前回は、リンゴを落として喜んでおりましたが、いよいよ実機転送です。

まず、p363でGravity4の動作確認。p364のSDKダウンロードはeclipseを試した時にやっているので、p366でSDKのパスを指定するだけでした。

私が壁にぶち当たったのはp368でした。SDKのパッケージのチェックボックスが、新しいSDKでは構成が変わっています。Toolsの項目がp368のハードコピーよりも増えていまして、Build-toolsが別に選択できるようになっています。私はこれを選択しなかったがために、実行のところでエラーメッセージを浴びることになりました。大元のToolsをチェックしてここは全部インストールしてしまうのが無難なようです。(著者による正誤表参照

次にAndroid端末側の設定です。私の愛機はArrowsX F-10Dで、昨年末に4.2.2にバージョンアップしました。「開発者向けオプション」が消えたことに気づいていたのですが、こんな裏技があったんですね(p370)。

密会(やったことないが)の合図じゃあるまいし「ウソだろ〜」と思って、恐る恐る3回タップしたら、「あと4回です」と出てきました。これは一人でウケました。

娘たちのタブレットも4.2以降のはずなので試してみたら、やはり出てきました。「あと4回です」(笑)。

USBドライバーは富士通でも用意してくれているようでしたが、android_usbwinusb.infに書き加える方法でうまくいきました。

娘たちのタブレットは最初うまくいかなくて、ASUSのホームページでもドライバーが見つけられず、あれこれいじっておりました。USBはMTPモードだったのですがPTPモードに切り替えてみたりしているうちに、MTPの時とPTPの時でPIDが違う番号になっていることに気づきました。両方をandroid_usbwinusb.infに書き加えて、端末を再起動したら、うまくいきました。機種によって、こういうこともあるようです。F-10DはMTPのままでうまく行きましたので、調べていません。

後は特に問題なく、Gravity4AndroidがF-10Dで動きました。

これをやると、スマホにちゃんとインストールされるんですね。アプリ一覧でリンゴのアイコンを発見して、感動してしまいました(*^^)v

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