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くもんのすいせん図書(Aの26番)「まりーちゃんとひつじ」を読みました。

小林教室周辺の教室が共同で図書を購入して、巡回図書館のようにしています(通称「おにぎり文庫」)。今月の一冊でした。

「まりーちゃんとひつじ」と「まりーちゃんのはる」の2本立て。

「…とひつじ」は人間が望むことと、動物が望むことの違いがうまく表現されています。

まりーちゃんは結構欲が深い。人間の欲深な心と動物の純粋な心のすれ違いは「夕鶴」(別名「鶴女房」とか「鶴の恩返し」)を思い出します。

カラフルな絵と二色刷りの絵が交互に出てくるのは、コスト削減のためか、製本技術による制約なのか分かりません。が、まりーちゃんの夢をカラフルな絵で表し、ひつじの夢を二色刷りの絵で表しているのが、編集上うまいなと思いました。

最後は、まりちゃんの夢はかなわなかったけど、欲張りだからしょうがない。優しい素敵なエンディングです。