珍しく夜に僕ひとりでお外でご飯。

さて、どこに行こうか・・・?
悩んだ末に、以前ちらりとネット情報で見かけた「一利起で新作の中華そば」を思い出した。

店に入るなり、親父さんに「新作をお願いします!」と頼んだ。

ぐりっとした目できょとんとしている親父さん、小動物を思わせて、ちょっとかわいい・・・。
自信作という新作の中華そばは、出してから、もう2ヶ月ほど経っているのだとか。
自分がそんなにご無沙汰だったとは・・・時間の経つのがなんと速いのかと、実感する。

あいかわらす丁寧な仕事振りで、出てきたのがこれ。中華そば@一利器












超個性的な親父さんが「自信作!」というからには、どんなにぶっとんでるのか、ちょっとあらぬ期待をしていたが、ビジュアル的には「超!フツウ!」です。
もともと札幌みそラーメンが売りのこのお店。
しょうゆラーメンは、スープの色が濃い、こってりめなものだったと記憶している。
いわゆる北海道系の「醤油ラーメン」という感じで、ラーメンであって「中華そば」ではなかった。

目の前に現れたのは、そういう「一利起」らしからぬ「ビジュアル」をもった一杯だ。

まずは、色の薄く澄んだスープをひとすすり。
おお〜〜「自信作」というだけのことはあります。
あっさりながらも、しっかりした味わいで、恵比寿に代表されるような、最近よくみかけるようになった「高品質あっさり系」を思わせます。

麺は、味噌系とまったく別物の「細ストレート麺」という親父さん。
恵比寿や九州とんこつ系のざっくりした細麺を連想したが、それとは違う、よく見かける中華麺のような細く、かるく縮れた麺です。
ひとすすりすると、うまくスープを絡めて口に飛び込んできます。
歯ごたえが、これまた僕の好きなタイプ。
「きゅこっ!」という歯ごたえといいましょうか、もっちりとも、ざっくりとも違う、これはまさに良くできた中華麺の典型という感じ。

ビジュアルで「どうだ、すごいだろう!」とアピールするタイプではなく、食べてみてわかる、食べたあとも心に残る「フツウを極めた中華そば」だと思いました。

「あっさりしすぎてませんか?」という親父さんでしたが、自信に満ちた一杯であることはしっかり伝わりました。

これはニョーボの好みのど真ん中にヒットするな、と思いつつ、今度はニョーボに食わせてやろう、と店を出たtoto郎なのでした。