野菜・マメ科

ピーナッツ(12)アレルギー

ピーナッツ アレルギー

ピーナッツアレルギーの原因物質は、ピーナッツに含まれるヒスチジンが微生物によってヒスタミンに変わり、それが気管支を収縮させたり、じんましんを起こします。

ヒスタミン (histamine) は分子式C5H9N3、分子量 111.14 の活性アミンである。1910年に麦角抽出物中の血圧降下物質としてヘンリー・デールとパトリック・プレイフェア・レイドローが発見した。 
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落花生(ピーナッツ)アレルギーの症状と対策|食物アレルギー辞書
2019年12月14日 
落花生(ピーナッツ)はアレルギー症状が重篤になりやすい食品です。少量でもアレルギー反応がでるため、ピーナッツオイルも取り除く必要があります。ピーナッツはさまざまな食品・料理に使用されているため、原材料を十分にチェックするとともに、コンタミネーション(意図しない混入)にも気をつけましょう。
重篤になりやすい「落花生(ピーナッツ)アレルギー」
落花生(ピーナッツ)アレルギーは、そばアレルギーと同様に症状が重篤になりやすい傾向があり、アナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。チョコレート菓子をはじめとするさまざまな食品に使用されており、加工食品のアレルギー表示が義務づけられています。
 少ない量でもじんましんや呼吸困難などの症状につながるほか、重篤になると命にかかわる場合もあります。
 食品表示では落花生と表示されていますが、ピーナッツアレルギーと申告する人が多く、ピーナッツで表示を探すと落花生を見落としてしまうことがあるので気をつけましょう。
落花生アレルギーの人が注意すべき料理や食品
チョコレート菓子に使用されることが多い食品です。スナック菓子や和菓子、調味料、ドレッシング、サラダやのトッピング、カレールーなどにも使われる場合があります。原材料を確認する際には「ピーナッツ」の文字でなく「落花生」の文字を探しましょう。
 細かく砕いたりペーストにしたりして、一見わかりづらい形で料理に使われることが多い食品です。一部の地方ではジーマミー(地豆)と呼ばれることもあるため、見逃さないように注意してください。
 なお、落花生を食べる意外に、ピーナッツオイルを塗ったり、豆まきをしたりするだけでもアレルギー反応が起こります。アレルギー反応がある人や周囲の人は、生活全般において使用しないように心がけましょう。
落花生アレルギーとナッツ類アレルギー
ピーナッツは名称から木の実類であるナッツ類(アーモンド、カシューナッツ、くるみ、くりなど)と混同しがちですが、実はマメ科の食品です。
 しかし、ナッツ類アレルギーの場合は落花生にも反応することがあります。落花生やナッツ類のアレルギーの人は、具体的に何に反応するのか検査を受けて把握しておくとよいでしょう。
 落花生アレルギーの人に料理を提供するときの注意点
落花生は(ピーナッツ)は多種多様な食品や料理に使用されているため、原材料の確認や調理環境には細心の注意を払いましょう。ゆでたり揚げたりするよりも、炒る(ローストする)とアレルゲンが強くなり、反応がでやすくなるといわれています。
 また、落花生はナッツ類ではありませんが、ナッツ類として申告する人がいます。アレルギーの聞き取りには注意してください。
<ヒヤリハット事例>
・ジーマミ豆腐に落花生が使用されていることを知らずに食べて発症した
・落花生を使用していないチョコレートであったが、落花生入りチョコレートを製造している生産ラインで製造されており、落花生を使用していないチョコレートに落花生成分が混入していた 

ピーナッツ(11)千葉の落花生

落花生の品種と選び方。ピーナッツの種類は1600以上?
お米にはいろいろな品種がありますが、ピーナッツにも品種があるのはご存知ですか?産地は意識するけれど「落花生の種類」はよくわからないって方が多いと思います。同じ産地でも種類が違うと大きさや味も違ってきます。だから落花生の種類を知っていると自分好みのピーナッツを選べるようになります。種類を意識せずに購入して「なんか思っていたのと違う・・・」と嘆く前に、この機会にピーナッツの種類について知っておきましょう!

千葉県の落花生は5種類
現在千葉県では焙煎落花生向けの品種、千葉半立(ちばはんだち)、中生豊(なかてゆたか)、Qなっつ(きゅーなっつ)。
ゆで落花生向けの品種、郷の香(さとのか)と、おおまさり。
主にこの5種類のピーナッツが育てられています。
焙煎落花生向け品種
千葉県産落花生で一番代表定な食べ方は、殻付きのまま焙煎しただけの素材を味わう食べ方です。外国産ピーナッツは基本的に加工されることが多いですが、千葉県産落花生はそのままでも美味しいのでこの食べ方が主流です。
●千葉半立(ちばはんだち)
とても香ばしく、甘味が強い濃厚な味で落花生王国千葉県を代表する品種。味の評価は高いですが栽培が難しく収穫量も少ないため高価です。国産落花生では最高品種とされています。歴史も古く「千葉県産落花生」ブランドを確立した品種といっても過言ではありません。ただ、少し小粒で殻に黒い斑点模様がつきやすいため見栄えはあまり良くありません。価格が高い・見栄えが良くない・小粒な為あまり詳しくない人は敬遠しがちですが、逆に見た目よりも味にこだわりのある通の方ほど選ばれる品種です。
落花生1

































 
●中手豊(なかてゆたか)
千葉県の落花生試験所で品種改良され生まれた品種。千葉半立に比べややあっさりとした味わいの中手豊は、やや大粒で見栄えも良く、殻も白くきれいに育ちやすいので贈り物に大変喜ばれます。 収穫量も千葉半立に比べ2割くらい多いため、千葉県産の落花生でも低価格。 味が良く、器量良く、お求め安い、三拍子揃った落花生の優等生。一般的に千葉県産落花生とだけ表記されている商品はこの中手豊の場合が多いです。千葉半立よりも1ヶ月ほど早く収穫されるので、いち早く新豆を味わう事ができます。
落花生2



 















●Qなっつ(きゅーなっつ)
2018年にデビューした新品種。「Pナッツを超すQナッツ。(アルファベット順でPの次はQ)」の名のとおり、今までに無いくらいの分かりやすい甘みが特徴です。前述の中手豊に似てあっさりとしていて、やや大粒で見栄えも良く、殻も白くきれいに育ちやすいので贈り物に大変喜ばれます。中手豊よりも病気に強いため収穫量が安定するようになりました。
落花生3

























千葉半立、中手豊、Qなっつを見分ける方法は?
市場に流通している国産の焙煎落花生はほとんどこの3種類です。落花生の品種の見分け方は色を見る事!。殻を割って渋皮を剥いて、その渋皮の裏を見てください。茶色なら千葉半立、白色なら中手豊かQなっつです。ただ、中手豊とQなっつを見分けるのは難しいです。
業界裏話
スーパーに行ったとき皆さんはどのように野菜を選んでいますか?
おそらく、大きくて発色がよく綺麗な物を選ぶのではないでしょうか。
けれどピーナッツは大粒で殻のとても綺麗な物を選ぶと失敗する確率が高いのです。
なぜなら、ピーナッツは大きく育ちすぎると大味になり風味が損なわれてしまいます。特に中手豊は収穫が遅れた時、その影響が大きいです。ピーナッツの場合、大きさは品種に合った適度な大きさが一番いいのです。
そしてピーナッツの殻の色。実は綺麗なものが美味しいとは限りません。綺麗すぎるものは収穫時期が早すぎる場合があります。早すぎると綺麗に上がりやすいのですが殻が若干柔らかくて味が若干薄い傾向があります。ただ、殻の色については少し複雑で、黒い斑点がついているほうが美味しいというわけでもありません。
そして品種の違い、一番美味しいとされる千葉半立は小粒で黒い斑点模様が付きやすく見栄えは一見立派ではない。つまり、「落花生の品質は殻の色だけでは判断しきれない」のです。
ゆで落花生向け品種
茹で落花生は8月末ぐらいのとても早い時期に収穫されます。焙煎する落花生は掘ってから畑の上で2週間ほど乾燥させますが、茹で落花生は掘ってすぐ茹でます。落花生を早掘りし、かつ乾燥の工程がいらないので新豆が早くに食べられます。焙煎用落花生とは調理方法も保管方法も大分異なっています。
●郷の香(さとのか)
ゆで落花生用に中手豊を親に品種改良され誕生した割と新しい品種です。
郷の香は多く収穫でき、見た目も殻も白く綺麗、皮が薄く渋味が少ないのでゆで落花生として多く栽培されています。一般的に茹で落花生といえばこの品種を指すことが多いです。
●おおまさり
最大の特徴は大きさ。中手豊の約2倍くらいの大きさがあるピーナッツ。従来の品種よりも、甘みがあっておいしく、柔らかくとってもまろやかなので茹で落花生に向いています。「大きなきな莢(さや)で食味が勝る」ことから「おおまさり」という名前に。アメリカのジェンキンスさんが発見・命名したジャンボ・ジェンキンスという落花生を親に品種改良され平成21年に完成した新しいピーナッツ。
業界裏話
【1】実は茹で落花生という商品は最近になって普及したようです。茹でて食べるという行為は落花生産地では行われていましたがそれを商品化して茹で落花生という人気ジャンルができたのは割と最近(おそらく平成初期頃)。昔はそのような商品はほとんど見かけなかったようです。ゆで落花生は水分を多分に含み腐りやすいので、冷蔵宅配とパッキング技術の進歩がそれを可能にしたと思われます。
【2】おおまさりは千葉県が品種改良に10年以上かけ、平成21年に一般栽培が開始された品種。粒が本当に大きいのでお客様の反応がよく、さらに美味しいという渾身の落花生です。その分製品に求められる基準がかなり高く、「大きくないとおおまさりじゃない!」と大きく育てなかったおおまさりは(といっても一般的な落花生と比べれば十分大きい落花生は)選別で取りのぞく事が求められています。また掘り取った後も1、2日以内に茹で加工しないと、さやの色が黒く変色し商品価値が落ちてしまうため扱いがとても難しい品種です。
ピーナッツは全部で1600種類以上?
千葉県ではこれら5種類のピーナッツが育てられていますが、世界に目を向けるとピーナッツは中国、インド、ナイジェリア、アメリカ合衆国、インドネシア、南アフリカなどで広く栽培されています。多くの国で多くの種類があり目的によって利用されるピーナッツも様々。
ピーナッツには多くの品種の他に「タイプ」による分類があります。大きさや生育特性(草型や分枝習性)などで分けることができ、大きく分けるとバージニア、スパニッシュ、バレンシアの3つのタイプに分けられます。
バージニアタイプは大粒で千葉県で栽培されているの品種はほとんどこのタイプです。日本の落花生は味が良いので、主に殻付きやバターピーナッツなど加工で大きく形を変えない状態で消費されています。それゆえ大粒の品種が需要・供給が高いので、日本で生産されている品種はほぼ全てこのタイプに分類されます。
バレンシアタイプ、スパニッシュタイプは小粒でお菓子やピーナッツバターやオイルに利用されています。こちらのタイプは現在日本ではほとんど栽培されておらずアメリカや中国、南アフリカなどからの輸入品です。
千葉県ではこれら1,600もの品種を千葉県農林総合研究センター(日本国内で唯一の落花生研究専門公的機関)で保管、そこから選ばれた品種をもとに日々品種改良を行っています。経験だけではなく、日々美味しい落花生の研究が行われているからこそ千葉県の落花生は美味しいのですね。
落花生の等級
落花生の種類はは品種だけではなく、実の太さによって等級があります。太い順に一等、二等、三等、四等、五等とランクが分かれていて、等級で価格や用途がかなり変わってきます。一等~二等は実が大きく味もしっかりしているので、さや付き落花生や塩味つき落花生など実の原型を残した加工品などに利用されます。お店によっては”特選”と表記して一般の方に分かり安く表記しているお店もあります。五等に行くにつれて細くなり、細い実はカリカリッとした食感がバターピーナッツなどと相性抜群です。細い実は価格が安くピーナッツオイルなど形が変わる商品にも利用されます。この等級を分けるには機械と手作業の選別作業が複数回必要でとても大変です。
[まとめ] 落花生選びには何が重要?
つまり、千葉県産ピーナッツを選ぶときは「品種と等級」が大事!
「とにかく一番美味しいものが食べたい!」なら、千葉半立。
「千葉県産でお手ごろな殻付き落花生がいい!」なら、中手豊、郷の香。
「お酒に合うカリカリッとした食感のピーナッツがいい!」なら、の細実バターピーナッツ。
「落花生料理を見栄えもよく飾りたい!」なら、超大粒のおおまさり、もしくはやや大粒の中手豊。
「とりあえず安いのがいい!」なら中手豊の細実タイプ。
など、落花生を選ぶときは「品種と等級」で選ぶと自分の好みの落花生を選ぶことが出来ますよ。 

ピーナッツ(10)遠州半立ち

NutsによるNutsのための物語
文= 川内イオ 写真= 川内イオ
未知の細道 No.93 |25 June 2017
#5 遠州小落花を求めて
遠州小落花の若芽。鮮やかな葉の緑からみずみずしさが伝わってくる
 電撃に打たれたように、「これしかない!」と直感した杉山さんは、すぐに動き始めた。まずは上司に「故郷でピーナツバターを作ることにしたから、仕事を辞める」と宣言し、唖然とされながらも半年後に辞めることを決めた。
 その間に、日本に一時帰国して世界一を取った落花生、遠州で古くから栽培されていた在来種の「遠州半立ち」(通称・遠州小落花)の種を探した。
 すると、意外なことに遠州小落花を栽培している農家が存在しなかった。なぜ? と疑問を抱きながら、1904年の万博に出品した当時の資料を求めて立図書館や郷土資料館を訪ね、文献を漁って組合で品評会に出品していたことと、組合のメンバーを突き止めた。
 そのメンバーをリストアップして、当時のメンバーの子孫を探し出した。ひとりひとり当たっていくと、ある人が「当時の畑をそのままにしてあるから、毎年自生してるよ」と教えてくれた。手に汗を握ってその畑にいくと、雑草が生い茂る耕作放棄地で、土のなかになっている小ぶりの落花生が見つかった。それこそが、遠州小落花だった。
 許可を得てすべての種を持ち帰った杉山さんはすぐに、栽培してくれる協力者を探した。しかし、アメリカで会計士をしているという男から、種にするとたったお茶缶一杯分の遠州小落花を育ててほしいと頼まれて受け入れる農家などそうはいない。
「もともと農業をするつもりはなかった」という杉山さんは、100年以上も放置されながらひっそりと命をつないでいた種を手にして腹をくくった。「自分で作るしかない」。30歳の決断だった。

自然の肥料を与えて肥沃になった農地は、厚手の絨毯のようにフカフカ
 アメリカに帰って周りの友達に話をすると、100人中100人が「勝算ない」と呆れるか、笑った。馬鹿にされればされるほど、やる気がわいてきた。
「世界でも、自分で豆を作って焙煎して、挽きたてのものを瓶に詰めて売ってる人って多分いないでしょう? それがいいなって思ったし、それをサポートしてくれる世界一の遠州小落花っていう存在がある。アメリカっていう大きなマーケットもある。だから、これが絶対にダメになるはずない、失敗するはずがない!って思っていましたね(笑)」
 2013年の初夏、会社を辞めて浜松に戻った杉山さんは、近所の人から借りた60坪の農地で種をまいた。農業の知識など皆無だったから、youtubeや書籍を参考に見よう見まねでスタートしたが、絶対に譲れないこだわりがあった。
 目指したのは完全無農薬、完全無添加のピーナッツバターを作ること。ナチュラル思考というわけではなく、アメリカ式に合理的に良い豆を作るためにどうするか、を考えた末にたどり着いた答えだった。
 浜松は11月頃に「遠州のからっ風」という強風が吹く。その風に当てて天日干しをするためには、時期を合わせて収穫しなくてはならないのだが、化学肥料を与えると成長が早まるためにタイミングがずれる。早く収穫して保管しておくと、傷んでしまうのだ。
 また、浜松は砂の多い地盤のため、化学肥料をあげたとしても土にとどまらずにすり抜けてしまう。それなら「土をしっかり作って、その土を活かして栽培しよう」というのが答えだった。 

#7 雑草との終わりなき格闘


一株、一株丁寧に健康状態を確かめつつ、雑草を抜く
 それでは、どう土を作るのか。参考にしたのは、化学肥料などない1904年に世界一に輝いた当時の生産者の手法だった。
「お米の農家さんからワラと米ぬかをもらってきて、浜名湖からモクという海草と牡蠣殻をいただいてくる。モクヤはミネラルとマグネシウムが豊富で、昔は肥料になっていたんです。これを海草、わら、米ぬか、海草、わら、米ぬか、って積み上げていって、寝かすんですよ。それを何回かかき回して攪拌することによって、米ぬかの菌で発酵していく。それを畑に入れてあげるんです」
 肥料を手づくりするだけでなく、農地に種を蒔いた後も手間暇のかかる道を選んだ。
 落花生の産地では、一般的に芽の周囲にビニールを張り巡らせている。そうすると地面の温度が上がって発芽も早くなるし、雑草も生えないという一石二鳥の方法だ。
 しかし、落花生の実がなる段階になるとビニールを破いで外すか、そのまま土のなかに埋めて放置するという手法がとられている。杉山さんは「破けばゴミになるし、放置すれば環境に悪いから」とビニールを敷かないことにした。
 その結果、自然の肥料で肥えた土地に生えてくる無限の雑草との格闘が始まった。杉山さんの仕事時間は、朝6時から12時までと、15時から19時まで。夏の間、この計10時間をずっと草抜きに費やしてきた。夏場の草抜きを想像し、思わず「はあ」とため息を漏らすと、杉山さんは笑った。
遠州小落花の収穫時期は秋
「多分、素人だからできたんだと思うんですよ。いろいろ知りすぎちゃってると、常識に縛られるし。確かに手間はかかりますよ。でも、はじめに簡単な方法を覚えちゃうとそれにしがみつくでしょ。最初に自分の体をしっかり使って、難しいこと、大変なことはやっておけば、だんだん慣れてきて、そのうち苦じゃなくなると思ってます」

ソラマメ

ソラマメ
(転載)
ボウルに無調整豆乳、卵、ピザ用チーズを入れ、よく混ぜ合わせる。スライスしたタマネギをしんなりするまで炒め、赤ピーマン、ソーセージ、茹でて皮をむいたソラマメを加え、塩コショウで味付けしたものを、ボウルに加えてさらに混ぜる。耐熱容器に入れ、180℃に予熱したオーブンで25分程焼く。(1人分約150kcal・塩分1.0g)

 ソラマメの原産地は西南アジアから北アフリカで、4000年前から栽培されているという説がありますが、日本へは8世紀に渡来したようです。サヤが空に向かってつくため、空豆といわれていますが、形が蚕(かいこ)に似ているため、蚕豆と書くこともあります。4〜6月が旬で、サヤ付きの新鮮なものが多く出回ります。

 ソラマメの主な成分は炭水化物(約70%がでんぷん)やタンパク質で、ほかに食物繊維(ペクチンなど)、ビタミンB2やカリウム、マグネシウム、リン、鉄などのミネラルを含んでいます。ペクチンは、腸内の乳酸菌を増やして有害物質の排泄を促す働きや、コレステロールの吸収を抑制する効果があるとされています。また、ソラマメに含まれる鉄分は、動物性タンパク質と一緒に摂取することで、消化吸収率を高められます。

 ソラマメは、「おいしいのは3日間だけ」といわれるほど鮮度が大切な野菜です。サヤから出すと傷みはじめるので、購入するときはサヤ付きのものを選ぶとよいでしょう。鮮度が落ちると黒くなるので、鮮やかな緑色で、触ってもみずみずしくハリのあるものがおすすめです。鉄製の鍋やフライパンで調理すると、種皮の成分が鉄と反応して黒褐色に変色するので避けたほうがよいでしょう。 

ピーナッツ(9)おおまさり

おおまさりとは、落花生の一種。日本国内で栽培されている落花生の中で極大粒実である。
2007年(平成19年)に千葉県で品種改良によって誕生した新種。ナカテユタカとジェンキンスをかけ合わせた品種である。 大きさは従来品種「郷の香」の約2倍。 千葉県ではおおまさりの産地化と普及を目指し種苗法に基づく登録品種(PVP)をしている。 千葉県はもとより、関東・関西方面へも普及しつつある。
甘みがつよく実がやわらかいので、ゆで豆に最適である。 当初、食用として千葉県で流通していたが、評判が良く現在では全国で流通している。しかし、収穫したての生落花生は地元の農家以外はなかなか食べることができない逸品である。 おおまさりの名前の由来は、「大きさや味が勝る」といったところから。
食用のおおまさりは主に生・レトルト・冷凍の「ゆで落花生」として8月 - 11月にかけて各地の直売所やインターネット等で販売されている。 生産が多い地域は落花生作付面積の多い、八街市・富里市・山武市などである。 平成21年の作付け面積は約20ヘクタールで、収穫量は約40トン程度。

おおまさり


 

ダイズ(37)加工品

ダイズの加工品
(転載)

大豆を使った加工食品

大豆はさまざまな食品に加工され、日々の食生活に利用されています。豆腐、味噌、醤油、煮豆、納豆、きな粉、ゆば等、大豆食品は多岐にわたっています。

枝豆大豆が若い(青い)うちに収穫した緑色のものです。ビールのおつまみに。
もやし大豆を暗い所で発芽させたものです。
煮豆大豆を煮込んだ料理です。煮ることによって、たんぱく質の吸収率が9割以上に向上します。
煎り豆煎った大豆です。節分などに使われます。おやつや おつまみでも食べられています。
きな粉煎った大豆を粉にしたものです。
納豆蒸して煮た大豆を納豆菌で発酵させたものです。
味噌蒸して煮た大豆と米や大麦を麹菌(こうじきん)で発酵させたものです。
醤油脱脂大豆などを麹菌(こうじきん)で発酵させたものです。
豆乳大豆を水につけ、加熱・粉砕して搾った乳状の液体です。にがりで固めれば豆腐になります。
ゆば豆乳を熱したときに表面にできる皮膜をすくったものです。
おから豆乳をとった絞りかすです。卯の花として食べられています。
豆腐豆乳をにがりで固めたものです。固め方の違いにより、木綿豆腐、絹ごし豆腐などになります。
 凍り豆腐 豆腐を凍らせて解凍・脱水したものです。高野豆腐とも言います。
油揚げ木綿豆腐を薄く切って水分を取り、油で揚げたものです。みそ汁の具や いなり寿司に使います。
厚揚げ木綿豆腐を水切りしてから高温で揚げたものです。煮物やおでんに使います。
 

ダイズ(36)歴史

●大豆の原産地は?
大豆の原産地にはいくつかの説がありますが、一般的には紀元前2000年以前から中国のかなり広い範囲で栽培されていたようです。その後、朝鮮半島や東南アジアにも伝わっていきました。

