2021年7月末→2021年8月末の小型株の状況は以下です。
コード 銘柄名 概算評価額 概算評価損益▼
6861 キーエンス 6,074,000 円 169,120 円
7092 FAST 1,293,600 円 108,360 円
2130 メンバーズ 315,000 円 -13,200 円
3981 ビーグリー 751,000 円 -349,450 円

コード 銘柄名 概算評価額 概算評価損益▼
6861 キーエンス 6,613,000 円 708,120 円
7092 FAST  1,202,600 円 17,360 円
2130 メンバーズ 330,000 円 1,800 円
3981 ビーグリー 751,500 円 -348,950 円

大型はキーエンスしか勝たんってわしいいましたよね。先月のこれが、
202107K
こう↓
K
やはり、先月末の決算で跳ねて窓を開けましたが窓埋めせずにそのまま上昇トレンドにのってしまいました。窓を埋めるのが日本株のハイボラの小型のレンジ相場ではよく見かけますが、16兆円の大型株なので動きが違います。
修正ディーツ法の状況は以下です。
2021081
2021082

題目ではない本気のサステナビリティ
キーエンスはキーエンス財団によって給付型奨学金制度を2018年から実施しています。知ってました?

キーエンスは基本的に新卒一括採用をしており、人件費は経費にあらずという理念の元、大学生を多数採用しています。キーエンスのゴーイングコンサーンの中核の一端を担うのは多数の優秀な大学生というのは紛れもない事実ですが、その大学生に対して給付型の奨学金を実施することによって経済的支援を行うというものです。どのようなものがあるかというと、8万円/月x4年間(合計384万円)を500名というものから、30万円単発を1000名の給付というものです(わいが大学生の頃にやって欲しかったorz)。前者の給付型奨学金は、地方の高校生が都会へ出た時のちょうど親からの仕送りのような額で、毎年500名募集するようです。8万円を子供にやれない家庭など日本には五万とあるでしょうが、実家が細い高校生でもキーエンス奨学金さえあれば、バイトやその他奨学金を併用して実家から離れた大学に通う事が可能なのです。素晴らしい取り組みです。これは学生の知名度UPという事に大いに貢献し、優秀な学生の採用にプラスに働く事でしょう。

そんなに金をばらまいて大丈夫か
知名度や名誉を買う、社会貢献するにも金が要ります。公益財団法人キーエンス財団は、株式会社キーエンスの株を365万株(1.5%)を保有しています。時価換算で2400億円です。直近の配当金は1株あたり200円(配当利回り0.3%やっす)ですから、キーエンス財団にはキーエンスから毎年約7.3億円の配当収入があり財団の年間の給付額は
96万円x500名x1~4回生=年間19.2億円
30万円x1000名=年間3億円
合計で年間22.2億円です。配当金収入を差し引くと、14.9億円です。つまり、財団の基本財産であるキーエンス株2400億円の約0.62%を取り崩すことで、毎年給付型奨学金として日本の大学生に供給されていくようです。現在の株価が維持されたという前提で、株式を取り崩しながらだと約161年給付型奨学金を実施できることになりますが、その間キーエンスの成長率は1%を下回る事はないでしょうから、これはほぼ永久機関ですね。やばすぎワロタ。やはり一代で時価総額16兆円の会社を創る創業者は発想が常人ではありません。

セカンダリーマーケットから見た理論株価
セカンダリーマーケットの株主の立場から、マーケットにどのようなインパクトがあるか検討しておきたいと思います。まず、161年にわたって2400億円、年間14.9億円がマーケットで換金されるダウンサイドとして存在するという事になります。これを時価総額に対する年間当たりのダウンサイドインパクトとして計算すると株価に対して毎年0.009%のマイナスの理論的インパクトがあります。このダウンサイドインパクトは「株価が上がる」もしくは「DPS配当金額が上がる」ことによって、小さくなります。逆に、「株価が下がる=給付型奨学金の原資であるキーエンス株の換金価値が下がる」もしくは「DPSが下がる=22.2億円の給付コストの一部を賄う配当が減る事でマーケットで沢山の株を換金しないといけなくなる」と、ダウンサイドインパクトは大きくなります。いずれにせよ、非常にインパクトが小さくマーケットのノイズやボラティリティの範囲内であると思われます。

まとめると、このキーエンスの施策は、一見創業者の金持ちの道楽や神々の遊びのように見えるかもしれませんが、
  1. 優秀な高校生や大学生へリーチ、企業認知UP
  2. 原資は創業者の寄付
  3. ランニングコストは配当金やセカンダリーマーケットといった金融資本
  4. キーエンスへの優秀人材確保機会の増大
といった綺麗ごと抜きのホンモノのサスティナビリティが浮かび上がってきます。ファブレスのキーエンスは人的資源は非常に重要なので、優秀な若者にリーチができることで、結果として企業のゴーイングコンサーンに寄与し最終的には株主の利益にも適っています。経団連の大企業も真似しようと思えばできるのではないでしょうか?

