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睡眠発作を起こし脱力発作を悪化させる仕組みを解明!

睡眠障害のひとつであるナルコレプシーは、日中の耐えがたい眠気、入眠時幻覚、情動脱力発作などの症状を示します。

ナルコレプシーの原因は長らく不明でしたが、近年の研究から、視床下部外側野に存在する神経ペプチド「オレキシン」を産生する神経(オレキシン神経)が免疫細胞の攻撃によって、特異的に脱落することで発症することが明らかになりました。

しかし、オレキシン神経の脱落によって、睡眠覚醒の異常や脱力発作などの症状がどのようなメカニズムで現れるのかについては良く分かっていませんでした。

今度、名古屋大学環境医学研究所の山中章弘教授らの研究グループは、メラニン凝集ホルモン(MCH)神経には、オレキシン神経と機能連関して脱力発作の持続時間を短縮させる働きがあることを明らかにしました(2020年4月22日リリース)。

本研究では、オレキシン神経とMCH神経の両神経が脱落するマウスを作成して、睡眠覚醒調節や脱力発作における作用を解析しました。その結果、オレキシン神経とMCH神経の両神経が脱落したマウスは、短い睡眠発作を頻回に示しました。

この睡眠発作は、脳波においてもデルタ波(1〜5HZ)とシータ波(6〜10HZ)の周波数成分が多く、DT睡眠と命名しました。また、これらのマウスは、脱力発作の持続時間がオレキシン神経単独マウスと比較して増えていました。

以上より、MCH神経は、オレキシン神経と機能連関して脱力発作の持続時間を短縮させる働きがあることが明らかになりました。



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