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世の中に持ち主のない金は存在しない-専業投資家考察でもちゃんと生業になる-

こちらのブログに訪れたことのある方は、ツイッターでフォローしてくださってる方は、私が何回もこの言葉を言ってる事を耳にしていると思います。

「持ち主のない金なんてこの世に存在しない」

言ってることがよくわからない人は専業投資家になったらやばいと思います。
Q&A形式で説明していきたいと思います。


Q1.持ち主のない金なんてこの世に存在しないというがその辺に落ちてる500円玉は??


A1.ただの金属片です。この500円だまは、「持ち主のない金」なのでは?という風に思うかもしれません。しかしながら、実はこの500円は貴方が発見するまでお金ではなくただの金属片です。貴方が発見した瞬間に500円玉になるのです。そして、拾わないという選択をした時に瞬間的にまた金属片に逆戻りします。少し量子論に似た話になりますが、観察されるまでその金の存在はないということですね。まとめると、その辺を歩いていて「お!500円玉みっけ!でも汚いし拾わんとこ」という選択があった時、この500円玉は、金属片⇒貴方の500円⇒金属片という事になっています。ある場所に500円玉が落ちていると認識している人がいるならば、その500円は所有者がいないのではなく、いつでも拾いに行ける人=落ちていると認識していて場所も把握している人の所有物です。


Q2.持ち主のない金なんてこの世に存在しないというがタンス預金したまま死亡した時のタンスの中の金は??


A2.ただの紙切れです。「銀行なんて信じられない!たんすに預金や!」という事で、せっせとタンス預金していたのに、突発的に死んでしまい誰にも相続されずに、タンスの中に1億円の預金が残ったままだとしましょう。この1億円は所有者のいないお金なのではないか?と思われるかもしれません。しかし、この1億円の元所有者が生きていた時から死んでしまった時までの流れをまとめますと、1億円⇒持ち主死亡⇒紙切れという事になります。このタンスを解体して誰かが発見するまではただの紙切れです。もし、発見した人が500円玉の時のように所有権を放棄すればまた紙切れに戻ります。このように、財産を隠したまま死んでも所有権のない金というのは一瞬たりとも発生しないのです。やつの家のたんすには、金がある!と認識した人がいればその1億はその人のものです。取りに行くのを諦めたら所有権の放棄です。


Q3.カツアゲされた税金は??


A3.ややこしい話ですがこれは個人の手元から離れる瞬間まで金です。しかし、税務署が調達した金というのは、彼らが自由に使えるわけではないので、ただの数字に変わっています。同じように企業が収益を上げる時、企業間取引の場合は、金ではなくただの数字のやり取りです。BtoCや、オーナー企業で会社の金を自由に使える場合は、顧客は金を所有していますが、BtoBの場合は金のやり取りではなくただの数字です。


個人が自由に使える貨幣・紙幣・資産でその価値を認識している場合にそれは金になります。資産をたくさん持ってるのに金がない=貧乏人なんていくらでもいますからね。


持ち主のない金なんてこの世に存在しないというのは絶対的に正しい我が家の家訓です。資本主義社会で生きていて何かようわからんなってきた、という方はここを原点にすれば騙されたり、誤った経済的判断をしにくくなります。この1行はどう転んでも論破できない普遍的真理なので興味がある方はあれやこれやケーススタディしてみてください。


さて、本題に入ります。


Q.相場でチャートが上下に動いててそこから抜いたら金(=個人が自由に使える貨幣・紙幣・資産でその価値を認識している)が入る。持ち主のない金なんてこの世に存在しないという前提で考えると、裁定で抜いて「金」が入るなら、もともとそこにあったものは金なのか?それともただの数字だったのか?


