2010年05月

2010年05月31日

肩関節(6)

肩関節

肩甲上腕関節


○肩甲上腕関節の関節包の上方を観察すると、


1、肩峰下滑液包が存在しています。

  肩甲骨の肩峰、鳥口肩峰靭帯、三角筋の下面と腱板(特に棘上筋腱)との間にある滑液包です。

  この滑液包は肩甲上腕関節関節包とは交通していません。

  この肩峰下滑液包は、肩の機能関節である肩峰下関節における関節腔として

  存在しています。

  肩峰下滑液包は、人体のなかで最も大きい滑液包です。

  鳥口肩峰アーチと腱板表面のスムーズな滑動性を保っています。

  (鳥口肩甲アーチ:肩峰と烏口肩峰靭帯と鳥口突起で構成)

  上腕骨頭の上には腱板という板状の腱(特に棘上筋)が骨頭を覆っています。

  
  この関節腔は非常に狭い空間です。

  したがって、この部分に存在している肩峰下滑液包が十分に広がることによって

  空間が伸びて広がるのです。

  この滑液包は、上腕骨頭の上方への移動を防止する作用と、

  棘上筋と肩峰、三角筋との間でこの滑液包が十分に広がり伸びることによって、

  あたかも指の腱鞘のような働きをしています。

  このように肩の挙上動作において重要な働きを持っています。

  
  この肩峰下滑液包、三角筋下包、鳥口下滑液包は、本来は個別のものか、

  一つのものかの定説がありませんと前回述べましたが、

  臨床的には、狭い関節腔に存在する滑液包(滑液包としては大きい)であり、

  第2肩関節を形成していると理解すれば良いと思っています。

  どちらにしても、周囲筋の三角筋を含め全ての組織を潤滑にする滑液を含む

  肩甲上腕関節の関節包と交通していない滑液包が存在しています。

  この部分の関節腔・滑液包の内圧が高まることは臨床上非常に注意すべきことです。


  この部位での通過障害として、インピジメント症候群、石灰沈着性腱板炎などが有名です。

  肩峰下滑液包炎としても有名ですね。


  それゆえに、肩甲上腕関節を第1肩関節と呼び、

  肩峰下関節あるいは肩峰上腕関節、上腕上方関節、三角筋下関節に存在している

  関節腔をあえて第2肩関節と呼んでいるのです。

 
2、鳥口上腕靭帯が上腕骨を懸垂しています。

  鳥口上腕靭帯は鳥口突起と上腕骨の大・小結節部に付着しますので、

  靭帯本来の作用とし補強として関節包の上方を補強機能として

  上腕骨を吊り上げて、上腕骨頭が前上方に移動することを防ぎます。

  また、靭帯の起始・停止の位置の関係により、

  上腕の屈曲・伸展の制御装置としても働いています。



touyou8syok9 at 20:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 肩関節 | 肩甲上腕関節

2010年05月27日

肩関節(5)

