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ゼロの状態から粒子と反粒子が分かれて、この宇宙ができた…と聞くと、意味が分からないだけにいろいろ想像してしまいます。宇宙を構成しているのが粒子だとすると、反粒子の世界もどこかに細々と存在するんだろうか?とか。

私たちのこの宇宙が表舞台だとすると、楽屋のような世界なのかもしれない。舞台裏もひっくるめて全部なのだから、表舞台だけ見つめていていいんだろうか…

話は変わりますが、右利きなのに左が凝るという人は結構多いです。ちなみに私もこのタイプ。「ずーっと右手で作業していて、左手は全然使ってないのに、どうして左が凝るの?」という質問はよくいただきます。右手はステージの上だから右手だけ大活躍しているように見えるけど、左手は舞台裏で大活躍なんですね。舞台裏の方が大変だとこういうこともあります。

私たちの意識は右手にばかり気を取られて作業してますが、例えば右手が動けば動くほど体の重心も動くはず。この重心の移動を体の他の部分で打ち消さなければ、私たちは転んでしまいます。これが舞台裏の仕事。足してゼロになるのだから、反粒子にならって反仕事と呼ぶのもいいかもしれない。

環境問題で捉えるなら、人間社会が表舞台。その矛盾をすべて引き受けて、支えてきたのが地球環境ということになります。

人間の生き方で言うなら、表舞台は利己的な生き方。それが成り立つのは、舞台裏に利他的な生き方をしている人がいて、支えてくれているから。

まあ、物理学とは全然関係ないのですが、こんなことを勝手にイメージしていた方が難しい理論の説明を読んでいるより楽しいんです。

《つづく》