葉物枝物

トウシキミ

八角で有名・・・・

ウィキペディアによれば・・・
『トウシキミ(唐樒、学名:Illicium verum)は、中国原産のシキミ科の常緑高木である。花は赤褐色で果実は香辛料になる。中国広西省南部とベトナム北部の国境に自生が見られ、中国南部や南部インド、インドシナで広く栽培されている』

トウシキミも シキミ科に 属する。

トウシキミの花

『果実を乾燥させたものはスターアニス、八角(はっかく)、八角茴香(はっかくういきょう)、あるいは大茴香(だいういきょう)とも呼ばれる香辛料である。実の形は八つの角を持つ星形をしていて、アニスやウイキョウに似た良い香りがあるためこれらの名がある。主に中華料理に使われ、他のスパイスと混ぜて「五香粉」として使われる』

『果実には精油5~10%を含み、その主成分はアネトール(80~90%〉であり、その他エストラゴール、メチルカビコール、シネオール、リモネン、フェランドレン、ピネンなどが知られている。また、成分のひとつであるシキミ酸はインフルエンザ治療薬タミフルの合成原料のひとつとして使用されているが、直接果実を食べてもインフルエンザには効かない』

シキミ

サカキは 榊 といい キヘンに神である。
シキミは 梻 といい キヘンに仏である。
漢字自体が使い分けてあることが 歴史を感じさせる。
もう一方で・・・シキミは 樒 と書く。

ウィキペディアでは・・・
『シキミの語源は、実の形から「敷き実」、あるいは有毒なので「悪しき実」からといわれる。日本特有の香木とされるが、『真俗仏事論』2には供物儀を引いて、「樒の実はもと天竺より来れり。本邦へは鑑真和上の請来なり。その形天竺無熱池の青蓮華に似たり、故に之を取りて仏に供す」とあり、一説に鑑真がもたらしたとも言われる。
古代にはサカキと同様に神事に用いられたといわれるが、その後仏事に用いるようになった。そのため、神式の榊(=サカキ)に対応させる形で梻(木偏に佛、「佛」は仏の旧字体)という国字もある。
浄土真宗では、華瓶(けびょう)という仏具にシキミの枝葉を挿して、本尊前の上卓の上に供える。(小型の仏壇で、上卓が無い場合は、省いても構わないとされる。)また芳香があるため線香や抹香の材料に用いられた。一説によれば、毒性のあるこの植物を墓に供えることで、オオカミなどが墓を荒らすのを防いだのではないかという。
また日蓮正宗などでもシキミの枝葉を仏前に供える。これはシキミが常緑樹で特有の香気を持つ日本唯一の香木であることから、常住不滅で清浄無垢である本尊を荘厳するに相応しいからとされる。またシキミの実は毒を持っていることから変毒為薬を顕しているという』

シキミはなんとなく 日本原産のような気もするが・・・
中国から伝わってきたんですね。

シキミの花

『シキミ(樒、梻 Illicium anisatum)はシキミ科の常緑高木である。かつてはモクレン科に分類されていた。有毒。仏事に用いるため寺院に植栽される。地方によりシキビ、ハナノキ(カエデ科にも別にハナノキがある)、ハナシバなどともいう。 学名にはリンネが命名したIllicium anisatum L.と、シーボルトが命名したI. religiosum Sieb. et Zucc.("religiosum"は「宗教的な」という意味)が存在するが、リンネのものが有効となっている』

以前は モクレン科だったのが あたらしく シキミ科に変更なんですね。

『1885年、ヨハン・エイクマンによってシキミの果実からシキミ酸 (Shikimic acid) が発見された[1]。この物質は、芳香族アミノ酸の前駆物質であり、タンニンの主要成分である没食子酸の前駆体でもある。』

『植物体全体にアニサチンなどの有毒物質を含み、特に果実に多く、食べれば死亡する可能性がある程度に有毒である。実際、下記のように事故が多いため、シキミの果実は植物としては唯一、劇物(毒物及び劇物取締法を参照)に指定されている。
シキミの種子はややシイの実に似ている(なれていれば間違えない程度)ため、誤って食べて死亡した例がある。また、先述のトウシキミの果実(八角)がシキミの果実に非常によく似ているため、シキミの果実を誤って食べ中毒を起こす事故が多い』

シキミの果実は
くれぐれも H1N1インフルエンザ対策に 使ってはいけない。

サカキ

シキミ トウシキミ と来たので・・・
ついでにサカキも 調べておこう。

ウィキペディアによれば・・・
『サカキ(榊 Cleyera japonica)は、ツバキ科サカキ属の常緑小高木。神棚や祭壇に供えるなど、神道の神事には欠かせない植物である』

サカキは ツバキ科 なんですね。

サカキの花

『ヒサカキはサカキの代用として用いられる。 ヒサカキに近縁のハマヒサカキ (Eurya emarginata) は海岸に野生し、道路の植え込みなどによく使われる。葉は丸くサカキやヒサカキとは明らかに異なる。花は冬に咲き、ヒサカキと同じようなにおいがある。』

『家庭の神棚にも捧げられ、月に2度、1日と15日(江戸時代までは旧暦の1日と15日)に取り替える習わしになっている。
神事で使用される様になったのは、古来から、植物には神が宿り、特に先端がとがった枝先は神が降りるヨリシロとして若松やオガタマノキなど様々な常緑植物が用いられたが、近年は、もっとも身近な植物で枝先が尖っていて神のヨリシロに相応しいサカキやヒサカキが定着している。
語源は、神と人との境であることから「境木(さかき)」の意であるとされる。常緑樹であり繁えることから「繁木(さかき)」とする説もあるが、多くの学者は後世の附会であるとして否定している。
サカキは、田舎などでは庭先に植えている家庭が多い。また、常緑樹でもあることから庭木としても使われていることがある。 混同されやすいので、榊は「本榊(ホンサカキ)」とも呼ばれ、ヒサカキについては、「シャシャキ」「シャカキ」「下草」「ビシャコ」「仏さん柴(しば)」などと地方名で呼ばれることもある。
関東以南の比較的温暖な地域で生育するため、関東以北では類似種(別属)のヒサカキ ( Eurya japonica ) をサカキとして代用している。 ヒサカキの由来は小さいことから「姫榊」とも、サカキでないことから「非榊」とも言われる。ヒサカキは仏壇にも供えられる植物である。花は早春に咲き、独特のにおいがある。
店頭に並んでいるサカキとヒサカキを見分けるポイントは葉縁で、葉が小さく、鋸歯がある(ぎざぎざしている)ならヒサカキ、表面がツルツルしていて、ふちがぎざぎざしていない全縁ならサカキである。また、サカキは茎頂の芽(冬芽)が、爪状に尖っていることでも見分けられる』

神とヒトの境から 「境木」という。
榊原 というのは ヒトと神の境の原っぱだったのか?

中国において・・・
サカキの産地が 浙江省新昌 なんですね。

はい。今 私がきているところです。

バカリス

バカリス

グリーンライン 初出荷    11月3日

今後期待される切り葉として、

バカリス(Baccharis

グリーンラインが山原東から出荷された。

 

市場の評価は、面白いが、使い方がわからない。

フラワーアレンジに使えるが、

小さいものではなく、

中型のタイプに使用することになるであろう。

 

現在の販売ネックは、

ストッカーにいれたら黒ずむことが問題。

熱帯系のキク科植物である。

露地で栽培できる。

セリ値価格が、40円から80円であった。

出荷したのが少量で、

現状では参考にならない。

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