肩関節


肩甲上腕関節周辺に存在する滑液包と部位

 肩峰皮下滑液包:肩峰の皮下

 三角筋下滑液包:三角筋と上腕骨大結節との間

 肩峰下滑液包:三角筋と関節包との間

 棘下筋腱下滑液包:棘下筋と関節包との間

 大円筋腱下滑液包:大円筋付着腱と上腕骨との間

 広背筋下滑液包:大円筋付着腱と広背筋付着腱との間

 肩甲下滑液包:肩甲下筋と関節包の間

 鳥口下:滑液包:鳥口突起の下で、肩甲下筋と関節包の間

 鳥口腕筋滑液包:鳥口腕筋および鳥口突起と、肩甲下筋との間

 大小結節稜滑液包:上腕骨大結節と小結節との間

 上腕二頭筋長頭腱滑液包:横靭帯と二頭筋腱溝の間

があります。


このように肩甲上腕関節の周囲には大きく自由度が高い関節のために、隣接している組織との

運動を円滑に行うために非常に多くの滑液包が存在しています。


肩峰下滑液包、肩甲下滑液包、上腕二頭筋長頭腱滑液包が、三大滑液包と呼ばれています。


肩峰下滑液包、三角筋下滑液包、鳥口下滑液包の3つの滑液包は、本来は個別のものか、

一つのものか未だ定説はありませんが、これらは肩の第二関節を形成している重要な滑液包です。


一方、肩甲上腕関節の関節包と交通している滑液包には、

肩甲下滑液包と上腕二頭筋長頭筋腱滑液包があるのです。

これは非常に臨床に重要です。


もう少し関節包を観察しましょう。



touyou8syok9 at 20:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 肩関節 | 肩甲上腕関節

2010年05月24日

肩関節(4)

肩関節

いかがでしょうか?

肩甲上腕関節において関節包ー靭帯ー腱板が一体化されていることが理解できたでしょうか?

さて関節が単純に動くには、力の伝達としては、

筋→腱→靭帯→関節包→骨に伝わり結果的に関節が動くのです。

運動機能としてカフ筋は重要ですので腱板の筋の作用はまた個々に説明しますが、

この関節包自体がおろそかにされている傾向があります。


肩甲上腕関節が動く力の最大の力がこの関節包に伝達されているという事実です。

関節包ー靭帯ー腱板が、一体された部分に非常に大くのエネルギーが伝わります。

その結果、肩甲上腕関節が動くのです。

そしてその可動域の範囲は人体の関節のなかで一番大きいのです。

加えてその関節が滑らかに動くためには何が必要で、何が存在しているのでしょう?


滑液包が必要です。


関節包の周囲には様々な滑液包が存在しています。

滑液包は腱や筋の下に存在し、その運動を滑らかにする役目をもっています。


その滑液包は?

構造的には関節包と同じと考えても良いでしょう。

滑液包には関節包と交通している滑液包と関節包と交通していない滑液包があります。

さて、人体最大のか可動域を誇る肩関節にはこの滑液包が非常に多く存在しているのです。


ちなみに覚えて欲しいのですが、

関節包―靭帯―腱板により補強されている肩甲上腕関節がリラックスしている状態は、

日常生活では非常に稀なのです。

仰臥位で睡眠中でも肩甲上腕関節の前方はリラックスしていません。

仰臥位の睡眠中でも関節包の前方周辺はリラックスしないのです。

睡眠によって上肢の筋はリラックスするのですが、そのために、不安定な関節である

肩甲上腕関節の上腕骨が肩甲骨から重力によって下方に落ちる状態なのです。

その結果、睡眠中においても関節包の前面が常に引き延ばされています。

まして日常生活の立位での状態においてはモロに上腕と前腕の重み+重力によって

いつもブラブラした状態に加えて様々な動作+荷物の重量です。

関節包を含めた靭帯ー腱板の上方半分は寝ても起きても緊張にさらされているのです。

これでは、たまったものではありません。

そのために、肩甲上腕関節の関節包の周辺には多数の滑液包が存在しています。


話を進めるまえに少し復習しますが、

腱とは?

 筋はエネルギーを生産し、腱はそのエネルギーを伝える役目をしています。

 筋の両端が腱となり骨あるいは靭帯、皮膚などにつきます

靭帯とは?
 
 関節の安定・支持性の確保の役目

関節頭(凸面)と関節窩(凹面)を直接被っている関節包は?

 関節包の内層には滑(液)膜が存在します。

 滑液を関節腔内に分泌し関節面を潤し、関節運動を滑らかにするとともに、

 滑液には結血漿のような栄養素を含んでおり、血管がなく血液補給の手段がない関節軟骨に

 栄養を供給しています。

 関節包の外層には線維膜が存在します。

 骨膜につづき神経、血管に富んだ結合組織で関節包の強化しています。

 外層の役目は線維組織で関節の保護作用。

 
靭帯は?