A.完全に100%すべて金と思った方がいいです(中央銀行制度があるので厳密には違います重要な話ですがここでは割愛します)。株式市場での時価総額をなしている数字に見えるものは、すべて国内・海外の証券会社や金融機関から通じて投じられた金です。人に結びついています。証券会社や金融機関は顧客資産を預かっており、証券取引所を通じて売買されている株というのは、すべて最終的に「人」に結びついています。繰り返し強調しますが、持ち主のない金なんてこの世に存在しません。上の例でもあげたように持ち主とは常に人です。マーケットで取引されている数字のようなものは最終的に全て人に帰属します。もし機関投資家の1担当者が、100億円をヘッジファンドに任せたとしたらその1担当者はヘッジファンドを選定したり金を引き上げたりする自由がありますのでそれはやはり1担当者の金という事が言えます。金とは「個人が自由に使える貨幣・紙幣・資産でその価値を認識している」と上でやんわり定義していますが、マーケットに金を投じるという行動に限定すると、この自由はその中で定義されます。その1担当者が組織の中で働いているのであれば、ルールが存在し、そのルールはコンセンサスや原理原則で決めているとすると、1担当者の自由は、それらルールを作った先人と共有しており、もし個人投資家であれば、その自由は100%享受します。そのような自由の差はあれど、機関投資家の金であれ、個人投資家の金であれ、最終的に相場の金はすべて「人」に帰属していることに変わりはありません。日銀があほみたいにETFを買っていますが、この部分が金なのか単なる数字なのかは議論の余地があります。しかしマーケットに与えるインパクトは数%もなく非常に小さいので無視します。

上記は、投機家であろうが、投資家であろうが同じことです。DLによって手法が開発者にすらブラックボックス化したアルゴリズムトレードでさえも、最終的にシステムをストップさせる裁量を有しておりマーケットにおいては彼が人という事になります。


専業投資家で勝つうえで絶対に認識しておかなくてはならない事

人嫌い。人と関わりたくない。という方で専業投資家になる人もいるでしょうが、相場に落ちてる金は実はひも付きで常に所有者がいるのです。という事は、人から奪うか、こびていただくか、しかないのですね。これでは、サラリーマンや経営者をやってた俗世と何らやってることはなんら変わりません。金を稼ぐという事は結局は奪うかいただくかしかないのです。それか拾うか。がっかりする必要はありません。

これは相場で儲けるなら提灯投資法のような直接的なやり方を推奨しているわけではありません。はっきり言って、提灯投資法をするぐらいなら証券会社に入社して客から直接金引っ張って詐欺や横領で捕まっている某野村證券のやつの方が頭がいいです。もちろん騙された方が可哀そうだしそのような事は推奨しませんが、ツイッターで買い煽りをしてたり、詐欺まがいの風説を垂れるやつは、某横領マンと一緒で人から奪っています。そういうやつは相場においてはリスクテイカー=人を潰します。みんなの税金で育てた善良なる日本人を詐欺師や煽りやが食い物にしてるという事は間接的に金をパクられてるも道義なので、そういうやつはつぶすに限ります。専業投資家になろうとする人間で、まずこの煽りやにかもられるなどは論外として、かもる方になるのもダメです。きっちり人から頂く手法を採用せねばなりません。専業投資家と兼業投資家の人からお金を奪う場合と、頂く場合のそれぞれの危険性と儲けを表にするとあくまで主観的ですが私はこのように思っています。

危険性 人から奪う 人から頂く
専業投資家 ★★★ ★★
兼業投資家

儲け 人から奪う 人から頂く
専業投資家 ★★ ★★★
兼業投資家 人による

意見が違うなら勝手にすればいいと思います。


相場で専業投資家によって人から頂くとは


これはもう簡単すぎます。流動性の供給と、時価総額の低い銘柄への投資という2つです。流動性の供給とは、狼狽売りを支える買い方をする事、持ち株が仕手戦になったら売ってやる事、この2点だけです。心の弱いやつやすぐにハッピーになる人のブレーキになってやるのですね。時価総額の低い銘柄への投資は機関投資家のカバレッジ不足を専業投資家というローコスト個人事業主によって支えるという事です。機関投資家は丸の内の糞高いビルにオフィスを構えポンコツにあほみたいなサラリー払ってるので高コスト体質です。だから小型株を触れません。専業投資家でも、完全に世間のギャップを埋めて貢献できるのです。自然と儲けがついてきます。こびるというと言い過ぎですがきっちり社会貢献して金を手に入れることができます。

・娑婆の世界で世間と関わりながら生きていく
・娑婆の世界で人から金奪って修羅の道に行く
・相場の世界で本尊になって修羅の道へ行く
・相場の世界で世間と関わりながら生きていく

簡単な4択です。所有者のいない金は存在せずそれは相場の金も例外ではありません。人として生まれて生きていくならば、この4択どれが満足度が高いかは言わずもがなです。





6月末の状況<+23.67%>

6月末のPFは以下です。
コード銘柄名概算評価額概算評価損益▼
2461ファンコミュニケーションズ595,800 円121,500 円
9716乃村工藝社256,000 円71,390 円
2154トラスト・テック218,200 円45,090 円
3800ユニリタ174,300 円5,900 円
9687KSK133,000 円90 円
4369トリケミカル574,000 円-12,200 円