来月もがんばるぞ\(^0^)/

(免責:こちらのブログは専門家ではない個人メモです。公共性はありません。本エントリーはToushika_Yが情報を得たら加筆修正します。無断転載および引用禁止です。新型ウイルス感染症に関する情報は内閣府や専門機関などの適切な箇所から得るようにして下さい。)

さてようやく新型コロナワクチンを皆さん打ち始めたでしょうか?今更ですが、今回のmRNAワクチンに関して、色々な情報が錯そうしているので自分なりに考えたことや情報を整理しておきたいと思います。

mRNAワクチンとは?
mRNAを脂質ナノ粒子に包み液性にします。それを薄めて筋肉にぶち込みます。mRNAは細胞内のリボソームによって読み取られて、細胞内でコロナウイルスのスパイクタンパク質を生成します。そしてスパイクタンパク質は細胞外へ飛び出していきます。その機序は以下が参考になります。

mRNAワクチンとは何か?以上になります。それ以上は何もしていません。あとは身体の抗体や免疫システムが発動し仕事をしていきます。
ファイザーとモデルナの1年間の週足チャートです。
PFE
MRNA
株価はぷっちょへんざしています。カタリストはマスメディア、政府、世論と非常に大きいですが、株式市場で実名顔出しで仕手本尊行為をさせられるパシリの末路は昔から決まっています。頭の悪いイクラが株クラに巻き込まれているのに気付かずに言論の自由を行使しているのは滑稽です。

抗体?免疫?とは何か
ワクチンを打つことで身体の中に抗体ができます。では抗体とは一体何でしょうか?また同じくよく言われる”免疫”。混同して使っている人も多いと思います。抗体とは何か、免疫とは何か、とても分かりやすいサイトを発見しました。これ以上わかりやすいサイトを他に知りません。中外製薬のサイトです。

少し量が多いですがアニメーション付きなのでイメージがしやすく全部読めます。
免疫や抗体という抽象概念が一気に明確化します。中外製薬のサイトによって、ヒトが持つ自然免疫システムがいかに優れているか、生命がいかに精工で精密機械であるかが実感ができると思います。中外製薬のサイトを読んだ後に、合わせて以下の動画を見ると、理解がより深まります。こちらの動画の方が少し難しいです。


以下は中外製薬と親会社のロシュの1年のチャートです。
TYO

Roche
中外製薬は、1925年に上野十蔵が中外新薬商会として医薬品の輸入販売として創業しました。その後、2002年にスイスのロシュと戦略的パートナーシップを結んでいます。中外製薬は上場しているのにロシュに議決権を60%以上保有されているようです。中外製薬及びロシュはワクチンではなく治療薬でコロナのビッグウェーブに乗ろうとしています。株価がそこまでぷっちょへんざしていない?中外製薬の現在の株価は、10年で見るとテンバガーで時価総額7兆円に達しています。中外製薬を10年間握りしめていた人だけがニコニコで自粛を我慢することができます。くそが!!!

