やっぱし舞台が好き!

芝居、ミュージカル、バレエ、ダンス、クラシック、コンサートなどの舞台観賞が大好きです。 観劇の個人的な感想をつらつらと書いてます。 たまに、ちょっとした体験談や気になったことも・・・。

天海祐希

【観劇】スジナシ BLITZシアター Vol.10(ゲスト:天海祐希)

出演: 笑福亭鶴瓶、天海祐希、中井美穂(案内人)
観劇日: 2019年9月11日(水) 19:00
上演時間: 約2時間(休憩なし)
劇場: 赤坂BLITZ
チケット代: 5,500円(2階立見) [パンフレットなし]


【感想】

まさか天海祐希さんがスジナシに出てくれるなんて!
舞台は百戦錬磨の天海さんですが、この日は、ちょっといつもと違う感じ……始まる前は、どこか不安げで、落ち着かない様子。
劇中でも、時折、焦ってあたふたしたり、困惑したりと、珍しい天海さんを拝見することができました

今夜の設定は、早朝のパン屋。
天海さんが板付きで、師匠が後から入ってきます。
開店前にも関わらず男(鶴瓶師匠)がパンを買いに入ってきます。
しかし店員(天海祐希さん)は、昨夜じゃんけんで負けて初めて出勤したため、勝手がわかりません。
そうこうしているうちに、二人は登録した婚活サイトでやり取りをしている仲だと気づき……。

天海さんの、サバサバを通り越して、ぶっきら棒に接客する姿が、妙におかしく、妙に似合っていました(本人は、決して地じゃないと弁解してましたが)。
途中、婚活サイトに登録しているという話を師匠が持ち出す前は、若干、停滞した感じもありましたが、その後の展開は目まぐるしく、最後は、いつものカッコいい天海さんが戻ってきました。

中井美穂さんのカットをかけるタイミングが遅く、終了後、師匠に怒られてましたが、確かにもう少し前で終わっていた方がスッキリ落ちたと思います。

「パンダは高い」「フランスパン、危ないから降ろしなさい」など、名台詞も飛び出し、とても貴重な一夜となりました。

タイトルは、名台詞から『フランスパン降ろしなさい』


※ その他の話
スジナシは、即興劇なので、事前に師匠とゲストが打ち合わせすることがなく、始まるまで(始まってからも)設定などが決まっていません。
例えば今回なら、パン屋にいるからといって店員とは限らないわけです。
ただ、師匠とゲストの登場方法(どちらが板付かなど)を決めたり、効果音の操作は会場のお客さんにやってもらったりします。
この日は、スジナシを初めて観劇する方も多かったみたいで、登場方法を決める際に「天海さんのパン屋さんが見たいから板付で」とか「師匠が思いつめたように入ってくる」とか、いろいろ演出が入ったりしたため、師匠だけでなく天海さんもツッコミをいれるくらい(笑)。
効果音担当の方も、次々にボタンを押していたら、劇中にも関わらず、師匠から注意される始末(笑)。
みなさん、なかなかアグレッシブで驚きました。


過去のスジナシの感想はこちら













【観劇(2回目)】贋作 桜の森の満開の下(NODA・MAP 第22回公演)

贋作 桜の森の満開の下

作・演出: 野田秀樹
出演: 妻夫木聡、深津絵里、天海祐希、古田新太、秋山菜津子、大倉孝二、藤井隆、村岡希美、門脇麦、池田成志、銀粉蝶、野田秀樹、池田遼、石川詩織、織田圭祐、神岡実希、上村聡、川原田樹、近藤彩香、城俊彦、末冨真由、手代木花野、橋爪渓、花島令、藤井咲有里、松本誠、的場祐太、茂手木桜子、吉田朋弘、六川裕史
観劇日: 2018年11月14日(水) 19:00
上演時間: 2時間25分(途中休憩15分含む)
劇場: 東京芸術劇場 プレイハウス
チケット代: S席 10,000円(C列:最前列) [パンフレット代:1,200円]


