糖鎖ブログ:インフルエンザと上手に付き合う  その1
トップページ » インフルエンザと上手に付き合う  その1

インフルエンザと上手に付き合う  その1

年明け早々、インフルエンザ予防のワクチンも、感染後に処方される治療薬タミフル(orリレンザ)も効かないとのマスコミなどの発表が連日のようになされています。
そこで、このような報道を冷静に検討・分析するために3回シリーズで取り上げます。
1回目はインフルエンザワクチン使用の経緯、2回目はインフルエンザワクチンの効果そして最終回は治療薬のタミフル(orリレンザ)の効果とインフルエンザに対する具体的対処法を取り上げます。

インフルエンザワクチン使用の経緯
ワクチンの我国での導入から現在に至るまでの使用の経緯を要約整理します。

1.第2次世界大戦終了直後
駐留米軍の奨めで製造に着手し、当初は鉄道員や郵便局員など公共性の高い仕事従事者を優先的に接種する。しかし、インフルエンザの流行はなくならない。

2.1962年〜 小中学校で集団接種(学童坊波提論)
感染しやすい小中学生に集団接種し、接種率が上昇しても流行は阻止できず、学級閉鎖は続く。

3.1976年〜 接種対象の拡大
3才〜15才の子供に対象を拡大するが、インフルエンザは日本中で毎年流行し続ける。

4.1979年 前橋市の集団接種した子供にケイレン発症
この事件を契機に前橋市医師会は集団接種をやめる。さらに、市内で5年間追跡調査を行う。結果、ワクチンの集団接種には有意性はない事を発表する(通称、前橋リポート)。

5.1992年〜1994年 ワクチン訴訟で原告の勝利判決
20年以上にも及ぶ副作用訴訟で原告が次々と勝利。つまり、国の過失責任が認められ、ワクチンへの国民の不信感は高まる。

6.1994年 小中学生への集団接種が中止
ピーク時に3,000万本近くあったワクチンの製造量は30万本に落ち込み、ワクチンが消えると思われた。

7.1990年代半ば〜高齢者とハイリスクグループを対象
厚生省はワクチン接種の対象者を、インフルエンザにかかると合併症を起こしやすい高齢者とハイリスクグループ(ex.心臓、腎臓、呼吸器などに重い障害をもつ人)にワクチン接種をすすめる。

8.2000年 鳥インフルエンザとSARSの出現
「インフルエンザは風邪じゃない」とのキャッチコピーと同時にインフルエンザは死に至る病気とする宣伝が大々的に行われる。そこに、鳥インフルエンザとSARSの追い風が吹いた。

9.2001年 予防接種法の改正
65才以上の高齢者(一部公費負担)にワクチンをすすめると同時に子供のインフルエンザ脳症にからめて、乳幼児にまでワクチンをすすめる。現在は、高齢者だけでなく、施設で高齢者を介護する職員にもワクチンの接種を半ば強制的に行われている。

皆さんは、以上の経緯を見てどう思われますか?

次回:インフルエンザと上手に付き合う  その2

関連記事:
 糖鎖がどうしてインフルエンザウィルスの増殖を阻止する?
 もう、見ました?あの張り紙…インフルエンザの?
 インフルエンザの? その2
 インフルエンザの? その3(実践だよ?チックン!)
 * その3はインフルエンザの予防法。お勧めです。




このエントリーをはてなブックマークに追加

ブログランキングに参加中。応援よろしくお願い致します!
糖鎖ブログ応援お願いいたします!


糖鎖ブログまるふくは、糖鎖ショップ糖鎖サプリメント「ダイナトーサ」を販売中!
糖鎖とは何?と思った方は「糖鎖早わかり」をどうぞ。

詳しい糖鎖情報は糖鎖ラボをご参照下さい。
コメントを書く




情報を記憶: 評価:  顔   星