2010年06月08日
2012
09年米国映画
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジョン・キューザック
キュエテル・イジョーファー
アマンダ・ピート
ダニー・クローバー
この監督に期待するものと言えば壮大なスケールで地球の危機を演出することだ。
「デイ・アフター・トゥモロー」「インデペンス・デイ」といった多くの人が見たであろう、地球って結構脆いもんなんだよという設定を作り上げ、それに人類が立ち向かうという物語だ。
しかし、今回、太陽の何たらかんたらが地殻の温度を上げて大陸大移動を起こすという設定で人類は成す術もなく、とりあえずこの危機からの避難をテーマにしている。
2012年というのは今、ノストラダムスの2000年人類滅亡説に変わる新しい年度となっているらしい。
2012年と言えば米軍が韓国から完全撤退し、アフガンからも撤退すると思われている年度だ。
地球最強の軍隊であろう米軍の凋落を描くようにこの映画の中では米軍もNASAも全く無力。
今までだったら選ばれし勇者(米国人)がこの困難に立ち向かうという展開だったのが、今回は如何に逃げるかがテーマになっている。
その過程において人間ドラマが織り込まれているわけだが、彼の映画に慣れている人には、やはりローランドはこうでなくっちゃ、というお約束ヒューマン・ドラマもあり。
自分はこの監督の映画を見る度に、おや、このシーンはどこかで見たような?というようなデジャブー現象によく襲われる。
この「2012」でもそんなデジャブー現象が起こった瞬間があったものの、とにかくスケールがデカイんでどっちがパクったかはどうでもいい。
久しぶりに痛快な映画だったような気がする。
そもそもが今の時代、地球温暖化でオゾン層が破壊されているだの、海水の高さが上がっているだの、本当に地球滅亡の危機というようなことがありそうな時代であって、そんな中、有害物質排気量ナンバー1、2の国がノアの箱舟のようなモノを作っているという設定がわざとか偶然かは知らないが笑える。
いや、笑うシーンではないが、米国大統領が沈む米国に残るというのは米国人にとっては誇りに思えるシーンだろう。
こんなシーンが米国大統領って凄いだろ?と世界にアピールしているようにも思えるが、何故かイタリア首相も残るということになっている。
イタリアの首相と言えばちょっと問題児で差別発言や女性問題でいろいろ物議を醸している人物だ。
オバマ大統領を指して、あのよく日焼けした男は・・・、と言えるような神経の図太い人物だ。
そうしたイタリア首相と米国大統領を同列に扱っているところも笑える。
いや、イタリア国民の皆さんには失礼で笑うところではないんだけども。
映画はジャンジャンバリバリ地球を壊していくわけだが、これって多分、相当金かけたんだろうなというCG映像がふんだんに使われていて、人間の持つ破壊本能を心地よく刺激してくれる。
いや、刺激しちゃいけないと思うんだけども、あまりの自然の破壊力に人間の無力さがよくわかって小さいことで悩んでいるのが馬鹿馬鹿しくなるほどだ。
2時間半という長い映画だけども、中弛みもなく最後まで、そんでどうなるの?というワクワクシーンを入れてくれている。
サービス満点の映画だ。
米国ではこの2012年というのは何かと話題になっているようで、大金使わせたらどんな映画でも撮っちゃうよというマイケル・ベイも2012年をテーマにした映画を作る予定らしい。
ローランドの場合、ヒーローは白人、黒人、有色人種とちゃんと人種にも配慮してくるので良いが、より米国に対する愛国心が強いと想像出来るマイケル・ベイが作る映画はどうなるか不安だ。
大金かけた割には超駄作だった「パールハーバー」を見てしまった人は、マイケル・ベイにはハズレもあるということを知っているだろう。
因みに「パールハーバー」の中で日本の真珠湾攻撃の最中、日本人パイロットが飛行機の中から民間人に対して「逃げろ」と言っているシーンがあるのは日本で上映された映画の中だけ。
米国バンザイのマイケル・ベイにはちょっと要注意だ。
話は逸れたが、この「2012」は映画館で見ても良いほどの出来。
というか、ローランドを知る人にとっては、そこまでやるの?という地球破壊シーンは大変な見所。
人類愛ってのも一応、織り込まれているのでこんなような地球パニック型の映画が好きではない人でも充分面白いと感じるだろう。
80点
しかし、確か「パールハーバー」の宣伝文句って「タイタニック」を超える大作だったんだよな。
マイケル・ベイは大御所であるけども要注意だ。
しつこいかもしれないけど、日本軍が青空の下、軍事会議してるなんて馬鹿にするにしても程があるだろう?

