2020年11月13日
知ってはいけない隠された日本支配の構造
知ってはいけない 隠された日本支配の構造 矢部宏治(著)
【内容】記;2019/07/28
日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する
私たちの未来を脅かす「9つの掟」の正体、
最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」とは?
なぜ日本は米国の意向を「拒否」することができないのか?
3分で日本の深層がわかる四コマまんがつき!
みなさんは、世田谷区や中野区、杉並区の上空が
米軍に支配されていることをご存じですか?
あるいは、米軍に与えられた治外法権が
日本の国土全体に及んでいることを知っていますか?
「なにをバカなことを…」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、これらは公文書によって裏付けられた疑いようのない事実なのです。
じつは、私たちが暮らす「戦後日本」という国には、
国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない
「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めています。
そうした「ウラの掟」のほとんどは、
アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、
米軍と日本の官僚とのあいだで直接結ばれた、
占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。
3つの「裏マニュアル」ともいうべき
最高裁の「部外秘資料」、検察の「実務資料」、
外務省の「日米地位協定の考え方」を参照しながら、
日米合同委員会の実態と対米従属の根幹に迫り、
日本における「真の権力構造」を徹底解明します。
累計17万部を突破した
『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』
『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』の
著者が「戦後史の闇」に光をあてた、渾身の集大成!
◆本書のおもな内容◆
第1章 日本の空は、すべて米軍に支配されている
第2章 日本の国土は、すべて米軍の治外法権下にある
第3章 日本に国境はない<
内容(「BOOK」データベースより)
この国を動かす「本当のルール」とは?なぜ、日本は米国の意向を「拒否」できないのか?官邸とエリート官僚が国民に知られたくない、最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」とは?3分でわかる日本の深層!私たちの未来を危うくする「9つの掟」の正体。4コママンガでもわかりやすく解説。
【レビュー】
恐ろしい本である。
日本の権力のメカニズムが、よくわかってしまう。
まさに、危険な書物に入るのだろう。破壊力はすごい。
日本の空は、すべて米軍に支配されている。
羽田空港の離発着を見ても、なぜ効率が悪いのかといえば
横田空域が、飛行禁止区域に当たるからだ。
横田空域は、実に大きな空間を確保している。
「日本政府は、軍事演習を行う米軍機については、優先的に管制権を与える」
つまり、日本の空は、米軍が支配している。
日本の国土全体が、治外法権下にある。
「日本国の当局は、所在地のいかんを問わず米軍の財産について、捜索、差し押さえ、または検証をおこなう権利を行使しない」日米合同委員会 1953年9月29日。
日米行政協定 1952年、日米地位協定 1960年 により
日本の全国の好きなところに基地を作ってもいい。
「平和条約および安保条約の効力が発生すると同時に、米軍を日本国内およびその周辺に配備する権利を、日本は認め、アメリカは受け入れる」旧安保条約第1条
旧安保条約ー行政協定(地位協定+密約)ー日米合同委員会。
日米合同委員会
日米合同委員会の議事録や合意文書は、原則として公表しない。1960年6月
日米合同委員会で決定した日米合意は、日本の国会での承認を必要としない。1959年4月
安保条約は、日本国憲法の上位にある。
裁判権、基地権、指揮権の全てに密約がある。
指揮権密約とは、戦争になったら、自衛隊は米軍の指揮のもとで戦う。
「戦争の脅威が生じたと米軍司令官が判断した時は、すべての日本の軍隊は、アメリカ政府によって任命された最高司令官の指揮のもとに置かれる」
日本全土を米軍の潜在的基地とする。
密約と日本合同委員会によって、日本はアメリカの従属的な関係を維持している。
まぁ。怖い話である。
#ブックカバーチャレンジ
「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」矢部宏治(著)
