2011年09月

2011年09月24日

市川に残る赤レンガを見学、重い歴史も知りました

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 今日の土曜日、折り畳み自転車のPacific-18に乗り、市川市の旧千葉県立血清研究所内に佇む赤レンガの建物を見てきました。

 レンガ造りの構造物を茅葺の家屋と共にこよなく愛する私ですが(笑)、この建物は知りませでした。dadashinさんが「チーム東葛オープンBBS」に、この赤レンガ見学会の情報をアップしてくださったおかげで、訪ねることができました。

 この日は所用があり、dadashinさんがご企画された市川ポタには残念ながら参加できませんでしたが、この赤レンガの建物を見られただけでも十分です。ポタにご参加の皆さんと現地でお会いしたとき、「小一時間ほど見てみます」と言ったのですが、結局2時間もいてしまいました(苦笑)

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 もう圧倒的存在感のある建物です。当初は軍事施設として造られたそうで、一説には明治18年に築造されたとのこと。市川に残る貴重な歴史的遺構です。今回の見学会は、この遺構を保存するための活動をしている「赤レンガをいかす会」の主催によるもので、2時間の滞在中たっぷりと話をおうかがいしました。

 実は、この建物がいつ建てられたかは、定かではないそうです。ただ、明治時代に日本陸軍の下士官養成学校「教導団」がここにあったときに建てられたのは、ほぼ間違いないそうです。その後も陸軍の施設が置かれ、太平洋戦争の沖縄戦で全滅することになる野戦重歩兵連隊などがこの地に駐屯したとのこと。

 そんな重い歴史のある赤レンガですが、戦後は千葉県立血清研究所の薬品倉庫として利用されました。しかし、2002年に血清研究所が閉鎖され、その後はこの建物はどうすることもなく放置され、今に至るそうです。

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 で、赤レンガをいかす会の皆さんは、千葉県や市川市に保存を訴える活動をしているとのことです。例えば、国際芸術センターにするなどのアイデアがあるそうです。ところで最初に紹介した写真は人がいないときを狙って撮りましたが、実際の見学会はこの写真の通り大盛況でした。

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 ちなみにこの建物の説明で、私がもっとも感心したのが、この窓枠のレンガです。窓の上部のレンガがくさび状になっていますが、これは水平アーチと言って、これにより上部の荷重を受け止めることができるそうです。

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 内部はこんな感じです。ここは2階ですが、屋根を乗せた梁は見事なトラス構造でした。明治18年の建築だとすると、溶接技術はまだ無いので窓の鉄格子はどうやって造ったのか、など興味深い話をいろいろと聞けましたが、長くなるので割愛します。

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 陸軍と血清研究所の建物であった証拠が、こんな文字として残されていました。

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 ちなみに1階はワクチンなど薬品を保管するための施設で、ご覧の通り息の詰まるような暗闇の世界。いつでもクリーチャーが出てきても不思議じゃない感じです。実際、とても空気が重く、一人では絶対に入れそうもありません。

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 実は、空気が重いのは、ある意味、当たり前なのです。建物の横に巨大な焼却炉も残されていましたが、これはワクチン製造のために使われたマウスなどを焼却処分するためのものだったそうです。

 戦争と医療という全く異なる領域ですが、この赤レンガの建物は命の重さがのしかかっている施設なんですね。本当に勉強になりました。是非とも残してほしいと思います。 

toukatsujin at 23:23|PermalinkComments(20)TrackBack(0) 東葛地域ネタ | ポタリング

2011年09月19日

最近のうろうろ、茅葺の蕎麦屋と松戸の田園風景を堪能

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 ちょっと前に、こんな茅葺の蕎麦屋を見つけました。JR常磐線新松戸駅の西側にある店で、住所で言っても新松戸のようです。私はグルメ派ではないのですが、茅葺大好きの私としては、行ってみる必要がありそうです(笑)。

 ということで、この日曜日に訪ねてみました。店の名は「かやぶき蕎麦やぶ」。まんまですね(笑)

