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第二章「素敵なお母様への道」の後半と第三章「私が選んだ教育法「公文式」」の前半を読みました。

脳卒中や事故などで障害を持ってしまった人や少年院の人が公文式をやっている例が紹介されていて、興味深く読みました。もちろん前者はリハビリのため、後者は更正のため行っているわけですが、予想以上の効果を上げているとか。

学問というのは人間が作り出したものだし、少なくとも最初に道を切り開いた人は嬉々としてやっていたはず。だから人間なら誰でも本来は楽しくできるはずなのです。少年院の少年たちも誰の力も借りずに問題を解いて満点を取っていくことによって、人に認められ、自分を認められるようになっていく。これは本当に素敵なお話です。

少年院で公文式をすると、子どもたちは国語に一番熱心に取り組み、成績も国語が一番伸びるとのこと。彼らは自分の内面を表現する言葉を持たず、自分を表現できなかったのではないかと分析されていました。

承認欲求は誰にでもあります。自分を表現する術を知らず、したがって周囲から認められることも無く、犯罪を犯すことで注意を引こうとしたとしたら、とても悲しいことです。そういう悲劇を防ぐ可能性が、公文式には確かにあると思います。

《つづく》