七転抜刀!戸塚宿

脚本: 福原充則
演出: 水田伸生
出演: 明石家さんま、中尾明慶、佐藤仁美、山西惇、温水洋一、八十田勇一、犬飼貴丈、吉村卓也、加瀬澤拓未、粂川鴻太、佐藤来夏
観劇日: 2020年1月16日(木) 19:00
上演時間: 2時間45分(休憩なし)
劇場: シアターコクーン
チケット代: S席 10,500円(B列) [パンフレット代:1,500円]


【感想】

これは"芝居"を観に行くというよりは、"さんまさん"に笑わせてもらいに行くといった感じの舞台

正直、チケットを取る時、どうしようか悩んだんですよね。
前回の『七人ぐらいの兵士』は面白かったんですが、3時間で休憩なし!
もし今回も長丁場なら、体力的にしんどいかも……とも思ったんですが。
で、結局、今回も2時間45分ノンストップ!でした(笑)

時は慶応元年。
尾長(明石家さんまさん)に父を殺された房蔵(中尾明慶さん)は、この10年間、何度も仇討ちを試みますが、ことごとく失敗しています。
というのも、藩から支給される仇討ちの給付金?が目当てで、尾長と結託しているからです(仇討ちが成功したら給付金が貰えなくなる)。
そうこうしているうちに、幕末という動乱の世を迎え……。

最後の30分で、何故、尾長は房蔵の父親を殺したのかといった謎も明かされるんですが、ハッキリ言って、あまりストーリー的な面白さはありません
さっきも書いたように、これは"さんまさん"の笑いを観に行く舞台。

さんまさんが登場したら、話の流れはピタッと止まって、長い長ーいコント?アドリブ?いじり?ノリツッコミ?が始まります。
TVなんかだとカットされてしまうような、ちょっとグダグダしたところもありましたが、ずーっと観てると(観せられてると)、それすらもだんだん可笑しくなってきます。

他の演者さんたちは、ついていくのが必死(もしくは芝居に戻そうと必死)という感じでしたが、山西惇さんだけは、さんまさんにやられながらも、なかなかの"返し"をみせて、舞台俳優としてのキャリアを感じました。

さんまさんの気分?ノリ?次第で、上演時間は延びたりするのかもしれませんが、この日は予定通りジャスト2時間45分で終わってくれました。
笑っぱなし、座りっぱなしで、いろんな意味で疲れました


※ チラシのさんまさんは、メイクのし過ぎなのか、なんかちょっと気持ち悪いですね(笑)。
それにしても、バラエティ番組を何本もやりながら、この舞台もやるって……元気ですよねえ。