洞泉寺住職の日常

長野県伊那市美篶の曹洞宗 洞泉寺のブログです。

洞泉寺のホームページもご覧ください。
www.tosenji.jp

先日、ちょっと時間が空いたので、コタツを出しました。

もう少し早く出したかったのですが、時間が取れなくて先送りになっていました。
ようやく訪れたチャンス・・・

だが・・・

その日は、こともあろうに夏のような気温・・・
しかも、家内は外出中・・・

またにするか・・・

とも考えましたが、ここを逃したら後悔すると思って決行。

ちゃぶ台をどかして先ずは掃除・・・
そしてコタツを持ち出して設置・・・
それからコタツ布団引きずり出して被せ・・・
何とか設置完了。

結局、汗だくでコタツを出すという、なんとも間抜けな結果に・・・

一段落して、仕事に戻った私ですが・・・

その仕事というのは、お正月にお配りするお札の原稿書きです。
「立春大吉」「鎮防火燭」のお札を書きました。

それにしても・・・

秋になって寒くなったのでコタツを出し、ぼちぼち正月準備で「立春大吉」と書いた日が、夏のような暑さ・・・

春夏秋冬・・・全部入ってる・・・

でも・・・

やっぱり今は秋・・・
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むふっ

先ほど持ってきてくださいました。
ありがたい・・・


詳しいことは書けませんが・・・

今日はとてもありがたい気持ちになりました。

洞泉寺って凄いな・・・

いや、洞泉寺の檀家さんって凄いな・・・

洞泉寺の住職を拝命して5年半・・・

晋山結制を修行させていただいて2年・・・

住職として、何ができているのか・・・

自己採点をする気にもなれないけれど・・・

今日はあらためて思いました・・・

私の選んだ道は間違っていないと・・・

何のことやら、さっぱりわからないと思いますが・・・

私は今、とても嬉しいのです・・・

ただそれだけ・・・

私には、基本的に「休憩」という発想がない気がします。

若いころ読んだ本に凡そ次のようなことが書いてありました。

一つの仕事をやっていて疲れてきたとしても、休憩など必要ない・・・
休憩するのではなく、今度は違う種類の仕事をすればいいのだ・・・
そうすれば、休憩などしなくても、疲れることなく仕事を続けられる・・・

なるほど~、と思った私は、以来その様なスタイルをとっています。

パソコンに向かう仕事をしているとします。
続けていて何となく効率が落ちてきたと感じたら、今度は塔婆を書くのです。
そして、その集中力が落ちてきたら本堂の掃除をする。