「差し控えたい」という言葉が、流行語大賞にならないのは、相変わらず忖度するマスコミのなよなよした思想の堕落にあるのだろう。ずいぶん前までは、自己責任や説明責任という言葉が使われていた。それが、政府の辞書からなくなった。
つまり、国民が知ってはいけないことが、たくさんあるのだ。
この本は、日本の権力のメカニズムが、よくわかる。まさに、危険な書物に入るのだろう。破壊力はすごい。国民は、知らなくていいのだ。つまり知ってはいけないことがあるのだ。大まかに3つある。
①日本の空は、すべて米軍に支配されている。羽田空港の離発着を見ても、なぜ効率が悪いのかといえば、横田空域が、飛行禁止区域に当たるからだ。横田空域は、実に大きな空間を確保している。
「日本政府は、軍事演習を行う米軍機については、優先的に管制権を与える。」つまり、日本の空は、米軍が支配している。
②日本の国土全体が、治外法権下にある。「日本国の当局は、所在地のいかんを問わず米軍の財産について、捜索、差し押さえ、または検証をおこなう権利を行使しない」日米合同委員会 1953年9月29日。
日米行政協定 1952年、日米地位協定 1960年 により、日本の全国の好きなところに基地を作ってもいい。「平和条約および安保条約の効力が発生すると同時に、米軍を日本国内およびその周辺に配備する権利を、日本は認め、アメリカは受け入れる」旧安保条約第1条、旧安保条約ー行政協定(地位協定+密約)ー日米合同委員会。
日米合同委員会。日米合同委員会の議事録や合意文書は、原則として公表しない。1960年6月
日米合同委員会で決定した日米合意は、日本の国会での承認を必要としない。1959年4月
文書が行方不明になったり、黒塗りで渡されることが最近は、見受けられるが、「原則 公表しない」ということが決められている。国民の知る権利など、クソ食らえなのだ。人事に関することは、プライバシーに関わることだから、差し控えたいと言っているが、理由は明らかだ。「政府に反対することは、公務員として許されない」というのを差し控えている。
③安保条約は、日本国憲法の上位にある。裁判権、基地権、指揮権の全てに密約がある。
指揮権密約とは、戦争になったら、自衛隊は米軍の指揮のもとで戦う。
「戦争の脅威が生じたと米軍司令官が判断した時は、すべての日本の軍隊は、アメリカ政府によって任命された最高司令官の指揮のもとに置かれる」日本全土を米軍の潜在的基地とする。
密約と日本合同委員会によって、日本はアメリカの従属的な関係を維持している。
日米同盟を維持するということは、以上の3点につきるのだ。
日本は、日本として、独立はしていないことが、明確なのだ。あぁ。知ってはいけなかった。
【内容】記;2019/07/28
日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する
私たちの未来を脅かす「9つの掟」の正体、
最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」とは?
なぜ日本は米国の意向を「拒否」することができないのか?
3分で日本の深層がわかる四コマまんがつき!
みなさんは、世田谷区や中野区、杉並区の上空が
米軍に支配されていることをご存じですか?
あるいは、米軍に与えられた治外法権が
日本の国土全体に及んでいることを知っていますか?
「なにをバカなことを…」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、これらは公文書によって裏付けられた疑いようのない事実なのです。
じつは、私たちが暮らす「戦後日本」という国には、
国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない
「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めています。
そうした「ウラの掟」のほとんどは、
アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、
米軍と日本の官僚とのあいだで直接結ばれた、
占領期以来の軍事上の密約を起源としているのです。
3つの「裏マニュアル」ともいうべき
最高裁の「部外秘資料」、検察の「実務資料」、
外務省の「日米地位協定の考え方」を参照しながら、
日米合同委員会の実態と対米従属の根幹に迫り、
日本における「真の権力構造」を徹底解明します。
累計17万部を突破した
『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』
『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』の
著者が「戦後史の闇」に光をあてた、渾身の集大成!