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 お店の人に聞くと、この茅葺の屋敷は江戸時代からある農家の屋敷だったそうです。お店はこの茅葺の屋敷の隣の建物がメインですが、予約すればこの茅葺で食事ができるとのことです。それにしても、敷地には屋敷神社もあり、なかなかの構えのお蕎麦屋さんです。

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 で、肝心の味ですが、普通に美味しい蕎麦屋といったところでしょうか。まあ激賞というところまではいきませんが、ボリュームもあり、それなりに満足できました。

 なぜこの店を発見したのかというと、この3週間ほど、松戸の坂川の西、そして六間川の辺りをうろうろしていたからです。

 この前のエントリーで、坂川沿いに新ルートを見つけたという記事を書きましたが、その際に地元の横山さんKaccinさんまっちさんに良さげな道や場所をいろいろと教えていただきました。それにroadrunner さんくにくにさんからもいろいろと情報を頂いたので、改めて訪ねてみたら・・・。

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 もろ私好みの風景が広がっていたので、すっかりはまっていまいました(笑)。で、このところ休日のたびに訪れています。

 何が気に入ったかというと、下町の風情から一気に田園地帯になる落差でしょうか。街の角をひとつ曲がると、そこは別世界が広がる、そんな感じです。松戸にまだこんな風景が残されていたんだと感動中です(笑)

 情報を頂いた皆さん、ありがとうございます。

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 そう言えば、秋になり、空がとりわけ美しくなりましたね。この2枚の写真はこの前の土曜日に、やはりこのあたりをうろうろしていたときに撮ったものです。眺めていると、心が揺さぶられるような空でした。

toukatsujin at 21:57|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

2011年09月11日

日曜日は稲毛ポタ、途中のもの凄い雷雨に直撃されました(泣)

 今日の日曜日は、はんぞうさんが企画された稲毛ポタに行ってきました。本来なら、稲毛浅間神社やゆかりの家・稲毛、旧神谷伝兵衛稲毛別荘、民間航空記念館などの見所を訪ねる予定でしたが、これが大変なことに・・・。

 参加されたのは、emoさんワンチャンさん、ジャズの紳さんでした。8時半に手賀大橋下に集合し、まずは八千代の道の駅を目指しました。前半は絶好調で、1時間後の9時半には道の駅に到着。さて、お楽しみのアイスクリームです。

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 えっ、いきなりのお休みです。朝早くなのに何で?と思ったら、この後、店員さんが店を開け始めたのです。要は、単に朝早すぎただけでした(苦笑)

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 で、無事ジェラートにありつけました。注文したのはチョコチップスとクリームチーズのダブル。はんぞうさんに「朝から何を食べているのですか」とあきれられましたが、とても美味でしたよ。

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 さて、八千代の道の駅からは花見川サイクリングロードに入り、海を目指します。この花見川サイクリングロードを走るのは何年ぶりだろ。

 この日は折り畳み自転車のPacific-18を使いましたが、確かこの自転車を買った直後に、会社の同僚に誘われて走って以来です。もう10年近くになります。いやぁ、こんな道だったのか記憶が全くありません(苦笑)

 それにしても、今思えば前方に広がる雨雲にもっと注意しておくべきでした。まさかあんなことになるとは。その時は誰も予想できませんでした。

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 走っていると、いきなりの雷鳴。そしてパラパラと雨が降りだしました。でも酷いことにならないだろう、と思った瞬間、大粒の雨が。もう大変です。土砂降りの雨と近くに落ちまくる雷。ひぇーということで、鉄道の高架橋の下で雨宿りをするはめに。

 そうしたら雨と雷は酷くなる一方です。しかも鉄道の高架橋ですから、雨が隙間から落ちてきて、自転車も私たちもずぶ濡れに。もう悲惨です。そして、さらに悲惨なことに、この高架橋下は自動車がたくさん通るのです。幅が狭いので、そのたびに道を譲らなければいけません。