【感想】

9月にも観ましたが(その時の感想はこちら)、幸運にも2回目のチケットがゲットでき、再びの観劇です。
しかも、今回は最前列!
私の観劇史上、こんな贅沢な舞台を最前列で観られるなんて、初めてのことです!
細かな表情、囁くようなセリフも逃さず見聞きすることができ、夢のような時間でした。

さて、前回の観劇では、完全な消化不良で終わってしまったので(なんせ私はこの舞台、初見だったので)、今回は予習をして行くことに。
坂口安吾の原作を読んで臨もうと思い、本屋に行きました。
そこで見つけたのが、この本。

桜の森の満開の下 夜長姫と耳男

近藤ようこ氏が描いた漫画『桜の森の満開の下』『夜長姫と耳男』(岩波現代文庫)。
実は、原作を読めるかどうか不安だったので、この本はたいへん救いとなりました。
両方とも200ページ前後の漫画なので、30分もあれば読めてしまいます。
坂口安吾の文学性が、どの程度忠実に反映されているのかは分かりませんが、物語の内容を押さえるのにはちょうど良い本でした。
ただ、漫画とはいえ、かなり独特の世界観。
これを2つごちゃ混ぜにして、さらにオリジナルの要素を盛り込んで作った舞台なので、そりゃあ1回観ただけでは分からないのも頷けます。

でも、原作を読み(漫画ですが)、2回目ということもあって、前回の観劇では気づかなかった部分が、少し見えたような気がしました。


以下、私の勝手な解釈です。

原作では、村で流行った疫病が、舞台では戦(反乱)として描かれ、それを夜長姫が高みの見物をしています。
鬼と間違えて(わざと間違えて?)人を斬る、人間の愚かさ・残酷さなどを表していたのでしょうか。

原作にはない大海人皇子のエピソード。
王座を狙われる恐怖は、いつの世も覇権争いに汲々とする様を皮肉っているようにも思えます。
それでも、いつかはその座を追われてしまう……桜の花のように儚い栄枯盛衰……それが繰り返されていきます。

そして、歴史の影には女(夜長姫や早寝姫)あり……。

うーん。やっぱり、まだまだピースが埋められません。
また再演されることがあれば、チャレンジしたいと思います。

【観劇】贋作 桜の森の満開の下(NODA・MAP 第22回公演)

贋作 桜の森の満開の下

作・演出: 野田秀樹
出演: 妻夫木聡、深津絵里、天海祐希、古田新太、秋山菜津子、大倉孝二、藤井隆、村岡希美、門脇麦、池田成志、銀粉蝶、野田秀樹、池田遼、石川詩織、織田圭祐、神岡実希、上村聡、川原田樹、近藤彩香、城俊彦、末冨真由、手代木花野、橋爪渓、花島令、藤井咲有里、松本誠、的場祐太、茂手木桜子、吉田朋弘、六川裕史
観劇日: 2018年9月6日(木) 19:00
上演時間: 2時間25分(途中休憩15分含む)
劇場: 東京芸術劇場 プレイハウス
チケット代: S席 10,000円(K列) [パンフレット代:1,200円]


【感想】

幻想的で、可笑しくて、恐ろしくて、哀しくて……揺さぶられっぱなしの2時間ちょっとでした。

あらすじは、ちょっと簡単には書けません。

ヒダの国に、匠と間違えられて連れてこられた耳男(妻夫木聡さん)、マナコ(古田新太さん)、オオアマ(天海祐希さん)の三人。
王(野田秀樹さん)から、夜長姫(深津絵里さん)と早寝姫(門脇麦さん)のために、仏像(弥勒?)を彫るように命じられますが……。

と、ここまでがイントロ。この後、いろんなことが繰り広げられます。

舞台セットは、大仕掛けではありますが、結構シンプル(最後に写真を載せてます)。
ステージ手前には、奈落へ続くスロープがあり(下手から上手へ上がっていく)、そこから演者が登場してきます。
上演前や休憩の時に見にいくのもいいかも(でも乗り出さないように)。

