やっぱし舞台が好き!

芝居、ミュージカル、バレエ、ダンス、クラシック、コンサートなどの舞台観賞が大好きです。 観劇の個人的な感想をつらつらと書いてます。 たまに、ちょっとした体験談や気になったことも・・・。

【観劇】氷艶2017 〜破沙羅〜

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脚本: 戸部和久
演出: 市川染五郎
振付・監修: 尾上菊之丞
振付: 宮本賢二、東京ゲゲゲイ
映像演出: teamLab
出演: 市川染五郎、高橋大輔、荒川静香、市川笑也、澤村宗之助、大谷廣太郎、中村亀鶴、鈴木明子、織田信成、浅田舞、村上佳菜子、大島淳、鈴木誠一、蛯名秀太、佐々木彰生、中村蝶紫、澤村國矢、片岡松十郎、中村かなめ、明樂哲典、森一生、本多剛幸、北村海、久田悠貴、坂本和基、松本城太郎、松橋浩幸、岸田和也、田中総司、船橋篤司、栗村裕太、氏次孝征、岸田あゆみ、坂槙眞三子、坂上美紀、吉川英里、庄司理紗、大島佑翼、中田璃士、嶋崎帆々渡、大下夕月、小林愛奈、松本錦紫
演奏: DRUM TAO(岸野央明、福水創志郎、山口泰明、小川拓斗、中田勝平、久永歩、山本啓介、岩間大祐、生越寛廉、相戸喜代子、高山正徳、坂口梢子)
観劇日: 2017年5月21日(日) 12:00
上演時間: 第1部(65分) / 休憩(30分) / 第2部(65分)
劇場: 国立代々木競技場 第一体育館
チケット代: スタンドA席 9,000円(2階15列) [パンフレット代:2,500円]


【感想 (あくまでも個人的なものです)】

初の饗宴「歌舞伎とフィギュアスケートの融合」ということで、どんなものになるのか興味津々で観にいきました。
そういえば、私は、歌舞伎もアイスショーも、まだ生では観たことがありません。
舞台はスケートリンクだけ?歌舞伎役者も滑るの?スケーターもお芝居するの?と疑問が湧きます。

入場すると、まず、舞台はスケートリンクだけということが分かりました。
この上で、これから何が行われるのか、ワクワクしながら開演を待ちました。

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まず、子供のスケーターたちがリンクに登場し、華麗な滑りを見せながら、物語の始まりを表現します。
と、いきなり荒川静香さんが宙吊りで登場です。スケートではイナバウアーも披露してくれました。

話は日本神話をイメージしたもので、いろいろな歌舞伎の登場人物がオールキャスト的に出てきて、善悪に分かれて戦いを繰り広げます。

役者陣が歌舞伎のセリフ回しで物語を展開し、スケーター陣がスケートで情景や心情を表現します。
ミュージカルでは歌で表現するところを、スケーティングにしたような感じです。
スケーター陣はセリフを喋りませんが、役者陣は滑れる人は滑り、滑れない人は靴(スパイク?)を履いていました。

市川染五郎さん(悪役・仁木弾正直則)や市川笑也さん(悪役・岩長姫)は、スケートもお上手です。そういえば、染五郎さんは、むかし月9でアイスホッケー選手の役もやっていましたね。

芝居には殺陣のシーンもありましたが、スケートで殺陣をすると、スピード感があって、とてもカッコいいんだと思いました。

特に高橋大輔さんの義経が、ビジュアルも含めてぴったりで、キレキレのスケーティングを見せてくれました。
また、荒川静香さんの悪役・蛇髪姫は、黒のコスチュームで、これまた存在感バツグンでした(荒川静香さんは、善役・女神稲生の一人二役)。

他にも、染五郎さんの宙吊りでの回転やDRUM TAOによる和太鼓の生BGM、音楽やスケートに合わせたプロジェクションマッピングなど、見どころ満載でした。

「氷艶2017」となっているということは、2018、2019、そして2020もあるのでしょうか?期待しています。

その時は、できれば、チケット料金をもう少し安く設定してもらえると嬉しいです(アリーナ席:26,000円、スタンドSS席:18,000円、スタンドS席:16,000円は、ちょっと手が出ないので、私はスタンドA席:9,000円で鑑賞しました)。



※劇とは関係ないですが……

会場はスケートリンクのためか、とてもヒンヤリしていました(アリーナ席では、おそらく羽織るものがないと寒いかも)。でも、スタンド2階席の10列目あたりから急に温度が上がり、私が座っていた15列目(ほぼ最後尾)は暑いくらいでした(この日は、季節外れの真夏日を記録したせいもあるかもしれませんが)。

代々木競技場の中に入るのは、本当に久しぶりでした。
まるで大きな貝殻の中に入ったかのような有機的な空間、それを構成する屋根の吊り構造。
さすが丹下健三氏設計、50年以上経っても全く色あせることない名建築です。
売店へと降りる階段の踊り場には、岡本太郎氏のレリーフもありました。

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※昨年から、私の観劇記録は「レビューぴあ」にも投稿しています。よければ、合わせてご覧ください。
https://r.pia.jp/review/pia/list/reviewr/20832/insert_date/1