●日本に伝わったのは?
約2000年前の弥生時代に原産地である中国から朝鮮半島を通じて入ってきたと考えられています。
奈良時代に中国との交流が盛んになってから、仏教とともに味噌や醤油など大豆の加工品や加工方法も伝わってきました。奈良時代に書かれた日本最古の歴史書「古事記」にも「豆」という字が記されています。当時、大豆は特別な食物だったようで、一般には普及していませんでした。

●日本で広まったのは?
日本で広く栽培が始まったのは鎌倉時代以降のようです。
その頃には仏教が広く普及しており、その影響で肉食が禁止されていたため、身体に必要なたんぱく源を味噌や納豆から得ていました。また、戦(いくさ)に出かける侍や農民たちの栄養食・保存食としても大豆製品が欠かせませんでした。

こうして大豆の栽培が広まっていき、時代とともに加工技術も発達していきました。そして、味噌、納豆、醤油、豆腐、きな粉、おから、ゆばなど様々な加工品が作られ、私たち日本人の食生活になくてはならないものになっていきました。

大豆と日本の伝統
日本では昔から、米・麦・粟(あわ)・稗(ひえ)・豆(大豆)を「五穀」と呼び、これらの作物をとても大切にしていました。現在でも収穫期の秋には「五穀豊穣」を祈る行事が全国で行われています。

●おせち料理
お正月にかかせない「おせち料理」にはいっている黒豆。色は違いますが大豆の仲間である黒大豆です。「今年もまめ(豆)に暮せますように」という願いがこめられています。

●節分
2月の節分は、寒い冬を終えて春を迎える前に一年間の邪気を払う行事です。
当て字で「魔滅(まめ)」とも使われていたように、大豆には災いや病気などの「魔を滅ぼす」力があると考えられていました。節分の夜に「鬼は外、福は内」と、煎った大豆をまいて魔よけ・鬼払い・厄払いをした後、年齢の数だけ煎った大豆を食べます。

●豆名月
旧暦の9月13日のお月さまのことを「豆名月(まめめいげつ)」、あるいは「栗名月(くりめいげつ)」と呼んでいます。農作物の収穫に関連する行事として伝えられてきました。昔の人はおいしい作物を提供してくれる自然への感謝の意を込めて、名月に例えていたのでしょう。

夏には、大豆を青いうちに収穫した爽やかな緑色の枝豆や、食欲のない時でもおいしく栄養を摂れる冷や奴。冬には、焼き豆腐、厚揚げ、きんちゃくなどが入ったおでんが身体を暖めてくれます。
大豆は、今でも私たちの生活や食事と深い関わりがあります。

大豆の種類
●名前の由来
「だいず」は漢字で「大豆」と書きます。これは「大いなる豆」の意味から名付けられたとされています。「大いなる」とは、偉大な、りっぱな、という意味です。

●大豆の種類
大豆は、形の大・中・小、黄色・白色・黒色・緑色など、とてもたくさんの種類があります。日本では、黄色い大豆「黄大豆(キダイズ)」のことを主に「大豆」と言い、形の大きい大粒種が昔から多く栽培されてきました。
  ・大粒種 --- 煮豆など、そのまま料理によく使われます。
  ・中粒種 --- 豆腐、味噌、醤油などの加工品によく使われます。
  ・小粒種 --- 主に納豆に使われます。

●大豆の用途別銘柄
日本各地で、煮豆、豆腐、味噌、納豆などの用途に合わせて、さまざまな銘柄の大豆が栽培されています。 

●大豆の消費量と自給率

平成17年では、日本国内の大豆消費量は年間約434万トン。このうち国産大豆は約23万トンですから、ほとんどの大豆を輸入していることになります。
434万トンのうち約308万トンはサラダ油など精油用の原料に使われました。残りの約125万トンが豆腐、味噌、醤油などの食品用に使用されました。
平成17年ベースの自給率は、精油用・食品用を合わせた全体で5%、食品用に限った場合は21%です。

●大豆の国内主要産地・生産量

・2006(平成18)年産の大豆収穫量 ベスト5   単位:トン
北海道秋田宮城新潟栃木全国
70,10013,40012,9009,5709,360229,200

農林水産省「作物統計」による

・2006(平成18)年産の大豆作付面積 ベスト5   単位:ヘクタール
北海道宮城福岡秋田佐賀全国
28,1009,8008,1107,9107,490142,100

農林水産省「作物統計」による

大豆銘柄作付面積 ベスト5
2005(平成17)年産  単位:ヘクタール
・地域別作付けトップの品種
2005(平成17)年産
大豆銘柄作付面積ベスト5地域別作付けトップの品種

上位5品種だけで
全大豆作付面積の51.5%になります。

農林水産省 大豆関連データ集より

●大豆の輸入先

豆腐、味噌、醤油、納豆などの原料として私たちの食生活に欠かせない大豆ですが、国産大豆だけでは足りないので、ほとんどを輸入に頼っています。

・2005(平成17)年度の主要な輸入相手先   単位:千トン
  総合計  アメリカブラジル  カナダ    中国  オーストラリア
4,1803,1265623051843
 74.8%13.4%7.3%4.4%0.1%

資料:日本貿易統計 品別国別(財務省)による

世界中で大豆はどのくらい生産されているのでしょうか?

・2005(平成17)年度の主要国の大豆生産量   単位:千トン
総合計アメリカブラジルアルゼンチン中国インドパラグアイ日本その他
209,97682,82050,19538,30016,9006,6003,51323011,418
 39.4%23.9%18.2%8.0%3.1%1.7%0.1%5.4%

資料:FAOSTAT database(インターネットで公表)による

緑豆(3)

:2010-06-18
绿豆是我国重要的小杂粮作物之一,具有降温解暑功效,集营养价值和药用价值于一体。随着人民生活水平日益提高,人们为了调剂和改善生活,对绿豆的需要越来越多,而种植绿豆投资少、见效快、效益高,发展前景十分广阔,其高产栽培技术如下。
 
( l )轮作倒茬
绿豆为重要的肥地作物,是禾谷类作物的优良前作。绿豆忌连作,“以地年年调,,产量年年高”、绿豆轮作模式有:( a )一年一作,如绿豆-谷子、高粱或玉米;( b ) 一年两作,如小麦-绿豆;( c )两年三作,如 小麦-绿豆-棉花-小麦-绿豆(谷子); ( d )三年五作,如小麦-绿豆-春甘薯-春玉米小麦-绿豆(大豆)。
 
( 2 )种植方式
绿豆的种植方式有问种、女种、混种、复种和纯种5 种。
① 间种 绿豆对光照小敏感,较耐荫蔽。利用其株矮、根瘤固氮增肥的特点,常与高秆作物问作,以光补肥和通风透光,有利 于提高主作物的产量,可-地两熟,达到既增收又养地的目 的。间作模式有两种。( a )绿豆、谷子(高粱)。2 行玉米、4 行绿豆或2 行玉米(高粱)、2 行绿豆或4 垄玉米、2 垄绿豆。以玉米为主,增收绿豆;以绿豆为主,增收玉米。( b )绿豆、谷子。俗称“谷骑驴(绿)" , 1 耧谷子,4 行绿豆。绿豆、谷子都可增产10 %。
② 套种 ( a )绿豆套甘薯。埂上栽甘薯,沟内穴播或条播1行绿豆,每亩可多收40 -50 千克绿豆,甘薯不少收。( b )棉花套绿豆。宽行1 . 2 米种绿豆,窄行0.5米种棉花。棉、绿同期播种,在棉花铃期收完绿豆。
③ 混种 一般在玉米高粱行间或株间撒种绿豆或掩种绿豆。通常用于玉米等主栽作物补缺,使缺苗主栽作物少减收。并可以绿豆在痔薄地养地,达到增收目的。
④ 复种 复种主要是在多熟地区,利用麦类或其他下茬作物种植绿豆,实行-地多收,提高土地利用率。有小麦-绿豆、水稻-绿豆、油菜-绿豆等种植方式。
⑤ 纯种 纯种即一年种一季绿豆,多在无霜期较短以及贫痔的砂薄地、岗地或坡地种植,尤其是气候干燥、土层薄的干早地区,以及地广人稀、生育期短、管理粗放地区实行绿豆纯种,获得一定产量。
 
( 3 )精细整地
绿豆子叶大,顶土力较弱,整地要求深耕细耙,上虚下实,无坷垃,深浅-致,地平土碎。土壤通透良好,利于根瘤菌发育和土壤微生物活动。整地要求早秋深耕,加厚活土层,早春顶凌耙地。
 
( 4 )适期播种
①种子处理
( a )选种。利用风选、水选或机选,清除批粒、小粒、杂质、草籽,选留干净的大粒种子播种。
( b )晒种。播前选晴天中午将种子薄摊席上,翻晒1 -2 天,增强活力,提高发芽势。
(c )擦种。将种子中粒小、色暗、皮糙、组织坚实、吸水力差、不易发芽的“铁绿豆”摊于容器内用新砖来往轻擦搓,使种皮梢有破损,容易发芽和出苗。
( d )接种根瘤菌。接种方式有土壤接种和种子接种。土壤接种采用上年绿豆地表土100千克,均匀撒于绿豆新植地。种子接种系在播种前将菌肥或根瘤加水调成菌液,徐徐倾入种子上;或在种子上洒少量水,将菌剂撒于湿种子上拌匀,随拌随用。根瘤菌肥勿与化肥、杀菌剂同时使用。常用固氮菌品种每克固体菌剂含根瘤菌3 亿个的,每亩用量为125 克,每克固体菌肥含根瘤菌1 . 5 亿的,每亩用量为250 克。
② 选择播期 一般在地温达16 - 20 摄氏度时即可播种。北方适播期短,一年一作春播期在5 月初-5月底,夏播期在5 月下旬-6 月初,前茬收获后应尽量早播。播期越早,产量越高,个别地区最晚可延至8 月初播种。
③ 播种方法 有条播、穴播和撒播,以条播为多。条播要防止覆土过深、下籽过稠和漏播。间作套种和零星种植多为穴播,每穴4 -5 粒,行跟60厘米,穴距15 厘米。撒播要防止稀稠不匀,播量依据品种特性、气候条件和土壤肥力等因地制宜确定。整地质量好,籽小播量可少些,反之则多。

( 5 )科学施肥
绿豆的施肥原则是:以农家肥为主,无机肥为辅;农家肥和无机肥混合施用;施足基肥,适当追肥。基肥以施人粪尿、草木灰、炕土以及猪、鸡、羊粪等为最好。每亩施1000 -3000 千克。追肥要适时适量,宜于苗期和花期在行间开沟施入,每亩分别施尿素或复合肥5 -10 千克或8 -15千克。开花结荚期叶面喷肥有明显效果,,可喷钼酸铵、硫酸锌0 . 1%-O • 3 %溶液,增产7 %-14 %。

( 6 )合理密植
合理密植的原则是:早熟种密,晚熟种稀;直立种密,半蔓种稀,蔓生种更稀;肥地稀,瘦地密;早播种稀,晚播种密。采用直众型和丛生型品种,行距为株高的1 - 1 . 2 倍,株距为株高的1 / 4 -l /3 ,每亩为6000 -15000 株,半蔓生为4000 -6000 株/亩,半蔓生为:3000-4000株/亩 。

( 7 )田间管理
① 间田定苗 应在第一片复叶展开前适当间苗,将过密多余豆苗拔除。做到间小留大间杂留纯,问弱留强,利于透光;第2 片复叶展开后定苗,实现苗全苗壮。
② 中耕除草 从出苗到开花前耕除草3 -4 次,中耕深度掌握浅→深→浅的原则,井进行培土,以利护根排水。
③ 灌水忌涝 绿豆需水较多.但忌涝。开花期是需水高峰期,增茬保荚,增粒增重,并要抓好绿豆灌浆水。
④ 病虫害防治 注意抓好叶斑病、枯萎病和白粉病以及地老虎、蛴螬、豆荚螟、豆蚜等病虫害的防治。

緑豆(2)

リョクトウ
リョクトウ(緑豆)はマメ科の一年生植物、ヤエナリ(八重生、学名:Vigna radiata)の種子のこと。食品および食品原料として利用される。別名は青小豆(あおあずき)、八重生(やえなり)、文豆(ぶんどう)。アズキ (Vigna . angularis) とは同属。

インド原産で、現在はおもに東アジアから南アジア、アフリカ 、南アメリカ、オーストラリアで栽培されている。日本では17世紀頃に栽培の記録がある。
ヤエナリは一年生草本、葉は複葉で3枚の小葉からなる。花は淡黄色。自殖で結実し、さやは5-10cm、黄褐色から黒色で、中に10-15の種子を持つ。種子は長さが4-5mm、幅が3-4mmの長球形で、一般には緑色であるが黄色、褐色、黒いまだらなどの種類もある。

利用
日本においては、もやしの原料(種子)として利用されることがほとんどで、ほぼ全量を中国(内モンゴル)から輸入している。
中国では、春雨の原料にするほか、甘い餡や、粥、天津煎餅のような料理の材料としても食べられる。北京独特の飲料としてリョクトウからデンプンを採る際の上澄みを原料に、これを発酵させた豆汁がある。涼粉の原料にも使われる。
 
朝鮮半島では16世紀前半の『需雲雑方』に、リョクトウのデンプンを水溶きして加熱し、これを孔をあけたヒョウタンの殻に入れて、孔から熱湯にたらし麺状にして水にさらす食品が記載されている。
1670年頃の『飲食知味方』では、同様な製法で麻糸のようにした食品を匙麺(サミョン)として記している。 また、伝統的にリョクトウデンプンはネンミョンのつなぎとして利用されていた。 咸鏡道ではリョクトウのデンプンのみを使った押しだし麺がある。
中国と同様に餡にする他、チヂミの一種ピンデトッにしたり、デンプンを漉しとってムクという寄せものにする。
香港やシンガポール、ベトナムでは、甘く煮て汁粉の様なデザートにされることが多い。これを冷やし固めたようなアイスキャンディーもある。
緑豆糕(りょくとうこう)と呼ばれる、木型に入れて成形した菓子は、ベトナムのハイズオンや中国の北京、桂林などの名物となっている。

インドやネパール、アフガニスタン、パキスタンでは、去皮して二つに割ったリョクトウをダール(豆を煮たペースト)にする。リョクトウと米を炊きあわせたキチュリ(キチディー)という料理は、南アジアから中央アジアにかけて広く食べられている。
また、漢方薬のひとつとして、解熱、解毒、消炎作用があるとされる。
リョクトウには、血糖値を抑制する効果のあるα-グルコシダーゼ阻害作用がある。 

緑豆(1)

緑豆 
〈植〉リョクトウ.ブンドウ.ヤエナリ〈学名〉Phaseolus aureus;Vigna radiata
ササゲ属
绿豆(Vigna radiata (Linn.) Wilczek.)属于豆科、豇豆。别名:青小豆(因其颜色青绿而得名,在中国已有两千余年的栽培史)、菉豆、植豆等。原产地在印度、缅甸地区。现在东亚各国普遍种植,非洲、欧洲、美国也有少量种植,中国、缅甸等国是绿豆主要的出口国。种子和茎被广泛食用。绿豆清热之功在皮,解毒之功在肉。绿豆汤是家庭常备夏季清暑饮料,清暑开胃,老少皆宜。传统绿豆制品有绿豆糕、绿豆酒、绿豆饼、绿豆粉皮等。 
一年生直立草本,高20-60厘米。茎被褐色长硬毛。羽状复叶具3小叶;托叶盾状着生,卵形,长0.8-1.2厘米,具缘毛;小托叶显著,披针形;小叶卵形,长5-16厘米,宽3-12厘米,侧生的多少偏斜,全缘,先端渐尖,基部阔楔形或浑圆,两面多少被疏长毛,基部三脉明显;叶柄长5-21厘米;叶轴长1.5-4厘米;小叶柄长3-6毫米。总状花序腋生,有花4至数朵,最多可达25朵;总花梗长2.5-9.5厘米;花梗长2-3毫米;小苞片线状披针形或长圆形,长4-7毫米,有线条,近宿存;萼管无毛,长3-4毫米,裂片狭三角形,长1.5-4毫米,具缘毛,上方的一对合生成一先端2裂的裂片;旗瓣近方形,长1.2厘米,宽1.6厘米,外面黄绿色,里面有时粉红,顶端微凹,内弯,无毛;翼瓣卵形,黄色;龙骨瓣镰刀状,绿色而染粉红,右侧有显著的囊。荚果线状圆柱形,平展,长4-9厘米,宽5-6毫米,被淡褐色、散生的长硬毛,种子间多少收缩;种子8-14颗,淡绿色或黄褐色,短圆柱形,长2.5-4毫米,宽2.5-3毫米,种脐白色而不凹陷。花期初夏,果期6-8月。

生长习性
绿豆性喜温热,在8一12℃时种子开始发芽,生育期间需要较高的温度。全生育期一般在70—110天。 生育期间需水较多。特别是开花前后需水最多。绿豆不耐涝,雨季积水3天就会死亡,排水不良会造成倒伏和烂荚。干旱会造成落花、落荚而减产。 绿豆是短日照作物,耐荫性强,适宜与其他作物,特别是禾木科作物间、套种。

3地理分布
原产地是印度、缅甸地区。中国南北各地均有栽培。世界各热带、亚热带地区广泛栽培。

栽培技术
选用品种:根据市场需求和人们的口感,应选择抗倒伏,分枝发达,生长旺盛,生育期短,栽培简单,结荚集中,产量较高,色泽油绿、粒大饱满;食性特点是煮易烂、无石豆,入口化渣口感好的安岳油绿豆、中绿一号、三益绿豆等。

播种方法
如果林地空闲,可将播期安排在4月上旬;如有前作,可安排在小春收后开厢播种,适宜播期一定要安排在5月下旬以前,以保全苗,获取高产。要坚持抢时抢墒,在雨后土壤湿润时抓紧播种;遇干旱可在播种后用清粪水淋窝。亩播种子1公斤以内,亩用钼酸铵10克兑水10公斤拌种(未用完的水另装备用),收汗后播种。其播种规格是:净作2米开厢,行距50厘米,窝距40厘米,亩播3200~3400窝,窝播5~6粒,每窝定苗2~3株,亩定苗9500株左右;果林地在留足与果树基部间距40em的基础上,再2米开厢,与净作的播种规格大体相同;间作则参照净作规格,视情况确定亩播量。
底肥施用:一般亩用钙镁磷肥20公斤加灰渣肥1000公斤或草木灰25公斤,再均匀拌和沙壤土300公斤盖种。亩单用田必施优质生物有机肥15公斤粉碎后和沙壤土300公斤盖种的效果最好。
施EV生物有机肥,可以提高绿豆有机质含量,能更好的生长。

田间管理
及时查苗、补苗,确保全苗;4叶期定苗。在瘠薄地,苗期亩用碳铵5公斤加清粪水1000公斤提苗。在初花期,将拌种时剩下的钼酸铵水再兑水40公斤,进行叶背根外追肥。同时,要在初花期前及时中耕、除草、传土壅蔸,防止倒伏。还要注意防治造桥虫和卷叶螟的危害。
灌溉排水:适时灌水。绿豆苗期耐旱,三叶期以后需水量逐渐增加,现蕾期为绿豆的需水临界期,花荚期达到需水高峰。因此,在绿豆生长期间,如遇干旱应适当灌水。在有条件的地区可在开花前灌1次,以促中株关数及单荚粒数;在结荚期再灌水1次,以增加粒重并延长开花时间。在水源紧张时,应集中在盛花期灌水1次。在没有灌溉条件的地区,可适当调节播种期,使绿豆花荚期赶在雨季。
及时排水防涝。绿豆不耐涝、怕水淹。如苗期水分过多,夕、沙根部病害加重,引起烂根死苗,造成缺苗断垄,或发生徒长一份致J二期倒伏。后期遇涝,根系及植株生长不良,出现早衰,花荚脱落,产量下降。地面积水2-3天,会导致植株死亡。另外,土壤过湿,根瘤菌活动差,固氮能力减弱。采用深沟高畦沟厢种植是绿豆高产的一项重要措施。但夏播时因时间紧迫,往往来不及做畦,可在三叶期或封垄前在绿豆行间冲沟,或用锄头、铁锹开沟培土,使明水能排暗水能泄,不仅防旱防涝,还能减轻根腐病发生。
采收晒贮分期分批,及时采收,一般2~3批。绿豆种皮容易吸湿受潮,若贮藏过程中温度高、湿度大,容易丧失发芽率,甚至霉烂变质。因此,绿豆种子,要放在干燥、通风、低温条件下,可用麻袋装。在含水量12-14%的条件下,囤贮高度不超过1米;堆码高度不超过6袋。种子数量少的,可用坛贮。通常坛底填少量生石灰吸潮,然后用麻袋垫上,再将晒干冷却的种子装进坛内,最后用塑料布将坛口封严,放在干燥冷凉的地方
注意事项:播种时,不能用化肥做种肥,特别是不能用含氮化肥或过磷酸钙拌种。不要在雨前播种。要坚决及时匀苗定苗,不要贪多,以保证个体发育良好。籽粒需用竹器盛装,由厚到薄逐步晒干,不要在三合土、石板和水泥地曝晒,以免破皮,以防破坏蛋白质结构,影响种子质量和商品质量。种子水分一般要求降到13%以下。绿豆干燥后,不宜趁热进仓,应于冷凉后入仓。要注意轮作换茬,多年重茬将严重减产。
病虫防治

(一)绿豆病虫害的发生
1、绿豆叶斑病:主要危害叶片,在叶片上出现淡褐色或暗褐色病斑,边缘有明显的黄色圆圈,后期几个病斑连成不规则的大型病斑,直径5-10毫米,高温多雨天气,病斑迅速扩大,整个叶片铁红枯死。
2、绿豆轮纹斑病:感病植株的下部叶片出现紫色病斑,然后上部叶片逐渐出现病斑,直径3-15毫米,后中央变成灰褐色,微具同心轮纹。上面着生无数小黑点,此病还可危害茎秆、豆荚和豆粒。
3、绿豆病毒病:绿豆在田间受病毒浸染后,症状表现为花叶皱缩,植株矮化,在田间传播与蚜虫数量有关,及时防治绿豆田蚜虫,加强水肥管理均可减少发病。
4、豆野螟:对绿豆的产量和品质影响很大,以二、三代幼虫在7月中旬、8月中旬危害绿豆最重,危害花蕾、结成虫包,藏身其中。幼虫有较强的转移危害习性,一生可转株转荚2-3次,幼虫转株一次能造成落蕾10-15个,或食掉子粒2-3个,使豆角被害部位腐烂变黑。
5、蚜虫:多集中在绿豆心叶和幼嫩叶背危害。受害后豆叶卷缩,植株矮小,影响开花结荚。
6、蟋蟀:属杂食性害虫,以若虫和成虫咬断绿豆幼苗嫩茎,危害茎叶及荚果,成虫盛发期在7-8月份,在9-10月成虫昼夜均可危害,但以夜间较多。
7、绿豆卷叶螟:以幼虫取食叶肉组织,使叶片卷曲,老熟幼虫将豆叶向上卷折潜居其中危害,并在卷叶中化蛹,危害盛期在7月下旬至8月上中旬。