例によって、言葉遊びについていくのも必死です。
たぶ、耳ぶた、目……。蹴り、王……。狭き門鬼門……。オニ(鬼)、クニ(国)、カニ(蟹)……。
これが単なる駄洒落じゃなく、伏線になったり、メッセージになったりするので、観ている方は大変です(笑)。

本当に、野田さんの頭の中は、どうなってるんでしょうか(しかも、この戯曲は、約30年前に書かれたとのこと)。

キャスト陣も、豪華すぎます!
おそらく、今、野田秀樹さんでしか実現できない最強カンパニー!(NODA・MAP×新感線×ナイロン100℃的な感じも)

深津絵里さんは、久しぶりに拝見しましたが、やっぱし凄いの一言です。17年前の夜長姫も観てみたかった。

妻夫木聡さんは、いきなり耳が取れちゃうハプニングがありながらも(藤井隆さんに助けてもらってましたが)、エンディングでは『足跡姫』が思い出されるような熱のこもりよう。

今回も、理解できない部分は少なからずありましたが、それを凌駕する感動がありました。

地方公演やパリ公演の後、11月にまた東京に戻って来るので、2回目の観劇を狙おうと思っています。
その時は、坂口安吾の「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を読んでから臨もうと思います。
後日追記:2回目を観ることができました(感想はこちら)。


※ 休憩時間の時、ホワイエに舞台セットの模型が展示されていました(写真を撮るのに、行列ができてました)。
観るまでお楽しみにしたい方は、ここまで。

どんなものか見てみたい方は、続きをどうぞ。
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【観劇】《大千穐楽》劇団☆新感線 『修羅天魔 〜 髑髏城の七人』 Season極

修羅天魔

修羅天魔

作: 中島かずき
演出: いのうえひでのり
出演: 天海祐希、古田新太、福士誠治、竜星涼、清水くるみ、三宅弘城、山本亨、梶原善、右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、吉田メタル、保坂エマ、川原正嗣、原慎一郎、武田浩二、加藤学、川島弘之、南誉士広、熊倉功、縄田雄哉、藤田修平、北川裕貴、穴沢裕介、生尾佳子、小川慧、上垣内平、小板奈央美、鈴木智久、鈴木奈苗、田代絵麻、鉢嶺杏奈、森加織、渡部又吁
観劇日: 2018年5月31日(木) 14:00 ※大千穐楽
上演時間: 第1部(1時間45分) / 休憩(20分) / 第2部(1時間35分)
劇場: IHIステージアラウンド東京
チケット代: サイド席 12,500円(7列) [パンフレット代:2,000円]


【感想】

長かった"こけら落とし"『髑髏城の七人』シリーズも、とうとう終わり……。
『修羅天魔』はもう一度観たかったので、どうせなら大千穐楽をと思い、チケットを予約しました。

※ 『修羅天魔』の感想は、前回観劇した際のこちらをご覧ください(ちなみに、第1幕の上演時間が、前回より5分短くなっていました)。今回は芝居以外のことを中心に書きます。

人気シリーズの、しかも大千穐楽となれば、厳しい争奪戦になるかもしれないと、あえて「サイド席」を狙って抽選に申し込みましたが、それが奏功したのか、無事にチケットをゲット。
でも、「サイド席」は他より500円安いですが、一部見切れる部分があるとのこと(そもそもサイド席が、どのあたりなのかも分かっていませんでした)……あまり期待していなかったのですが、チケットを発券したところ、なんと7列目!
確かに、座る位置は端っこの方ですが、こんなに前の方になるとは、嬉しい誤算でした。
しかも7列目は、ちょうど前に通路がある列。
これが、恒例の"せんべい撒き"では、特等席になりました(河野まさとさんから、直接、手渡ししてもらいました)。

