髑髏城の七人

作: 中島かずき
演出: いのうえひでのり
出演: 阿部サダヲ、森山未來、早乙女太一、松雪泰子、粟根まこと、福田転球、少路勇介、清水葉月、梶原善、池田成志、右近健一、山本カナコ、村木仁、安田栄徳、安田桃太郎、下川真矢、藤家剛、工藤孝裕、井上象策、菊地雄人、伊藤教人、横田遼、生尾佳子、伊藤玻羅馬、岩田笙汰、大内唯、奥山寛、上垣内平、嶌村織里江、常川藍里、東松史子、中根百合香、野田久美子、山口ルツコ、山崎翔太、矢内康洋
観劇日: 2017年6月29日(木) 18:30
上演時間: 第1部(1時間20分) / 休憩(20分) / 第2部(1時間50分)
劇場: IHIステージアラウンド東京
チケット代: S席 13,000円(17列) [パンフレット代:2,000円]


【感想 (あくまでも個人的なものです)】

阿部サダヲさんの捨之介、Season花の小栗版とは全く違い、これはこれで楽しめました。

捨之介が阿部さんになったことにより、全体的にコミカル度が増しています
天魔王(森山未來さん)までが、笑いをとりにいく場面もありました。

でも、何と言っても、特筆すべきは、池田成志さんの贋鉄斎です。
贋鉄斎自体、おいしい役どころではありますが、今回は阿部さんとの絡みがふんだんに盛り込まれており、笑いがパワーアップしています。
後半の戦闘シーンで、戦いながら刀を研ぐ装置を背負っている姿は、「ばってん不知火」を彷彿させます。

唯一、終始クールにキメていたのは早乙女太一さん(蘭兵衛)でした。
この方の殺陣は、何回見ても、本当にすごいです。
速さといい、動きといい、仕込み笛をくるくる回して切りあうところなんかは、変な例えですが、映画を見てるようでした(それくらい完成度が高いということ)。

あと、Season風と月が残っています。
いきおいで風のチケットを予約したのはいいですが、よく考えると、全4作観たら5万2千円(全部S席の場合)にもなるんですねえ。
コンプリートしたら何か特典があるといいのに、と思ってしまいました。

※ロビーには、「Season花」の出演者のサイン入りポスターが展示されていました。
Season花

Season花 の感想はこちら
Season風 の感想はこちら
Season月(上弦の月) の感想はこちら
Season極 の感想はこちら



※昨年から、私の観劇記録は「レビューぴあ」にも投稿しています。よければ、合わせてご覧ください。
https://r.pia.jp/review/pia/list/reviewr/20832/insert_date/1