4918アイビー化粧品は8600円ぐらいでいったん全部売りました。安くなったらまた買います。4369トリケミカルのポジも利確でだいぶ軽くしました。残った奴は含み損です。ぶっちゃけ今月小型株強すぎです。気を引き締めていきましょう。

ポジションの状況は以下です。

ポジション金額(万)比率ゼロポジ(万)
ロング(L)19521%0
ショート(S)00%0
現金72379%-
ネット(L-S)19521%
グロス(L+S)19521%


ほぼキャッシュです。ぼちぼち買っていかないといけません。


月次と年次Rは以下です。
6-1



【月次成績】
単月の入出金は無し。

月次単月+-3.47%
年初累計+23.65%

シャープレシオは、5.79となっています。

(シャープレシオを、年次を区切らず12か月の移動平均で計算するようになりました)

6-2


【MaR】
単月MaRは27%
累積MaRは41%

(MaRとは月間を通して、証券口座の資産のうち何%をリスクにさらしていたかを意味します。例えば、月間の稼働日数を20日とすると、月間MaR50%なら、10日間フルインベストメント残り10日間ノーポジであったという意味になります。)

ポジションを取っていた分はTPXとJQに勝てていたかと言うと、
対TPX負け
対JQ負けとなっています。



【ケリー基準】
単月実力68%
累積実力22%
ケリー基準とは「全資金のうち”実力%”分をぶっこんでトレードすべきであった」という後付けの指標です。大きければ大きい程その人のトレードがよかった、それだけ資金をリスクにさらしてもよかったというものになります。


65%:10段←目標
60%:9段
55%:8段
50%:7段
45%:6段
40%:5段
35%:4段
30%:3段
25%:2段←いまここ
20%:初段
15%:茶帯
10%:白帯1級
5%:白帯2級

出所:http://www.nikkeibp.co.jp/article/mon/20110209/82103/?ST=mon&P=2
ケリー基準では、勝率が高いと大きく出ます。ですから絶対リターンとケリー基準を組み合わせて、損大利小すぎないか判断し、トレードを習性していく必要があります。「絶対リターン追求損大利小戦略」は、「月別資金の絶対額」「シャープレシオ」「ケリー基準による実力判定」を組み合わせることで定量的に評価できます。



最近、ロング鬼ホが儲かるねやとそういう雰囲気が流れていますが、ロング鬼ホにしろ、短期回転にしろ、人に言われたり他人に影響されたりして行った事は必ず全て見事なまでに裏目に出ますからね。

意思の弱い人は、持ち株の暴落で投げ、上昇の局面で強気にポジを膨らませ、感情的な売買を繰り返しすっていきます。

自分が何から利益を得ているのか、そこをシャープに検討し極力自分のトレードにノイズ成分が入らないように針の穴を通していかなければなりません。

来月も頑張るぞ!

価値とはいったいなにか

「安い商品を高く売りつけられた!詐欺だ!」
「こんな品質のものがこんな値段するのか・・・」
「なんでこんな糞みたいなものが売れているのか理解できない」

あると思います。

そこで今日は、物事の価格と価値についての話をしたいと思います。これは、株式投資において一番重要なトピックでこれがわからないと企業収益を源泉とした投資家の利は得られません。これがわからないのに株をやるなら、市場の歪みや流動性やファイナンス、IPOにベットする別のジャンルで戦う必要があります。


ぼったくりというものはこの世に存在するか


実はこの世にぼったくりというものは存在しません。ぼったくりという概念は存在しますが、ぼったくりそのものは存在しません。なぜなら、「高い」と感じる「人」はそもそも買わない為です。また「その人にとっての高い」とは、「その人にとっての価値」に比較して高いということで非常に主観的であり、両者がバランスしない為に買う側が高いと感じてしまうのです。ですので、高いと感じたのは消費者側のその人のアンテナがうんこであった、というだけで供給側がぼったくっているわけではないのです。また、ぼったくりバーなどのように騙される場合も例外ではありません。財やサービスを費消した後に法外な金額を請求される恐れがあるリスクに入店したのは、入店する際に消費者側の頭の中で価格を以下のように算定しているのです。

価格=(法外な金額を請求されるリスク×金額-踏み倒せるリターン) + 適正な金額

それに見合う価値があるから入店したのです。無意識に計算してGOしたのに、蓋を開けてから感情的になるのはただのバカです。法外な金額が気に食わないならば、踏み倒すリターンによって後から回収すれば済む話。ぼったくり撲滅などをやってるのは、踏み倒すリターンを獲得できない弱い個体が多いので、上記のように消費者側が価格を算定する時にその辺一体の価格が高騰してしまうから浄化するような動きを取るのです。ぼったくりだ!ぼったくりは悪い!という正義に駆られてやってるわけではありません。経済合理性に基づいています。意味伝わってますかね?


