坂本企画の舞台裏

「ほんの少しボタンを掛け違えた人の悲劇に寄り添う」をテーマに芝居を作る、『坂本企画』の舞台裏
次回→『ある惑星年代記の再開』
webサイト:https://www.sakamotokikaku.com

2024年06月

見続けた夢と生き続けた現実の狭間で揺れる、魂の独白。

『天の光とすべての私』、まもなく開幕。


宇宙飛行士の夢を諦めた一人の女性が、再び選択の岐路に立つ。

地球に根付いた日常か、はるか彼方の星々か。

彼女の決断が、観客の心に鮮烈な光を投げかける。


人生の岐路に立つすべての人へ。
純度99%の一人芝居が、あなたの心を揺さぶる70分。


爽やかで少し寂しい観劇体験をお約束します!


【公演詳細&ご予約はこちら】
http://blog.livedoor.jp/tottengeri/archives/1804823.html

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いよいよ来週に迫った開演を前に
笠松バージョン、鳩川バージョン共に完成目前!

生まれにふしあわせを持つ少女の成長に
笠松遥未が痛々しいまでの明るさをもって立ち向かい、
ぺしゃんこになり、
人生の苦みを受け入れて究極の選択を乗り越える笠松バージョン。

そして、その成長を
鳩川七海が全身全霊をもって拒否し、
地団駄を踏んで暴れ回り
それでも受け入れざるを得ない自らの変化に微笑めるようになる鳩川バージョン。

どちらもすすめのメニューでございます。
この際、両方味わってみてはいかがでしょうか。

【公演詳細&ご予約はこちら】
http://blog.livedoor.jp/tottengeri/archives/1804823.html


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鳩川バージョン、笠松バージョンともに
上演時間が65分ほどと判明しました。

カーテンコール含めても
予告通り70分くらいの上演時間をみてもらえれば
収まってくれそうです。

通し稽古の出来は上々、と言いたいところですが
どっちのバージョンもまぁまぁ大きな修正点を持っているので
ここからも気を引き締めて
稽古に邁進していきます!

【公演詳細&ご予約】
http://blog.livedoor.jp/tottengeri/archives/1804823.html

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『天の光とすべての私』
キャスト








いよいよ稽古も中盤戦。
昨日は7時間にわたるロング稽古でした。

鳩川さんと笠松さんは、稽古場のスタンスから全然違います。

鳩川さんは薄く何度もレイヤーを重ねて重層的なシーンを創り出すタイプ。
一回の稽古ではあまり深追いせず、
重要なポイントや大事にしたいニュアンスを確認したら
さらに周辺の領域に手を広げてシーンを有機的に結合させます。
そしてある程度扱えるシーンが増えたらテーブル稽古で解釈を詰めます。

それを繰り返すことで最終的に深みのあるシーン、芝居を創り出すのです。


いっぽう笠松さん。
頭からどっしりとシーンの稽古を詰めていき、
土台を安定させながら最終シーンに向けて上り詰めていくタイプに見えます。
そのシーンそのシーンでの勘所をしっかり体におろすまで妥協はしません。
揺るぎない前提を作ってから次のシーンに向かいます。

それを繰り返すことで厚みのある芝居が生まれてきています。


故に、二人の進行具合は一見バラバラです。

鳩川さんはすでに全体をさらう2週目の稽古に入り、
これからどんどん通しに向けて反復回数が増えるでしょう。

笠松さんは、いま全体の半分に到達したところです。
返し縫いのようにちょっとずつ復習をしながら一歩一歩足を固めていきます。

それでいいのだと思います。


今回は純度99パーセントの一人芝居なので、
演者のわがままというか個性を99パーセント尊重したいです。
その中で演出者としてどう自分のビジョンを反映させるか、
それが腕の見せ所なのだと思います。

【公演詳細&ご予約】
http://blog.livedoor.jp/tottengeri/archives/1804823.html











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