(二)综合防治技术要点 绿豆病虫害的综合防治要以农业防治为基础,积极推广生物防治,关键时期合理使用药剂防治。
1、加强田间管理,秋后深耕,增施钾素肥料。
2、保护利用自然天敌,充分利用天敌的自然控制能力,尽量减少农药使用量。
3、合理使用药剂防治,掌握好两个关键时期,一是在播种期进行药剂拌种,对苗期病害防效较好;二是花荚期喷药,在初花期开始用药,用志信星每亩40-50克,或50%多菌灵800倍液,加入4.5%高效氯氰菊酯50毫升或3%的啶虫脒10-15克,兑水50-75kg,每隔7-10天喷1次,连续防治3次即可抑制绿豆叶斑病、轮纹斑病、荚螟、豆野螟、大豆蚜、卷叶螟、蟋蟀等多
 

ピーナッツ(8)黒ピーナッツ

黒ピーナッツ
(転載)
一、防治病虫害:此期危害黑花生的主要病虫害有叶斑病、锈病、蛴螬、棉铃虫等,如不及时防治,极易造成叶片脱落、绿叶面积减少。
1、防病。为了防治叶斑病、锈病,延长叶片功能期,可在发病后,根据病情选用多菌灵、甲基托布津、代森锰锌、百菌清等药剂叶面喷施2次-4次进行防治,两次喷施间隔10-15天。
2、治虫。在黑花生生长期内若发现遭受蛴螬为害,可在结荚期用甲基异柳磷或辛硫磷药液灌墩。夏季高温多湿,利于棉铃虫发生,可在超过防治指标后及时喷施保得、杀虫霸王、千胜等新型农药进行防治。

二、喷施叶面肥:黑花生喷施叶面肥可以保持叶片活力。黑花生荚果膨大期为花生需肥高峰期,为了防止脱肥、延长叶片功能期、提高荚果饱满度,可在结荚后期每隔7~10天叶面喷施一遍太得肥、绿叶素等叶面肥。
三、适时喷施生长调节剂:在结荚初期为了防止植株徒长、保持较高而稳定的有效叶面积、提高光合速率、提高营养体光合产物向荚果转运速率,可在黑花生封垄前后叶面喷施多效唑、花生宝、壮饱安等生长调节剂进行化控。
四、遇旱浇水:在黑花生结荚期及荚果成熟期若遇旱,应立即沟灌润浇,以保证黑花生正常生长发育,确保高产稳产。
五、必须适时收获:收获前15天左右中耕一次,9月下旬初霜到来前及时收获,或初霜过后第二次霜到来4天前进行收获。特别注意严防初霜打果。收获后应在就地分散晾晒7~10天,3天时翻动茎棵一次,确保水分达9%,以后方可保管贮存。早熟品种花生也应在满足其生育期后7~l0天内及时收获,避免种子打破休眠,在土中发芽。
六、防冻防霜:收获后的花生,要防止霜冻,如果遇霜冻,就会出现冻果,含油量、发芽率降低,品质恶化,导致收入降低。花生收获后,还要及时降低含水量。具体措施是收获后在地里及时晾晒7~10天,使花生水分达到9%以下,方可贮藏。不要收获后马上拉回家,大垛堆放,由于花生湿度大,气温高,不能及时晾晒,两天就会发生霉变和发芽,不仅影响品质,而且会降低收入。

作者:福建省连江县农业局    文章来源:福建省连江县农业局    2014/1/3
 1、黑色花生富含花青素,花青素具有抑制自由基、抗氧化、抗辐射、抗肿瘤、抗衰老和心血管活性、抗发炎,对非菌性炎症如关节炎等有防治的作用,增强皮肤的弹性,保护皮肤,促进皮肤的健康等多种生物学功效。
2、对促进脑细胞发育和增强记忆力有良好的作用。
3、可使大脑思维敏捷,是神经传导物质多巴胺的前驱物质,在高层次的神经传导、刺激及改变大脑活动方面具有重要作用。
4、有助于改善生理能力,使精神亢奋,有助于控制精神抑郁及焦躁症。
5、可提高免疫系统功能,预防肾结石,有助于缓解低血糖。
6、可促进生长发育,组织修复及产生抗体、激素和酶。每天适量吃还可以促进儿童青少年生长发育,可以作为儿童青少年的健康零食。
7、能使人注意力高度集中,提高生育能力。
8、具有显著的抗氧化功能,可以防治肿瘤类,降低血小板聚集,防止动脉粥样硬化。并可以降低血液中总胆固醇和有害胆固醇含量,有效预防心血管疾病。
9、可改善记忆力及提高思维敏捷度,降低饥饿感,清除抑郁情绪。

  10、黑皮花生对人的身体都有一个好的保健,调节生理作用。黑色素可以有效地促进身体血液循环,防止可见光和紫外线的辐射。 
 

ピーナッツ(7)

ピーナッツ
(転載)
中国粮油信息网  2014-10-24 
10月22日,记者在霍城县三宫乡看到一辆大型农机正在花生地里收获花生,呈现一派丰收的景象。

  今年,该乡土地实行流转,由新疆农利达农业科技有限公司和新疆天鹰生物科技有限公司种植2040亩的花生,浇水实行滴灌,机械化播种、采收,每亩产量达500公斤,按市场价每公斤6元计算,全部销售收入可达600余万元。
离开土地的农民,不仅获得了每亩700元的租赁费,在花生管理过程中他们又可以为老板打工,工资收入不亚于在企业的员工收入。

巴拉江是该乡下三宫村的村民,今年将7亩地以每亩700元流转出去,接下来他给公司老板打工,负责730亩地的打水任务,工资是2190元,加上花生收获后每天200元的植保,今年的收入达1.6万元。他说:“我过去种玉米,一亩地的收入只有600——700元,一年的的收入超不过5000元。现在土地流转出去了,收入也增加了。”

据了解,该乡是首次大面积种植花生,产品销往内地。为节约成本,该公司还引进多功能根茎收获机,实现花生生产全程机械化作业,不仅生产公司受益,流转土地的农民也受益。 

ピーナッツ(6)黒ピーナッツ

中国粮油信息网  2014-10-21
近日,由唐官屯镇美好家园油料种植专业合作社统一种植经营的800余亩“黑花生”陆续进入收获期,预计亩产达300公斤左右。因旱情影响,虽比往年产量略有下降,但与其他农作物相比受影响较小,且由于今年各地花生种植面积大幅下降,市场价格将高于往年,从总体收入看实现了减产不减收。较高的收入,让农民尝到了特色种植和“入社”经营的甜头。目前,美好家园油料种植专业合作社已签订明年的种植订单2000亩。
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黑花生是彩色花生的一种。黑花生,也被称作富硒黑花生,黑粒花生。黑花生是内含钙、钾、铜、锌、铁、硒、锰和8种维生素及1 9种人体所需的氨基酸等营养成分,还富含硒、铁、锌等微量元素和黑色素的新品种。黑花生与红花生相比,粗蛋白质含量高5%,精氨酸含量高 23.9%,钾含量高l9%,锌含量高48%,硒含量高101%。

1营养成分
基本介绍
黑花生,也被称作富硒黑花生,黑粒花生,晴仁谷花生。黑花生是内含钙、钾、铜、锌、铁、硒、锰和8种维生素及19种人体所需的氨基酸等营养成分,还富含硒、铁、锌等微量元素和黑色素的新品种。黑花生与红花生相比,粗蛋白质含量高5%,精氨酸含量高23.9%,钾含量高l9%,锌含量高48%,硒含量高101%。黑花生含量较高的10种氨基酸效用分析:黑花生富含18种氨基酸,氨基酸总量为27.57%,仅次于黑大豆,必需氨基酸比例占22.90%。以下为含量较高的10种氨基酸,其作用如下:
1、谷氨酸:在日常粮油作物中黑花生含量最高,为5550mg/100g。比氨基酸总量最高的黑大豆高10.65%,比黑玉米高215.69%,可称为“谷氨酸之王”。
脑中最多的是氨基酸,谷氨酸为构成大脑的主原料,其有助于增强大脑功能,使大脑快活地发挥功能。
美国营养学家发现,成人血液中的谷氨酸在以非常快的速度与脑内的谷氨酸进行交换。
谷氨酸具有收集多余的胺(胺会抑制大脑发挥其功能)并将其转化为缓冲的谷酰胺之功能。谷酰胺可增进智能,加速溃疡愈合,缓解疲劳、情绪低落及阳痿现象,可治疗精神分裂症及衰老症。 谷氨酸、甘氨酸和胱氨酸合成谷胱甘肽,这是一种关键的自由基清除剂,保护脑细胞免受自由基损伤,延缓大脑衰老。自由基是一群不稳定的氧化分子,是细胞用氧后的正常副产物,人脑50%以上的区域是由脂肪组织组成的,因此特别易受自由基的攻击。
2、天门冬氨酸:含量为3280mg/100g,仅次于黑大豆(3719mg/100g),对促进脑细胞发育和增强记忆力有良好的作用。
3、精氨酸:含量为3160mg/100g,比黑大豆高2.46%,在美国被列为100种最热门的营养补品中,排在第二位,是维持脑下垂体正常功能的必需氨基酸。 与鸟氨酸、苯丙氨酸一起作用,可合成及分泌脑下垂体的生长激素,增强肌肉组织,增强免疫功能及伤口的愈合。 精氨酸对男性尤为重要,可增加精子的数量,因为精液中80%是由此种蛋白质要素构成的,可促进血液流向阴茎,使之更坚挺,增强男性性功能。精氨酸对成年人尤为需要,因为30岁后的脑下垂体就几乎停止分泌精氨酸了。精氨酸对人体肝脏疾病有明显疗效。
4、苯丙氨酸:含量为1610mg/100g,比黑大豆高8.05%。 苯丙氨酸是一种必需氨基酸,是作为神经传导必需的氨基酸,是传达大脑和神经细胞之间往来的化学物质。可改善记忆力及提高思维敏捷度,降低饥饿感,提高性欲,清除抑郁情绪。
5、甘氨酸:含量1500mg/100g,仅次于黑大豆(1792mg/100g)。甘氨酸对人体十分有益,有助于治疗脑下垂体功能不足症,可提供人体额外的肌胺酸,因此可治疗进行性肌肉萎缩,对治疗胃酸过多亦十分有效。
6、酪氨酸:含量1320mg/100g,与黑大豆相当。 可使大脑思维敏捷,是神经传导物质多巴胺的前驱物质,在高层次的神经传导、刺激及改变大脑活动方面具有重要作用。 有助于改善性能力,使精神亢奋,有助于控制精神抑郁及焦躁症。
7、脯氨酸:含量1250mg/100g。有助于提高学习能力,加速伤口愈合。
8、缬氨酸:含量1050mg/100g。是人体必需氨基酸,是天然合成代谢建构肌肉的补品,是人体肌肉所需热量的主要来源。
9、丙氨酸:含量1030mg/100g。可提高免疫系统功能,预防肾结石,有助于缓解低血糖。
10、赖氨酸:含量930mg/100g。在许多植物蛋白质中并不含赖氨酸,赖氨酸是建构人体蛋白质中极为重要的必需氨基酸,可促进生长发育,组织修复及产生抗体、激素和酶。能使人注意力高度集中,提高生育能力。因此,黑花生是强精补脑、延缓衰老、防治心脑血管疾病、癌症和糖尿病的天然保健食品,前景十分诱人。
保健价值
黑花生的优势在于特殊的营养,其在维持人体的生长发育、机体免疫、心脑血管保健等方面作用非凡,具有防癌、保护肝脏、保护心肌健康、防止心脑血管病、增强人体免疫力、清除人体内的多余脂肪、抗氧化 延缓衰老等功效。黑花生在保健食品及医疗食品等方面具有广阔前景,是一种很有发展前途的黑色食品。
2品系特征
特征特性
该品种属早熟,大粒花生,春播全生长期130天左右,夏播110天左右。长势稳健,一般不会出现疯长,叶色深绿带黑,株高45厘米,高抗倒伏。连续开花数目多,结实率高,亩产450千克左右,如采用保护地覆膜栽培,亩产可达500公斤[1] 。
品质分析
经检索并化验,认为该黑粒花生品系在国内外属首创,蛋白质含量达到30.68%,含精氨3.63%分别比普通花生高5%、23.9%,每公斤黑粒花生含钾7克,含锌37毫克,含硒83微克,分别比普通花生高19%、48%、101%。据医疗部门做理疗实验,黑粒花生具有延年益寿,益智养发,抗衰老,抗癌细胞扩散增生等疗效。还具有降压、减缓支气管炎的神奇药用价值。医学专家推荐,每天生食9粒(分3次吃)黑花生果仁,能使白发变黑,血压正常及预防因缺少人体需微量元素而造成的多种病症。有着极大的种植价值和作为保健食品开发的潜在市场,更是新春佳节馈赠亲朋好友的极佳的农特产品。
3栽培
技术要点
该品系抗旱抗病性强,适合中等以上肥力和沙壤土种植,可春播也可夏播,北方可麦后抢茬直播,一般亩播种量为9000-10000穴,每穴2-3粒,栽培方式及其它管理措施可参照当地花生品种。
管理
一、黑花生对土壤要求不严,它适宜于酸碱度ph值为5.5~7.2的各种土壤种植,种植在土层深、耕层活、土性好、排水好的土壤中最好。
二、种植黑花生的地块要深耕25~30厘米,要结合冬耕亩施2500~3000公斤农家肥。次年春分时节,开始浅耕10~13厘米。要做到随耕随耙,保好土墒。当土壤深5厘米处的土温稳定在15℃以上时即可播种。播前要进行药剂拌种:50%的辛硫磷100克拌50公斤种子可防虫害;40%~50%的多菌灵150~250克拌种50公斤可防治茎腐病。
三、黑花生要求起垄种植。起垄种植能够加深活土层,使其三面受光,提高地温,利于果针入土和荚果的生长发育。单行播种,株距20厘米左右,起垄时亩施入50~100公斤花生专用肥。要随时起垄、随时播种。根据土质条件,亩定植8000~11000株。最好采用地膜覆盖的方法种植。垄体高度以10~12厘米为宜过高不仅垄面不易保宽,而且盖膜时垄坡下边缘盖不严、压不实,地膜易被风刮掉;过低则不利于排涝。
四、花生播种后1~2天内要喷施除草剂进行土壤封闭锄草。黑花生是彩色花生的一种。 

ピーナッツ(5)

ピーナッツ
(転載)
中国粮油信息网  2014-11-2 
柳州鹿寨前期气候适宜,花生长势良好,当下正值花生采摘期。预计11月初有一股较强冷空气来临,10月31日,农友赶在降温前抢收花生。

花生成熟逢降温 鹿寨农友忙抢收

初步处理过的花生

花生成熟逢降温 鹿寨农友忙抢收

覃阿姨与周叔叔赶在降雨降温前采收花生

花生成熟逢降温 鹿寨农友忙抢收

新鲜的花生颗粒饱满

  眼下正值花生收获季节,鹿寨县的农友们正在自家的花生地里抢收花生。正在采摘花生的覃阿姨与周叔叔告诉我们,当地花生在每年7月初播种,播种时需要一定的雨量,出苗后才能表现出较强的抗旱能力,生长温度在25~30℃之间为宜,且需要一定的光照条件。据气象数据显示,鹿寨7月上旬降雨量为75毫米,花生出苗期水分条件良好;9月至10月虽然降水稀少,但对花生的生长影响不大;10月平均温度为24.8℃,总日照时数为223.1小时,基本有益于花生的饱果成熟。前期适宜的气候条件助力花生茁壮成长,如今农友喜获丰收。

  据柳州市气象台预计,11月初有一股较强冷空气到来,降温会对采摘花生造成较大的影响。于是今日覃阿姨与周叔叔一大早便赶到地里抢收花生。收获的花生色泽新嫩,线条匀称,纹路清晰,颗粒饱满,让人忍不住想剥开一颗尝尝这刚出土的绿色佳品。

  柳州市气象台预计,未来24~48小时,受较强冷空气影响,鹿寨将有一次较明显的降温降雨天气过程,全县大部地区气温下降6-8℃,局地可达10℃,过程最低气温15~16℃。农友需做好农作物保温抢收工作。 

ピーナッツ(4)

ピーナッツの生産量
(転載)
2014-11-14 
日前从山东省农业科学院获悉,该院花生栽培团队创建的花生单粒精播技术体系,在全国范围内进行的高产攻关及示范推广中均取得良好效果。
今年9月,山东省农科院邀请专家,先后对设在山东的3块春花生单粒精播技术高产攻关田(每个点均为4亩)进行了实打验收,亩产全部超过650公斤。其中,莒南县板泉镇攻关田亩产达752.6公斤,打破了保持31年的花生全国高产纪录。
在此次高产攻关中,科研人员以花生单粒精播为核心,总结连续多年高产攻关经验,选用优良花生品种———“花育22号”花生,按照“在充分发挥单株生产力基础上,优化种植密度,建立合理群体,增加亩总果数及百果重”的思路,采取了“培肥地力、一播全苗、适期化控防徒长、综合管理防早衰及适期晚收”等措施。
该技术有效克服了传统花生种植中“种量大、成本高、高产条件下群体与个体矛盾突出、易造成早衰倒伏”等突出问题,在全国应用前景广阔。 

ピーナッツ(3)世界の生産量

ピーナッツ生産量 2012年
(転載)
順位国名2012年
1中国16,800,000
2インド5,779,000
3ナイジェリア3,070,0002
4アメリカ3,057,850
5ミャンマー1,371,5002
6スーダン1,032,000
7タンザニア810,000
8インドネシア712,874
9アルゼンチン685,722
10セネガル672,803
11カメルーン570,0001
12ガーナ475,056
13ベトナム470,622
14マラウイ384,869
15コンゴ民主共和国371,4002
16チャド371,0002
17ブラジル334,224
18マリ328,0002
19ブルキナファソ310,759
20ギニア300,0002
21ウガンダ295,000
22ニジェール291,763
23エジプト205,419
24ニカラグア200,0002
25中央アフリカ149,264
26エチオピア124,419
27ベナン121,510
28トルコ120,000
29ガンビア119,614
30メキシコ114,846
31ザンビア113,025
32モザンビーク112,913
33コートジボアール93,400
34ジンバブエ92,8502
35シエラレオネ 90,0002
36パキスタン71,4002
37アンゴラ66,616
38南アフリカ59,000
39台湾56,845
40バングラディッシュ51,944
41ラオス46,020
42タイ45,7002
43ギニアビサウ45,214
44トーゴ44,3002
45モロッコ36,348
46マダガスカル33,0002
47コンゴ共和国32,0001
48カンボジア30,299
49フィリピン29,134
50パラグアイ25,7002
51オーストラリア24,800
52ケニア24,639
53ガボン24,0001
54ハイチ24,0001
55スリランカ21,410
56エクアドル20,5001
57リビア18,0001
58日本17,300
59ボリビア16,0001
60シリア13,101
61イスラエル12,983
62ルワンダ11,638
63ブルンジ9,963
64韓国9,939
65レバノン9,0001
66ソマリア7,5001
67ウズベキスタン7,0002
68ブルガリア7,0002
69タジキスタン6,0001
70リベリア6,0001
71ペルー5,849
72キューバ5,8001
73ボツワナ5,5001
74グアテマラ4,5001
75東ティモール 4,2001
76ドミニカ共和国3,899
77イラン3,7001
78バヌアツ3,0001
79スワジランド3,0001
80アルジェリア2,778
81ジャマイカ2,701
82イラク2,5001
83サウジアラビア2,0001
84レユニオン2,0001
85ウルグアイ2,0001
86ギリシャ2,0001
87コロンビア1,782
88エリトリア1,7501
89ガイアナ1,5001
90コモロ1,5001
91パプアニューギニア1,4001
92ベネズエラ1,2001
93トンガ1,1001
94モーリタニア8501
95モーリシャス723
96マレーシア637
97フィジー3251
98ナミビア3001
99キプロス239
100コスタリカ2201
101セントビンセント・グレナディーン 210
102キルギス206
103スペイン1251
104カザフスタン1001
105ホンデュラス801
106ベリーズ801
107セントクリストファー・ネイビス 37
108ポルトガル331
109パレスチナ321
110スリナム281
111グルジア251
112バルバドス181
113ハンガリー11
999世界計41,185,933
 

ピーナッツ(2)

世界のピーナッツ
(転載)

世界の落花生生産

2012年FAO統計によれば、落花生の総生産量(殻付き)約4,127万トン。
  主な生産国は次のとおりとなっている。

中 国16,876千トンアルゼンチン820千トン
インド5,779千トンインドネシア713千トン
ナイジェリア3,070千トンセネガル673千トン
アメリカ3,058千トンガーナ475千トン
ミャンマー1,372千トン

関税割当制度が維持される中にあって、国連が定めた低開発国(LDC)50国に対して平成19年4月には無税・無枠の輸入措置が採用されたが、上記9カ国のうちミャンマー、セネガルの2カ国はLDCである。またLDC諸国の内でこれまでに輸入実績のあるのはエチオピア、モザンビーク、スーダン、タンザニア、ザンビアの5カ国である。これらの国から実際に輸入されたのは10年以上前であり、その後は途絶えている。品質に於いて中国産等に対抗できなかったのか、遠隔地であるためコスト高であったのかその理由は明らかで無いが、実績のあるスーダンや比較的近くて他の豆類の輸入が行われているミャンマー等からは、輸入条件が整う下地はあると見ても間違っていないように思える。

アメリカの落花生栽培の起源は、はっきりしていない。1786~87年に輸出された記録があるが、栽培が増加する契機となったのは1861から65年の南北戦争と言われている。

商品作物として認識されるのは1917年頃でかなり遅い。1930年代の落花生の産地は豚の飼養地域と重なっており、当初落花生は豚の飼料に栽培された。秋に莢実が熟する頃になると豚は落花生畑に放し飼いされ、豚は春まで鼻で土を掘り起こして莢実を食べながら肥る。この豚はトウモロコシで肥育した豚よりも増体量や肉質が良いため市場の評価が高かったと言われる。
その後ミネラル不足による骨の発育が不良と言うことで放し飼いはされなくなったが、豚の飼料として栽培されたことからは思わぬ結果が生まれている。
つまり、豚の飼料とするためには莢実が長く地中で発芽しないこと、豚の出荷が集中する冬までに肥育が終わるよう、もっと早生の落花生が農民から求められた。従来の品種は休眠性はつよいものの晩生種(バージニア・タイプ)であったため、ここに初めて落花生の交雑育種が開始された。

 

ピーナッツ

ピーナッツ
(転載)

落花生(ピーナッツ)