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監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジョン・キューザック
キュエテル・イジョーファー
アマンダ・ピート
ダニー・クローバー
この監督に期待するものと言えば壮大なスケールで地球の危機を演出することだ。
「デイ・アフター・トゥモロー」「インデペンス・デイ」といった多くの人が見たであろう、地球って結構脆いもんなんだよという設定を作り上げ、それに人類が立ち向かうという物語だ。
しかし、今回、太陽の何たらかんたらが地殻の温度を上げて大陸大移動を起こすという設定で人類は成す術もなく、とりあえずこの危機からの避難をテーマにしている。
2012年というのは今、ノストラダムスの2000年人類滅亡説に変わる新しい年度となっているらしい。
2012年と言えば米軍が韓国から完全撤退し、アフガンからも撤退すると思われている年度だ。
地球最強の軍隊であろう米軍の凋落を描くようにこの映画の中では米軍もNASAも全く無力。
今までだったら選ばれし勇者(米国人)がこの困難に立ち向かうという展開だったのが、今回は如何に逃げるかがテーマになっている。
その過程において人間ドラマが織り込まれているわけだが、彼の映画に慣れている人には、やはりローランドはこうでなくっちゃ、というお約束ヒューマン・ドラマもあり。
自分はこの監督の映画を見る度に、おや、このシーンはどこかで見たような?というようなデジャブー現象によく襲われる。
この「2012」でもそんなデジャブー現象が起こった瞬間があったものの、とにかくスケールがデカイんでどっちがパクったかはどうでもいい。
久しぶりに痛快な映画だったような気がする。
そもそもが今の時代、地球温暖化でオゾン層が破壊されているだの、海水の高さが上がっているだの、本当に地球滅亡の危機というようなことがありそうな時代であって、そんな中、有害物質排気量ナンバー1、2の国がノアの箱舟のようなモノを作っているという設定がわざとか偶然かは知らないが笑える。
いや、笑うシーンではないが、米国大統領が沈む米国に残るというのは米国人にとっては誇りに思えるシーンだろう。
こんなシーンが米国大統領って凄いだろ?と世界にアピールしているようにも思えるが、何故かイタリア首相も残るということになっている。
イタリアの首相と言えばちょっと問題児で差別発言や女性問題でいろいろ物議を醸している人物だ。
オバマ大統領を指して、あのよく日焼けした男は・・・、と言えるような神経の図太い人物だ。
そうしたイタリア首相と米国大統領を同列に扱っているところも笑える。
いや、イタリア国民の皆さんには失礼で笑うところではないんだけども。
映画はジャンジャンバリバリ地球を壊していくわけだが、これって多分、相当金かけたんだろうなというCG映像がふんだんに使われていて、人間の持つ破壊本能を心地よく刺激してくれる。
いや、刺激しちゃいけないと思うんだけども、あまりの自然の破壊力に人間の無力さがよくわかって小さいことで悩んでいるのが馬鹿馬鹿しくなるほどだ。
2時間半という長い映画だけども、中弛みもなく最後まで、そんでどうなるの?というワクワクシーンを入れてくれている。
サービス満点の映画だ。
米国ではこの2012年というのは何かと話題になっているようで、大金使わせたらどんな映画でも撮っちゃうよというマイケル・ベイも2012年をテーマにした映画を作る予定らしい。
ローランドの場合、ヒーローは白人、黒人、有色人種とちゃんと人種にも配慮してくるので良いが、より米国に対する愛国心が強いと想像出来るマイケル・ベイが作る映画はどうなるか不安だ。
大金かけた割には超駄作だった「パールハーバー」を見てしまった人は、マイケル・ベイにはハズレもあるということを知っているだろう。
因みに「パールハーバー」の中で日本の真珠湾攻撃の最中、日本人パイロットが飛行機の中から民間人に対して「逃げろ」と言っているシーンがあるのは日本で上映された映画の中だけ。
米国バンザイのマイケル・ベイにはちょっと要注意だ。
話は逸れたが、この「2012」は映画館で見ても良いほどの出来。
というか、ローランドを知る人にとっては、そこまでやるの?という地球破壊シーンは大変な見所。
人類愛ってのも一応、織り込まれているのでこんなような地球パニック型の映画が好きではない人でも充分面白いと感じるだろう。
80点
しかし、確か「パールハーバー」の宣伝文句って「タイタニック」を超える大作だったんだよな。
マイケル・ベイは大御所であるけども要注意だ。
しつこいかもしれないけど、日本軍が青空の下、軍事会議してるなんて馬鹿にするにしても程があるだろう?
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