「いや、明らかに高いものもあるだろ」


その言い分わかります。しかし、明らかに高く、色々な人の価値に合致しないものを提供している会社というのは、この世に存在できません。資金ショートを起こしてしんでいきます。仮に明らかに、だれの価値観にも合致しないような価格をつけているような会社が存在していれば、彼らの負担によってそのサービスやものの販売を維持しているので買う側がそれに文句を垂れるのは筋違いなのです。

投資家という人種は、投資に対するリターンで物事を見ますので、倹約・節約家が多いのですが、インデックスや高配当銘柄でマクロや企業から金を得る場合、それら企業や国際情勢や業界情勢がなぜ利益が得られるのかというところを根本から理解できていないと、企業収益の利益の源泉の無理解からくる「なんとなく不安」が一生付きまとうことになります。投資家が得ている企業収益からの利とは(私はこのブログではRという事が多い)、以下のようになっています。

企業収益を源泉とした投資家のR = 粗利-営業コスト-経常コスト-税金

ここからもわかるように、粗利を理解せずしてRは理解できないのです。概念上のぼったくりを条件反射で悪とか思っているような思考回路では粗利を忌避するようになるので、企業収益から得られるRを投資家として真に自信をもって享受できず、IPO、ファイナンス、裁定といったトリッキーな市場で戦うようになっていくことでしょう。

そこで粗利についてもっと突っ込んでいきたいと思います。

ロレックスから考える目に見えない価値


ここにロレックスがあります。貧乏人が探し回りボロボロの質屋で発見しこれは安いと思い購入しました。価格は30万円です。一方で、大通り沿いにある近代ビルの1Fの巨大なガラス張りの目立ち倒すところで金持ちは優雅に買いました。価格は100万円です。極端な話ですがそれぞれ全く同じものとします。

ここで金持ちは貧乏人に比べて70万円近く損をしていると単純に考えるのは、企業収益の利を理解できていない人の典型的な思考回路です。なぜ同じものなのに差がつくのか?ここでは金持ちと貧乏人の単位当たりの金額に対する価値観は同じとしてます。要するに、金持ちと貧乏人と名付けていますが、両社の収入、資産、育ってきた環境が同じという事で金に対する価値観が同じという事です。

では、70万円の数字を埋めていきます。

★目に見えない価値
・ホンモノのロレックスであるという安心 30
・洗練された店舗での買い物 30
・ロレックスがどれほど素晴らしいかの色々なものを通じた説明 30
・ロレックスの袋を引っ提げて大通りに出てくる優越感 30
・店の前を通る度に俺はここの立派な店舗でロレックスを買ったという余韻 30

はい、合計120万円です。質屋の30万円が原価とすると、金持ちは150万円の価値を100万円で購入しました。

一方の質屋でロレを手に入れた貧乏人の30万円のロレを考慮してみます。

目に見えない価値(コスト)
・質屋を探しまわる苦労 -30
・ほしいと思った時に買えていなく購入した時の満足度が低い -30
・ホンモノかどうかという不安 -30
・深層心理で自分はせこいと感じる劣等感 -30

はい、資産価値30万円-120万円で、貧乏人はロレを質屋で買うことで合計-90万円の消費行動をしています。
これをプラスにもっていくには、例えば、「このロレね、あそこの質屋で30万円で買ったんすよ。やばいっしょ?本来はこういう価格で、あそこの質屋は××〇〇うんちく」と、自分の足で稼いだ情報を惜しげもなく話題にすることで、こいつできる!と思わせることによる価値+100万円みたいな。関西地方ではいかに安く買ったかをマウンティングするという文化もありますのでね。


このように、貧乏人と金持ちは数字上では、貧乏人は+70万円得しているように見えますが、様々な側面を考慮すると、実は金持ちは貧乏人に比べて+240万円得をしているという事もいえます。大金をはたくことを躊躇する人種は有限な人生において、お金を活かして大きな益を享受するという事は出来ないのです。もちろん上記のような目に見えない価値というのを数値に落とし込む行為は主観的であり、人それぞれバラバラの数値になるでしょうし、人によっては金持ちが見出している価値が価格換算ほぼゼロという人もいるでしょう。