修羅天魔

サイド席について、もう少し書きます。
スクリーンが小さく開いた状態でのシーン(贋鉄斎のシーンとか)では、確かに一部見切れてしまう部分はありましたが、あまりそういったシーンは少なく、ほぼほぼ観られたのではないかと思います。
また、端っこなので、非常に変わったアングル(ある意味ダイナミック)で観ることができ、舞台の隅の方で(さりげなく)芝居している役者さんたちに目がいくようになりました(結構、細かいことやってて面白かったです)。
客席が回転するときは、若干、酔いそうになりますが、リピート時等の席としては、全然アリだと思いました。

さて、サイド席のことについて、長々書いてしまいましたが、大千穐楽なので、上演後のお祭り騒ぎについても少し。

まず、キャスト紹介の時に、「お前も髑髏党にしてやろうか〜」という声が……。
「ん?」と思っていると、デーモン小暮閣下がサプライズ登場で生歌披露!一気にヒートアップです。

天海祐希さんからの挨拶、福士誠治さんの雄叫び?もあり、恒例のせんべい撒きでは、もうライヴ会場のようでした。

演者たちが去って、スクリーンが閉まった後も、なんか名残惜しいなと思っていると、スクリーンにこれまでの全シーズンの映像(上演時の映像)が次々と映し出されました。
最後は、もちろん「シーズン極」。しかも、さっきのカーテンコールの映像まで……。

なんとも粋な演出でした。

【観劇】劇団☆新感線 『修羅天魔 〜 髑髏城の七人』 Season極

修羅天魔

修羅天魔

作: 中島かずき
演出: いのうえひでのり
出演: 天海祐希、古田新太、福士誠治、竜星涼、清水くるみ、三宅弘城、山本亨、梶原善、右近健一、河野まさと、逆木圭一郎、村木よし子、吉田メタル、保坂エマ、川原正嗣、原慎一郎、武田浩二、加藤学、川島弘之、南誉士広、熊倉功、縄田雄哉、藤田修平、北川裕貴、穴沢裕介、生尾佳子、小川慧、上垣内平、小板奈央美、鈴木智久、鈴木奈苗、田代絵麻、鉢嶺杏奈、森加織、渡部又吁
観劇日: 2018年3月23日(金) 14:00
上演時間: 第1部(1時間50分) / 休憩(20分) / 第2部(1時間35分)
劇場: IHIステージアラウンド東京
チケット代: S席 13,000円(23列) [パンフレット代:2,000円]


【感想】

「ステージアラウンド東京」のこけら落とし公演も、とうとう最後のSeason。

極楽太夫の天海祐希さんに天魔王の古田新太さん、まさに千両役者の揃い踏みでした。

『髑髏城の七人』の新作とのことでしたが、なるほど捨之介が出てこないんですね。
その分、極楽太夫が八面六臂の活躍です。
捨之介とは違った織田信長や天魔王との関係も、女性ならではの感情が入ることで、これまでのSeasonとは趣も違ってました。

古田新太さんは天魔王役ということで、今回は、久しぶりに笑いどころ控えめの渋い古田さんを観ることができました。

他にも兵庫役の福士誠治さん、夢三郎役の竜星涼さん、カンテツ役の三宅弘城さんなども、それぞれ存在感がありましたが、私は、原慎一郎さん率いる髑髏党ミュージカル軍団?に心を持ってかれました(笑)。

ラストは、最初に『髑髏城の七人』を観た時、「ここで幕が降りた方がいいのに……」と思っていたところでエンディング。
捨之介の決め台詞まで出てきて、個人的には、一番気に入ったラストシーンでした。

ホワイエには、花・鳥・風・月のマスクも揃い踏み
髑髏城の七人

Season花 の感想はこちら
Season鳥 の感想はこちら
Season風 の感想はこちら
Season月(上弦の月) の感想はこちら

※ 長かったこけら落とし公演の次は、何が上演されるだろうと思っていましたが、また新感線……。
いや、新感線は面白くていいんですが、正直、違う劇も観てみたいと思ってました(でも、あれだけのセットを設えて、観客を動員できなければ大赤字になってしまうし……今、それができるのは新感線くらい?……あとはジャニーズ?)。
しかも、また3ラウンド公演……全部観るのは、いろんな意味でちょっとシンドクなってきました(苦)。
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