ここからが本題になります。

mRNAワクチンでリボソームで生成するマイ・スパイクタンパク質の塩基配列は?
上記で示したようにワクチンを接種することで、細胞内のリボソームでスパイクタンパク質を生成し、それによって抗体を作る、抗体を作ることによって、次にSARS-CoV-2が体内や粘膜に侵入してきた時にすぐにやっつけれるようにする、という事でした。つまり、ワクチン接種を受ける人の健康上の目的は、ウイルスの体内への侵入に対して、無症状で免疫システムが秒速で発動し細菌やウイルスを自動でやっつけて健康な状態がキープできる、という事でハッピーライフを目指す事です。株主からすると、打った時点、否各国政府と契約し受注し出荷した時点でハッピーライフです。ワクチン接種を受ける人の最終目的をより具体的にいうと、”発症予防”、”重症化予防”になります。これらの目的に対する数ある手段の中で、今回は「体内でコロナスパイクタンパク質を生成してみた」という事で、断じてYoutubeのサムネイルと同じノリではありません。なぜそうなったのか?この世は共産主義を内包した資本主義が支配しており、何回もこのブログでも言ってる事ですが、資本主義は株主を頂点としたピラミッド構造で、株主を中心に世の中は回っているからです。フリーーーメーーー上で示した免疫や抗体の仕組みを理解すればわかりますが、個人の健康という観点では、”無症状感染”=”感染済未発症”による健康上のデメリットはなく、「周囲に感染させる」「PCRで陽性くろて色々な制約や差別を受ける」という2点のみがデメリットになります。少し振り返ってみましょう。今回のパンデミックで何が一番問題だったか、というのは「武漢ウイルス研究所から漏れたクソヤバウイルスなのでこれはもうバイオハザード」vs「自然発生のやばいコロナなだけ。陰謀論乙」という対立構造の議論によって、「スパイクタンパク質のS1とS2の境目のCendRのフーリン切断部に人工的に(人工的かどうか議論有)開裂部位が挿入された形跡がありこれによって感染力が格段に上がっている」という重要な論点についてあやふやになってしまいました。ワクチンと治療薬が出てきたことで再度これに焦点を当てなければなりません。

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mRNAワクチンは体内でスパイクタンパク質を生成しますが今のところどのようなスパイクタンパク質を体内で生成することになるのか、私は見つけることができていません。ここからは重要な論点についての疑問点を整理をしていきます。情報入り次第加筆修正していきます。

開裂部位とは?なぜ開裂するのか?
人が持つタンパク質分解酵素TMPRSS2によってスパイクタンパク質の「ここ(上図)」をぶった切ることで細胞表面のACE2受容体や神経細胞のNRP1にスパイクが結合しやすくなります。結合すると玉が細胞に引き込まれ、細胞内でウイルスが増殖し、完成体となってまた細胞外へ出ていきます。SARS-CoV-2の開裂部位による”感染のしやすさ”さえなければ「おおごと」にはならないという事です。ACE2受容体に結合しやすいので、軽く感染した人は下痢になったりします。味覚や嗅覚異常が出るのはNRP1に結合する為です。自然免疫システムが働いている普通の人は抗体がやっつけているわけですが、免疫システムが働かない病気の人は身体の中でウイルスが増殖します。だったら、タンパク質分解酵素TMPRSS2の働きを抑えれば済む話だと、それを阻害する薬剤を同定したよと、2020年3月23日に東京大学医学系研究所がプレスリリースをしています。


論点1:そもそもタンパク質分解酵素TMPRSS2は身体の中でどのような働きをしているか?
TMPRSS2で調べてみたところ、”スパイクタンパク質を切断して細胞内に感染しやすくしがち”という事以上の情報があまり出てきません。TMPRSS2にも何かしらメリットや意味があるはずで、これを阻害するとデメリットも当然ありそうです。TMPRSS2は細胞表面に存在し、少なくともタンパク質分解酵素らしいので、細胞内へのタンパク質⇒ペプチド⇒アミノ酸という分解吸収サイクルを担ってそうです。ですので、TMPRSS2を阻害することは当然デメリットがありそうです。

論点2:mRNAワクチンによって生成したスパイクタンパク質にフーリン切断部を含んだ上記開裂部位が挿入されている必要があるかのか、されているのか?
開裂部位がない場合は、生成されたスパイクタンパク質はなかなか細胞内に取り込まれないので、血流のIgG中和抗体で中和されるまでからだの中を循環しがちになり、生体内抗原として身体が認識してしまい、免疫寛容にならないか?度重なる接種によって免疫寛容状態になったら、増殖能力のある玉つきのコロナが身体に入った時に、スパイクタンパク質に反応できずに感染した細胞のみを攻撃するという状態、つまり免疫システムが後手後手に回るようなバグに見舞われないか?
開裂部位がある場合は、細胞への侵入能力が非常に高いのに、さらに脂質ナノ粒子にくるんでしまうと、通常の感染では到達しえないところでスパイクタンパク質が生成されて細胞に感染してしまわないか?その細胞は抗体によって攻撃されるがこれが心臓炎症の正体なのではないか?自然免疫のフィルターを通せる通常の感染の方がマシなのではないか?そもそも、感染症は、逆説的ではあるが空中の弱めのウイルスに積極的に暴露しIgA抗体を活性化させ上気道部や粘膜の免疫を維持する方がはるかに重要なのではないか?疲労が蓄積すると、IgA値が低くなるらしいが、疲労がない状態でヤバいコロナに暴露しまくりコロナ用のIgA抗体を活性化するのが一番いいのではないか?

