糖鎖ブログ:難治である神経変性疾患発症の自覚前にバイオマーカーで病態進行を解明!
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難治である神経変性疾患発症の自覚前にバイオマーカーで病態進行を解明!

一般に、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾患では、患者さんが症状を自覚した時点で、すでに神経変性が進行していると想定されており、根本的な治療法を開始する際には、早期に治療を開始することが重要と考えています。

このため、神経変性疾患の発症前の病態解明や治療介入を目的とした研究に注目が集まっています。

今度、名古屋大学大学院医学系研究科の勝野雅央教授、祖父江元特任教授、同大学医学部附属病院の土方靖浩医員、橋詰淳医員らの研究グループは、難治神経変性疾患のひとつである球脊髄性筋萎縮症(SBMA)について、患者さんが症状を自覚する前から病態が進行していることを、バイオマーカーの解析によって明らかにしました(2018年3月29日リリース)。

同研究グループは、SBMA患者さんが病気を自覚する以前から継続的に受診してきた健康診断における血清クレアチニンの結果について、発症前から発症後にかけての経時変化を解析しました。

その結果、血清クレアチニン値が筋力低下出現の15年ほど前から低下しはじめることが明らかとなりました。

一方で、他の神経変性疾患(筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病)では、このような変化は認められませんでした。

以上の結果から、血清クレアチニン値はSBMA発症前の潜在的な病態進行を反映する良いバイオマーカーであることが明らかとなりました。また、今後他の神経難病についても、健康診断の結果を分析することで発症前の病態を明らかにできる可能性があります。


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