える人達。
不要な電気をひとつでも切った多くの人々。


今まで無関心だった事に関心を持ち、自分の考え方を
定め行動を起こす事、それはとても大事なこと。
もちろん、原子力発電所を推進する考えであっても、
反対する考えであっても。
思考を停止せずに、常に自分の周りで何が起きているか
に関心を持ち続けて、自分自身が後悔しないために生きていく。
そんな他愛のない事で世の中は変わると我々は信じています。

選挙に行きませんか。

現在、葉山町が抱えている問題に関心を持ち、
各候補者の考えに耳を傾け、あなた自身の行動を起こしてください。
この町を、この国を支えているのは、あなたの一票です。


Team What a Wonderful World  
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December 26, 2011

2011ドキュメンタリーのこと


「すべて終わったと思った。」


海にほど近い、
赤い提灯と暖簾をくぐり、生肉を焼くと煙が濛々とし、季節に似つかぬジョッキはすぐ底をみせ、
くりかえし乾杯を交わし、
野田昌志ことマーシーと向き合っていると、
そう、彼独特の博多弁で言った。


はっと、した。

この言葉は、2011年、何度か聞いたことがあったからだ。
けども、マーシーの口からその言葉が出てくるとは思ってなかったからか、
ぼくは驚き、次の彼の言葉を待った。


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【2と0と1と1】タイムテーブル発表!

2011,12,27(tue)
【 2と0と1と1】@nitehi works

タイムテーブルになります。


17:50 OPEN
18:05 開会宣言!

18:25 mmfilms フィルム上映

19:00 YEAth フィルム上映

19:30 上田耕平 ライブ

20:10 野田昌志 フィルム上映

21:45 千尋 と みんなのうた

22:00 after DJ COFFEMAN


年暮れの平日と、一年で一番忙しい時期かと思いますが、
どの時間に来ても楽しめるように、ギューギューの盛りだくさんの作品を詰めさせてもらいました。
ニテヒワークスの紹介が出来てませんでしたが、気持ちのいいカッコいい素晴らしい空間です。
初めてたどり着いたときに、一目ぼれをして、今回開催させてもらうこととなりました。

手ぶらで握手やハグをして、今年の労いでもみんなでしましょう!
お待ちしてます!

■アクセス
nitehi works
http://www.nitehi.jp/

  京浜急行 黄金町駅 徒歩5分
  JR 京浜東北線 関内駅 徒歩15
 *渋谷から38分
 横浜市中区若葉町3-47-1
 TEL : 045-334-7446

  
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December 24, 2011

【2と0と1と1】リレー文、「映像作家 野田昌志のご紹介/文:植田浩平 (PEOPLE)」

12月27日(火)に開催する【2と0と1と1 〜ひとりとみんなの2011ドキュメンタリー展〜】
映像を出展する映像作家をひとりずつご紹介します。

1回目2回目に次ぐ3回目、PEOPLEの植田浩平が、野田昌志をご紹介します。

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4月20日。
オン・ザ・コーナー。とある街角でのお話。
手前味噌なのだけど、まずは上の二つの動画をみてほしい。
自分も立ち会った現場での映像を元に話をしたい。

よし。はじめよう。

***

マーシーさんは記録者ではない。
ましてや撮る人でもないとボクは思ってる。
そうではなく、あの人は編む人だ。丁寧に集めた素材を編みこむ人。
そして、物語る人だ。言葉よりも雄弁に映像で語る人。
そのイメージにアレもなく、ブレもなく、ボケもない。

現場で拾い集めた断片を、巧みに繋いで話し出す。
その映像はドキュメント? いや、違う。あれは作品だ。
ある視点をもった個人がつくったお話なのだ。

だから、なのか。
ボクはマーシーさんの頭の中が気になってしょうがない。
一体これまでにどんな景色を観てきたのだろう? どれだけの映画を観たのだろう?
どんな本を読んで、どんな言葉に高揚してきたのか? それが気になってしょうがない。
あの人の引き出しを全部開けてみたい。そんな願望にも捕われている。

一応ことわっておく。
ここでの話は自分勝手な思い込みだ。
本人と会って話しているときに、こんなことを思っているわけではない。
そりゃあ当然だ。いつも自分は酔っている。下手すりゃマーシーさんも、だ。
ワイワイ楽しくやってるわけだ。

なのだけど。
なぜか、いつも話し終わって一人考えるときに思う。
あの人、よく勉強してるな。トコトン真面目だよなあ。なんて。
ただのノリのいい兄ちゃんではないぞ。なにか持ってるぞ。なんて。

朴訥して多くを語らず。ただ、カメラを構えてる。
遊びにいった現場でマーシーさんの姿をみつけると、ちょっと嬉しい。
そしてふと考える。いつもあの人、何をみてるのかなあ、と。

***

さて、12月27日。
舞台は横浜。黄金町。多くの仲間が集う街角。

2011年を96分で。
これまでの沢山の動画が、断片になる。
マーシーさんはどの視点で一年間を編み込むのか。どんな話を語るのか。
ただの記録じゃないんだろうな。記憶を動かす、刺激がほしいな。
おいしくビールが呑みたいな。

よし。話はここまで。
後は映像にまかせよう。

メリー・クリスマス。


文・植田浩平 (PEOPLE)
http://people-maga-zine.blogspot.com/


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▼野田昌志
[blog] http://masashinoda.jugem.jp/
[YouTubeチャンネル] http://www.youtube.com/user/masashinoda
[Twitter] http://www.twitter.com/masashinod