論点3:なぜ抗体”カクテル”なのだろうか?
新型コロナウイルスの遺伝子配列が同定されており、PCR検査によって症状の病原であると診断できるのであれば、抗体はモノクローナル抗体1種類でいいのではないか?カクテルにする必要性や、カクテルにしないと効かないという理由や原理が不明。PCR検査が陽性であっても、肺炎や発熱、風邪の症状がSARS-CoV-2のうちの特定株に起因していると断定ができないからカクテルにしているのではないか?発症した患者のウイルスの病原が同定できているならば、モノクローナル抗体1種類で十分では?そもそも、病原がSARS-CoV-2のうちの特定株であると同定できない、のであればそれら症状はSARS-CoV-2が病原であるとどうやって判断しているのか?

ざっくり、以上になります。人が持つタンパク質分解酵素TMPRSS2と親和性の高いスパイクタンパク質を持つコロナウイルスに対抗するためにTMPRSS2を抑制してしまうとデメリットもありそう、mRNAワクチンによって生成されるSタンパク質の遺伝子配列は?抗体カクテル療法でカクテルでないと効かない理由は病原が同定できていないからではないか、という3つの疑問点が今のところ私の中でポイントとなっています。


HADNP_JP
抜粋日本語訳(DeepL機械翻訳)

パート1 ヒューマンオーグメンテーションを理解する 17~ 
パート2 ヒューマンオーグメンテーション技術 25~
パート3 倫理的な考慮事項 45~
パート4 法律上の検討事項 51~
パート5 社会への影響 57~
パート6 防衛への影響  65~
付属資料A - 方法論 73~ 
付属資料B - テクノロジーレビュー 85~

パート3 倫理的な考慮事項

人間の増強が持つ倫理的・道徳的な意味合いは非常に大きいものであり、防衛は、この議論を理解し、情報を提供するために、あらゆるステークホルダーと早期に、かつ定期的に関わっていく必要があります。人間の増強は自然に反し、「自然な」「本物の」人生を送る能力を奪うことで人々の尊厳を損なうのでしょうか?苦難を克服する必要がなくなれば、人生の「価値」や「意味」は低下するのだろうか。
それとも、より長く、より健康的に生きることができるようになれば、知的で創造的な悟りの境地に達することができ、それによって尊厳が高まり、意味が増すのだろうか? 第3部では、これらの質問に答えようとするのではなく、防衛に関連したテーマに焦点を当てます。

道徳
道徳には、すべての社会の基本的な機能を支える普遍的な側面がありますが、その解釈はさまざまです。家族やグループを助け、他人の所有物を尊重し、恩返しをするという考え方は、私たちの祖先が成功した社会集団を形成するのに役立った、根強い利他主義の考え方です。これらの考え方は、今日の倫理観の基礎となっています。しかし、これらの概念の背後には、無数のローカルな要因や解釈があり、それゆえ、道徳の概念は文化によって異なる。したがって、人間の増強に対する考え方は、国家間や国内で大きく異なる可能性がある。したがって、防衛や安全保障の問題で同盟を結んでいる国では、人間の増強に対する姿勢が大きく異なる可能性があります。

展望(Perspectives)
パースペクティヴは急速に変化する可能性があり、人間のオーグメンテーションの開発と受容の速度に影響を与えるだろう。歴史を振り返ると、道徳的な「価値」を持つ存在の数は増え続けている。これは「道徳の輪の拡大(expanding moral circle)」と呼ばれる傾向である。国籍、民族、性別、宗教、性的指向の異なる人々、さらには動物までもが、道徳的観点の変化に伴い、ますます「輪」の中に入ってくる。例えば、第5世代(5G)携帯電話ネットワークがCOVID-19の拡散に何らかの影響を与えているという見解は、多くの影響を受けやすい人々に信じられているため、本物と偽物の情報を見分けることに注意しなければなりません。また、法律の改正が道徳観念に与える影響も重要で、道徳観念の変化は法律の改正によって引き起こされることが多いことを示唆する証拠もあります。しかし、倫理観が変化するのを待ってからオーグメンテーションに取り組むのではなく、最初から議論に参加して、倫理観がどのように変化していくのかを理解する必要があります。
how attitude vary