◆本書のおもな内容◆
第1章 日本の空は、すべて米軍に支配されている
第2章 日本の国土は、すべて米軍の治外法権下にある
第3章 日本に国境はない<
内容(「BOOK」データベースより)
この国を動かす「本当のルール」とは?なぜ、日本は米国の意向を「拒否」できないのか?官邸とエリート官僚が国民に知られたくない、最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」とは?3分でわかる日本の深層!私たちの未来を危うくする「9つの掟」の正体。4コママンガでもわかりやすく解説。
【レビュー】
恐ろしい本である。
日本の権力のメカニズムが、よくわかってしまう。
まさに、危険な書物に入るのだろう。破壊力はすごい。
日本の空は、すべて米軍に支配されている。
羽田空港の離発着を見ても、なぜ効率が悪いのかといえば
横田空域が、飛行禁止区域に当たるからだ。
横田空域は、実に大きな空間を確保している。
「日本政府は、軍事演習を行う米軍機については、優先的に管制権を与える」
つまり、日本の空は、米軍が支配している。
日本の国土全体が、治外法権下にある。
「日本国の当局は、所在地のいかんを問わず米軍の財産について、捜索、差し押さえ、または検証をおこなう権利を行使しない」日米合同委員会 1953年9月29日。
日米行政協定 1952年、日米地位協定 1960年 により
日本の全国の好きなところに基地を作ってもいい。
「平和条約および安保条約の効力が発生すると同時に、米軍を日本国内およびその周辺に配備する権利を、日本は認め、アメリカは受け入れる」旧安保条約第1条
旧安保条約ー行政協定(地位協定+密約)ー日米合同委員会。
日米合同委員会
日米合同委員会の議事録や合意文書は、原則として公表しない。1960年6月
日米合同委員会で決定した日米合意は、日本の国会での承認を必要としない。1959年4月
安保条約は、日本国憲法の上位にある。
裁判権、基地権、指揮権の全てに密約がある。
指揮権密約とは、戦争になったら、自衛隊は米軍の指揮のもとで戦う。
「戦争の脅威が生じたと米軍司令官が判断した時は、すべての日本の軍隊は、アメリカ政府によって任命された最高司令官の指揮のもとに置かれる」
日本全土を米軍の潜在的基地とする。
密約と日本合同委員会によって、日本はアメリカの従属的な関係を維持している。
まぁ。怖い話である。
#ブックカバーチャレンジ
「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」矢部宏治(著)
「差し控えたい」という言葉が、流行語大賞にならないのは、相変わらず忖度するマスコミのなよなよした思想の堕落にあるのだろう。ずいぶん前までは、自己責任や説明責任という言葉が使われていた。それが、政府の辞書からなくなった。
つまり、国民が知ってはいけないことが、たくさんあるのだ。
この本は、日本の権力のメカニズムが、よくわかる。まさに、危険な書物に入るのだろう。破壊力はすごい。国民は、知らなくていいのだ。つまり知ってはいけないことがあるのだ。大まかに3つある。
①日本の空は、すべて米軍に支配されている。羽田空港の離発着を見ても、なぜ効率が悪いのかといえば、横田空域が、飛行禁止区域に当たるからだ。横田空域は、実に大きな空間を確保している。
「日本政府は、軍事演習を行う米軍機については、優先的に管制権を与える。」つまり、日本の空は、米軍が支配している。
②日本の国土全体が、治外法権下にある。「日本国の当局は、所在地のいかんを問わず米軍の財産について、捜索、差し押さえ、または検証をおこなう権利を行使しない」日米合同委員会 1953年9月29日。
日米行政協定 1952年、日米地位協定 1960年 により、日本の全国の好きなところに基地を作ってもいい。「平和条約および安保条約の効力が発生すると同時に、米軍を日本国内およびその周辺に配備する権利を、日本は認め、アメリカは受け入れる」旧安保条約第1条、旧安保条約ー行政協定(地位協定+密約)ー日米合同委員会。
日米合同委員会。日米合同委員会の議事録や合意文書は、原則として公表しない。1960年6月
日米合同委員会で決定した日米合意は、日本の国会での承認を必要としない。1959年4月
文書が行方不明になったり、黒塗りで渡されることが最近は、見受けられるが、「原則 公表しない」ということが決められている。国民の知る権利など、クソ食らえなのだ。人事に関することは、プライバシーに関わることだから、差し控えたいと言っているが、理由は明らかだ。「政府に反対することは、公務員として許されない」というのを差し控えている。
③安保条約は、日本国憲法の上位にある。裁判権、基地権、指揮権の全てに密約がある。
指揮権密約とは、戦争になったら、自衛隊は米軍の指揮のもとで戦う。
「戦争の脅威が生じたと米軍司令官が判断した時は、すべての日本の軍隊は、アメリカ政府によって任命された最高司令官の指揮のもとに置かれる」日本全土を米軍の潜在的基地とする。
密約と日本合同委員会によって、日本はアメリカの従属的な関係を維持している。
日米同盟を維持するということは、以上の3点につきるのだ。
日本は、日本として、独立はしていないことが、明確なのだ。あぁ。知ってはいけなかった。