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【2と0と1と1】リレー文

▼第1回「映像作家YEAthのご紹介/文:toto (Peacenic)」
http://blog.livedoor.jp/toto463/archives/52909722.html
▼第2回「映像作家mmfilmsのご紹介/文:ミネオ (MAMEBOOKS)」
http://blog.livedoor.jp/toto463/archives/52910106.html

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【2と0と1と1 ひとりとみんなの2011ドキュメンタリー展 】

ドキュメンタリー映像とライブ音楽に向き合う冬の夜。

2011.12/27(火)
OPEN:18:00〜22:00 CHARGE:2000yen

■Live:上田耕平(天草・YOLEYOLE)他
■Film:野田昌志、mmfilms、YEAth 他
■みんなのうた:千尋
■Deco:NINO(FRIFRI)
■Art:Yogu、伊勢谷千裕
■Food:indigo spice
■Wood:Tetsuya Fujishiro(はち、CAMPS)

主催/企画:Peacenic
Support by MAMEBOOKS & PEOPLE  
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December 23, 2011

【2と0と1と1】リレー文、「映像作家mmfilmsのご紹介/文:ミネオ (MAMEBOOKS)」


12月27日(火)に開催する【2と0と1と1 〜ひとりとみんなの2011ドキュメンタリー展〜】
映像を出展する映像作家をひとりずつご紹介します。

第2回目は、MAMEBOOKSのミネオが、mmfilmsをご紹介。

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mmfilms と書いて エムエムフィルムズ。

この語来は聞いたことはない(あるかもしれないけど)、
たぶん、ミリフィルムズって呼んじゃう人は……いないかもしれない。

mmfilmsはナベオくんと、パートナーのアキちゃんによる映像プロダクション。
主に、フラットランドと呼ばれるBMXの映像を撮っています。

ナベオくんに出逢ったのは、今から3年半前。
ナベオくんが初めてのDVD『On The Low』を完成させた直後、
現在KULA KULA Diningを切り盛りしているオカイチくんの紹介で出逢いました。

それから、【ヨコハマ路地博】というイベントを一緒にやりました。

それからはいつも、新しい映像を完成させる度にメールを送って知らせてくれます。
そんな関係が、もう3年近く続いています。

口べたで、言葉にするのがあまり上手じゃなくて、
ふわふわとして、掴みどころがない。
ビールをよく飲んで、顔を赤くして気持ち良さそうに酔っぱらう。

ナベオくんの自宅にはいわゆる面白系/ギャグ・バカ系のDVDが結構あって、
実はとてもユーモアが好きな人なんだなってことを、
いつかの飲み会の時に発見した。

いつもはだいたい、ナベオくんが映像を撮って、
ナベオくんが編集してる。
アキちゃんは時々カメラを補佐して、
映像を見ながらすこーし意見をしたりして、
ナベオくんにむっとされているらしい。

どっしりしてるアキちゃんと、ふわふわとしているナベオくん。

とっても良いバランスのように思っています。

BMXの映像から撮影→編集ということに目覚めたナベオくんは、
オカイチくんのイベント【SPEAKERS VIBES FESTIVAL】あたりから、音楽のライブも撮るようになってきました。
本人はまだまだ納得がいくものがあまり作れていないようだけど、
そのセンスにはいつも感心させられます。

前にも書いたことがありますが、
ひょうひょうとしたナベオくんのどこに、
こんなかっこいい映像を作るセンスや決断力があるのだろうと、
いつも不思議に思っています。

野田昌志さんはギミックなしに、被写体そのものをストレートに魅せる映像を作ると思います。
ナベオくんは、どちらかというと編集のセンスと、独特のテンポ(間)と、少しのユーモアで映像を作っていると思っています。

2011年、mmfilmsは新しいDVD『Mostly True』を完成させ、発表しました。
映像撮影だけでなく、BMXパフォーマンス集団として、
六角商店街、ベイホールでの横浜GrassRoots 15周年、
そしてHERBESTA FESTIVAL '11へ参加するなど、
そのフィールドを広げてきました。

ぼくが紹介したい映像は、この3つ。
この順番に観て欲しいです。

特に、一番下の「Ride Easy」という映像には、ぐっときました。
トライ&エラー。
BMXも、ナベオくんの編集も、ぼくらの人生も、トライ&エラー。
くりかえし、くりかえす。だからこそ、上を目指し、努力する。
自分に負けぬよう。


mmfilmsが切り取った2011年。
BMXと音楽ライブが中心になるのかな。
とても楽しみにしています。


文・ミネオ (MAMEBOOKS)




▼mmfilms
[blog] http://blog.livedoor.jp/shirahata_diary/
[YouTubeチャンネル] http://www.youtube.com/user/aresen2000
[Twitter] http://www.twitter.com/mmfilms_nabeo

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【2と0と1と1】リレー文

▼第1回「映像作家YEAthのご紹介/文:toto (Peacenic)」
http://blog.livedoor.jp/toto463/archives/52909722.html

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【2と0と1と1 ひとりとみんなの2011ドキュメンタリー展 】

ドキュメンタリー映像とライブ音楽に向き合う冬の夜。

2011.12/27(火)
OPEN:18:00〜22:00 CHARGE:2000yen

■Live:上田耕平(天草・YOLEYOLE)他
■Film:野田昌志、mmfilms、YEAth 他
■Deco:NINO(FRIFRI)
■Art:Yogu
■Wood:Tetsuya Fujishiro(はち、CAMPS)

主催/企画:Peacenic
Support by MAMEBOOKS & PEOPLE  
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