坂本企画完成
坂本企画としては初めてのお知らせで戸惑われた方も多いかもしれません。

「トリガーアラート」とは映画や演劇の鑑賞に際し、
苦手な表現=しんどさや嫌な思い出のトリガーを引く可能性がある表現を、
事前に出来るだけ告知するものです。

特に映画や演劇では、
苦手な表現に遭遇しても鑑賞を中止(席を立つ)ことがなかなか難しいため、
広まってきている文化です。

坂本企画でも本公演から取り入れたいと思い、
前売り開始前に告知記事を出すことにいたしました。

以下の画像に本公演で考え得る「トリガー」を一覧にしておりますので
ご懸念のある方はぜひ御覧ください。

また、こちらの記事に台本の第一幕(全体の2/3ほどの内容)を
公開しておりますので、よろしければそちらもご参考にしてください。




坂本企画21『抱えきれない わたしを抱いて』 トリガーアラート



・これは、本公演の観劇に際し観客のみなさまにとって苦手な表現になりうる表現を事前に告知し、安心して観劇していただこうという意図で掲示するものです。

・性質上、内容の一部を公開することになりますので、先入観無しでご観劇いただきたい方の閲覧はおすすめいたしません。

 

【年齢制限】

本公演は、一人で座って観劇マナーをご理解いただいた上で90分前後のお芝居を楽しめる方であれば、誰でも御覧いただけます。(未就学児を除く。)

物語を楽しめる一つの目安として、主人公の物語開始時の学齢である中学生以上であることを推奨します。

 

【内容について】

・イジメ、喧嘩(主に言葉によるもの、ただし閉所に閉じ込められる描写があります。)

・児童虐待(ネグレクト、病児への不適切な対応。)

・恋愛描写(「女子生徒が男性教師に憧れを抱いている」というシチュエーションが長く続きます。)

・意思疎通のできない難病患者の生死についての内容を扱います。

 

【演技について】

・演劇上の表現という事を考えても比較的大きな声を数回発します。

・登場人物が泣くシーンがありますが、大きく声をあげて泣くというよりは、涙するという程度です。

・登場人物が怒る/叱る描写があります。

 

【演出について】

・真っ暗になるシーンがあります。

・生命維持装置の警報音が生々しいです。アラーム音や緊急地震速報などに敏感な方はご注意ください。

 

そのほか、ご懸念がおありの場合は遠慮無く、お気軽に劇団にお問い合わせください。