学名(Arachis hypogaea)アラキス・ヒポゲア
属名のアラキスは、(花梗[かこう]がない)
種小名のヒポゲアは、(地中に実ができる)の意味です。
和名(落花生、南京豆、唐人豆、地豆)
ピーナッツの花
名前の由来
落花生は、茎の根元の方に小さな黄色い花をつけます。
昼には開き、夜には萎みます。花がしぼんで、地面に垂れ下がると「子房」という茎が花の根元から伸びてきます。子房柄が地中にささり伸びていきます。地中に入ると先の方に落花生のさやが出来ます。花の命が大地の下で実を結ぶ。「ちて実がまれる」これが「落花生」と言う名前の由来です。
英名
(Peanut、Groundnut、Earthnut、Ground pea、Earth almond)
植物学的分類 マメ科ラッカセイ属 一年生草本
原産 南アメリカのアンデス地方 (日本には中国から江戸時代初期に渡来したという説が有力)

落花生の分類と品種

栽培上の草型 [立性] [中間性] [伏性]
早晩性  [早生種] 収穫が9~10月 [晩生種] 収穫が11~12月
粒の大きさ [大粒種] [小粒種]
品種別 [バージニア] [スパニッシュ] [バレンシア] 各タイプなど
落花生の様々な品種

(資料提供:落花生試験地)
大粒種バージニアタイプ立性種立落花生1号、改良和田岡
ナカテユタカ、 郷の香
中間種千葉半立、アズマユタカ、アズマハンダチ、
テコナ、サヤカベニハンダチ、千葉55号
伏性種千葉43号、千葉74号
タイプ間混雑種立性種ワセダイリュウ、タチマサリ、サチホマレ
小粒種スパニッシュタイプジャワ13号、(サウザンクロス)、白油7-3
バレンシアタイプ飽託中粒、バレンシア

現在は、品種改良により多種類が育成されています。 品種の数は、数え方によって数万種類にも及びます。上の写真は 落花生研究所で育成された品種で、 大きさの違う物や、くびれの多い物、少ない物、薄皮の色の違う物、3粒・4粒の物など様々な種類があります。私たちがいつも食べている品種は、バージニアタイプの物がほとんどで2粒入った中間の大きさの物がほとんどです。

日本全国の各県で奨励品種または準奨励品種とされ栽培されている品種は約9種類です。


日本の落花生


全国の作付面積と収穫量  作付面積 8600ha・収穫量 20000t (平成18年度)

日本の落花生の主産県は、千葉・茨城・栃木・神奈川・鹿児島などです。北海道や東北を除く42都府県で栽培されています。下表の8県で全国の9割が作られています。他にも全国34県で栽培されています。(計42県)
主産県8県とその主な品種
関東5県千葉・茨城
栃木・静岡・神奈川
千葉半立ち・ナカテユタカ・フクマサリ
郷の香・サヤカ・タチマサリ・改良半立
 など
九州3県宮崎・熊本・鹿児島タチマサリ・フクマサリ・ベニハンダチ など
(台風を防ぐ為、早生種のもの)

主産県8県での比較(06年・03年)
都道府県作付面積(ha)収穫量(t)
'06'03'06'03
千葉630074001540017700
茨城963108024602280
栃木134195273443
静岡90272129217
神奈川229153345476
宮崎61114148292
熊本275150104
鹿児島174256277443
合計797895211908221955
落花生主産県の比較グラフ
平成18年度農林水産省統計情報より
都 道 府 県作付面積ha収穫量t都 道 府 県作付面積ha収穫量t
北 海 道--三 重4280
青 森--滋 賀23
岩 手00京 都41
宮 城00大 阪--
秋 田00兵 庫00
山 形00奈 良00
福 島00和 歌 山--
茨 城9632460鳥 取33
栃 木134273島 根00
群 馬4962岡 山66
埼 玉4972広 島913
千 葉630015400山 口11
東 京68徳 島22
神 奈 川229435香 川44
新 潟3435愛 媛56
富 山00高 知2527
石 川76福 岡66
福 井33佐 賀910
山 梨5767長 崎90148
長 野2322熊 本2750
岐 阜4862大 分5055
静 岡90129宮 崎61148
愛 知5681鹿 児 島174277
沖縄2539
日本の落花生作付面積と収穫量推移

▲上へ

落花生の品種

千葉半立(ちばはんだち)    千葉県八街市で生まれた品種。 日本の落花生の中では歴史が一番古く、昭和28年に奨励品種になりました。 非常にコクと風味が豊かな品種で、最高級品として人気の品種です。 草が上を向く品種と横に伸びる品種を掛け合わせて誕生したので「半立(はんだち)」の名がつきました。

・中手豊(なかてゆたか)     昭和54年6月 千葉県八街市にある落花生試験所で育成され 品種に認定されました。 あっさりした甘味のある味が特徴。 特に千葉県産のものは味が良いといわれています。 早生種であり、千葉半立よりも 早く収穫されるのでおいしい新豆がいち早く食べれます。

・郷の香(さとのか)        平成7年にゆで落花生用に品種改良され誕生した新品種です。
掘りたてをレトルト加工したゆで落花生「郷の香」は、常温保存可能な人気商品です。

・サヤカ              平成3年6月落花生試験所で育成され茨城県の奨励品種になっています。昭和60年に開催された「筑波科学万国博覧会」にちなんで「筑波落花生」とも呼ばれています。

・改良半立(カイリョウハンダチ)煎り豆用の品種で、神奈川県の奨励品種です。

他にもたくさんの品種があります。 
・アズマハンダチ・テコナ ・ワセダイリュウ ・ベニハンダチ・ サチホマレ・ タチマサリ・ アズマユタカ ・ダイチ・ ユデラッカ ・ 土の香 ・ ふくまさり 

日本での落花生の歴史

沖縄ではかなり古くから栽培されていたようです。
今でも沖縄の郷土料理「ジーマミー豆腐」が有名です。
(ジーマミーは、沖縄の方言で「ピーナッツ」の事です。)

江戸時代にも「ナンキンマメ」の名称が残っている為すでに栽培されていたようですが 明らかではありません。 明治4年 神奈川県中郡国府村の寺坂慶次郎氏が、 明治6年 同郡吾妻村の二見庄兵衛氏が
それぞれ横浜から中国産の種子を取り寄せ試作した記録があります。
明治4年 神奈川県大磯の渡辺慶次郎氏は、 「異人豆」を食べてこれを持ち帰り、栽培を始めたという記録があります。

千葉ではから現在の成東町で栽培が始まりました。
1876年 山武郡南郷村(成東町)の牧野万右衛門氏が、明治9年に神奈川から種を取り寄せ栽培を開始。
匝瑳郡鎌数村の金谷惣蔵氏も県が神奈川から取り寄せた種子を使って栽培を始めると共に、普及推奨に努め、千葉の落花生栽培の基礎をきずいたと言う事です。
(千葉県旭市鎌数大宮宮境内に功績をたたえた「干瀉落花生記」の紀功碑があります。)

明治7年 政府でもアメリカから種子を取り寄せ各地へ配布し、栽培の奨励を始めました。
明治38年 作付面積約5400haになり、農林水産省の統計書に初めて載りました。

その後の日本での栽培は、導入した横浜港に近い「千葉・静岡・神奈川」3県での
栽培が多く、ついで茨城・熊本・鹿児島でも栽培されるようになりました。
その後も作付面積は増え続け、昭和16年には12000haに。 戦争中は、いったん減りますが昭和40年には66000haにまで増えました。その後は減少傾向にあり、 昭和48年には48000haにまで減少、現在(平成18年)では6300haとなっています。

千葉の落花生

千葉県の落花生作付面積と収穫量推移

作付面積
(ha)
収穫量
(t)
19958,920 17,100 
19968,670 21,400 
19978,420 22,000 
19988,140 18,500 
19997,860 19,700 
20007,660 20,300 
20017,400 17,700 
20027,140 17,800 
20036,870 16,800 
20046,590 15,900 
20056,510 16,100 
20066,300 15,400 

・千葉県内の落花生  日本産落花生の7割以上は千葉県で作られています。
千葉半立(はんだち)」と、 「ナカテユタカ」、「郷の香」という3種を生産しており、千葉県産は国産の高級品として、原料用などには使用されず贈答用などの商品に加工されます。
しかし生産農家は、年々減り続け'02年度では、作付面積は7140ha減少。
その後も減り続けており、'06年度には6300haになりました。
'00年度に7706戸だった生産農家も現在はどんどん減ってきています。

市町村別の作付面積、収穫量は、千葉市が980ヘクタール、2360トンで1位、
続いて八街市855ヘクタール、2290トンとなっています。('01年度)

世界の落花生


日本全国で作られる落花生の収穫量では、日本人の消費量の約11%程度にしかなりません。
そこで、中国やアメリカなどからの輸入落花生が増加しています。

落花生輸入量20062005200520042003
加工品(kg)59,176,50055,253,32956,640,84856,628,18861,022,602
炒ったもの(kg)15,560,68615,573,96218,181,38818,168,72821,807,490

その他の加工品を入れると、かなりの料を輸入していることになります。
日本人はピーナッツが大好きなんですね!

世界の生産量は多い順に、中国、インド、アメリカの順に多く、アメリカではおもに食物として栽培されていますが、他の国では食用油用に栽培される場合が多いようです。
アメリカでは151万tが生産され、その半分近くがジョージア州で栽培されています。

日本への落花生輸入国と輸入量
中国アメリカブラジル
加工品(kg)58,806,011342,72722,807
炒ったもの(kg)15,443,177113,4823,456
 

ダイズ(35)政策変更

大豆の補助政策を変更、備蓄買付から補助金支給へ(中国)
(転載)  
 中国国家発展改革委員会(NDRC)は2014年4月末、大豆生産に関する補助政策を臨時備蓄買付から、目標価格を保証する農家への直接補助に変更した。大豆の目標価格は、主産地の東北部(黒龍江、吉林、遼寧の3省)と内モンゴル自治区で適用される。

目標価格は、毎年1月にNDRCが公表することとなっており、これに基づき農家への補助金支給の有無と支給額が決定される。農家出荷価格が目標価格を下回った場合、その差額が全額補助金として支給される。逆に上回った場合は支給されない。
 2014年の目標価格は、1トン当たり4,800元(約7万8000円)と、2013年の臨時備蓄買付価格より同200元高く設定された。
 制度の導入目的は、主産地における大豆の増産である。現地報道によると、黒龍江省では、2008年の大豆の作付面積は約400万ヘクタール、生産量は約600万トンであったが、収益性の高いトウモロコシへの作付転換が進んだ結果、2013年の作付面積は約240万ヘクタール、生産量は約400万トンまで減少した。さらに、2014年は目標価格の公表が遅れたため、東北部において大豆の作付面積は拡大しておらず、全国の作付面積は前年比3%減が見込まれている。

国産大豆の供給はタイト、価格は上昇基調に
 5月に入り、臨時備蓄大豆の競売が行われ、2011年産が市場に放出された。しかし、国産大豆の価格は上昇傾向にあり、現地報道等によるとその要因は以下の通りである。

(1)現在、大豆の播種期であり、農家からの出荷量が少ない。
(2)目標価格が公表され、ユーザーが低価格大豆の仕入れ確保に不安を抱いたため、集中買付を招いた。
(3)ここ2週間、競売に出された臨時備蓄大豆に対して、ユーザーが買い漁る現象が生じており、落札価格が上昇している。
(4)農家はさらなる価格上昇を期待して売り惜しみ、供給がタイトになっている。
     図 大豆卸売価格の推移図
    資料:中国糧網HPよりalic作成
     注:東北部産大豆を取り扱う鄭州穀物卸売市場の価格
 

油豆角

东北特产油豆角新鲜蔬菜油豆角一点红面豆角开锅烂自家种植无农药



 

油豆角
 含有较高的蛋白质,含量可达到其干质量的20%以上。它的氨基酸组成及比例也比较合理,含有人体必须的18种氨基酸,其中必需氨基酸,特别是赖氨酸含量较高。此外油豆角还富含膳食纤维、多种维生素和矿物质。从口感与营养两方面讲,油豆角都是优质的菜豆。

1概述
油豆角(PhaseolusvulgarisL.)是我国东北地区(黑龙江、吉林为主)、广东地区特有的一种优质菜豆品种。
2营养成分
含有较高的蛋白质,含量可达到其干质量的20%以上。它的氨基酸组成及比例

也比较合理,含有人体必须的18种氨基酸,其中必需氨基酸,特别是赖氨酸含量较高。此外油豆角还富含膳食纤维、多种维生素和矿物质。从口感与营养两方面讲,油豆角都是优质的菜豆。
3储存方法
油豆角是一种冷敏性蔬菜,长时间置于不适宜的低温条件下容易发生生理伤害,表面水浸凹陷是最主要的冷害症状,严重影响油豆角的品质。油豆角在贮藏中容易发生的主要问题是表面出现褐色斑点,老化时豆荚外皮变黄,纤维化程度增高,种子长大,豆荚脱水等。为了更好地满足消费者的需要,减少生产者和经营者的损失,急需解决油豆角的保鲜问题。油豆角的保鲜管理应当是一个完整的体系,它包括采前、采收、采后商品化处理、贮藏、运输和销售等几个环节。对于这几个环节都需要进行精细控制,每一步都影响油豆角的贮藏寿命,如果仅控制某一个环节,而忽略了其他环节,都会严重地影响油豆角的耐藏性。
4选购技巧
在选购豆角时,一般以豆条粗细均匀、色泽鲜艳、透明有光泽、子粒饱满的为佳,而有裂口、皮皱的、条过细无子、表皮有虫痕的豆角则不宜购买。 食用要加热至熟透,否则会中毒。[1] 
5栽培技术
土壤及季节选择
油青豆角在广东适宜春秋种植,春种2-5月,秋植8-9月。在海南省可冬种,宜选择微酸性的沙壤土种植,起畦,1.8米(包沟),双行穴播种,每穴2粒,穴距20厘米,秋植可适当密植。
肥水管理
总的原则是前期防止徒长、后期防止早衰。具体是清明前种植可施足基肥,将土杂肥2000公斤,磷肥25公斤,麸肥25公斤,充分堆沤腐熟后,起畦开沟埋于畦中,清明后种植少施基肥。齐苗后可进行第一次叶面追肥,亩施尿素2公斤,7天后进行第二次叶面追肥。亩施复合肥4-5公斤,开花结荚期追肥以条施复合肥为主,结合根外追肥。每次亩施复合肥15公斤,钾肥3公斤,根外追肥每隔两周喷叶面肥一次。苗期适当控制水分,开花结荚后注意淋水,晴天早、晚淋水,遇雨要排渍水。
病虫害防治
油青豆角主要病害有叶斑病、枯萎病、锈病等,虫害主要有豇豆螟、潜叶蝇等 

扁豆(8)加賀ツルマメ

加賀ツルマメ
(転載)
石川県のブランド食材:加賀つるまめ(かがつるまめ)
加賀つるまめとは、石川県で栽培が行われている正式名称「フジマメ」という品種の豆で、現在は金沢市でその姿を見る事が出来る野菜です。

「加賀つるまめ」という名称は石川県で呼ばれている名前で、
その他の県ではそれとは違うさまざまな呼び名が付いています。
例えば、関西では「隠元豆(いんげんまめ)」、そして伊勢では
「豊産」という意味を表す言葉を使った「千石豆(せんごくまめ)」、
さらに岐阜県などでは「万石豆(まんごくまめ)」という名称で
多くの人々から日々親しまれてきました。

もともとフジマメ(〈中国語〉扁豆)自体は平安時代から存在していたとされ、
大変昔から食べられていた野菜なのですが、この加賀つるまめがいつどのようにして誕生し、
またどういった経路でやって来たのかなど詳しい事はまだ分かっておりません。
しかし、だいたい昭和20年頃から栽培が行われていたのではないか、
という予想が立てられているとの事です。

 加賀つるまめの出荷時期は6月の上旬頃から始められ、
10月の下旬頃までは出荷する事が可能とされています。
つるまめは煮物や汁物、または和え物などと相性が良いのですがつるまめ独特の香りがあるので、
誰もが好むような豆ではありません。
またこの豆は耐乾性に非常に強く高温にも耐えられるほどの力をもっているのですが、
その反面寒さにはとても弱く、13度以下になると生育はグッと落ち込んでしまいます。 

龙爪豆

【拼音名】Lónɡ Zhuǎ Dòu
【别名】虎爪豆、猫爪豆、龙爪黎豆、狗爪豆
【来源】豆科龙爪豆Stizolobium cochinchinense (Lour.) Tanget Wang,以种子入药。
【生境分布】南方各省。
【性味】甘、苦,温。有小毒。
【功能主治】主治腰脊酸痛。
【用法用量】2~3钱,炖猪腰子吃。
【备注】种子有毒,蛋经水泡处理后可食用,误服未经处理的龙爪豆种子,在30分钟~24小时可出现中毒症状:主要为神经系统和胃肠系统的症状,如头昏、头痛、瞳孔缩小、腹痛、恶心呕吐、腹泻等。解救:洗胃、导泻、输液,可适量应用颠茄类对抗。
【摘录】《全国中草药汇编》

龙爪豆は、ベニバナインゲン。
〈学名〉Phaseolus coccineus〈英語〉Runner bean / scarlet runner bean

红花菜豆 hónghuācàidòu 
〈植〉ベニバナインゲン〈学名〉Phaseolus coccineus.Phaseolus multiflorus〈英語〉Runner bean.scarlet runner bean.flower bean〈同〉荷包豆.龙爪豆.多花菜豆.看花豆

ササゲ 滇绿豆 

种子矩圆形而稍扁,长约3mm,表面青赤色,一面有线形的种脐,白色而稍平。种皮坚硬,剥去后可见2枚肥厚的黄白色子叶。气微,味特异。
中文学名滇绿豆
拉丁学名Vigna yunnanensis
界植物界
门被子植物门 Magnoliophyta
纲双子叶植物纲 Magnoliopsida
目蔷薇目 Rosales
科豆科
属菜豆属 Phaseolus L.
种绿豆 P. radiatus L.
分布区域广西、云南等

基本信息
【拼音名】 Diān Lǜ Dòu
【英文名】 Green Gram of Yunnan
【来源】 药材基源:为豆科植物滇绿豆的种子。
拉丁植物动物矿物名:Vigna yunnanensis (Wang et Tang)C.Y.Wu[Phaseolus yunnanensis Wang et Tang]
采收和储藏:秋季果实成熟时采收荚果,剥取种子,晒干。
【性状】
【性味】 味淡;性平
【归经】 肾经
【功能主治】 利尿消肿。主小便不利;面目浮肿
【用法用量】 内服:煎汤,6-15g。
【各家论述】 《新华本草纲要》:种子有利尿消肿的功能。
2形态特征
滇绿豆 缠绕草本,植株各部密被长硬毛。小叶3个,靠基部有阔而圆和大而浅的裂片,两面具长硬毛,侧生小叶阔卵椭圆形或披针形,先端渐尖,基部圆形或楔形,叶大小变化大,顶生小叶卵状,披针形,托叶线形。总状花序腋生;小苞片线形,比萼长约1倍;萼缘有缘毛;花黄色,长10-13mm,总花梗上有隆起的乳头状腺体。雄蕊10,二体,(9)+1。荚果长6-7.5cm,宽约4mm,先端渐尖。种子扁,长形,青赤色,种脐平,白色,线形,长约3mm。花、果期9-10月。
3生境分布
生态环境:生于海拔700-1300m的山坡、树林和荒地。
资源分布:分布于广西、云南等地。 

ジュウロクササゲ

ジュウロクササゲ
(転載)
ジュウロクササゲ(十六大角豆、学名:Vigna unguiculata sesquipedalis)はマメ科のササゲの一亜種(品種とする説もある)。ササゲはつる性の種類とつるなしの種類とがあるが、十六ささげは、つる性の種類である。地域によっては「長ささげ」「三尺ささげ」「ふろう豆」とも呼ばれる。主に若い莢を食用にする。
特徴
品種群の多様性の中心は東南アジアである。かつては日本でも広く栽培されていたが、現在では愛知県と岐阜県を中心とした地域で生産されている。食されるのもこの地方が中心である。あいちの伝統野菜、飛騨・美濃伝統野菜である。
栽培を始めた時期は不明であるが、大正時代以前といわれている。本格的に栽培され始めたのは昭和20年以降である。
さやの中に豆が16個あることから「十六ささげ」と名づけられたという。豆は熟すと赤褐色。
草の丈は2~4m。高温や乾燥に強く、真夏に結実する。その一方、低温に弱い。
さやの長さは30~50cm。形はインゲンマメに似ているが、柔らかいのが特徴。
食べ方としては、さやがまだ柔らかい状態で、さやごと食べるのが一般的である。茹でたり、油炒め、煮物が多い。茹でた場合、しょうが醤油との相性が良いという。タイ王国やラオスでは、刻んで生のままソムタムに加える。
5月に播種。7月後半~8月に収穫する。
主な栽培地域は、愛知県尾張西部(愛西市、稲沢市など)。岐阜県美濃南西部(羽島市、本巣市)など。
血中コレステロールを下げる効果があるという。 

マメ

マメについて 勉強を始める。

マメの系統的な本がないのかな。

この間

 べにや長谷川商店の豆料理 長谷川清美(著)

すべてがわかる 豆類事典 加藤淳 宗像伸子(著)

お豆 なんでも図鑑 

の3冊を読んだ。
ふーむ。
日本のマメが 基準なんですね。
外国のマメが ちょろっとしか紹介していない。

マメの本質よりも マメの加工が種ですね。
 
東南アジアのマメの分類などが 説明してあるものがほしい。 

ムクナマメ(10)

ムクナマメ
(転載)
ムクナ属マメの調理性に関する研究(第1報) : 煮豆としての浸漬・加熱条件
ムクナ属マメの食用としての利用を拡大するためにムクナ属マメのハッショウマメ(JVB)とフロリダベルベットビーン(FVB)の二種類の調理特性を把握し,適切な調理条件を検討した。一般成分ではデンプン性の豆としてはたんぱく質と脂質が多く,L-DOPA量はいずれも約4g/100g生豆だった。JVBはFVB,大豆,小豆よりも20℃浸漬での吸水が遅く,個体差も大きいことから吸水が悪いという特徴があった。「煎る」「傷付け」「皮剥き」により吸水率は増加した。さらに40〜90℃浸漬では吸水率増加,個体差の低下と吸水特性の改善効果がみられたが,50〜70℃浸漬では浸漬後の茹で加熱により硬化がおこった。JVBに適した調理条件として90℃4時間浸漬後沸騰水で40分間加熱が設定された。このときのL-DOPA量は浸漬により約40%に減少し,その後の茹で加熱でさらに約25%にまで減少し食用として煮豆への利用が十分可能であった。

ムクナマメ(9)ムクナ属

Mucuna 即 黧豆属 。
黧豆属(学名:Mucuna Adans.)是蝶形花科下的一个属,为一年生或多年生缠绕植物。黧豆属共有约160种。黧豆属以前被归并于Dolichos属,模式种Mucuna urens (L.) Medik.,多产于太平洋的岛屿及拉丁美洲。本属已有学者主张拆分成Stizolobium P. Br.和Mucuna Adans.两个独立属,前者种脐约为种子周长的1/2,后者为3/4.本属植物多产于热带及亚热带,我国约20种
形态特征
多年生或一年生木质或草质藤本。托叶常脱落。叶为羽状复叶,具3小叶,小叶大,侧生小叶多少不对称,有小托叶,常脱落。花序腋生或生于老茎上,近聚伞状,或为假总状或紧缩的圆锥花序;花大而美丽,苞片小或脱落;花萼钟状,4-5裂,2唇形,上面2齿合生;花冠伸出萼外,深紫色、红色、浅绿色或近白色,干后常黑色;旗瓣通常比翼瓣、龙骨瓣为短,具瓣柄,基部两侧具耳,冀瓣长圆形或卵形,内弯,常附着于龙骨瓣上,龙骨瓣比翼瓣稍长或等长,先端内弯,有喙;雄蕊二体,对旗瓣的一枚雄蕊离生,其余的雄蕊合生,花药二式,常具髯毛,5枚较长,近基部着生,5枚较短,背着的互生;胚珠1-10多颗;花柱丝状,内弯,有时有毛,但不具髯毛,柱头小,头状。荚果膨胀或扁,边缘常具翅,常被褐黄色螫毛,多2瓣裂,裂瓣厚,常有隆起、片状、斜向的横折褶或无,种子之间具隔膜或充实。种子肾形、圆形或椭圆形,种脐短或长而为线形,至超过种子周围长度的一半,无种阜。[2] 
2相关的属
紫矿属Butea K. Koen. ex Roxb. ブテア属
旋花豆属Cochlianthus Benth.
刺桐属Erythrina Linn.
密花豆属Spatholobus Hassk.  

