第30回OMS戯曲賞佳作作家、坂本涼平の受賞後初の長編作品。
「ほんの少し、ボタンを掛け違えた人の悲劇に寄り添う」がモットーの坂本企画が、難病患者の生きる権利と死ぬ権利に焦点を当て、「なぜ人を殺してはいけないのか」という問いに答えを出す意欲作。



【あらすじ】
《パターンA》
頑張り屋さんの13歳の少女Aが、難病の少女Bのケアについて、少女Bの母親から学校のクラスへの強い介入を受ける。自身もネグレクトを受け孤独な少女Aは、唯一心を許す担任の男性教師の中に自分の居場所を作るため、自ら少女Bのケアを買って出て、少女Bから男性担任教師との二人の時間を取り戻そうとする。幼い決意が招く、罪と罰の物語。


《パターンB》
“あの子”は突然やってきた。私たちの教室に。“あの子”が繋がれた、最先端の生命維持装置。それを扱うのは、先生一人と十三歳の私たち。生命維持装置の警報が鳴れば、すっ飛んでくる金切り声のおかあさん。荒れるクラス。攻撃し合うクラスメイト。私の大好きな先生は、日に日に疲れてうつむいていく。
誰かが背負わなきゃいけないなら。私がぜんぶ背負ってあげる。──幼い決意が芽生える時、導かれる解答は。



【企画意図】
 どうしようもない困り事が、世の中にはあると思う。はっきりと線引きできないものが、世界にはあふれている。それを割り切る者は、きっと一線を踏み越えることになるのだろう。自分の望みのために一線を越える者は、それが故に望みを奪われるはずだ。それが悲劇の鉄則なのだから。
 そんなシンプルで強固な芝居がしたい。自ら生きられない者は、生きる権利はないのか。問うことすら許されがたい問いを携えて、その答えを「生」の側でなく、「死」の側に用意して、観るものを揺さぶりたい、そして、そのやり方は美しくありたい。そんな芝居が、いま観たいのだ。

※公演情報詳細:
http://blog.livedoor.jp/tottengeri/archives/1802270.html
※本公演トリガーアラート:http://blog.livedoor.jp/tottengeri/archives/1802253.html

いかがでしょうか。

【企画意図】に関しては
どうやら2015年に書いたものらしく
肩に力が入っていて気恥ずかしいのですが心意気は変わっていません。


お察しの通り重たいお芝居です。
ですが知的好奇心とせつない感情がたぎる公演になることは間違いありませんので
是非ご期待くださいませ!


坂本企画完成
抱えきれないわたしを抱いてチラシ裏その2ブログ用