 関節包の外層である線維膜が強化されたものなのです。



肩甲上腕関節は凸面と凹面が非常に浅いが、非常に良く動く関節である。

それゆえに関節包―靭帯―腱板によって補強される。

じっとしていても緊張にさらされている関節。

そのために必要不可欠な滑液包。


肩周辺の滑液包にはどのような滑液包が存在するのでしょうか?

そしてしの滑液包には、関節包と交通している滑液包が存在しているのです。

臨床的に非常に重要です。

次回は、

もう少し肩甲上腕関節の関節包周辺を観察してみましょう。




touyou8syok9 at 20:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 肩関節 | 肩甲上腕関節

2010年05月20日

肩関節(3)

肩関節

肩甲上腕関節の関節包を補強する靭帯にさらに加わる腱板。

腱板(カフ)はローテーターカフ(円旋筋・袖)とも呼ばれ肩のインナーマッスルとして有名な、

棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の四つの筋の腱で構成された合同腱のことです。


○肩板を構成している筋群(カフ筋)が付着する合同腱を観察してみましょう。

 1、棘上筋:棘上窩、棘上筋膜から上腕骨の大結節、関節包につく。

  肩甲骨の上方にある窪み(棘上窩)を満たし、長い三角形を呈した筋

 2、棘下筋:棘下窩、棘下筋膜から上腕骨の大結節の中央、関節包につく。

  肩甲骨の後方(肩甲骨の背面にある棘下窩)から外側に走る大きな三角形の筋

 3、小円筋:外側縁に近い肩甲骨の後面、棘下筋膜から上腕骨の大結節、関節包につく。
  
  肩甲骨の後方から外側方向に走る長円錐状の筋

4、肩甲下筋:肩甲下窩、肩甲下筋膜から、上腕骨の小結節、小結節稜、関節包につく。
  
  肩甲骨の前面の肋骨に面した(肩甲下窩)にある扁平な筋

このように各筋は、末梢の停止部において全て関節包に付着しているのが理解できます。

四つの筋群の合同腱である、腱板は、肩甲上腕関節の上半分部分を大きく被い、

関節包とともに線維性の構造になっているのです。


腱板の末梢部は、関節包と密接に結合しているので、それらを分離するのは困難とされています。

特に腱板の関節包の上方半分部分は、関節包とともに一つの関節窩という形態になっているかのごとくです。


その腱板は6〜7ミリの厚さを持ち大変強靭な腱である。

しかも非常に血行に富んでいます。


以上のように、肩甲上腕関節の安定は、

関節包、靭帯である鳥口上腕靭帯、下部関節上腕靭帯、腱板によって補強されています。

しかも、

関節包、靭帯、腱板は分離することはできないのです。



touyou8syok9 at 20:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 肩関節 | 肩甲上腕関節

2010年05月17日

肩関節(2)