こんな感じです。
だからといって別に頑張っているつもりもないのです。

そのそも「働いている」という感覚でもない。
職務とプライベートの境もあってないようなもの。
生活そのものが職務のような感じがします。

以上、いかに私が働き者かを暗にアピールした内容を書きましたが・・・

そんな大層な者ではありません。

冬の朝・・・
布団の中でいつも思うことは・・・

このまま冬眠したい・・・

スキーもスノーボードも、全く興味のない私・・・
諏訪湖でワカサギ釣ることなんて考えたこともないし・・・
さりとて焼きイモ屋さんでもないわけで・・・

冬なんてもんはただ寒いだけなのです。

風邪やインフルエンザも流行るし・・・

暖房費はかかるし、雪が降れば雪かきもしなくちゃならない・・・

冬眠したい・・・

いいなぁ・・・熊。

布団の中でそんなことを考える私・・・

どこが働き者なのだ・・・

今朝は、すでにちょっと寒かったのです。
ぼちぼち冬眠を夢見る季節が近づいてきました。

この辺りでは昔、「寒中休み」というのがあったらしいじゃないですか。
せめてそれだけでも復活しませんかねぇ。

しかし、寒中休みがあっても、お寺には関係ないな・・・残念

そろそろストーブ出すかな・・・

いや、その前に扇風機を片付けないと・・・

今年は何となく蜂の姿を見ることが多いような気がします。

境内でもよく出会います。
先月は玄関の付近にあった巣を駆除してもらいました。

信州人はあまり蜂を怖がりませんよね・・・

それどころか、蜂を走って追っかける人までいるんですから・・・

たくましい・・・

実は私は蜂が苦手なのです。
生まれが東京だから・・・というばかりではありません。

幼児体験と言いますか・・・

若干トラウマが・・・

あれは小学校の低学年、いや幼稚園の頃だったか・・・

私の父親は盆栽だとか庭いじりだとかが好きな人でした。
せま~い庭でしたが、色々な花が咲いていました。
その花を目指して蜜蜂がやってくるのです。

花にとまって蜜を吸っている蜜蜂を見ていた私・・・

蜂が刺すことは知っていました。
もちろん、刺されると痛いことも知っていました。

しかし、私は無性にその蜜蜂の羽をつまみたいという衝動に駆られてしまったのです。

いやいや、ダメダメ・・・

心の中で抵抗する私・・・

だがしかし、私の衝動は理性を軽く乗り越えてしまったのです。

そ~っと近づき、ゆっくり蜜蜂に両手を伸ばす私・・・

そして、両手の親指と人差し指で、蜜蜂の両方の羽をむんずとつまんだのです。

驚く蜜蜂・・・

マジ?マジ? 何?何? 何しちゃってくれたの この人間?

きっとそんな感じだったでしょう。

え? 刺すけど? 私刺すけど? それわかっててこんなことしてるわけ?
それともバカなの? ねぇ!

一方、私も慌てていました。
羽をつまむまでは考えていたのですが、その後のことは何も考えていなかったのです。

どうしよう、え? これどうする? 離す? いや離したら怒った蜂に刺されるでしょ!

パニック状態の私・・・

一方、蜜蜂はもがきながら体を右へ左へと振ってきました・・・

コラ! 離せ! もう刺すから! オリャオリャ~!

すでに打つ手なしの私・・・

そして・・・

チク!

痛~!!!

「どうしたの~!」

母が私の異変に気が付いて飛んできました。

「蜂に刺されたぁああ~」

「なんで刺されたのぉ?」

「羽つかんだのぉ」

「・・・」

こうして私は、蜂をとっても恐れる大人になったのでした。
いまだに蜜蜂ですらビビるのです。

でも、蜂の子は食べられます。

だって、つまんでも刺さないでしょ、蜂の子は・・・

台風18号は、全国各地で大きな被害をもたらしました。
被害にあわれた方々の生活が、早く復旧することをお祈りいたします。

お寺には幸い被害はなかったのですが、境内はだいぶ荒れました。
とりあえず、折れた枝だけは集めました。
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↑これ以外に、もっと太い枝も折れましたが、建物やお墓などの破損はなかったようです。

昨年も太目の枝が折れ落ちたのですが、二股に分かれた枝が、下の墓石を挟むように落下していました。
ちょっとでもずれたら墓石が傷ついていたでしょう。

そんなことがあって、境内の樹木の間引きが昨年行われました。

さて、枝は拾ったものの落ち葉の方はそのままになっています。
だって、昨日も、そして今日も、まだ風が吹いているんですもの・・・
風が収まったら、キレイにしますから、もうちょっと目をつぶっておいてくださいね・・・

落ち葉と言えば・・・

以前お世話になていたお寺には、鐘楼堂の横に立派なモミジがあります。
横に伸びたモミジの下をくぐって玄関へ行く感じになっています。
これが風情があって良いのです。

私の師匠も、そのモミジが気に入っていました。

しかし、お掃除をする人間にとっては厄介なのです。
毎日毎日、チラチラと落ち葉が落ちてくるのです。
だから、毎日掃き掃除をしなくてはならない・・・

ある時、一緒に境内の掃除をしていた○○さんが、モミジを見上げて言いました。

「これめんどくさいね~、落としちゃうか~」

そういうと、持っていた竹ぼうきでモミジを叩き始めました。

ありゃありゃ・・・

無茶するな~と思ったものの、めんどくさいのは確かなので止めはしませんでした。

すべての葉を叩き落し、落ちた葉を集め終わった○○さん。

「すっきりしたね」

満面の笑みで丸裸のモミジを見上げるのでした。

翌日・・・

師匠と二人で外へ出た私・・・

ん?

怪訝な顔でモミジを見上げる師匠・・・

「今年は葉っぱが一気に落ちたな・・・」

「そうですね・・・」

「・・・」

沈黙は金・・・

これって、やっぱり名言だな・・・

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