104 (1)

坂本企画総集編
再開一本目は

vol.12にして
MONOがたりシリーズ4本目

The Chair 沈む赤

である 

 
十カ年計画で
アルファベット26文字を頭文字に持つ
「モノ」にまつわる物語を上演してゆく
MONOがたりシリーズ

今回はThe Chairということで
「座ると死ぬ椅子」をテーマに
赤と青、二つの短篇を上演した

全国一千万の坂本企画ファンには
もうお分かりのことと思われるが

このMONOがたりシリーズ
タイトルに冠した「モノ」は取っ掛かりで
別のものが主役になることも珍しくないのである

それが意図的なものなのかどうなのかは
ご想像にお任せしたい

ともあれ
この
The Chair 沈む赤

寄宿学校に伝わる
「座ると死ぬ椅子」の噂にについての物語であった

129 (3)


寄宿学校の生徒たちの外套は
もちろんWater Wood製

リバーシブルになっていて
もう一編 <浮ぶ青>のほうの衣装にもなる
すぐれものである

232 (1)


余談になるが
合唱団かえでさんの定期演奏会を訪ねた際
共通の知り合いからチケットを都合してもらった
テジナシ・アカツキさんと席が隣り合った

合唱団の定期演奏会では
しばしば途中にコメディタッチのステージや
ミュージカル仕立てのステージが挟まれるのだが
(関係者筋では「2ステ」と呼ばれるらしい)
今回はブロードウェイ・ミュージカルのナンバーを
ストーリを追って歌うという趣向のステージだった

大変楽しいステージだったのだが
そのステージの中でシーンにあわせてマントを裏返す
という衣装を拝見した

隣にいたアカツキさんが

「この前の坂本企画の衣装もあんな感じでしたね」

とおっしゃったので

「あれは水木さんが作ってくれたんですよ」
「あんなちゃんとしたのをお一人でデザインから作れるなんてすごいですねー」
「あぁ、リバーシブルなところもそっくりですね」
「あれ、デザイン料取れるんじゃないですかね?」
「あとで交渉してみましょうか」
「はっはっはっ」

などと軽口を楽しんでいたのである
もちろん似ているなと思った程度で
本当にどうこうというやましい気持ちは一切なかった

合唱団かえでさんに
竹馬の友がいるがゆえの軽口だったのである

しかし

である

そのリバーシブル衣装が
水木さんが貸し出した
The Chairの衣装をもとに制作された
いわばOEM生産品だったということが
つい一週間ほど前に明らかになったのである

デザイン料どころか
公認である

いつのまに

恐るべし
Water Wood

108 (3)