ムクナマメ(8)八升豆

ムクナマメ
(転載)

八升豆プロジェクト
八升豆-学名:マメ科「ムクナ」


「ムクナ」はマメ科の植物で、かつての日本ではハッショウマメという品種が栽培されていたそうです。
この植物は、やせた土地でも生育し、よい緑肥となること、多収であること、根張りがよく土壌物理性を改善する作用があること、繁茂して地表を覆い、雑草制圧作用があること、病害虫の被害を受けにくく線虫密度を減らす作用があるといわれること…などなど優れた特性を持っているそうです。
2007年 八升豆プロジェクトがスタートしました!


昨年、収穫された八升豆。
今年は、その八升豆を植えることに。

つくばの藤井先生からも「立派な豆だ!」とお墨付きをいただきました。

05月27日
いきなりですが、もう、こんなに育ちました!

これは、屋上の鉢に植えられたもの。
どれだけ大きくなるか、今から楽しみです。

05月27日
屋上の八升豆のために、「八升豆棚」が組まれました。

この棚に八升豆が伸びてくれれば、少しは日陰もできて、一石二鳥(?)という感じなのですが、でも、痒くなるんですよね…、青々とした八升豆の葉っぱは…。

06月06日
こちらは事務所裏に植えた八升豆。

栄養も良く、適度に陽が当たり、そして水も豊富なので元気に育っています!

06月06日
裏の八升豆は、伸びるのも早く、毎日、見ているのですが、1日10cmほどの速さで伸びています。

屋上、裏、畑…。
今から成長が楽しみです!

06月11日
屋上の八升豆が焼け焦げてしまいました!
イスラマバードは、連日の最高気温が47℃と非常に暑い日が続いています。最低気温も30℃もあって、夜になっても全然、涼しくなりません。

屋上は太陽の照り返しもスゴクて、気温は65℃にまでなります。朝晩、水をやっても全然、足りなくて、八升豆は瀕死の状態です…。

06月26日

先日、焼け焦げてしまった屋上の八升豆…。
それでも、元気になるか…と水を与えていましたが、やっぱりダメみたい。

再起不能なほどに枯れてしまいました。
今年6月初旬のイスラマバード暑さ(気温)は、半端ではなく、異常でした!強い、強いと言われる八升豆ですら、叶わないってことですね。

06月26日

同じ屋上の八升豆なのですが、陽の当たり方が違うのか、水の与え方が違ったのか、こちらの八升豆は元気です。

07月01日
こちらは、畑の八升豆。
今年の畑は水も豊富なので、豆も元気です!

成長に合わせて、竹で棚を作りました。
八升豆が伸びて、棚にツルを巻き始めると、結構な重さになるので、棚も頑丈なものでなければなりません。針金を巻きつけて、補強しました。

07月01日

そして、畑の水遣り…。
全部の豆に、たっぷりの水を遣ると、あっという間に2時間が経ってしまいました。

夕方…とはいえ、それでも気温は35℃。
蒸し上がりそうな暑さです…。

07月09日

畑の棚ができあがりました。
今から収穫が楽しみです!

07月09日

立てかけた棚を求めて伸びる八升豆のツル。
紐などのブラブラしたものより、竹などシッカリと立てたものに好んで、巻きつきます…。

07月16日

畑の八升豆も元気にツルを伸ばし始めました。
ここの畑は水が豊富なので、八升豆も元気です。水はあまり必要ない…と言われる八升豆ですが、それでもパキスタンの暑さには敵わないようです…。

07月16日

こちらは庭の八升豆。
日当たりがバツグンなのか、水加減がいいのか、毎年、一番良く育ちます。本当に、『ジャックと豆の木』みたいに、天まで届きそうになってきました。

07月16日

庭の八升豆のツルです。何重にもグルグル巻いて、丈夫なツルになってきました。もうすぐジャックが現れて、スルスル~と上って行きそうです…。

07月22日
モンスーンに入り、蒸し暑い日の続くイスラマバード。
一時の連日45℃を超える気温ではなくなりましたが、それでもムシムシと36~7℃台を記録しています。そんな中、畑の八升豆は元気に成長しています。

このまま順調に育つように願っていますが、どうなりますか。

07月22日

何故か畑の敷地スペースで飼われているシカ。

可愛いけれど、実は怖がりさんです。
カメラを向けると、全速力で逃げられました。
でも、知りたがり屋の好奇心旺盛なヤツは、どこにでもいるみたい…。このシカは、こっそり戻って来たのでした。

08月01日

モンスーンに入り、雨が降り続くイスラマバード。

風が吹くたびに、八升豆の重みで支えの竹竿が倒れるのが難点ですが、畑の八升豆は青々と元気です。

08月06日

こちらは、6月末に植えた八升豆。
ショボショボですが、元気です。

08月06日

手前は、5月に植えたもの。
奥が6月に植えたもの。
どちらもまだ、花のつぼみがありません。
今年は、少し遅いかも…。何でだろ?

08月11日

5月に植えた八升豆は、何だか葉っぱのお化けみたいな状態になっています。が、未だに花のつぼみが見当たりません。う~ん。花が咲かなかったら、どうしよう…。

08月11日
こちらも、5月に植えた、葉っぱのお化けたち。支柱の竹を中心にツルが巻きついて元気に生い茂っています。早く花が咲かないかなぁ~。

08月25日

ようやく小さなつぼみがお目見えの八升豆…ですが、モンスーンに入って、毎日のように雨の降るイスラマバード。その雨も、今年は激しく、台風のような風が一緒です。
お陰で、小さなつぼみは風に煽られ、花を付ける前に落ちてしまう始末…。無事に咲く花はいくつあるでしょうか?

08月25日
つぼみさ~ん!
雨・風に負けるな~~!!

09月01日

なかなかつぼみが大きくならない八升豆…。
葉っぱがかりが生い茂り、茂みに入ると痒い~~!

09月01日

こんなに葉っぱが生い茂って、果たして豆はできるんでしょうか??

09月10日

八升豆の花が咲きました。
でも、スグに落ちてしまいます。
この分では、今年は本当に不作かも。
あぁ~~。

09月21日
花は咲き始めたけれど、相変わらず葉っぱの茂り方もスゴイ八升豆です。このままで、大丈夫なんでしょうか?

09月21日

豆は、いつになったらできるんでしょうか?

10月17日
ようやく豆が実り始め、葉っぱも色づいて来ました。
八升豆は、黒くなるまで(枯れるまで)そのままにして待たなくてはなりません。収穫までは、まだまだのようです。

11月01日

こちらは、屋上の八升豆。
バナナのように太くて大きな実がなりました。

今年は、実の成るのが遅く心配しましたが、出来てみると、昨年よりも出来が良いようです…。

11月17日

畑の八升豆も、バナナのように太くて立派です。
あとは、このまま黒くなるのを待ちます。

楽しみ~!

12月03日

畑の豆は延び放題…。
みかんの木に巻きついて、鈴生りです!

これも黒くなって乾けば、収穫できるんですが、まだまだ時間が掛かりそうです…。

12月12日

こちらは八升豆ではなく、ベルベット・ビーンズと呼ばれるもの。アメリカ産です。

文字通り、豆の表面にベルベットのような産毛がビッシリ。少し気持ち悪~いんですが…。

12月26日

八升豆の収穫中です。
今年は、結構、たくさん取れそうです。

12月26日

茂みの中から、こんな感じに乾いた八升豆を探し出して収穫するのです。

12月26日

地面近くにある豆もあれば、ツルが絡み合って上の方にあるものもあります。1つも見逃さないように、みんなで豆の収穫に挑みました~!
 

豆の生産

豆の生産
(転載)
作付け面積
国内での雑豆の作付面積(あずき、いんげんまめ、えんどう、そらまめ及びささげの合計値)は、10年前には70,000ha以上ありましたが、最近では60,000ha以下まで減少しています。

 最近の作付面積を豆の種類別にみると、あずきが42,000~43,000ha程度、いんげんまめが12,000~13,000ha程度で、雑豆の作付面積全体に占める割合はそれぞれ7割強、2割強となっています。その他の豆の作付面積は、えんどうが500ha程度、そらまめ及びささげがそれぞれ100ha程度で、合計しても雑豆全体の1%程度に過ぎません。
雑豆の種類別作付面積の推移
注:1 農林水産省統計部資料等から作成。
   2 いんげんまめには花豆を含む。
 なお、いんげんまめについて、国内生産の大宗(作付面積の約9割)を占める北海道における種類別作付面積割合をみると、金時豆が7割、次いで手亡が2割を占め、うずらまめ、大福豆、虎豆はいずれも2%、花豆は4%となっています。
いんげんまめの種類別作付面積割合(H16年北海道産)) 注:北海道庁資料から作成

収穫量
 雑豆の作付面積の大宗を占めるあずき及びいんげんまめについて、収穫量の推移をみると、最近10年間で、あずきは6万トン弱から9万トン強、いんげんまめは2万トン弱から4万トン強と、極めて変動が大きいという特徴があります。これは、作付面積の変化もさることながら、主産地である北海道の作柄が気象の影響を非常に受けやすいためです。
あずき及びいんげんまめの収穫量の推移
注:1 農林水産省統計部資料から作成。
   2 いんげんまめには花豆を含む。

産 地
あずきの都道府県別作付面積シェア(H16年産) あずきの作付面積の約8割は北海道が占めています。あずきの作付けは都府県でも広く全国的に見られ、東北地方の岩手県、青森県、福島県、秋田県、近畿・中国地方の京都府、兵庫県、岡山県等が上位に位置しており、後者では大納言、白小豆といった特徴のある品種が地域特産物として生産されています。しかし、これら上位府県でも個別の作付面積シェアは1~2%(約500ha~1,000ha)程度となっています。

 なお、北海道で生産されたあずきは、ほとんど全量が商品化されるのに対し、都府県では自家消費的生産という色彩が濃く、商品化率は約50%となっています。
いんげんまめの都道府県別作付面積シェア いんげんまめ(花豆を含む。)の作付面積の約9割は北海道が占めています。北海道以外では、長野県、群馬県、山梨県の高冷地などで花豆の作付けがみられますが、作付面積シェアは1~3%(約100ha~400ha)程度で、主に地域特産物的な取り扱いがなされています。

 その他の豆の作付けは、えんどうは北海道、そらまめは中国・九州地方、ささげは沖縄、中国地方等でみられます。

マメの輸入量
 あずき、いんげんまめ、えんどう、そらまめ等雑豆の輸入量は、国内生産の豊凶により変動しますが、最近では10万トン台で推移しています(平成16年は10万7千トン)。

 輸入される雑豆の内訳をみると、いんげんまめや竹小豆を始めとして主に製餡原料となるささげ・いんげんの仲間が約5割、あずきが約3割を占めています。また、えんどうは15%程度、そらまめは7%程度です。ひよこまめ・レンズまめは、合わせて1%程度となっています。
雑豆の輸入状況
注:1 財務省「日本貿易月表」から作成。
   2 「いんげんまめ等」は、ささげ属及びいんげんまめ属の豆であずき、竹小豆及び緑豆以外のもの。
   3 竹小豆(タケアズキ)は、あずきに良く似た豆で、日本では赤い餡の原料として利用される。
     ささげ属に属し、竹小豆は流通上の名称で、植物分類学上の正式名称はツルアズキ。

主要輸入先国
 雑豆の輸入先国は、中国を始めとしたアジア、北米、中南米、欧州、太洋州など世界各国に及んでいます。

 豆の種類別にみると、あずきは中国、いんげんまめ等はアメリカ・中国・カナダ、えんどうはカナダ・イギリス、そらまめは中国からの輸入が大宗を占めています。
雑豆の主要な輸入国(平成16年上位5か国)(単位:トン)
品名輸入数量主要輸入先国と輸入数量
あずき33,127中国カナダオーストラリアアメリカアルゼンチン
25,2823,6351,9741,816323
いんげんまめ等41,055アメリカ中国カナダミャンマーボリビア
12,80510,5599,1117,6171,191
竹小豆5,292タイミャンマー中国 
4,069969254
えんどう16,177カナダイギリス中国アメリカニュージーランド
8,5883,8011,340832803
そらまめ7,882中国オーストラリアカナダポルトガルボリビア
6,658663156127123
ひよこまめ950メキシコアメリカカナダインドパキスタン
5561621147224
レンズまめ242アメリカオーストラリアインドパキスタンフランス
15424241715
上記以外の豆164中国ミャンマーアメリカ 
141203
注:1 財務省「日本貿易月表」から作成。
   2 「いんげんまめ等」はささげ属及びいんげんまめ属の豆であずき、竹小豆及び緑豆以外のもの。
 
 
国産出回り量と輸入量から計算した雑豆の国産割合は、あずきが約7割、いんげんまめが約3割となっています。一方、えんどう及びそらまめの国産割合は数パーセントに過ぎず、ほとんどが輸入豆で占められています。
雑豆の国産割合
注:国産割合は、次の計算式によって求めた平成12年~16年各年値の5か年単純平均値
  計算式:国産割合=国産出回り量÷(国産出回り量+輸入量)×100

ムクナマメ(7)猫猫豆

ムクナマメ
(転載)
日期:2011-10-10 
 
白云村本地人称猫猫豆,学名称狗爪豆,是客家人喜欢的一种食物。中秋前后,一丛丛的狗爪豆就沉甸甸地挂在架下了。
狗爪豆和其他蔬菜不同,采摘下来不能马上上锅的。因为它外边包裹着一层厚厚的毛壳,要用开水恰到好处地烫熟,剥开毛壳,露出粉厚的豆荚。有了毛壳保护,它是很环保的蔬菜。这时候,还不能马上吃,得用清水漂24个小时,因为它含有毒素甙,该毒素主要抑制胆碱酯酶。不漂水就吃,人会“醉”(中毒)的,出现头晕胸闷、流口水等症状。
用清水漂过的狗爪豆,用豉汁、蒜蓉、花生油炒香了,粉粉的,糯糯的,有股淡淡的清香。狗爪豆很高产,一棵就能收几大箩筐。吃不完,把漂过的豆荚,让阳光暴晒干,可以保存很久。
把150克狗爪豆干浸泡透了,清洗后,切成3厘米左右长段。把200克五花肉切薄片,先用花生油炒香五花肉,然后下盐,下蒜蓉,接着把狗爪豆倒下去,继续炒香。最后下一些高汤焖8分钟左右,收干水,下适量生抽,大功告成。 

ムクナマメ(6)狗爪豆

狗爪豆为豆科植物龙爪黎豆的种子或叶。广东、广西、湖南、贵州、浙江等地有栽培。
中文学名狗爪豆
别    称虎爪豆, 猫爪豆, 龙爪黎豆, 龙爪豆,狗踭豆,白黎豆
形态特征
一年生缠绕草本。茎疏被白色柔毛。3出复叶,互生;顶生小叶广卵形,长椭圆状卵形或菱状卵形,侧生小叶基部极偏斜,长7~14厘米,宽5~8.5厘米,先端钝或微凹,具短针头,两面均被白色疏毛;小叶柄密被长毛;小托叶刚毛状。总状花序下垂;苞片小,线状披针形;花萼阔钟状,密被灰白色柔毛和有疏刺毛。上部裂片极阔,下部中间1枚线状披针形;花冠深紫色或白色,龙骨瓣长约4厘米,翼瓣略短,旗瓣长约2厘米。荚果长8~10厘米,宽约2厘米,成熟时黑色,毛较疏,荚有隆起的纵棱1~2条;种子6~8颗,灰白色。花期4月。果期10~11月。
2主要价值
药用价值
性味
《浙江天目山药植志》:"性温,味甘微苦,有小毒。" 该物种为中国植物图 
谱数据库收录的有毒植物,其毒性为嫩荚和种子有毒,经2—3日浸泡或煮沸后浸泡一天可做蔬菜食用。但往往去毒不够,屡有中毒发生。发病较急,一般在0.5—3小时内出现神经系统和消化系统的症状。如畏寒、头晕、头痛、全身无力、四肢发麻、肌肉颤动,重者有瞳孔缩小、抽搐以至呼吸困难、昏迷,还有出现恶心、呕吐、腹痛、腹泻等症状。
采集
秋季采收,打下种子,晒干。

功用主治
①《浙江天目山药植志》:"温中益气。治腰脊酸痛。狗爪豆二至三两,炖猪腰子服。"
②《广西药植名录》:"嫩叶(擦遍全身),清热,凉血。"
饲用价值
狗爪豆的新鲜茎叶和种子可作猪、牛的饲料,可以刈草2–3次,第一次刈割留茬3–4个节,以后刈割逐次提高2–3个节,刈后需中耕并酌施肥料,亩产鲜草1500–2500kg,据在江西的试验,喂猪6o天,比喂甘薯藤的猪多增重33.3%。其化学成分表见表70一1。能量和可消化蛋白质见表70一2。用为放牧,宜在完全成热或打霜之后,先供放牛,再放猪采食剩余的叶和茎。由于藤蔓长,易落叶,晒制干草效果不好,但可与玉米、高舆、珍珠稗等混播而制做青贮料,在一段时间以后其颜色会变黑,但不影响其质量。另据中国医学科学院卫生研究所《食物成分表》记载,每100g种子中:含热量351Macl、水分10.4g、蛋白质27.3g、脂肪1.3g,碳水化合物57.5g、粗纤维0.5g、灰分3.0g、钙85mg、磷836mg,铁7.3mg,硫氨素0.39mg、核黄素0.19mg、尼克酸1.2mg。说明钙、磷、铁的含量均较高,但含有微量毒素,种子须经过浸水、煮熟或磨粉以后方可饲用。在国外,将豆荚连豆粒同时磨肺碎做牛、猪、鸡的精饲料。豆粉可用作各年种家畜的配合日粮,在鸡日粮中添加15%不会影响生产力,在猪的日粮中不宜超过25%,除非是已经煮熟的。青荚在种子刚形成时也可作莱用,须将荚先煮15–30分钟,剥去内层木质皮,浸水一昼夜去除毒素后方可食用。嫩豆在浸遘,煮沸,烘烤或发酵去毒之后可单独食用。狗爪豆能迅速形成40一50cm高的株丛,所以也是优良的覆盖或绿肥作物,可作橡胶园、果园间作的绿肥或覆盖堤壁保持水土之用。也可用为甘薯或甘蔗的短期绿肥,其鲜草肥分如下:氮0.56%,五氧化二磷0.15%,氧化钾0.43%。[1] 
3栽培要点
先深耕碎土整地,开好排水沟。播种期在江西为4月,广东为3月。穴播,每穴先施混有磷肥的有机肥0.5–1kg作基肥,然后下种。种子千粒重约950–1500g,每亩播种量5kg左右。行、穴距60x60cm,每穴播2–3粒,盖土4—5cm,播后5–7天出苗,半月后间苗1次,每穴留1–2株,在苗高15cm左右时松土除草,并追施氮肥,合每亩含氮1kg。封行前如杂草多须再中耕1次。狗爪豆有豆芫菁,豆尺蠖食害叶片,结荚时有豆荚螟蛀食,须注意喷药防治。采朴用的狗爪豆,最好设立支架,也可和玉米间作,采用隔行或隔株播种,插种期应和玉米同时或稍后,玉米收获后的残茬正好成为狗爪豆的支柱,种于产量每亩为50–100kg,当布支架作物时,每株可收1.5–7.5kg。
4地理分布
原产亚洲南部和东部。我国早在明代李时珍著《本草纲目》中已有记载。现今广东、广西,海南、台湾、云南,贵州、湖南、四川、江西、江苏,浙江等省区均有栽培。

ムクナマメ(5)

ムクナマメ
(転載)

ムクナに関する基礎知識を紹介します。

自然循環型農業に利用できる植物として、農業関係者から注目を集めています。

イメージ図消費者の安心・安全に対する意識の高まりは、当然のことながら、農業関係者の間にお いては減農薬・無農薬への動きと相まっています。これは、自然循環型農業として世界的 な動きとなりつつあり、ムクナはそれに利用できる植物であることから農薬を使わなくて もそれ相当の効果を見込める農薬の代替物として注目を集めています。

研究者の間では、以前からムクナは「他感作用」のある物質として良く知られています。 その他感作用の素は、ムクナの葉や根、豆など全体に多量に含まれるLドーパで、果樹・野菜等の栽培 時の雑草防除に利用することができます。
Lドーパは広葉の雑草の育成を阻害しますが、トウモロコシやソルガモなどのイネ科植物 は阻害しないこと、また、Lドーパは土壌中では速やかに分解されて後作に悪影響を及ぼ さないことも報告されています。

また、地面に這わせて栽培すると土地を覆い尽くして成長するために、土壌保全のため の植物として利用することが可能です。しかも、その根は窒素を固定し、茎や葉はそのま ま鋤き込めば緑肥としても使えます。

*「他感作用」(アレロパシー(Allelopathy))
「植物が放出する化学物質が他の植物・微生物・昆虫・動物等に阻害・促進あるいはその他の何らかの影響を及ぼす現象」と説明されています。植物の持つ他感作用は、安心・安 全な食べ物生産のための有機農業、自然循環型農業に役立ちます。

*自然循環型農業
有機・無農薬栽培を基本としてさらに自然との調和を目的にした安心・安全な栽培方法を 実践する農業です。

Lドーパを多く含みます。

ムクナの特長のひとつとして、根や茎、葉、さや、豆など植物全体にLドーパを多く含 むことです。植物の中には、L-ドーパを含むものがあることは知られていますが、ムクナほど含有量の高いものはありません。ムクナでは特に豆に多く含まれています。