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 その時の雨の状況がこれです。私たちは、この雨雲のど真ん中にいました。日ごろ行いの悪い人は誰ですか(泣)。

 で、雨宿りしているにもかかわらず、ずぶ濡れになりながら待っていると、ようやく南側が明るくなり始めました。雨も小止みになったので、再び南下を開始しました。

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 で、弁天橋です。ここからの眺めは絶景だと記憶していましたが、やはり記憶どおり絶景でした。さらに、ここから南下して海を目指します。で、稲毛の海岸まで行ってみると・・・。

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 あの雷雨は何だったのでしょ。稲毛海岸はすっかり晴れ渡り、秋とは思えない入道雲と、マリンスポーツの世界でした。それにしても、東京スカイツリーはどこからでもよく見えますね。改めて、その高さを実感しました。

 で、この後は食事。近くに良いお店がなく、私たちも大変な状態なので、ファミレスのロイヤルホストで昼食を採ることにしました。その後は、雨宿りで時間がなくなったので見所をすべてパスし、そのまま谷津干潟へ向かい、そこから帰路につくことにしました。

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 久しぶりの谷津干潟です。震災の直後に訪れて以来です。この辺りも液状化したそうですが、復旧が進んでいるようでした。この後、以前発見したルートを辿り、手賀沼に帰着しました。

 それにしても、本当に印象深いポタでした(笑)。はんぞうさん、ご企画ありがとうございました。ご参加の皆さん、お疲れさまでした。ぜひ、稲毛浅間神社やゆかりの家・稲毛、旧神谷伝兵衛稲毛別荘、民間航空記念館を訪ねるリベンジをしましょう。

toukatsujin at 22:40|PermalinkComments(14)TrackBack(0)

2011年09月04日

スコールと太陽、土曜日はちょっと非日常なポタでした

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 昨日の土曜日は、台風12号の影響で風が強く、晴れていると思ったら突然の土砂降りと天候の変化が激しい一日でした。こんな日は住処でおとなしくしているべきでしょうけど、やはり走りたくなって午後からプチポタに。といってもスポーツバイクは諦めて、ママチャリを使いましたが。

 で、どれくらい天候の変化が凄いかと言えば、途中で虹が見えたので撮影していると、突然大粒の雨が降り出し、スコール状態に。もうカメラを守るのに精一杯でした。木陰で雨宿りをしましたが、横殴りに風でもうびしょ濡れです(苦笑)。

 ただ、スコールの最中も太陽は空に輝いており、かなりシュールな眺めでした。しかも、3分ほどで雨はピタリと止み、雨雲もどこかへ吹き飛ばされ青空に戻りました。びしょ濡れになったとはいえ、リアリティの無い奇妙な体験でした。

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 この日は利根運河まで往復するつもりでした。そして運河にたどり着くと、こんな状態に。かなり増水しており、浮き橋が流されていました。まあこれは運河の増水時のお約束みたいなものですね。

 利根運河がこれだけ増水していると、利根川の河川敷も水没しているかもしれないなと思い、予定を変更して利根川のサイクリングロードを目指してみることにしました。なんぜ以前、運河がこれくらい増水したとき、利根川河川敷が大水没状態になったことがありましたので。

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 利根川サイクリングロードへ出て、つくばエクスプレスの東側に行くと、こんな感じでした。以前のような完全水没ではありませんが、河川敷は熱帯の湿地帯のような景観に変わっていました。

 それにしても凄まじい風です。ママチャリがほとんど前に進みません。どれくらい進まないかというと、サイクリングロードの前方をランニングしている人に追いつけないほどでした。これは風の問題というよりも、脚力の問題かもしれませんが(苦笑)

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 で、新大利根橋から眺めると、利根川がすごい川幅になっていました。そして、この時もスコールにぶつかってしまいました。橋の上だったので逃げ場はありません。ただ、すぐ止むだろうと思っていたら、案の定、あっという間に雨は止んで、日差しが戻ってきました。まあそんなわけで、ちょっと非日常なポタでした。

toukatsujin at 12:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)