肩関節

1、肩甲上腕関節
 
運動は、上腕の屈曲・伸展、外転・内転、回内・回外をつかさどります。

肩関節は自由に動く多軸性の関節。・・・・ですが、

実際、この肩甲上腕関節自体の可動域は、

下垂の位置から屈曲60度で、肩甲面すなわち矢状面と約60度をなす。

垂直面に対して外転約90度、前頭面に対して外転75度、伸展5度です。

肩甲上腕関節自体の動きはここまでです。

少し理解しづらいかもしれませんが、そのうち理解できると思います。

みなさんが思っている肩関節としての可動域の運動は、

肩関節の可動域

屈曲160度、伸展40度、外転160度、内転30度、外旋40度、内旋95度、

屈曲と外転において肩関節は180度まで可能なのですが、このうち10〜20度は

体幹の傾斜によるからです

常に肩関節複合体として胸郭関節、胸鎖関節、肩甲骨および鎖骨の運動に伴ってできるのです。

そして、160度以上の屈曲・外転に関しては体幹の傾斜が加わるのです。

非常に複雑ですね。


この肩甲上腕関節は、前回説明したとおり、

関節頭(凸面)が上腕骨頭、浅い関節窩(凹面)は肩甲骨関節窩と関節窩周囲の

線維軟骨からなる関節唇からなる関節です。

両骨の凸面と凹面は関節腔内の滑液で満たされ関節包で包まれています。

実際に上腕をブラブラ下状態では、

関節頭と関節窩は3分の1しかお互いに向かい合っていなく、残りの3分の2は、

関節包だけで包まれているのです。

ちなみに、

上肢の重みは約3〜4キロと言われています。

ジットしているだけでこの重量+重力がこの関節に直接伝わるのです。

これは辛いです。今にも抜けてしまいそうです。

しかも上肢は物を持ち上げたり、物を投げたりなどなどの動作の際益々負担が増強します。

関節包のみではとてもじゃないが支えきれません。

そのために、関節の補助装置である関節を補強する靭帯が存在しています。

具体的には、鳥口上腕靭帯、関節上腕靭帯の2種類の靭帯です。

関節包は、

 肩甲骨の関節窩外方隆起、鳥口突起、上腕二頭筋長頭の起始を取り込こみ、

 上腕骨では解剖頚に付着しています。

靭帯の2種類は、

 鳥口上腕靭帯:鳥口突起から上腕骨の大結節および小結節につく。
        
        上方を補強しており、強い靭帯です。

 関節上腕靭帯:関節唇のかわりからおこり、上腕骨の解剖頚につく。

        前方を補強し三つの靭帯で構成されています。


この関節包の前方は、弛緩しており、靭帯も抵抗性がありません。

関節包の下方は関節上腕靭帯の下部により補強されますが、

この部分も弛緩しており一つの袋を形成します。

この下方部分が最もゆとりを持っており、関節包では最も弱い部分です

関節包の上部は鳥口上腕靭帯により補強されています。


しかし、この2種類の靭帯だけでは、まだまだ関節包の補強が十分ではありません。


さらに補強する必要があります。

それが腱板と呼ばれている四つの筋肉の腱になります。



touyou8syok9 at 20:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 肩関節 | 肩甲上腕関節

2010年05月13日

肩関節(1)

肩関節について

関節の基礎的な事はまだまだ書き足りない部分も多くあります。

きりがないので、そろそろ各部の関節に移ろうと思います。

ということで、

肩関節から始めてみます。

これがまた複雑なのです。

長くなりそうですがゆっくり進めていきます。


みなさんは、一口に肩関節と言いますが、

これは総称になるのです。

1、肩甲上腕関節・・・・・一般に肩関節と呼ばれている関節です。

2、肩甲胸郭関節

3、肩鎖関節

4、胸鎖関節

5、第2肩関節(肩峰下関節)・・・機能的関節として分けることがある。

以上5つの関節からなってます。

したがって、正しくは肩関節複合体と呼んでいます。

これに加え

6、第一肋椎関節・・・・・一般的には肩関節複合体からは、除外されている関節ですが、

  肩関節が正常に動くためにはこの関節も重要だと考えられています。

このように、肩関節が正しく機能するには多くの関節の複合的な運動が必要なのです。


話をもどし、


肩関節は、球関節の代表として挙げらています。

この関節の部分が肩甲上腕関節に相当する部分なのです。

肩甲骨の関節窩と上腕骨の上腕骨骨頭との間の関節。

関節窩は非常に浅いためにその周辺を線維軟骨性の関節唇が取り巻いています。

しかしそれでも関節頭は関節窩から大きくはみ出ています。

この状態をボールアンドソケットと呼び、非常に可動性に富んでおり、一方では

非常に安定性に乏しいという特長を同時にもつ関節となります。

その結果肩関節は、

人体の関節のなかでは最も可動域が大きい関節になっています。



touyou8syok9 at 20:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 肩関節 | 肩甲上腕関節

2010年05月10日

関節の分類(3)