*「Lドーパ」(レポドパ)
Lドーパ(レボドバ)は、体内に吸収された後に脳内で神経伝達物質ドーパミンに変 化する原材料(前駆体)で、パーキンソン病の特効薬としても知られています。

日本名は八升豆です。

マップムクナ豆は、うまく収穫出来るとその量がとても多いことから「八升豆」と呼ばれ、江 戸時代頃までは西日本を中心に栽培され品種改良も進んでいました。しかし、栽培期間が 長く豆自体がとても固く調理が大変なことから、日本ではすたれてしまい現在はあまり栽 培されていません。

つる性のマメ科の植物です。

花ムクナは、ヒマラヤ原産と言われ多様な品種があり熱帯アジアを中心に広く分布してい ます。つる性の植物で、3~18mにまで成長して白から濃い紫の藤に似た花をつけます。
一つの花房から数本がぶら下がるようにさやが付きます。豆は黒・白・黄褐色をしており、 タンパク質、炭水化物・脂質・ミネラルを含んでいます。ムクナの種は高い濃度のLドー パを含むことが知られていて、さや、葉、茎にはLドーパ以外にはセロトニンの集積も見つかっているそうです。

春に種を植え付けたムクナは発芽したての頃は大豆の苗のような状態です。初夏につる が伸び始め、周囲のものに巻きつき勢いよく成長します。盛夏の太陽と雨を受けてグング ン成長し、大きな葉は人の手のひらより大きくなり、支柱を立てた場合は植物全体もこん もりとした緑の塊のような状態になります。晩夏には花芽をつけて結実しますが、その時 期は雨や風に弱いので台風には十分な注意が必要です。秋にはさやが大きく育ち中で豆が 成熟します。

葉の写真

健康食・自然食の観点から注目を集めています。

農家ムクナは、その他感作用も含めて病虫害に強いので栽培には農薬を必要としま せん。また、ムクナ豆は肥沃な土地でなくても十分な収穫がある上に大豆やソラマメなど の豆類と同等の栄養素を含むため、発展途上国の食糧難に対する栄養源としても 有望です。
その豆の栄養価は、100gあたりに、エネルギー379キロカロリー、炭水化物57g、 タンパク質25g、脂質5g、カリウム1g、その他としてナトリウム、鉄分も含まれていま す。
また、豆に含まれるLドーパは神経伝達物質のドーパミンの補給のために有効であるこ とから、体調維持、体力向上の健康食としても注目を集めています。

ムクナ豆の参考栄養価(豆100gあたりの目安)※産地により異なります
表
豆に含まれるLドーパは、100gあたり3.5~4.5%程度です。

青魚のまいわしやソラマメとほぼ同等量の必須アミノ酸(9種類)を含みます。

必須アミノ酸とは
人間の体はすべてタンパク質から作られていて、その原料は20種類のアミノ酸です。人は、肉や魚、穀物、野菜、果物など様々な食物を食べそれを分解して体を動かすエネルギーにしたり、体を作る原料のアミノ酸に合成したりしています。各種アミノ酸は人の体内で合成されますが、必須アミノ酸(9種類)は合成できないために栄養分として食事から摂取しなければならないのです。

ムクナ豆と必須アミノ酸
ムクナ豆は9種類の必須アミノ酸をバランスよくすべて含んでいます。その量を日本人になじみの深い他の食品と比較してみました。

ムクナ豆と他の食品との成分量の比較(可食部100gあたりの必須アミノ酸量)


(注)
1.ムクナ豆以外の食品データの出典は、文部科学省 食品成分データベースです。
2.ムクナ豆のデータは、協賛企業提供です。
3.チロシンは、必須アミノ酸には含まれていません。

必須アミノ酸の含有量については、ムクナ豆はほとんどの成分について「鶏卵」を大きく上回り、「まいわし」「ソラマメ」と同等ないしはそれ以上の栄養価の高い食品と言えます。なお、チロシンは必須アミノ酸には含まれていませんが、ムクナ豆は他の食品に比べてそれをとても多く含みます。チロシンを多く含む食品の代表格には、大豆やチーズ、タラコなどがありますが、ムクナ豆が含むチロシンの量は大豆、チーズ、タラコに次ぐほど豊富です。

必須アミノ酸の効果

イソロイシン
筋肉・成長・神経伝達・肝機能にはたらきかけます。
からだの成長を促すのに役立つアミノ酸です。また、バリン、ロイシンとともにBCAA(分岐鎖アミノ酸類)と呼ばれ、筋肉のエネルギー源となり運動中の筋肉消耗を低減するための効果があるので活動的な生活を送るための必須栄養素と言えます。
さらには、血管の拡張や肝機能の強化にも役立ち神経の働きを良くする効果も報告されています。

ロイシン
肝機能・筋肉にはたらきかけます。
肝機能の円滑化や強化が主たる効果です。また、バリン、イソロイシンとともにBCAA(分岐鎖アミノ酸類)と呼ばれ、筋肉のエネルギー源となり運動中の筋肉消耗を低減するための効果があるので活動的な生活を送るための必須栄養素と言えます。多くの食品に含まれているため、バランスの良い食事を維持すれば不足する心配はありません。

リジン
吸収・代謝・修復・抗菌にはたらきかけます。
タンパク質の吸収を促進させ、ブドウ糖の代謝やカルシウムの吸収をよくするのに役立ちます。また、体を作る働きがあるので組織を修復して成長にかかわる作用が知られています。細菌やウイルスの働きを抑制する働きや肝機能を強化する効果もあります。

メチオニン
鎮静・鎮痛にはたらきかけます。
かゆみや痛みの原因になるヒスタミンの血中濃度を下げ、コレステロール値を下げる作用もあります。また、ウツ症状を改善し気分を和らげる効果があります。

フェニルアラニン
神経伝達・鎮痛・鎮静にはたらきかけます。
神経伝達物質であるノルエピネフリン(ノルアドレナリン)とドーパミンの原材料になる大切なアミノ酸です。神経の伝達を良くしリラックス効果があります。関節やケガの痛みを軽減する効果やウツ状態を解消し気持ちを高揚させる効果も認められています。

チロシン(必須アミノ酸には含まれません)
神経伝達・脳・甲状腺にはたらきかけます。
神経伝達物質であるノルエピネフリン(ノルアドレナリン)とドーパミンの原材料になる大切なアミノ酸です。また、甲状腺ホルモンやメラニンの原材料にもなります。脳や神経の活発な働きを促がします。

トレオニン(スレオニンとも呼ばれます。)
成長・脂肪肝にはたらきかけます。
成長を促進する効果があります。また、バランスの良くない食事スタイルや不摂生による肝臓への脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。

トリプトファン
鎮痛・鎮静・精神安定にはたらきかけます。
神経伝達物質であり鎮静・催眠効果があるセロトニンの原材料です。セロトニンが不足するとウツ症状や不眠症などを引き起こしてしまいます。

バリン
成長・筋肉・肝機能にはたらきかけます。
ロイシン、イソロイシンとともにBCAA(分岐鎖アミノ酸類)と呼ばれ、筋肉のエネルギー源となり運動中の筋肉消耗を低減するための効果があるので活動的な生活を送るための必須栄養素と言えます。また、血液中の窒素バランスを調整する効果があります

ヒスチジン
成長期・神経にはたらきかけます。
他の必須アミノ酸とは違い、子供は体内で合成できませんが大人は合成できます。子供の成長に不可欠なアミノ酸です。また、神経機能を補助することも知られています。

必須アミノ酸には神経や筋肉にはたらきかけるものが多くあり、ムクナ豆はそれらをバランスよく豊富に含みます。ムクナ豆の天然Lドーパが神経や筋肉に効果的でしかもそれが持続するのは、豆に含まれる必須アミノ酸との相乗効果が自然な形でほど良く働くからと考えられます。 

ムクナマメ(4)

ムクナマメ
(転載)
無農薬農法などに一役!!アレロパシーが認められるなど注目の植物です!
Mucuna pruriens

- Velvet Bean - 

ムクナは日本では「八升豆」と呼ばれ、非常に多くの収穫が期待できる豆です。「若返りのハーブ」などとして古代から利用されてきました。近年、雑草の成長阻害やトウモロコシへの成長促進など(アレロパシー)が証明され、無農薬農法での利用でも注目されています。
 



 
成分L-DOPAは血液のバリアーを交差させドーパミンの中に転換させる珍しい物質です。ムクナに含まれるL-DOPAはL-DOPA様男性ホルモン=テストステロンを上昇させて筋肉細胞を増やすことがわかってきました。そのため、副作用のないムクナがアメリカなどで運動選手が危険な筋肉増強剤のホルモンに取って代わって利用されています。

 

「健康」に取上げられました。
ムクナでみんな元気になーれ! 


MUCUNA
Velvet Bean 
ベルベットビーン(ムクナ)・八升豆(はっしょうまめ)

旺盛な成長力と土地を選ばない性質と、成分から古代より健康維持に利用されてきたムクナは、八升豆の名のとおり、1つの株から多くの収穫が得られます。また、雑草よけなどに使われてきましたが、このことは近年、トウモロコシなどとのコンパニオン植物としたときのトウモロコシの成長促進とあわせ、科学的に証明されるようになりました。

豆の収穫だけでなく、新たな農業の方法としても世界で注目が集まっています。

  



利用方法

豆(食用として)
インドでは、カレーにしたり牛乳で煮たりして食されます。成分のL-DOPAが様々な「若返り」に利用されます。 


インド原産のムクナ豆は、「元気になる豆」として、インドの伝統のアーユルヴェーダでは古くから利用されてきました。大豆やえんどう豆などに比べ、少々硬い豆ですが、色々工夫して美味しく召し上がっていただけます。

簡単なお召し上がり方
保温ポットに豆をいれて熱いお湯を注ぎ一晩(12~15時間)程度おきます。
その後、そのまま食べることができます。
*ポットのお湯の量は豆の量より多めにします。
*漬け汁は、冷蔵庫などで冷やして薄めたり、甘味などを加えてお飲みいただけます。
注)漬け汁にはあくが多いため、はじめて食べる方などは捨てるか、少量からお試しください。

煮豆
保温ポットで一晩つけておいた豆を煮豆にします。砂糖や黒砂糖などで甘味をつけると美味しく召し上がっていただけます。また、カレーやスープに入れても美味しく召しがっていただけます。

きな粉にする
豆を十分に炒めてからミルなどで挽いてきな粉にします。

豆ご飯
豆を水に漬けてから薄皮をむきます。(水につけることで、薄皮がむきやすくなります。)お米と一緒に炊飯器にいれ炊き上げます。


上記レシピは、ご参考までにご利用ください。


ムクナ豆粉について


簡単なお召し上がり方

コーヒーやお茶、牛乳などに混ぜて、1日8g~12g程度をお召し上がりください。

*目安:添付の紙スプーン(先の折れ目のあるところまで)山盛り1杯で約1粒分(1.2g程度)ですので、約10杯程度を目安にお召し上がりください。







農法
ムクナの栽培跡地における雑草の発生などが科学的に研究され(*日本雑草学会など)雑草の発生を著しく減らすことや、トウモロコシの株間にムクナを植えることでトウモロコシの収穫量が増えることなどが証明されています。
また、休耕地や不耕地などでの栽培が、土地を元気にすることもわかってきています。

Allelopathy:和訳「他感作用」-植物が放出する化学物質が他の生物に阻害的あるいは促進的な何らかの作用を及ぼす現象

これからの農業に期待されるアレロパシーとは、化学肥料や化学農薬にかわり雑草や病害虫の防除のほか、連作障害や雑草害を緩和し、また雑草や病害虫に強い作物の創出が期待されています。

ムクナマメ(3)

ムクナマメ
(転載)

その1

L-ドーパ

たっぷく豆の原料のムクナ豆に天然成分として豊かに含まれるアミノ酸の一種 Lドーパは、活動的な体を保つための必須成分だからです。 Lドーパがポイントです。

その2

ムクナ豆は、体を構成するタンパク質の源の必須アミノ酸の宝庫だからです。チロシン、フェニルアラニンとBCAA(分岐鎖アミノ酸類)がポイントです。

その3

ムクナ豆は、豊かな栄養成分を含みます。 そのひとつの鉄分がポイントです。



Lドーパとは、体を動かす原動力「ドーパミン」の素になるアミノ酸の一種です。

ムクナ豆は、天然成分としてLドーパを含む大変珍しい豆です。人は、一般の食物に含まれるアミノ酸チロシンや必須アミノ酸フェニルアラニンを素にして体内でLドーパを合成するのですが、このムクナ豆があればこの手間を省いて食物から直接にLドーパを補強することが可能です。

食物の中のLドーパは腸で吸収されます。

人は、天然成分のLドーパを含む食物を摂取するとその成分を腸で吸収して体内に取り込みます。腸を経由して取り込まれたLドーパは、体内でドーパミンの素になります。

ドーパミンは体に力を与えます。

Lドーパを素にして体内で作られるドーパミンは、「神経伝達物質」と呼ばれ、心や体の健康をつかさどるとても重要な役割を担います。これが不足すると体に不調をきたしてしまいます。

ムクナ豆はすべての必須アミノ酸を豊かに含みます。

身近で手に入り、しかも栄養素の宝庫として名前が知られている鶏卵やまいわしの必須アミノ酸の分量を比較しても、ムクナ豆はほとんどの項目で上回っています。このことからムクナ豆は健康維持にとても役立つ食品であることが分ります。

必須アミノ酸を多く含む食品例(100g当たり)

(注)
1.ムクナ豆以外のデータの出典は、文部科学省 食品成分データベースです。
2.ムクナ豆は、当社のブラジル農場で栽培し収穫したものを分析しました。
3.チロシンは必須アミノ酸に含まれていません。
ムクナ豆が含むアミノ酸で特徴的なことは、他の食物に比べてチロシンが多いことです。チロシンフェニルアラニンは、神経伝達物質のノルアドレナリンドーパミンの素になる重要なアミノ酸と必須アミノ酸です。

必須アミノ酸は体を作っているたんぱく質の素になります。

たんぱく質があるからこそ人は体を維持することができます。たんぱく質は、いわば健康の根本なのです。そしてその原料は20種類のアミノ酸です。各種のアミノ酸は、肉や魚、穀物、野菜、果物などを食べることでそれを分解して体内で合成されますが、残念ながら人は必須アミノ酸(9種類)を合成することができないので食事で摂取しなければなりません。

チロシン、フェニルアラニンとBCAA(分岐鎖アミノ酸について)

チロシンは必須アミノ酸ではありませんが、フェニルアラニンとともに神経伝達物質のノルアドレナリンとドーパミンの原材料になる大切なアミノ酸です。 必須アミノ酸のロイシン、イソロイシン、バリンを総称してBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼び、円滑で継続的な運動をささえるエナエルギー源になるものです。活動的な生活を送るためには必須な栄養素です。

ムクナ豆は、豊かな栄養成分を含みます。

古代から人は生活の糧を豆類に求めてきました。現在も、米、麦のみならず豆類を主食にしている人たちは世界にたくさんいます。ムクナ豆の栄養成分もとても頼りになる存在です。

 

(注)
栄養成分は、当社調べです。

鉄分が豊富です。

ムクナ豆は、大豆などの豆類と同様に炭水化物やタンパク質などを豊かに含み鉄分も豊富です。 鉄分の不足は、さまざまな体調不良の原因として一般に良く知られています。 ムクナ豆に含まれる鉄分は、肉類や大豆と比較してもそん色がありません。

鉄分の多い食品例(100g当たり)


(注)
出典:ムクナ豆以外は、文部科学省「食品成分データベース」より。
ムクナ豆については、当社調べです。

たっぷく豆は、農薬や化学肥料を使用しない自然な形で栽培したムクナ豆が原料です。ムクナ豆の日本名は八升豆

たっぷく豆の原料のムクナ豆はマメ科の植物で、かつては日本でも江戸時代頃までは栽培されていました。その収穫量の多さから「八升豆」とも呼ばれています。しかし、元来が熱帯の植物であることから夏の期間が短い温帯の日本での栽培が難しいことと豆が非常に硬く調理が大変なことからすたれてしまい栽培されなくなりました。

ムクナ豆は豊かな栄養素を含みます。

ムクナ豆は他の豆類と同様に、鉄分・タンパク質・炭水化物・脂質・ミネラルを含んでいます。その中で鉄分の含有量の多さは他の食物と比較しても顕著です。また、豆のさや、葉、豆にはセロトニンの集積も見つかっています。 ムクナは植物体全体にそれぞれ貴重な成分があります。その中で最も特徴的で重要なのは豆にドーパミンの素になるLドーパが多く含まれていることです。 また、ムクナ豆にはアミノ酸の一種チロシンが多く、さらにすべての必須アミノ酸(9種類)を含みます。その中のフェニルアラニンチロシンドーパミンの素になる物質です。また、ムクナ豆に含まれるロイシン、イソロイシン、バリン総称BCAA(分岐鎖アミノ酸)も人の健康に重要な役割を担います。

ムクナは熱帯アジア原産のつる性植物です。

ムクナは熱帯アジア原産のつる性植物で、3~18mまで成長し、白から濃い紫のぶら下がった藤のような花をつけます。 さやはベルベットのような長い刺毛でおおわれていることからベルベットビーン(ビロード豆)とも呼ばれています。 また、過酷な気候でも良く育ち荒れた地面を覆い雨による土壌の浸食を防ぐことも出来ます。また、他の農作物との混植でその農作物の生産性を向上させるなどの利点があります。このことから近年「アグロフォレストリー」(持続可能な農業)の観点からも注目を集めつつあります。

ムクナの成長の様子

(たっぷく本舗のブラジル農場での栽培や日本での試験栽培の記録などから写真とコメントでご紹介します。)

苗
発芽してしばらくの間は大豆のような形をしています。特徴的なのは成長の伴いツルがどんどん伸びることです。
葉
ツルが伸びるとともに葉も最盛期には大人の手のひらより大きくなります。光合成の力の大きさが分ります。
成長
ブラジル産のムクナは他の種類に比べてその大きさが特徴的です。アッという間に周囲はジャングルのようになります。
つる
ツルは根元の部分では鉛筆以上の太さになり、肥沃な大地の栄養分を逃しません。
はな
成長すると藤のような美しい花が咲きます。ムクナの種類により花の色は様々です。
さや
栄養分が詰まった豆が詰まってパンパンにふくらんだサヤ。まだ未熟な段階です。
ムクナ豆

ムクナ豆は古くから有効利用されていました。数千年の歴史があるインドの古典「アーユル ヴェーダ」にも健康のための利用方法などが記されています。 それは、ムクナ豆にLドーパチロシンフェニルアラニンBCAAその他の必須アミノ酸や鉄分などの栄養素が多く含まれていることに由来すると考えられています。

ブラジル

肥沃な大地 ブラジルをムクナ豆栽培の
産地として選びました。


貴重な植物の宝庫としても知られ、大豆、トウモロコシ、小麦などの世界的供給地である肥沃でエネルギッシュな大地 ブラジルをムクナ豆の産地として選びました。

「大地のミネラル」
「燦々と降り注ぐ太陽」
「潤いの雨」


に恵まれてムクナは栄養たっぷりに育ちました。

栽培地は自然が豊かな場所です。

ムクナを栽培している農場は、
豊かな自然に恵まれた場所です。
温暖な気候でしかも排気ガスや土壌汚染と
は無縁な静かな場所です。

農場

ゆったりとした自然豊かな農場に自然な形で
ムクナを栽培しています。


国土が広大なブラジルは農作物を栽培するにもゆったりとした農地を利用できます。「たっぷく本舗」が栽培を委託している農場もご覧のとおりの場所です。 栽培の委託を受けて農場を管理する人たち以外、農場の周囲数Kmはほとんど人が住んでいません。

農場

生産者の顔が見える栽培です。
ムクナを栽培している農家とは常にコンタクトが取れる仕組みになっています。


遠い異国での栽培ですから、常に状況を確認できる仕組みが必要です。
「たっぷく本舗」は、日本から年に数回スタッフを派遣して栽培者に面会して一緒に
農場の様子を確認しています。

栽培にかかわっている現地の方を紹介します。

ラウリーさんとヴァンディールさんラウリーさんの庭




たっぷく本舗は、ブラジルの農家にムクナ豆の栽培を委託しています。栽培にあたっては、化学肥料や農薬は使用しない自然な農法を採用してムクナ本来の力を引き出すようにしています。収穫の手間を考えて棚を作っていますが、ツルの剪定などはせずに成長するに任せています。

ムクナの自然の力を最大限に引き出す栽培方法です。
写真とコメントで紹介します。どうぞご覧ください。


農場のみなさん 
ブラジルの農場のみなさんは農場の近くに住み、植え付けから収穫までしっかりとムクナの成長を見守ってくれています。

発芽して間もない頃 
発芽したての頃は大豆の苗によく似ています。写真真ん中は発芽の様子を確認に来た加工工場のスタッフと案内の農家の方。広い場所にゆったりと植え付けています。

徐々に育っていきます。 
ムクナは成長すると日陰を作り、他の草を駆逐していまいます。しかし、苗の時は別です。手間がかかりますが、除草剤などは使わずに手作業で除草しています(左)。徐々に枝分かれして(右)棚に巻きつきながら大きくなっていきます。 

成長が早くパワフルです。 
まるで雨後の竹の子のように良く成長します。(上二点) 試験的に樹木の根元に植え付けた結果が右です。 こんもりと樹木を覆い尽くしてし、たっぷり10mはありそうです。どんなにパワフルとは言え、すべての農作物と同様に人が見守る必要があります。 

ムクナ豆はサヤの中で栄養を吸収し丸々と太ります。 
ブラジル産のムクナはその花芽は20cm程度はありとても大きいです(左)。大地の栄養分と強い日差しを浴びて豆はサヤを大きくふくらませははちきれんばかりになります。緑のサヤは未熟な状態です。そのサヤを割ると中の豆はまだ真っ白です。 

たっぷく本舗は完熟にこだわります。 
サヤが成熟していく段階では葉も少しずつ落ちていき完熟へと進みます。樹上で完熟した状況が上の真ん中の写真です。さらに完熟が進むとサヤがねじれて中の豆がはじかれて飛んでいきます。完熟のムクナ豆はまるまると太ってきれいなグレーです。 

手作業の収穫で乾燥も天日干しです。 
完熟してはじける直前を見計らって収穫しますので、ムクナ豆が最後まで蓄えた栄養分をそのまま利用できます。 

ブラジル産のムクナ豆は栄養たっぷりです!

