気落ちテレビのチャンネル

2018年11月04日

どう死ぬのか?

ある医師との会話。

日本の適正な人口は、どれくらいなのだろうか?
江戸時代は、3000万人。
そして、ピークは2008年で 1億2800万人。
それから、減少に転じている。
少子化高齢化により 老人が30%しめるけど、
逆ピラミッド人口が正常に展じるのは、8000万人くらい。
団塊の世代が、亡くなるには あと15年。
2035年で流れが変わる。
平均寿命は、これ以上のびなくなってきている。
日本の女性の平均寿命が、90歳を超えることは難しい。

平均寿命が伸びていくことによって、がんによる死亡する人が増えた。
60歳から80歳で死ぬ人は、ガンで死ぬことが多くなる。
80歳を超えた時点で、ガンで死ぬより他の理由で死ぬことになる。
老衰、肺炎、血管性疾患、など。
70歳からは、少なくとも認知症の問題が起こってくる。

感染性で死ぬことはなくなり、ガンが主原因で死ぬことになった。
がんも、様々な原因で起こる。基本は、遺伝子の変異。
つまり、がんとは、個人個人で違うことになる。
ピロリ菌などの感染性の胃がんや子宮頸がんは減らすことができる。

肺がんをどう減らすかは、免疫チェックポイント阻害剤によって、
効果が出始めているが、効く人と効かない人がある。
今のところ、治せないものが すい臓がんとなっている。
免疫治療を、多くの人が研究している。
再生細胞の活用。心臓シートは心筋の活動を補助したりする。
中国においては、クーロン人間など規制がないのところが多いので
急速に 再生技術が進んでいくだろう。
ただ、肝臓などは、大きい器官なので、豚に人間の肝臓を増殖させて、
移植すると言うことが可能になるかもしれない。

がん診断も、PET/CTで行われているが、被曝量が多く
一年で、1回が基準だろう。それ以上は、危険だ。
わずかな血液で、がんの13種類がわかる。
それは、マイクロRNAの研究が進んだからだ。

長寿に関連する遺伝子と言われたテロメアは、確かに関与していたが、
現在の時点では、ブームが去ったように見える。
サーチュインが現在では、対象になっている。

時代とともに、死に方が変わっていくのだ。
技術の進展によって、長生きができるようになるが、
120歳を超えることはない。
それを規定するものを見つけて、排除すれば、
さらに生きることができるかもしれない。
不老不死の秦の始皇帝の夢が、実現できる時代に。
秦の始皇帝の時は、水銀が不老不死のクスリとされ、
秦の始皇帝は、水銀で死ぬことになる。

中医学創業ベンチャーの仕事は、的を絞るべきだと言うアドバイスに
同意した。何から入って、評判を取るのかが、重要なのである。
生薬は、薬といえず 健康増強剤として、扱うことができる。
中国で取得した中医師は、医療行為はできないが
カウンセリングをすることはできる。
症状の診断と薬の処方をしなければ、問題はない。
ふーむ。やはり、グレイゾーンだ。

touxia at 10:19│Comments(0) 老人問題・長寿 

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