『伝える力 「話す」「書く」「聞く」能力が仕事を変える』池上彰著(PHPビジネス新書)『狼の血』鳴海章著(光文社文庫)

2008年10月19日

『僕の彼女はサイボーグ』綾瀬はるか主演3

僕の彼女はサイボーグ 通常版
僕の彼女はサイボーグ 通常版

 今日はぼくたちの地区の市民運動会。朝6時に起きて、6時半から公民館の荷物を積み込み、会場へ行ってテントを張ったり、椅子を並べたりした。そのままグラウンドに残り、一日を過ごした。今年は若い男性の人数が揃ったため、障害物競走は免除された。去年は中学生と走る羽目になったからなあ。今日のサプライズはぼくたちの字が綱引きで勝利を収めたことだ。市民運動会には30年以上参加しているが初めての経験で、大人もこどもも大喜びだった。

 

 ところで、昨日、初めてTSUTAYAへ行った。我が家からは三洋堂の方が近いので、これまで出かけたことはなかったのだが、話の種に一度覗いてみた。CDやDVDの種類と本数の多さに驚いた。三洋堂にはない中西保志さんのカバーアルバム『Standard』を見つけたので、早速借りてきた。

 昨日TSUTAYAで借りて見たのが、『僕の彼女はサイボーグ』だ。

 何を隠そう(別に隠す必要もないが)、綾瀬はるかさんは、ぼくの一番好きな女優さんなのだ。

 

 大学生のジロー(小出恵介)は誕生日を一人寂しく過ごしていた。デパートで自分のためのプレゼントを買っていると、そこに突然、SF映画に出てくるようなボディスーツを着た女性(綾瀬はるか)が現れた。

 彼女は店頭に飾ってあるワンピースに着替えると、お金も払わずにさっさと逃げ出した。

 

 ジローがレストランで食事をしていると、先ほどの彼女が現れる。ジローは、今日が誕生日だという彼女と一緒に食事をする羽目になる。支払いは任せろという彼女の言葉を信じて店の外で待っていると、飛び出してきた彼女は、「撤収!」と叫んで、いきなり走り出す。どうやら彼女は最初から食い逃げをするつもりだったらしい。店の人間と警官に追われながら、二人は街の中や、紛れ込んだ劇場の舞台を逃げ回る。

 

 やっと逃げ切った所で、彼女はジローに、自分のことを語り始める。どうやら、彼女は、大食いであることや行動が支離滅裂なこと、乱暴なことなどが原因で、恋人に振られたらしい。

 彼女に魅せられたジローであるが、彼女は唐突に姿を消してしまう。

 

 一年が経ち、再びジローの誕生日がやってくる。レストランで一人きり、食事をしている彼の前に、一年前の彼女が姿を現す。しかし、どうも様子がおかしい。その時、レストランの客に一人がいきなり銃を乱射し、ガソリンを撒いて火をつけようとする。彼女は、電光石火の動きで、男を叩きのめすと、レストランの窓から放り出した。

 

 本当であれば、ジローはその男の事件のために大けがをして、体が不自由になるはずであった。未来のジローは、その事件を未然に防ごうとして、ボディガードとしてサイボーグの彼女を送り込んだのであった。ジローがバイト先で遭遇した幼い子どもの交通事故、高校に立てこもった異常者による女子高生大量殺人事件、未来のジローが心を痛めたこれらの事件で犠牲者が出ないように、彼女は活躍する。

 

 彼女には感情はなかったが、ジローの努力次第で、彼女にジローの気持ちが伝わるという。彼女との同居生活の中で、ジローの彼女に寄せる想いは、ますます強くなる。しかし、彼女の気持ちを掴みきれないジローは、彼女にやきもちを焼かせようと、他の女性と付き合う振りをする。自分の作戦がうまく行かずいらだったジローは、彼女に自分の前から姿を消すように言い渡し、彼女はジローの元を立ち去る。

 

 ある日、東京を大地震が襲う。崩壊するビルの下で立ちすくむジローを助けたのが彼女であった。しかし、ホッとしたのも束の間、次々と襲いかかる大地震の牙は、二人を飲み込もうとする…



 

 ジローが最初に出会った「彼女」は本当にキュートで、たいていの男性なら、少しくらい変わっていようと、それだけで恋に落ちても不思議ではないくらいに、魅力的である。一方、一年後に現れた彼女のいかにも「機械」という言動に、多くの観客は、「どうして?」と思うに違いない。もちろん、その謎は、映画を最後まで見れば解き明かされるのであるが、そこにたどり着くまで、喉に刺さった小骨のように、二人の彼女の落差が気になってならなかった。

 

 違和感と言えば、クァク・ジェヨン監督の描く「東京」も妙であった。レストランから逃げ出した二人が走り回る街は、東京と言うより、ソウルや香港という雰囲気であった。まあ、『キル・ビル』で描かれた日本や日本人も相当におかしかったから、あれこれ指摘する方が野暮なのかもしれないが。

 

 この映画を見て、一番納得が行かなかったのは、ジローの行動である。感情を持たないサイボーグに感情を持たせるようにするためには、それこそ、赤ちゃんに言葉を教え、一つ一つものの道理を教えていくような根気が必要であるのに、そうした努力をしないばかりか、最後には癇癪を起こして、別れを切り出してしまう。

 

 ぼくは、やはり感情を持たない人型パソコンに恋心を抱いた青年を主人公にしたCLAMPのコミック『ちょびッ』を読んでいて、主人公・本須和秀樹の純情さに感動したことがある。この映画でも、もう少し、ジローの心理を丁寧に描いてもよかったのではないかな?

 

 まあ、綾瀬はるかさんのファンとしては、チャーミングでいたずらっぽい彼女、ボディスーツ姿のセクシーでクールな彼女を見られただけで満足なんだけどね。



touch3442 at 21:56│Comments(2)TrackBack(0) MOVIE 

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この記事へのコメント

1. Posted by ちょっとだけ   2008年10月20日 22:05
運動会お疲れ様でした。
私の家の近辺にはTSUTAYAさんしかないです。「三洋堂」は名前は聞いたことはありますが。。いろんなお店があると選べていいですね。
他の日記も読もうと思ったのですが、重くて開けないのでまた後日読ませて頂きますね〜

2. Posted by touch3442   2008年10月23日 22:21
ちょっとだけさん、ありがとうございます。

運動会は綱引きがいけませんでした。1−1になって、延長戦があったため、例年以上に力んで、その後、気分が悪くなりました。血圧の高い人には、綱引きは危険ですね
普段使わない筋肉を使ったせいか、月曜日は普通に歩くにも体中が痛かったです。

「三洋堂」は東海地方だけかと思っていたら、関西にもあるんですね。
でもTSUTAYAの物量を見てしまうと、三洋堂へは行けなくなってしまいそうです。

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