安全性
技術の安全性、特に侵襲性が高く、理解されていない技術の安全性は、重要な倫理的制約である。化学療法を受けることのリスクや副作用は一般的に高いが、化学療法を受けなかった場合の結果と比較すると、通常は価値があると判断される。これに対して、リスクが高くてもメリットが少ない増強技術は、価値があるとは判断されにくい。例えば、性能(および生存性)を高めるために設計されたブレインインターフェースや外骨格は、ハッキング、ジャミング、狭い場所での移動などに対して、誤って脆弱性を生み出してしまう可能性があります。

義務
幸福をもたらす場合には、人間を増強する道徳的義務があるかもしれません。胎児はすでにさまざまな病気の検査を受けていますし、将来的には、がんになる可能性や知能が低い可能性を数値化できる技術が開発されるかもしれません。このような結果を変える技術があるとしたら、社会はそれを利用する義務があるでしょうか。軍事面では、新たな脅威から兵士を守るために、兵士を強化する必要があるでしょうか。人間を増強した超エリート兵士がいても、それを誰にでも提供しないことは道徳的に正しいのでしょうか?

私たちの道徳的心理は、私たちの行動が身近な環境にしか影響を与えなかったときに進化しましたが、最近のテクノロジーの進歩により、行動がほとんど即座に世界に影響を与えるようになりました。身内や直近の未来を大切にしようとする私たちの道徳的傾向は、相互に連結した現代の世界にはもはや適合しないかもしれません。

国益
ヒューマンオーグメンテーションを使用しなければならないかどうかは、最終的には明確な倫理的議論ではなく、国益によって決まるかもしれない。各国は、人間の拡張機能を開発しなければ、影響力、繁栄、安全保障を他国に明け渡すことになるかもしれない。この可能性は、人工知能や遺伝子編集への投資に集約されている。一部の国では、民間の人工知能企業に多額の投資を行っており、2030年までに年間1兆米ドルの投資を行うとしている。同様に、遺伝子編集にも莫大な資金が投資されており、その技術を受け入れる国民が多い国があります。今、人工知能や遺伝子編集に投資した国は、大きな利益を得ることができるでしょう。世論、特に民主主義国では、一国が人間の増強を受け入れるかどうかに大きな影響を与えるだろうが、人間の増強の将来を決めるのは世論でも倫理学者でもないだろう。むしろ、繁栄、安全、安心といった国益に基づいて政府が決定することになるだろう。


主な推論と洞察
  • 道徳の基本的な考え方は世界共通ですが、その解釈は文化によって異なります。そのため、人間のオーグメンテーションの導入にはばらつきがあり、同盟国と敵国がそれぞれ異なる方法で人間のオーグメンテーションを利用することを覚悟しなければなりません。
  • 情報へのアクセスが増加した結果、倫理的な観点はより速く、より急激に変化しています。防衛省は、倫理観の変化を待ってから人間の拡張機能を利用するのではなく、今すぐ会話に参加して、この分野の最先端を行くようにしなければなりません。
  • ヒューマンオーグメンテーションを採用する際には、安全性と潜在的な利益の比較が重要な要素となります。この方程式は、安全性とリスクの間の因果関係が敵や作戦状況も考慮しなければならない軍事的な状況ではより複雑になります。防衛省は、このような独自の倫理的要素を考慮するために、早期から定期的にヒューマンオーグメンテーションの開発に取り組まなければなりません。また、敵対者が導入したヒューマンオーグメンテーションの開発に対抗する方法も検討しなければなりません。
  • 人間の拡張は、既存の不平等を悪化させ、新たな分裂を生み出す可能性がある。このような結果を回避するためには、人間の拡張技術に関する国際的な対話と規制が重要になります。
  • 人間の福祉を安全に向上させることができるのであれば、人間のオーグメンテーションを利用することが道徳的に必須となる可能性がある。また、軍事的には、敵国が装備する人間の拡張機能を保護したり、それに対抗したりする義務が生じるかもしれない。
  • ヒューマンオーグメンテーションを採用するかどうかを検討する際には、倫理が重要な要素となりますが、国益もまた、道徳的な計算に影響を与え、さらには根本的に変えてしまうかもしれません。私たちの生活様式を支える倫理を守ることと、国家的に揺るぎない優位性を敵に譲ることを避けることとの間には、絶妙なバランスが必要となるでしょう。

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