しかし、粗利というものの構成のほとんど(100%と言っても過言ではない)は、目に見えない価値と目に見えない価値(コスト)の差分が原価に上乗せされて消費者に届けられ、目に見えない価値を正しく評価してくれる客には、大きな粗利という結果で表面化します。これが現実です。粗利が高い場合は、正しい商売をしており、粗利が取れない商売というのは誰も目に見えない価値に価値を見出していないという事が言えます。すなわち粗利が大きく、まだ市場を占有していない企業というのは確実に伸びていきます。また、最終赤字を出す会社は、そもそもの粗利率が低い=目に見えない価値も低い=目に見えないコストがでかいという事であり、これこそ実はぼったくりであって、社会悪です。赤字を垂れる会社は可哀そうなのではなく糞そのものなのです。


まとめるとこうです。
粗利 = 売価-原価
粗利 = 目に見えない価値 - 目に見えない価値(コスト)-原価
企業収益を源泉とした投資家のR = 粗利-営業コスト-
経常コスト-税金

投資家のRは粗利に大きく依存するし、粗利は目に見えない価値によって構成されています。

要するに、企業収益を源泉としてRを得るという王道を歩みたい投資家は、目に見えない価値をいかに見るかというすべてを見通す眼を鍛える必要があります。この世は資本主義であり、政府でも政治家でも官僚でもなく株主がトップに君臨しているのですが、資本市場が整備されてしまった近代では立場としてはあまりにも力が強すぎる状態になっています。実質、国というくくりよりもグローバル企業単位の方が文化的な差が生まれつつあり今後100年は企業国家のような歴史の流れになることでしょう。

pbd

実は、企業経営者自身がなぜこの価格で売れるのか理解できていない(=眼がない)ことも少なくありません。

その証拠に、高粗利率現象の逆である価格競争というのは今日もどこかで起きてます。価格競争がなぜ起きるかというと、設定価格に対して顧客がなぜその値段で買うのかを真に理解していなく、ぼったくってしまっているのではないかという後ろめたさや競合の台頭による焦りから価格を下げるのです。これは経営者やマーケター、営業マンが価値を理解していない為です。本来は、価格を上げていき粗利を増やしていくという事が商売の王道です。なぜなら、経験を積んでいくと、客がなぜそんなに金を払うのかをあらゆる側面からより深く理解していくからです。労少なくして益多し。これを高回転で回せば労多くして爆益。当たり前ですがこういう会社は従業員の給料が高くなります。

ここで、いいものを作れば高く売れる、という傲慢な考えをもった経営者は本当に話になりません。
もう一度以下をご覧ください。

粗利 = 売価-原価

粗利 = 目に見えない価値 - 目に見えない価値(コスト)-原価
企業収益を源泉とした投資家のR = 粗利-営業コスト-
経常コスト-税金

企業としていいものを作るというのは原価が上がる方向性にしかなりません。粗利を大きく稼ぐうえで大事なものは、目に見えない価値です。経営者はそれを"創る"ことが投資家に課された仕事であり、いいものを作るという楽しい仕事は本来従業員がしなければなりません。また2次マーケットにおいては、投資家は経営者がちゃんと仕事をしているか(目に見えない価値をデザインしているか?やろうとしてるか?)、判断できる必要があります。

日本の衰退していった大企業はすべてトップのレベルが低く本来従業員がすべき楽しい仕事(いいものを作る)を彼らがやったからです。サラリーマン上りで仕事が報酬とかいう低レベルなサラリーマン根性が染み付いてしまってると、上に上がった時に美味しい仕事をやろうとします。結果、本来やるべき眼を鍛えることをせず、目に見えない価値を創るという発想にもならず、従ってできず、価格競争に陥り、沈みゆく箱舟となるのです。だから、大企業というのは、トップが目に見えない価値を創りださなければならないように組織がデザインされている企業以外はほとんど投資不適格です。大企業でそんな会社は滅多にありませんし組織がでかすぎてほとんどわかりません。その点中小小型株やオーナー企業は、はっきり言って経営者のレベルが桁違いです。

経営者の仕事とは見えない価値をいかにデザインし創るか。投資家はいかに見抜くか。

株価のバリュエーション、財務分析、マクロ経済、金利、為替、チャート、などそういった知識は言わずもがなですが、資本主義社会における投資家には目に見えない価値すら見通す眼というのが必要なのです。
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