ブラジル産のムクナの特長は、ベルベットビーンや日本産のものに比べて樹勢が強く大きいことです。また、開花や結実、豆の完熟までの時間も長いです。しかし、その分大地の栄養素と太陽の恵みを長い時間かけて吸収できますのでまるまると太ってとても美しい豆になります。 たっぷく本舗では、その特長を最大限に活かすように栽培しています。

農場で収穫されたムクナ豆は加工工場に運ばれ「たっぷく豆」に加工されます

工場
加工工場。工場は食品分析センターも併設していますので、品質管理、衛生管理上も安心です。

遠い国のブラジルだからこそ、安心して加工を任せられる工場を選びました。健康食品の加工場として長い歴史があり、しかもブラジルでも有数の食品検査センターを併設する衛生的でしかも近代的な工場です。


朝の体操風景
健康食品加工は従業員の健康管理からスタートです。

手作業も必要です。
品質管理には手作業も欠かせません。

食品検査の受託
加工工場に併設されている食品検査センターは、ブラジル国内の一般企業のみならず中央政府や地方自治体からの検査依頼も受託しています。

有能な検査技師
食品検査センターには有能な検査技師がたくさん所属しています。

農場でまるまる太ったムクナ
豆はツヤツヤしています。
品質のチェックと選別は手間を
かけて行われています。
選別されたムクナ豆は加工までの間一時保管庫で保管されます。
保管庫から取り出されたムクナ豆は、
まず機械で焙煎されます。

その後さらに細かく粉砕してきな粉状
に加工します。
(左)焙煎後の豆粒

(右)粉砕した後のきな粉のもの。
加工が終わったものは食品検査センターに持ち込まれ、安全の確認とLドーパの含有量を
計測してパッキングされ日本へ空輸されます。
 

ムクナマメ(2)

ムクナ豆
(転載) 

除草剤の代替品としての利用

葉ムクナは、根や葉、茎、さやからLドーパを放出し、その他感作用によって地中や周囲の微生物や昆虫、雑草を排除するので自然循環型農業の除草剤として利用できます。
ムクナに含まれるLドーパは、広葉の雑草の生育を阻害しますがトウモロコシやソルガムなどのイネ科植物は阻害しません。その利用例としては、中米やブラジルでのトウモロコシとムクナの混植があり、化学肥料や農薬などを使用せずに継続的に高い収穫を維持しています。

土壌保全や肥料としての利用

地面に這わせる形で栽培すると地表を覆いつくすので、大雨による土壌の流出を防ぎ、強い直射日光による表土の乾燥防止になります。また、地中に漉き込まれたムクナは分解速度が速く根は地中の窒素を固定する作用があり、また、Lドーパは土壌中では速やかに分解されて後作に悪影響を及ぼさないので緑肥としても効果的です。これは中南米ではすでに実用化されて効果も実証されています。

将来の食糧危機の救世主

ムクナはその収穫量の多さや栽培地を選ばないことまたその豊かな栄養素から将来の食 糧危機の救世主として期待されます。
適度な雨と気温さえあれば痩せた土地でも栽培可能なムクナは、近代農業が成立しにく い過酷な条件の貧困な農村地帯でも他の植物には期待できない食糧の供給源となります。
その栄養素は、エネルギー、炭水化物、タンパク質、脂質、各種ミネラルがあり、他の 豆類と同等かそれ以上の食糧として大いに期待できます。

パーキンソン病に効果があります。

パーキンソン病は、神経伝達物質であるドーパミンの生成量が減少するために脳からの指令が筋肉に十分に届かず運動機能に障害が発生する病気です。ドーパミンの生成量が減少する理由は、脳の中でドーパミンを作る黒質細胞が減少するためですが、ドーパミンの原材料であるLドーパを補うことでその生成量を補充することが可能です。その薬がLドーパ製剤です。
ムクナ豆にはLドーパが天然成分として含まれているため、これを食べることによってLドーパを補給することが出来るのでパーキンソン病の特効薬のLドーパ製剤の代替物として利用することができます。
このような利用方法が古代インドのアーユルベーダ医療ではすでに実践されていたということは驚きです。

瀬川病の女性が今は薬を必要としていません。

発症する原因は違いますが、瀬川病もパーキンソン病と同様に脳内のドーパミンが不足することにより体が動かなくなる病気です。
この特効薬もLドーパ製剤ですが、副作用があるのと長期間の使用で効果が薄れてくることがあるために使用をためらう人がいます。
ある女性の例では、胃腸を刺激する激しい副作用がいやで薬の使用をやめていたために車いす生活を余儀なくされていました。しかし、あるTV番組でムクナ豆にLドーパが多く含まれることを知り八方手を尽くしてムクナ豆を探し当ててこれを利用するようになりました。当時は食べ方も分らないために半年間試行錯誤を重ねて、一番体にあう食べ方を開発しました。この方法でムクナ豆を根気よく食べ続けて症状が改善し、車いす生活を脱して普通の生活を送れるようになった例があります。
この女性の場合は、ムクナ豆の利用を始めて以来十数年、毎日45g程度のムクナ豆の粉末を食べていてまったく通常の生活をしています。

うつ症状にはジワジワ効果が表れてきます。

ドーパミンが減少するパーキンソン病の患者さんに限らずストレスを貯めやすい人は、やる気が出ない、元気がないなどうつ症状に悩む場合が多々あります。
ムクナ豆は脳がドーパミンを生成するための原料を補給することが出来るので、これを食べ続けることでうつ症状から解放された例も報告されています。

体を温めたり、動きを良くしたりする効果があります。

年齢を重ねると、特に病気ではないが体に力が入らない、手足が冷えるなどの症状があらわれる場合があります。その対処方法としてムクナ豆を食べたり、茎や葉のお茶を飲むことは有効です。これで体の動きが良くなり温まるのを実感する人も多くいます。
また、スポーツ選手の中には筋肉強化や強壮のために利用して人もいるそうです。

疲れやすさを解消してくれます。

病気ではなくても、疲れやすい体質の人はいます。一日の普通のデスクワークやちょっとしたドライブでもグッタリして夜も寝つきが悪くなるようなタイプの人にはおススメです。豆粒であれば2粒から3粒、黄粉タイプであれば2.5gから3g程度を一日一度食べると疲れにくい体質づくりができて夜もグッスリ眠れるようになるという体験談が報告されています。

Lドーパがドーパミンに変換されるメカニズム

lドーパ脳内でLドーパを原料として生成されるドーパミンは、脳の指令を筋肉に伝える神経伝達物質で体の健康にとってとても重要な存在です。もしそれが減少した場合、ドーパミンを直接に経口摂取または体内に注入しても脳の関門により脳には届きませんがその原料であるLドーパは関門を潜り抜けて脳に届きます。
ムクナ豆にはLドーパが多く含まれているので、これを食べることでLドーパが腸から吸収されて血流に乗って脳に届きます。脳内では中脳の黒質細胞がこれを受取りドーパミンに変えます。生成されたドーパミンは神経伝達物質として大脳の指令を筋肉に伝えます。

 

ムクナマメ(1)猫豆

猫豆是一种耐旱、适应性很强的农作物,根部有很多根瘤菌,可以提高土地肥力,根系比较发达,叶蔓攀高,覆盖面广,有利于保持水土。
猫豆全身都是宝,豆壳、豆叶和豆籽都含有丰富的粗脂肪和粗蛋白,是上乘的猪饲料。豆籽是生产左旋多巴药的原料。
中文学名猫豆
拉丁学名Mucuna cochinchine-sis(Lour)Tang et Wang
别    称黎豆、龙爪黎豆、虎爪豆、狗爪豆
猫豆别名:黎豆、龙爪黎豆、虎爪豆、狗爪豆。
英名:velvet bean
豆科黎豆属一年生草质藤本植物。茎圆柱形,蔓长2~10m,
画像の説明
多分枝。三出复叶,小叶矩圆状卵形。总状花序,蝶形花冠,近白色或紫色。
2分布
原产亚洲南部和东部。中国主要分布于华南、西南及江西、湖南、广西等省区。
3相关介绍
喜温暖湿润气候,耐旱、耐瘠薄,不耐涝。春播,穴距 60cmX 60cm,每穴播种子2~3粒,播种量5kg/hm。年可刈割2~3次,鲜草产量22~37t/hm。用于放牧,可在种子成熟后,先放牧牛,后放牧猪,采食剩余豆荚。新鲜茎叶宜青饲,亦可与玉米、高梁等混制成青贮料(狗爪豆的化学成分表)。 

つるなし金時豆

いんげんまめ(菜豆)には、豆の色・形、草型等が違う様々な種類がありますが、特に、つるを出すか否かによって栽培方法が大きく異なります。このため、つるを出さない「わい性タイプ」と、つるを出し栽培時に支柱が必要となる「つる性タイプ」に2分し、それぞれ学校や家庭において花壇・菜園等で、乾燥豆の生産を目的として栽培する方法をご紹介します。

つるなし(わい性タイプ)のいんげんまめの栽培方法

つるを出さない「わい性タイプ」のいんげんまめの代表として、金時類うずら類の栽培方法をご紹介します。

種子の入手

いんげんまめは、光や温度から生育・開花に大きな影響を受けるあずきとは異なり、環境条件への適応性が広いため、国内生産の大部分を占める北海道の品種を都府県で栽培しても大きな支障が生じることはないようです。このため、種子は園芸・種苗店等で栽培用のものを入手するに越したことはありませんが、学校や家庭での栽培であれば、乾物屋やスーパーで食用として売られている乾燥豆でも十分使用可能です。

金時類には、赤紫色の金時豆と白色の白金時豆があり、具体的品種としては、赤紫色系には「大正金時」、「福勝(ふくまさり)」、「福良金時(ふくらきんとき)」、「福寿金時」、白色系には「福白金時」などがあります。うずら類には、つるを出さないわい性タイプの品種(「福うずら」等)のほか、つるを出す半つる性タイプの品種(「福粒中長(ふくりゅうちゅうなが)」等)もありますが、栽培しやすい前者を選んだほうがよいでしょう。

なお、種苗店等で栽培用として販売されているいんげんまめ種子の多くは、未熟のさやを収穫するためのさやいんげん用品種で、これを完熟させても食用に適した乾燥豆を得ることはできません。このため、乾燥豆の生産には「実取」等と表示されているものを選びます。また、つるの出ない品種は「つるなし」と表示されている場合が多いようです。

播種時期

種まきは、北海道、北東北では5月下旬~6月中旬頃、関東では4月中旬~5月上旬頃に行います。西日本では、多雨による湿害を回避するため、4月上中旬頃に播いて梅雨までにできるだけ生長を進めるか、梅雨明けの7月上中旬頃に播くのがよいされています。

栽培場所・用土

菜園等で栽培する場合、栽培場所や土質は特に選びませんが、極端に水はけや日当た りの悪い場所や粘土質の場所は避けます。

プランターや鉢で栽培する場合は、畑や庭の土、市販の園芸用培養土などを使います。

植え方

菜園等の場合は、土を25cm程度の深さで耕してから平らにならし、50~60cm間隔で深さ10cm程度の溝を作り、その中に肥料をすじ状に落とし、後から播く種子が肥料と接触しないように埋め戻します。肥料は、複数の肥料成分が含まれている化成肥料や家庭園芸用複合肥料等を用い、施肥量は野菜などを栽培する時よりかなり少なめとします。具体的な施肥量は、窒素の成分量が3~4kg/10a(=3~4g/㎡)程度となるよう、下記を参考にして計算してください。肥料を埋め戻したら、その上に20cm程度の間隔で1箇所当たり2、3粒、3cm程度の深さに種を播いていきます。

鉢・プランターの場合は、単位面積当たり施肥量を上記の菜園等の場合の2倍程度とし、播種前に肥料を用土全体に混ぜ合わせておきます。直径20cm程度の深鉢であれば中央に2~3粒、細長いプランターであれば1箇所2~3粒ずつ3箇所程度、3cm程度の深さに種を播きます。播種後、乾き過ぎない程度に水をかけます。いんげんまめは過湿を嫌う作物なので、出芽後も潅水は乾き過ぎない程度に止めます。

播種後およそ5日から10日程度で出芽してきます。

出芽直後の金時豆
出芽してきた金時豆

【参考】化成肥料等を使う場合の具体的な施肥量の計算方法
 複数の化学肥料成分を含む化成肥料や家庭園芸用複合肥料等の製品には、成分についてN:P:K=6:8:8、10-10-10等といった表示がなされています。これは、その化成肥料等に含まれている窒素、リン酸、カリの各成分の含有量を重量割合(%)で表したものです (ただし、15-15-10を550、14-12-14を424などと数字を一部省略して表示している場合があることに注意。) 。このように肥料は個々の製品により成分の含有割合が異なるため、実際の施肥量は、耕種基準等において成分量で表示された単位面積当たり施肥量から、次のような計算式で換算して求めます。この場合、通常、リン酸、カリは考慮せず、窒素を基準にして計算します。
●計算式
化成肥料等(製品)の施肥量(単位:g)=成分量表示による単位面積当たり窒素施肥量(単位:g/㎡、単位がこれと異なる場合は予め換算が必要)÷使用する化成肥料等の窒素成分含有割合(%)×100×栽培面積(㎡)
●計算例 1(1坪の菜園の場合)
条件:成分量表示の窒素施肥量:4kg/10a、使用する化成肥料等の窒素成分含有割合:10%
成分量表示による単位面積当たり窒素施肥量の単位の換算:4,000g÷1,000㎡=4g/㎡
化成肥料等(製品)の施肥量=4g÷10%×100×3.3㎡=132g
●計算例 2(20cm×50cmのプランターの場合)
条件: 成分量表示の窒素施肥量:8g/㎡、使用する化成肥料等の窒素成分含有割合:6%
化成肥料等(製品)の施肥量=8g÷6%×100×0.1㎡=13g

開花・着莢

日当たりの良い場所で育てると、出芽してから1か月程度で金時豆はピンク、うずらまめは薄紫色の花が咲き始め、約2週間にわたり次々に咲き続けます。

花弁が枯れ落ちた後、莢がついて次第に大きくなります。なお、咲いた花のすべてが莢になるわけではなく、半分以上は自然に落花します。

開花期の金時豆の姿
開花期の金時豆の姿

金時豆の花
金時豆の花

うずらまめの花
うずらまめの花

追肥

莢がつき始める頃、葉の色が薄くなっていくようであれば追肥をします。菜園等の場合は化成肥料を株元にパラパラと少量まきます。鉢・プランターの場合は、液肥などを与えます。

病害虫防除

農薬を使用する場合は、必ずいんげんまめが適用作物となっている登録農薬を使用し、使用時期、使用方法、注意事項等を守ってください。また、周辺の作物等にかからないよう十分注意をしてください。

収穫・乾燥

開花後、1か月半~2か月で、莢は緑色から黄色、白褐色へと変色しながら乾いていきます。同時に葉も緑色が薄くなり、やがて黄色く変色して落葉します。この時期に莢が雨に当たると、莢の中の豆の色が薄くなったり、腐ったりするので注意が必要です。

菜園等の場合、7~8割の莢が白褐色に変色したら株を刈り取り、軒下に吊るすなど雨が当たらない場所で、莢を軽く振ってカラカラ音がする程度まで乾燥させます。

鉢・プランターの場合は、莢を軽く振ってカラカラと音がするようになったら、莢を摘み取り、新聞紙などの上に 広げて乾燥させます。

乾燥させた莢・株は、新聞紙やビニールシートの上に積み重ね、上から棒で叩いて脱粒(莢から豆粒を出させること)します。

成熟期の金時豆の姿

成熟した金時豆の莢と子実

成熟期の金時豆の姿
成熟した金時豆の莢と子実

本金時

本金時
ホンキントキ
煮豆や甘納豆でおなじみの大粒の金時豆!

特徴
●子実は深紅色の大粒で、煮豆や甘納豆用の金時豆として有名な多収種。
●莢は長さ11cm、幅1.5cm程度の平莢。
●ごく若莢はサヤインゲンとしてもおいしい。
●草姿はつるなしの矮性種。
栽培の要点
●排水良好で日当たりのよい圃場を選ぶ。
●酸性土壌の場合は苦土石灰などを使用し、pH6.0~6.5に調整する。
●開花期から追肥を行うことで一層の増収が可能。
●着莢時期までは乾燥を避ける。
●中間・暖地は若莢の初夏どり→子実の夏どりと、若莢の初秋どり→子実の秋どりの2期作。冷涼地は若莢の初夏どり→子実の晩夏~初秋どりの1期作。
●株間は広めにとり、施肥量はチッソ成分で10a当たり5~6kgを目安とする。
適作型
標準栽培適期表 ※適期表はその地域の栽培の目安としてご利用ください。

岡山小豆

岡山県(井笠地域)

岡山県のあずきの栽培面積は、従来500ha~600haありましたが、最近では350ha程度に減少し、全国シェアは約1%となっています。しかし、西日本では依然として大きなあずきの産地であることに変わりはありません。特に、岡山県で生産され、高級和菓子用白餡の原料として使用される希少な品種「備中白小豆」は有名です。あずきの栽培はほぼ県全域でみられますが、ここでは、南西部の井笠地域における栽培スケジュール、栽培作業工程等を紹介します。

栽培スケジュール概要

岡山県(井笠地域)のあずきの栽培暦岡山県(井笠地域)のあずきの栽培暦-秋型(岡山県)

ほ場準備

排水良好で保水力に富んだほ場を選びます。排水不良ほ場では畦立等の排水対策を行います。また、酸性土壌の場合は、石灰質肥料により酸度を矯正します(最適pH値:6.0~6.5)。基肥の施肥量は次のとおりで、基肥散布後、十分に耕起・砕土し、畦立を行います。生育が旺盛であれば、追肥の必要はありません。

岡山県(井笠地域)のあずきの施肥量
 N(窒素)P(燐酸)K(カリ)
10a当たり成分量3~4kg8~10kg8~10kg


品種選定

岡山県(井笠地域)では、大納言や普通あずきのほか、白小豆が栽培されています。


播種

播種適期は7月中旬~下旬です。過繁茂・蔓ぼけを避けるため早播きは避けます。標準的な栽植様式は、次のとおりです。

岡山県(井笠地域)のあずきの栽植様式
条間株間播種粒数覆土
約70cm25~30cm2粒播き(白小豆は3粒播き)3cm程度

乾燥による苗立ち不良を避けるため、播種後の鎮圧を十分に行います。また、播種後出芽前に土壌処理型除草剤の散布を行い、雑草の発生を抑えます。


土寄せ等

雑草抑制、倒伏防止、根の活性化等のため、播種20~30日後に、初生葉節あたりまで土寄せを行います。さらに、開花期前までに再度、土寄せを行います。なお、開花期(9月上旬)に水分が不足すると着花・着莢不良や実の充実が悪くなるため、必要に応じ(土が白くなり、葉が裏返っているような時)、畝間かん水を行います。


開花

9月上旬~下旬に開花・着莢期を迎えます。


病害虫防除

生育中、次のような病害虫を防除するため、適時・適切に農薬散布を行います。ハス モントヨウについては、農薬散布以外に、若齢幼虫が集中している被害葉を摘み取ることも効果的です。

岡山県(井笠地域)のあずき栽培における防除対象主要病害虫
区分防除対象主要病害虫
病害モザイク病(媒介昆虫のアブラムシ類を防除)
虫害コガネムシ類幼虫、アズキノメイガ、ハスモンヨトウ


収穫

11月には成熟期を迎えますが、開花期間が長く、同一株内でも莢の成熟度のばらつきが大きいため、成熟した莢から順に3回程度に分けて手摘み収穫をします。省力化する場合は、莢の70%が成熟した時点で株ごと一斉収穫します。脱粒した後、被害粒、夾雑物等を除去し、子実水分が15%になるように仕上げ乾燥をします。


白小豆


白小豆(しろあずき)独特の風味があとを引きます
 小豆の仲間で栽培が難しく高価で珍しい豆です。赤小豆とは違う独特の風味が特徴で、京菓子などで人気があります。通常、白餡には「手亡」が使われますが、白小豆の餡はそのさっぱりとした風味と舌触りで高級餡としての需要は絶えることがありません。料理として使われることはほとんどなく主に煮豆や高級和菓子に利用されます。

白小豆(しろあずき)

丹波大納言小豆

生産地:丹波
丹波大納言小豆はその昔、幕府や京都御所にも献上されていました。「大納言は殿中で抜刀しても切腹しないですむ」ことから煮ても腹の割れないこの小豆を「大納言小豆」と名付けられたといわれています。
小豆のなかで最も高級とされる丹波大納言は小豆国内生産量の1%もありませんが、一般の小豆に比べ「大粒で、色艶鮮やか、甘みが強く、風味は豊かで、皮が薄く口当たりがいい」ことが特徴の極めて美味な大納言小豆として知られております。
当店が厳選しました最高級の丹波大納言小豆は、多くの高級菓子舗様でもご愛顧いただいております。是非ご賞味下さいませ。
300g(約2.2合):918円(税込)
700g(約5合):2,106円(税込)
1.4kg(約1升):4,104円(税込)

ライ豆(2)利马豆

ライ豆 ライマメ リマビーン 利马豆
豆科菜豆属栽培种,学名Phaseolus lunatus L.,也可称为哈巴豆、洋扁豆、缅甸豆、仰光豆、马达加斯加豆等。一年生或多年生草本植物。主要用作粮食、蔬菜,也用作饲料和绿肥。是豆科菜豆属一年或多年生草本植物。籽粒在大小、颜色、形状上变异较大,未成熟时均为绿色。

1简介
利马豆起源于墨西哥至秘鲁的广大地区。小粒型起源于墨西哥沿太平洋沿岸的丘陵地带;大粒型起源地为秘鲁。在西班牙统治秘鲁期间,利马豆出口到其它地区,装货物的箱子标记为 “lima (利马) -Peru (秘鲁) ” ,因此而得名。染色体数2n=22。
利马豆区别于其他豆种的最大特点是:从种脐向四周有明显的射线。



2地理分布
主要分布在南美洲、中美洲、美国、印度、马尔加什等地,干豆产量每公顷1000-3000kg。中国有零星栽培,主要分布在广西、广东、云南、江西、江苏、台湾等省(自治区)。
株形有直立、半蔓生和蔓生三种类型。大粒蔓生类型主根粗壮,小粒类型主根较弱。子叶出土,主茎分枝一般5-10个。直立型株高30-90cm,有限结荚习性;小叶为卵圆形,阔三角形,不整菱形或披针形。腋生总状花序,自花授粉。旗瓣多为灰绿色,偶有紫色。黄白或紫红色;翼瓣白色,龙骨瓣和花柱螺旋状,荚扁平,长方形,有时弯典,每荚含种子2-6粒,籽粒为扁肾形,或不整菱形,粒色有白、浅黄、红、紫、黑和多种花纹或花斑。百粒重30-200g。
要求较温暖而稳定的气候。月平均气温以16-27℃为好,对土壤要求不严,在瘠薄地上也能正常生长,以排水和通气良好土壤为宜,适宜的土壤pH值为6-7。
国际热带农业研究中心(CIAT)有利马豆资源约2000份,野生材料62份。
中国利马豆品种资源较少,均为蔓生型。小粒型品种如江西的白玉豆、花玉豆,广西的小荷苞豆;大粒型品种如云南荷苞豆,海南省的面豆,江西省的大花玉豆。早熟品种生育期一般90-110天,晚熟品种170-220天。
栽培 单作,或与玉米、橡胶树等间作,在温带地区春播,热带地区于雨季开始时播种。矮生品种单作时行距50-70cm,株距15-20cm。蔓生品种需设支架。行距75cm,株距15-30cm。小粒品种播种量每公顷约55-75kg,大粒品种约130-170kg。播种深度3-5cm。播种前要求施足基肥,生长期间应重视追施磷、钾肥,并进行中耕除草,在荚色变成褐色后收获。

