やっぱし舞台が好き!

芝居、ミュージカル、バレエ、ダンス、クラシック、コンサートなどの舞台観賞が大好きです。 観劇の個人的な感想をつらつらと書いてます。 たまに、ちょっとした体験談や気になったことも・・・。

小野武彦

【観劇】近松心中物語

近松心中物語

近松心中物語
※この舞台も、中嶋しゅうさんが出演予定だったんですよねぇ

作: 秋元松代
演出: いのうえひでのり
出演: 堤真一、宮沢りえ、池田成志、小池栄子、市川猿弥、立石凉子、小野武彦、銀粉蝶、大原康裕、山崎美貴、林祐太朗、池田倫太朗、頼経明子、陳内将、大久保祥太郎、山田悠介、伊藤安那、内藤裕志、三原玄也、本多遼、花柳喜衛文華、藤間京之助、花柳寿紗保美、花柳真珠李、彦坂文香、積田裕和、吉野実紗、高柳絢子、駒井健介、紗代、川口未央、大野香織、金松彩夏、江利智広、川手祥太、宮本翔太、川畑皐太、武内弘明、谷村海人、豊島稜久、中沢翼、難波真希、星野太希、堀本光、青地萌、久家千乃
イメージソング: 石川さゆり
観劇日: 2018年1月17日(水) 18:30
上演時間: 第1部(64分) / 休憩(15分) / 第2部(68分)
劇場: 新国立劇場 中劇場
チケット代: SS席 10,500円(7列) [パンフレット代:1,000円]


【感想】

美しい、の一言につきる舞台でした。
蜷川幸雄版は、残念ながら観たことがないのですが、それを彷彿とさせる演出でした。

幕が上がると、まず目に飛び込んでくるのが、無数の赤い風車
幻想的で、妖艶な世界へと一気に引きずり込まれてしまいます

また、奥行きのあるステージと回舞台を効果的に使って、場面転換をしたり、視点を変えるなど、目が離せませんでした。

圧巻はラスト……真っ白な雪の中、宮沢りえさんの真っ赤な長襦袢が鮮やかで、悲しい場面なのに美しさを感じます。

物語は、飛脚屋の養子・忠兵衛(堤真一さん)と遊女・梅川(宮沢りえさん)、傘屋の婿養子・与兵衛(池田成志さん)と女房・お亀(小池栄子さん)の二組の心中話。

池田さん・小池さんコンビの掛け合いがコミカルで、結構、笑わせてくれます。
でも、そのおかしさが、却って後半の悲しさを際立たせることになります。

堤さん・宮沢さんの話が主軸になのですが、それ以上に、池田さん・小池さんの方への思い入れが強くなってしまいました。

【観劇】ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ

ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ

作: トム・ストッパード
翻訳・演出: 小川絵梨子
出演: 生田斗真、菅田将暉、林遣都、半海一晃、安西慎太郎、松澤一之、立石凉子、小野武彦、田川隼嗣、林田航平、本多遼、章平、長友郁真
観劇日: 2017年10月30日(木) 19:00 ※初日
上演時間: 第1部(38分) / 休憩(10分) / 第2部(50分) / 休憩(10分) / 第3部(42分)
劇場: 世田谷パブリックシアター
チケット代: S席 10,000円(F列) [パンフレット代:1,000円]


【感想 (あくまでも個人的なものです)】

舞台セットは、中央に階段があるだけのシンプルなもの。
しかし、脚立があったり、照明が中途半端に降りて来てたり、パイロンが置いてあったりと、まだ舞台セッティングの途中の感じです。

すると、開演5分くらい前から、スタッフらしき人たちが現れて、脚立やパイロンを片付けたり、照明を直し始めます。
その様子をぼんやり見ていると、いきなり生田斗真さんと菅田将暉さんが舞台中央に出現し、芝居が始まります
なので、気を抜かずに(笑)。

さて、この物語は、『ハムレット』のスピンオフ的なもので、ハムレットの友人であるローゼンクランツ(生田斗真さん)とギルデンスターン(菅田将暉さん)の視点から『ハムレット』を描いたものです。
もちろん『ハムレット』を知っていた方が、より楽しめますが、知らなくても途中で簡単な説明があるので大丈夫です(劇場でもらったチラシに人物相関図もありましたし)。

ほとんどの場面が、この二人の掛け合いで進行しますが、これがまるで漫才
生田さんがボケ、菅田さんがツッコミです。
私の中では、逆のイメージがありましたが、これはこれで納得感がありました。