【観劇】Little Voice

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作: ジム・カートライト
翻訳: 谷賢一
演出: 日澤雄介
出演: 大原櫻子、安蘭けい、山本涼介、池谷のぶえ、鳥山昌克、高橋和也
演奏: 扇谷研人、新村泰文、熊谷望、管家隆介、大内満春、高橋暁、梶谷裕子、小山啓久
観劇日: 2017年5月19日(金) 18:30
上演時間: 第1部(60分) / 休憩(20分) / 第2部(90分)
劇場: 天王洲 銀河劇場
チケット代: 10,800円(I列) [パンフレット代:1,500円]


【感想 (あくまでも個人的なものです)】

亡き父親が残したレコードを毎日聴いているリトル・ヴォイス(大原櫻子さん)。
母親のマリー・ホフ(安蘭けいさん)は、酒に溺れ、男にだらしなく、リトル・ヴォイスは、そんな母親を毛嫌いしています。マリーもリトル・ヴォイスを疎ましく思っています。
ある日、マリーの恋人レイ・セイ(高橋和也さん)がリトル・ヴォイスの歌声を聞き、その才能に驚きます。
そして、リトル・ヴォイスを売り出すために、町のクラブで歌わせようとしますが……。

レイ・セイが初めてリトル・ヴォイスの歌声を聞くシーンで、大原櫻子さんが「Over The Rainbow」を歌うのですが、あらためて「大原櫻子さんって、こんなに歌が上手かったんだ」と感じ入りました
アカペラで小さく口ずさむ程度なのですが、しっとりと、澄んだ声で、衝撃的です。

第1部では、「もっと大原櫻子さん(リトル・ヴォイス)の歌が聴きたいな」と焦らされて終わりますが、第2部では、クラブで歌うシーンから始まります。

リトル・ヴォイスは、レコードを聴いていたためか、いわゆるモノマネで歌います。
私は、オリジナルをよく知りませんでしたが、マリリン・モンローとエディット・ピアフは、確かに似ていると思いました。

でも、最後に地声で歌い上げる「Over The Rainbow」が、やはり格別でした。



※昨年から、私の観劇記録は「レビューぴあ」にも投稿しています。よければ、合わせてご覧ください。
https://r.pia.jp/review/pia/list/reviewr/20832/insert_date/1

【観劇】人間の条件

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作: 劇作家女子会。(坂本鈴、オノマリコ、黒川陽子、モスクワカヌ)
演出: 赤澤ムック
音楽: 後藤浩明
出演: 朝比奈かず、小泉まき、塚越光、前原麻希、奥村飛鳥、エスムラルダ、河南由良、神田麻衣、木内コギト、今野真智子、西原純、村本篤信、柳内佑介、anna、海老原恒和、小見美幸、近藤陽子、末延ゆうひ、竹内真里、中谷弥生、生井みづき、梅本杏莉、奥井まゆ、萱沼春菜、中村沙羅、西村俊彦、松尾音音、吉見由香、吉田覚丸
演奏:後藤浩明、中鉢洋夫、藤田奏、淸藤匠
フィールドワーク部:一色亮佑、萩野桜子、小泉志野、琴松蘭児、小林薫、北村マイク、仙波瑠璃、中村奏太、根矢涼香
観劇日: 2017年5月18日(木) 19:00
上演時間: 第1部(70分)/ 休憩(10分) / 第2部(70分)
劇場: 座・高円寺1
チケット代: 4,200円(E列 前から2列目) [上演台本:1,200円]

【感想 (あくまでも個人的なものです)】

「この人でなし」とか「おまえら人間じゃねえ」とか「人として間違ってる」とか言いますが、そもそも人間たらしめるものって何でしょう?

この芝居(ミュージカル)は、近未来の話です。
姿形や行動は人間と同じで見分けがつきませんが、死ぬと体がドロドロに溶けてしまう《宇宙人(人外、ホモ・ミームスとも呼ばれています)》が、いつの間にか地球上に紛れ込んでいます。
ある日、事故にあった女の子が、病院をたらい回しにされたあげく、死亡してしまうという事件が起こります。
受け入れを拒否した病院は、《宇宙人》を診ていたため対応できなかったと回答しますが、世間では「ヒューマン・ファースト!」の声が大きくなり、反《宇宙人》の活動が高まってきます。

確かに《宇宙人》は、生物学上では人間ではないですが、死ぬときに体が溶ける以外は人間と同じです。
一方、生物学上は人間ですが、同じ人間とは思えないような残虐なことをする人もいます。
どちらが、より人間らしいのでしょうか?「人間の条件」とは何でしょうか?

物語は、女の子をたらい回しにした病院の医者や売春をしている女子高生、ヘルス嬢、宗教団体などを中心に展開します。
障害者、認知症患者、風俗嬢、カルト教団など、様々なマイノリティーも《宇宙人》と同じように見られているのかもしれません。

最後に演者の一人が観客に向かって問いかけます。「この舞台に、あなたの思う「人間」はいたでしょうか?」
ちょっと考えさせられるテーマでした。

※フィールドワーク部は、「人間の条件」とは何かを考え、独自の作品を創作し(劇の話とは関係なく)、休憩中に発表を行います。こちらは毎日、内容が変わるそうです。



※昨年から、私の観劇記録は「レビューぴあ」にも投稿しています。よければ、合わせてご覧ください。
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