2019年06月

2019年06月02日

自爆沈没した北朝鮮工作船を見学、いろいろと考えさせられました

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 この前の土曜日、横浜の「海上保安資料館横浜館」に展示させれてある北朝鮮工作船を見てきました。

 実は、前回ブログに書いた「黄櫨染御袍」と同様、テレビを紹介されていたのを観て興味が湧いたので、自転車仲間の皆さんと出かけてきました。ご一緒したのはspirt隊長、まっちさん、ワンチャンです。

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 この工作船は2001年12月に東シナ海で、海上保安庁の巡視船と交戦の後、自爆沈没した船です。日本の排他的経済水域で不審な活動を続けていたため、巡視船4隻に追跡され、中国の排他的経済水域にまで逃げたところで、交戦状態になったそうです。

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 巡視船の威嚇射撃に対して、工作船は機関砲を使ったかは定かではありませんが、自動小銃やロケットランチャーなどで攻撃。ロケット弾は外れたそうですが、もし命中していたら最悪の場合、巡視船が沈没したかもしれないとのこと。

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 驚いたのは、艦尾の観音開きのハッチです。このハッチを開けば当然、海水が艦内に入ってきますが、この工作船が沈むことはありません。ハッチを閉めて走りだせば、スクリューの上部にある2つの水抜きから海水が勝手に排出される構造になっているそうです。

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 で、工作船の艦内に収まっていたのが、この漁船のような船です。事件当時は覚せい剤の取引で暗躍していたようですが、日本人の拉致にこの工作船や小型の船が使われたのかもしれません。

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 工作船にはゴムボートや水中スクーターも搭載されていました。これらは全て、中国との交渉を経て2002年9月に引き上げられたそうです。

 なぜ領海の外、日本の排他的経済水域で海上保安庁が活動するかというと、排他的経済水域は日本の法律の効力が及ぶため、海上保安庁が警察権を執行できるからです。海上自衛隊の守備範囲は基本的に領海までですので、この事件では海上保安庁の巡視船が最前線に立ったわけですね。

 あの事件は今でも鮮明に覚えていますが、改めて展示品を観て、どれだけ深刻な出来事だったかが思い知らされました。それと、工作船と共に海の藻屑と消えた北朝鮮工作員10人の人生についても、思いを巡らせてしまいました。

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 海上保安資料館横浜館の後は昼食。当然、中華街です。問題はどの店にするか。メイン通りのメジャーな店はもちろんパス。裏の路地に入っていって良さげな店を見つけようとするも、どれもあやしげです(失礼)。

 この店はその1つで、「ニーハオ」という店名がいかにもあやしげです(笑)。でも、こんな店は逆に安くて美味しいかもしれない。皆さんの意見が一致して、この店に決めました。

 結果は大正解でした。台湾料理の店なのに、麻婆豆腐(四川料理)を食べるのもなんですが(笑)、ランチはとても美味しかったです。

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 今回、移動にはこれを使いました。自転車のシェアリングサービスです。ドコモが運営するサービスで横浜のほか、東京都内など様々な地域で地方自治体と提携する形で運営されています。

 実は、私は職場のある東京都港区で運営されているサービスを1年前に会員登録したのですが、今まで利用する機会がありませんでした。今回初めての利用です。

 シェアリング自転車が置いてあるポートで、自転車に取り付けられている機器にSuicaをタッチすることで、自転車を利用することができます。この自転車は電動アシスト付き。結構な劇坂を登ったりしたのですが、すごく楽でした。いやぁ、これは良いです。

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 そのシェアリング自転車に乗って訪ねたのが「馬の博物館」。日本で初めて競馬が行われた根岸競馬場を記念して建てら施設だそうです。馬に関する歴史が学べます。写真の丸い玉は、馬の腸にできる結石とのこと(驚)。なかなか興味深かったです。

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 この遺構はまるで西洋の城のようです。実はこれ、根岸競馬場の一等観覧席の遺構だそうです。いやぁ、これは凄いです。よく今まで残ったものです。

 とても興味深い1日でした。楽しかったです。

toukatsujin at 16:40|PermalinkComments(1)