3营养价值
像许多其他豆科植物一样,利马豆是一种良好的膳食纤维来源,可降低胆固醇。其较低的胆固醇和高纤维含量可有效阻止食肉后体内血糖的迅速提高,同时提供相当量的脂肪和高质量的蛋白质,这是糖尿病人患有胰岛素抗性的良好选择。  利马豆可以平衡血糖,并提供稳定而缓慢的释放能量。
利马豆是一种可以减少抗胆固醇用药剂量的天然食品(应该可以代替一部分的药品)。
利马豆含有矿物质元素–钼,一种亚硫酸盐氧化酶的组分,可解除亚硫酸盐的毒害。亚硫酸盐是一种防腐剂,常被用于做食物添加剂。
利马豆的膳食纤维含量较高,且在食用利马豆之后,体内的血糖含量不会升高。由于高含量的可溶性膳食纤维,在豆子中使相当量的蛋白质缓慢的被吸收的缘故。可溶性膳食纤维在胃中吸水而形成凝胶,降低了豆子中碳水化合物的新陈代谢。纤维素不会被人的肠道吸收,而是被排除体外,并把胆汁酸也带着排出体外,因此胆固醇也就随之降低了。利马豆含有可溶性的膳食纤维,可防止便秘、消化功能紊乱、肠易激综合症和憩室炎。
由于食用高纤维食物可降低胆固醇,故而利马豆可预防心脏病。另外,由于利马豆含有叶酸和镁,又可促进心脏健康。叶酸可降低一种叫同型半胱氨酸的氨基酸,这种氨基酸是在一种叫甲基化周期的重要代谢过程中的中间产物。血液中有较高的同型半胱氨酸水平是心脏病发作、中风或其他血管性疾病的独立危险性因素。
利马豆中的镁含量是钙通道的阻滞剂。当有足够量的镁存在时,静脉血管和动脉血管会放松,减少阻碍,加快血液流动,使氧气和养分遍布全身。
除缓慢释放复合碳水化合物外,利马豆可以帮助贮存更多的铁,以增加你的精力。月经期间的妇女,处在铁缺乏的高发期,利马豆可增加体内铁的含量。铁是血红素的组分,它从肺部输送氧气到身体的所有细胞,也是能量产生和新陈代谢中重要酶系统的组分。
利马豆是另一种微量元素–锰的良好来源,对于能量生产和抗氧化防御的酶非常重要。
利马豆也是一种非常好的蛋白质来源,可以用利马豆加糙米或利马豆加全麦面粉替代部分肉类。
未煮熟的利马豆和奶油豆含有亚麻苦苷(linamarin)的物质,一种氰糖苷,对人身体有害。但是利马豆在煮熟以后是安全的,低含量的亚麻苦苷常用于烹饪用途。生食少量的利马豆就有可能使人患上粗暴虐待症。
利马豆营养丰富,干籽粒做主食,也可制成罐头食品。鲜籽粒可作蔬菜,味美香糯;亦可制成速冻蔬菜。
拓展
番茄酱炖利马豆原料:2汤匙纯天然橄榄油,1个切好的洋葱,半茶匙干辣椒片,800克罐装利马豆,洗净沥干,1份速制番茄酱,海盐和新磨黑胡椒粉,搭配材料土司,干奶酪丝。制法:1、油放入炖锅中加热,放入洋葱和辣椒片小火煎10分钟,煎软但不要煎黄。2、加入利马豆,搅拌一下,然后倒入速制番茄酱,煮开,盖上盖子,小火炖20分钟。品尝下,用盐和胡椒粉来调整味道。上菜时,倒在吐司上,再撤上干奶酪丝即可。
4主要病害
主要病害有根腐病Rhizoctonia solani、锈病Uromyces phaseoli、细菌性枯萎病Xanthom onas phaseoli 及病毒病。主要虫害为豆荚螟Ftiella zinckenella、蚜虫和豆象Acanthoscelides obtectus.
干豆粒的蛋白质含量约20%,脂肪1.1-1.5%,碳水化合物58-65%。大粒利马豆色艳味美;深色的小粒品种籽粒含氢氰酸较多,一般每100g含有10-300mg,有毒,需煮后清洗几次才能食用;白粒品种含氢氰酸极少,食用安全。干籽粒作主食,也可制成罐头食品。青豆是优质蔬菜,并可快速冷冻后出售。枝叶繁茂,是良好的覆盖作物和绿肥,茎叶中可消化的营养物质约占14%,可用作青贮饲料。 

扁豆(7)白扁豆(2)

白扁豆
はくへんず【白扁豆】
 漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。「びゃくへんず」とも読む。マメ科フジマメの種子を乾燥したもの。健胃、止瀉(ししゃ)、解毒、利尿などの作用がある。食欲不振、慢性下痢、病後の体力回復に効く参苓白朮散(じんりょうびゃくじゅつさん)などに含まれる。 

【毒消売】より
…それが女性中心の行商となったのは,明治になってこの地方の塩業が自由競争で打撃をうけたことから,それまで塩業労働を支えてきた女性たちが売薬行商へと転換をはかったためである。越後の毒消丸は,硫黄(各地の毒消丸の主薬)にキクメイシ(キクメイシ科の腔腸動物,イシサンゴの1種)と白扁豆(びやくへんず)(マメ科フジマメの成熟種子)を配合した丸薬で,キクメイシを配合した消毒丸では,京都山科の金屑(きんせつ∥きんしよう)丸が有名だったが,金屑丸にみられない白扁豆(健胃・消炎・解毒作用をもつ)が加わっているところに改良の跡がみえる。 

扁豆(6)コウシュンフジマメ

フジマメ属 Lablab は、このフジマメ1種。
かつてはコウシュンフジマメ属 Dolichos(扁豆屬)に入れられていた。

コウシュンフジマメ属 Dolichos(扁豆屬)には、アフリカ乃至アジアに約70種がある。
Dolichos cultatus(鵲豆)
Dolichos ficifolius(無花果葉扁豆)
フジマメ Dolichos. lablab(Lablab purpurea, L.vulgaris;扁豆)
かつて Dolichos に入れられていた。今はフジマメ属。
タイワンクズマメ Dysolobium pilosum
かつて Dolichos に入れられていた。今はタイワンクズマメ属。この属は、南・東南アジアに5種。
Dolichos tenuicaulis(大麻藥・人參藥)
Dolichos trilobus var. trilobus  旧世界の熱帯に産
コウシュンフジマメ Dolichos trilobus var. kosyuensis 臺灣の東部海岸産 

マメ科 LEGUMINOSAE(FABACEAE;豆科)については、マメ科を見よ。
そのマメ亜科 Papilionoideae(Faboideae;蝶形花亞科)乃至マメ科 Papilionaceae(Fabaceae;蝶形花科)については、マメ亜科を見よ。
 和名は、花の形がフジに似ることから。
一説に、禅僧の隠元隆琦(1592-1673)がもたらした豆はこれであると言い、今日 関西地方ではこれをインゲンマメと呼ぶ。
深江輔仁『本草和名』(ca.918)藊豆に、「和名阿知末女」と。
源順『倭名類聚抄』(ca.934)藊豆に「和名阿知万女」と。
小野蘭山『本草綱目啓蒙』20(1806)に、
「藊豆 アジマメ和名鈔 トウマメ土州 カキマメ豫州 ヒラマメ」、
「鵲豆 インゲンマメ カキマメ雲州 ツバクラマメ遠州 カンマメ同上 ナンキンマメ筑前 フヂマメ江戸 八升マメ勢州 サイマメ上総 センゴクマメ勢州白子 インゲンサゝゲ佐州 トウマメ城州黄蘗」と。
 従来インド・東南アジア原産としてきたが、恐らくアフリカ原産。広く世界の熱帯・温帯地方で栽培されている。
中国には6世紀までに入り、全国各地で栽培する。
日本には、承応(1652-1655)年間に、隠元によりもたらされたといい、関西ではインゲンマメと呼ぶ(ただし、植物学上のインゲンマメは別属別種)。
 種子や若い莢、嫩葉を食用にする。
宮崎安貞『農業全書』(1696)に、「五穀の類」の一として「扁豆(へんづ)」をあげ、
「扁豆又たう豆とも云ふ。民俗には八升豆とも云ふ。甚だ多く実り、一本に八升もなると云ひならはせり。又天竺豆、近時渡る南京豆、隠元、さゝげなど云ふも此類なり。
 
扁豆に黒白の二種あり。白きは白扁豆とて薬種に用ゆる物なり。凡此類甚だ多し。其中に南京豆極めて味よし。秋の末冬の初おほく実り、莢ともに(但莢のふちの筋を去れば実入りて後もよし)日用の食物に用いて益多き物なり。農家多く作るべし。此扁豆の類は、其根さへ肥地によくはびこりぬれば、其つるは民家の軒屋の上にはひ、或は籬にはゝせ、棚をかまへてまとはせ、又屋敷境の嶮き岩ばなさがしき片岸の野山、枯れたる立木などにもはひひろごり、都べて農家無用の地に生長し、みのり多くよろしき物なり。・・・」(岩波文庫本)と。 
 中国では、花を扁豆花と呼び、白花品フジシロマメの種子を白扁豆と呼び、薬用にする。『中薬志』Ⅱpp.97-99・Ⅲpp.352-353 

フジマメ
学名  Lablab purpurea (Dolichos lablab, Lablab vulgaris, Lablab niger)
日本名  フジマメ
科名(日本名)  マメ科
日本語別名  センゴクマメ(千石豆)・ハッショウマメ(八升豆)、アジマメ(味豆)、インゲンマメ(隠元豆)

フジマメを 八升豆 というとムクナマメも 八升豆といわれる。
ふーむ。同じなのだろうか? 
フジマメ=八升豆=ムクナマメ?


漢名  藊豆・扁豆(ヘントウ,biandou)
科名(漢名)  豆(トウ,dou)科
  漢語別名  白藊豆・白扁豆、火鐮扁豆、沿籬豆(エンリトウ,yanlidou)、膨皮豆(ボウヒトウ,pengpidou)、鵲豆(ジャクトウ,quedou)、蛾眉豆(ガビトウ,emeidou)、老母豬耳朶、肉豆・白肉豆・肉仔豆、烏仔豆
英名  Hyacinth bean, Lablab 

扁豆(5)白扁豆

昆交会のミヤンマーで 表示されていた 白扁豆と
百度百科の白扁豆の画像は ちょっと違っている。
ふーむ。むつかしいな。

白扁豆は 百度百科では
本词条可能涉及专业知识,中草药并非没有毒副作用,请遵医嘱服用,请勿轻信网上用药建议。
一种农作物,可晒干,炒后可食用。白扁豆味甘,性微温,有健脾化湿,利尿消肿,清肝明目等功效。白扁豆,别名藊豆、白藊豆、南扁豆;拉丁文名Dolicho ,lablabL.一年生缠绕草本植物扁豆的成熟种子,一年生缠绕草本。扁豆原产印度、印度尼西亚等热带地区,约在汉晋间引入我国。秋、冬二季采收成熟果实,晒干,取出种子,再晒干。种子扁椭圆形或扁卵圆形,表面淡苋白色或淡黄色,平滑,略有光泽,一侧边缘有隆起的白色半月形种阜。气微,味淡,嚼之有豆腥味。



藊豆属; 〈日本語〉コウシュンフジマメ属、ドリコス属〈学名〉Dolishos

形态特征
一种农作物,一年生缠绕草质藤本。茎光滑。羽状三出复叶,小叶3,顶生小叶宽三角状,侧生小叶斜卵形,托叶小,披针形。总状花序腋生,直立,花序轴粗壮;花2至多朵;小苞片2,脱落;萼阔钟状,萼齿5,不等;花冠蝶形,白色或紫红色,长约2厘米,旗瓣基部具耳。
荚果倒卵状长椭圆形,微弯,扁平,长5—7厘米;种子2—5,白色或紫黑色,长约8毫米。花期7—8月,果期9一10月。成熟后呈扁椭圆形或扁卵圆形,长约0.8-1.2cm,宽0.6-0.9cm,厚0.4-0.7cm。表面黄白色,平滑而光泽,一侧边缘有半月形白色突起的种阜,约占周径的1/3—1/2,剥去后可见凹陷的种脐,紧接种阜一端有1珠孔,另端有短的种脊。质坚硬。种皮薄脆,内有子叶2枚,肥厚,黄白色,角质。嚼之有豆腥气。花期7-9月;果期9-11月。
2生长习性
白扁豆喜温暖湿润气候,怕寒霜,受霜害后,轻者影响生长,重者死亡。苗期需潮湿,应注意浇水。花期要求干旱,空气和土壤湿度大,容易落花。喜欢肥沃、排水良好的砂质壤上种植。
3分布范围
主要分布于辽宁、河北、山西、陕西、山东、江苏、安徽、浙江、江西、福建、台湾、河南、湖北、湖南、广东、海南、广西、四川、贵州、云南等地 
4栽培技术
选地与整地
以沙壤土、富含腐殖土的耕地、园内地为佳,翻耕15~20cm,除净石块等杂物,做成高15~20cm、底宽40cm的垄。
栽植技术
用种子繁殖。春播,由于种子顶土能力弱,故播种前应先浇水,待可耕时立即下种,穴播,每穴放种子2-3粒,覆土0.6-1cm,略镇压。行株距(3-60)cm×45cm。

播种
北方地区以春播为主,4月中旬后,先将垄面耙平后,刨坑,穴距30~35cm、穴深8~10cm,施足底肥,底肥用厩肥、生物肥或有机肥均可,将种子播入,每穴3~4粒,覆土4~5cm,镇压。根据土壤墒情决定是否对种子进行催芽处理。

田间管理
在温、湿度正常的条件下,播种后15天左右陆续出苗。出苗后应立即间苗,每穴留2株,结合除草适当松土,当株高30cm以上时培土、支架。支架要牢固,要有一定的高度,注意透光性能。当株高达1m时打尖,以促进分枝,增加结实量。雨季要注意排水防涝,以防止和减少落花及病害的发生机率。

当果实由绿色变成白色或黄白色、且种子与果皮已经分离时即可采收,人工或机械脱粒均可,除净果皮及小瘪粒,晒至完全干燥,即可入药。还可以将扁豆置于沸水中煮至皮软后,在冷水中稍泡,取出,搓开种皮与仁,干燥,取其皮入药,即扁豆衣(仁也药用)。外观性状以子粒饱满、粒度均匀、色泽(黄白)一致、无虫口、嚼之有豆腥气为佳。
病虫防治
根腐病多发生于梅雨季节。症状:植株萎蔫、根系腐烂。主要病因:田间积水时间过长,使土壤的通透性能变差,为病菌的大量繁殖提供了有利条件,使根系受到危害而死亡。
防治措施:
① 雨季及时排涝,雨后及时松土。
② 播种时先将种子用0.5%的多菌灵药液浸泡4~6小时。
③ 发现个别病株及早拔除,用50%的多菌灵800~1000倍液浇灌根穴及周边土壤,防止病菌扩散、蔓延,病株集中销毁。
④ 注意轮作。
虫害常见黑色蚜虫吮食嫩茎梢和花序。
防治方法:平时多注意观察,做到早发现、早防治,选用高效、低毒、低残留的传统杀虫剂喷杀,如25%乐果800~1000倍液,或新型杀虫剂(按说明使用),一般1次即可见效,如需2次喷杀,应间隔7~10天。禁止使用农业部禁用的有机磷类农药。 

藊豆属(学名:Dolishos L.)是蝶形花科下的一个属,为缠绕草本植物。藊豆属共有约70种,分布于温带地区。中国有8种,产西南部至东部,其中藊豆D. lablab L.各地广为栽植,供食用或药用。
中文学名藊豆属
拉丁学名Dolishos L.
科蝶形花科
分布量世界70种,中国8种
引种状况 非引种
藊豆属,缠绕草本;羽状3小叶,有小托叶;花单生或簇生于叶腋,或组成总状花序而簇生于花序轴肿胀的节上;萼钟状,齿短,上面2齿合生;花冠紫色、白色或淡黄色;伸出萼外,旗瓣圆,基部有2附属体及2耳,龙骨瓣内弯 ;雄蕊10,二体(9+1);子房有胚珠数颗,花柱线形,上部增粗,沿内弯面有毛;荚果扁平,大,有喙;种子白色或紫色。 

マメの遺伝ベース

マメの遺伝ベース

ハタササゲ

ハタササゲ [Vigna unguiculata (L.) Walpers cv-gr. Biflora E. Westphal]
(転載)
日本における状況と農業生物資源ジーンバンクからの情報



















 
ハタササゲは,地域によって「ヤッコササゲ」,「ササゲ」などとも呼ばれる。以前は広く日本各地で裁培されていたと思われるが,最近は在来種の栽培は少なくなった。我々は,南西諸島と鹿児島県の探索によって数系統のハタササゲを収集することができた(勝田・竹谷.1992,河瀬・友岡.1993,友岡ら.1994,友岡.1996)。
沖縄では赤いハタササゲは「ハーマミ」と呼ばれていた。また南西諸島から鹿児島では「アズキ」と呼ばれることも多かった。種子を煮て赤飯にしたり,ご飯に混ぜたりして食べられていた。
起源
ハタササゲ(Vigna unguiculata cultigroup Biflora)は,アフリカに起源し東南アジアに広がったササゲ (cultigroup Unguiculata)から,インドにおいて作り上げられた品種群であると考えられている (Ng and Marechal 1985)。
分類
ハタササゲはササゲ属(Vigna)ササゲ亜属(Vigna)に属する一年生のマメ科作物である。Verdcourt (1970) は,栽培種のササゲ類( V.unguiculata )を3つの亜種, subsp. unguiculata,,subsp. sesquipedalis , subsp. cylindlicaに分類した。その後,Marechal et al. (1978)は,Verdcourtが提案した3つの亜種は分類学上の単位として分けるほどの違いはなく,品種群として分類することを提案した。
彼らが提唱した栽培種ササゲ類の4つの品種群は,品種群 Unguiculata,品種群 Sesquipedalis,品種群 Bifloraおよび品種群 Textilis である。品種群 Unguiculataはアフリカで栽培化されたいわゆるササゲ,品種群 Sesquipedalisは東南アジアを中心に裁培され長い莢を野菜として利用するジュウロクササゲ,品種群 BifloraはVerdcourtの亜種cylindlicaにあたり小粒で莢の短いハタササゲ,品種群 Textilisは長い花梗から繊維をとるために北アフリカに裁培されていた品種群である。2n=22。
特徴
ハタササゲの葉はやや光沢があり,花は紫または白である。ハタササゲの花はササゲの花より小さい。
種子はササゲの種子より小さい。種子色は黒,褐,白赤など多様。莢長は7-13cmで他の品種群より短く上向きに着く。
染色体数 2n=22。
利用
インドではダールとして利用される。飼料作物として栽培されることもある。 

バターマメ 

バターマメ ビルマ豆



白い豆なんですね。 

ウズラマメ



白腰豆

白腰豆,(シロインゲンマメ)又名大白芸豆、京豆、白豆、大白豆,俗称“四季 白芸豆”等。煮熟后皮绽开花,似朵朵白云,故称“白云豆”。外形似“鸡腰子”,亦称“白腰豆”。
白腰豆,属于我国古老的一种名贵食用豆类,种植历史悠久。山阳白腰豆多为零星种植或间套种植,很少成片。 山阳白腰豆,颗粒肥大,内胚盈厚,洁白光亮,味美质优,营养丰富,为名贵豆种。颗粒比蚕豆还要大2倍,为豆类之冠。在国内外市场久负盛名,是我市重要出口豆类。
相传为古时天上玉帝不慎将玉佩与缨络失落于人间,落地变成各色或有条纹花斑的豆子,从此繁衍成著名特产的白芸豆、黄芸豆、花芸豆等。因此,又有“神仙豆”之美称。[1]

2营养价值
据测定,白腰豆含蛋白质19.94%,比小麦高5%~10%,比玉米高12%;含脂肪2.46%,比小麦高1%;含淀粉65.8%,比洋芋高26%。并含有对人体有益的多种氨基酸和钙、磷、铁等多种矿物质及可溶性糖、碳水化合物。维生素b1、b2的含量均高于大豆和小麦。可以用来制作罐头或八宝粥,味美可口、独具风味。也可做成多种食品,制作豆沙是豆包的上等馅料。用白芸豆粉做粉条,又白又细,有光泽,有韧劲。白腰豆是西餐中常用的名贵豆类。产地民间常用以炖肉、炖鸡、炖猪蹄等,能在锅内久,煮不裂,但一舀到碗里就会立即开裂,故当地山民叫“碗里开花”。因白腰豆具有粒大、色白、味美、汤鲜、营养丰富等优点,人们都把它当作节日佳肴和馈赠珍品。在隆重的宴会上,用山阳白腰豆配合其它食品,能做出具有各种精美图案的美味佳馔,既增添喜庆气氛,又使宾客在饱口福之前先饱眼福。
在民间,通常用白腰豆煮稀饭、米饭,作蔬菜,已成为人们喜食的佳品。白腰豆还有滋阴、补肾、健脾、温中、下气、利湿、止痢、消食、解毒、止呃逆等医疗作用,为理想的食疗佳品。白腰豆还有镇静作用,对治疗虚寒呃逆、胃寒呕吐、跌打损伤、喘息咳嗽、腰痛、神经痛、小儿百日咳等病症有一定疗效。白腰豆含矿物钠,十分适合心脏病、高血压和忌盐病患者食用。

3生长特性
白腰豆属一年生豆科(leguminosae)作物,喜温、短日照作物,生育期约75~90天,需1500℃左右的积温。对土壤要求不如其它作物严格,一般坡地和肥力较低的耕地上种植比其它作物长势要好。可单种,也可与其它作物间套,能弥补茬口,占地少,不和大宗作物争地、争时。复种指数高,在土地面积有限的情况下,可以利用间作套种的优势,充分扩大种植面积。白腰豆又叫“小日月庄稼”,常年春播以4月上旬至5月上旬为宜。夏播在麦收后立即抢种,越早越好。最晚不能迟于7月上旬。要做好整地施肥,播前适量施农家肥,如无农家肥,可结合播种少量施一些磷肥。合理密植,防病保苗,中耕除草,适时收获,防止生芽霉烂,提高产量和产品质量。
4价格概况
白腰豆,出口价格看涨。每吨售价400~600美元,深受外商欢迎。山阳利用间作套种的优势,加强农业技术指导,扩大白腰豆的种植,出口换汇,增加农民收入。 
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