生田さんの絶妙な「間」に、菅田さんの哲学的な「返し」
これから公演が進めば、もっとこなれて、もっと面白くなるんじゃないかと思います。

時折、ハムレット役で登場する林遣都さんが、場を締めてくれるのが見事でした。

観客は予想どおり、女性客が9割くらい?
一部の男性用トイレも、女性用になっていました。



※昨年から、私の観劇記録は「レビューぴあ」にも投稿しています。よければ、合わせてご覧ください。
https://r.pia.jp/review/pia/list/reviewr/20832/insert_date/1

【観劇】ワーニャ伯父さん

ワーニャ伯父さん

作: アントン・チェーホフ
上演台本・演出: ケラリーノ・サンドロビッチ
出演: 段田安則、宮沢りえ、黒木華、山崎一、横田栄司、水野あや、遠山俊也、立石凉子、小野武彦
ギター演奏: 伏見蛍
観劇日: 2017年8月27日(日) 13:30 ※初日
上演時間: 第1部(1時間6分) / 休憩(15分) / 第2部(1時間6分)
劇場: 新国立劇場 小劇場
チケット代: S席 8,500円(A2列) [パンフレット代:700円]


【感想 (あくまでも個人的なものです)】

チェーホフの四大戯曲のうち、『桜の園』『かもめ』『三人姉妹』は観たことがありました。
これまでの経験で、舞台設定などを知らないと、なかなか話に入っていけないと思い、事前にちょっとだけ予習をしていきました。

大学教授のセレブリャーコフ(山崎一さん)が、退職後、死別した先妻の田舎に、後妻のエレーナ(宮沢りえさん)と移住してきます。
その家には、先妻との子・ソーニャ(黒木華さん)や先妻の兄・ワーニャ(段田安則さん)の他、先妻の母親、乳母、下男などが暮らしており、隣の地主や医師・アーストロフ(横田栄司さん)が出入りしています。

この登場人物をおさえておくだけでも、随分と話が見えやすくなってきます。
なるほど、「ワーニャ伯父さん」というのは、ソーニャ目線のことなのだと理解しました。

タイトルからすると、ワーニャ伯父さん中心に話が進むのかと思いきや、前半は、アーストロフやエレーナ、ソーニャあたりの場面が多いです。

アーストロフ役の横田栄司さんが、その風貌と相まって、存在感が抜群です。

ソーニャ(黒木華さん)がエレーナ(宮沢りえさん)に、アーストロフのことが好きだと相談するシーンも、さすが演技派女優のお二人だけあって、見応え十分です。

段田安則さん(ワーニャ役)は、後半、セレブリャーコフに不満をぶちまけるシーンで本領発揮です。

退職後も現役時代の名声に固執したり、都会で暮らしていた人が田舎で暮らす難しさだったり、尊敬していた人と一緒に暮らしてみると幻滅してしまったりと、100年以上も前に、しかもロシアで書かれた話とは思えないほどリアルです。

最後の方のセリフで「100年後の人たちは、きっと私たちのことを蔑むだろう。100年後の人たちは、幸せになる術を知っているだろうから」のようなことを言っていましたが、なかなか強烈な皮肉だと感じました。

最近、ちょっとずつチェーホフの面白さが分かってきたような気がします。



※昨年から、私の観劇記録は「レビューぴあ」にも投稿しています。よければ、合わせてご覧ください。
https://r.pia.jp/review/pia/list/reviewr/20832/insert_date/1

【観劇】るつぼ

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作: アーサー・ミラー
演出: ジョナサン・マンビィ
出演: 堤真一、松雪泰子、黒木華、溝端淳平、秋本奈緒美、大鷹明良、玉置孝匡、冨岡弘、藤田宗久、石田登星、赤司まり子、清水圭吾、西山聖了、青山達三、立石涼子、小野武彦、岸井ゆきの、皆本麻帆、富山えり子、川嶋由莉、穴田有里、中根百合香、万里紗、大内唯、原梓、Reina
観劇日: 2016年10月13日(木) 13:00
劇場: シアターコクーン
チケット代: 10,500円(K列) [パンフレット代:1,500円]


【感想 (あくまでも個人的なものです)】

一幕90分の二幕構成、休憩入れて3時間15分。
久しぶりに長丁場の重いテーマで、緊張感を強いられる舞台でしたが、観ごたえ十分でした。

少女の告発をもとに、次々と罪に問われ、処刑されていく大人たち。
単なる「冤罪」とは違った恐ろしさを感じました。
特に二幕、少女たちが法廷を混乱させる場面は、狂気を帯びてとてもハラハラしました。

堤真一さんたちベテランの方々の演技はもちろんですが、溝端淳平さんと岸井ゆきのさんがとても印象に残りました。




※昨年から、私の観劇記録は「レビューぴあ」にも投稿しています。よければ、合わせてご覧ください。
https://r.pia.jp/review/pia/list/reviewr/20832/insert_date/1

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