関節の分類

○関節面の形状による分類

その運動様式によって、平面関節と半関節および滑走関節に分類されています。

滑走関節

1、球関節

 関節頭が球の一部の形で、関節窩もそれに応じた丸い窪みをもつ

 関節窩が比較的浅いので、極めて自由に動く多軸性の関節ですべての運動が可能。

 (例)肩関節

2、臼状関節

 球関節の一種

 関節窩が深く半分以上はまり込むものいう。球関節に比べて運動範囲が狭い。

 (例)股関節

3、楕円関節

 球関節の形のうえでの変化とみられ

 関節頭は球状をなさず一方向に向かて延びた楕円形の凸面をなし、

 関節窩はそれに応じた楕円の凹面をつくっています。

 運動範囲は1、2と比較してさらに限局されます。

 関節頭の長軸と短軸を中心に動く2軸性の屈伸を行う

 また両社の複合による回旋のない描円を行う。 

 (例)橈骨手根関節、環椎後頭関節

3、顆状関節

 関節頭と関節窩の形からは球関節に属しています。しかし、

 関節に密接する靭帯や腱の走行と付着の仕方により、二軸性の屈伸のみを行い、

 回旋運動を行えないものをいう。

 顆状関節と楕円関節を同一に扱う場合もある。

 膝関節や顎関節のように顆が二つある関節を双顆状の関節として区分する。

 一平面上の運動とわずかな回旋運動を行う。

 (例)膝関節、顎関節

4、蝶番関節

 関節頭の上に骨の長軸と直角をなして縦に走る堤状の隆起(導稜)があり、

 関節窩内にもこれに適合する一条の縦溝をもつ。

 関節運動は導稜と導溝との方向のみに行われる屈伸のみであり、一軸関節である。

 あたかも蝶番にかかる門扉の開閉に似ています。

 (例)指節間関節、肘関節の腕尺関節

5、らせん関節

 蝶番関節の変形で、関節面は一方が隆起し、他方が溝をなしているが、 

 溝と隆起が円柱の軸に一致しない場合、運動は螺旋に沿う運動の一部にあたる形となる。

 この特色を強調するために螺旋関節ということもある。

 (例)距腿関節

6、車軸関節

 関節頭はその周辺のみに関節面をもち、ほとんどの場合車輪状をなしている。

 関節窩もそれに応じて窪み関節頭を抱擁する。

 関節頭を関節軸の中心の運動軸となって、関節窩の中を回旋のみが行われる。

 一軸性の関節になります。

 (例)肘関節の上橈尺関節、正中環軸関節


7、鞍関節

 対面する一方が横径に凸で縦径に凹であれば、他方は横径に凹で縦径に凸となっています。

 あたかも馬の鞍を合わせたように対面した関節面が、双曲面でお互いに直行するように回旋した状態で向かい合う関節です。

 この両径を軸とする二軸性の関節 

 (例)拇指の手根中手関節


 
関節頭と関節窩そして運動軸、運動方向を知ることが重要です。

touyou8syok9 at 19:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 関節の分類 

2010年05月06日

関節の分類(2)

関節の分類

3、関節面の形状による分類

 その運動様式によって、平面関節と半関節および滑走関節に分類されています。

○平関節面

 向かい合う関節面の形状および大きさがいずれもほぼ平面に近く、狭い関節包と靭帯に包まれ、

 お互いに平面的にずれるような運動が行われる。

 運動は、はなはだ制限される。

 (例)椎間関節、楔舟関節

○半関節

 平面関節の一種であるが、関節頭および関節窩の形成が弱く、いずれも扁平または、

 不平坦で外部から強い靭帯で囲まれている。

 そのためにこの種のものでは運動の範囲は著しく限定され、

 わずかに関節端を移動する程度にとどまる。

(例)仙腸関節、手根および足根関節


○滑走関節

 関節頭および関節窩の形状が良好でその運動はきわめて大きい。

 さらに次の7種類に分類さてているようです。

 球関節
 
 臼状関節

 楕円関節(顆状関節)

 鞍関節
 
 蝶番関節

 車軸関節

 らせん関節

一般に関節というとこの滑走関節を思い浮かべるのですが、

前回・今回のべたすべての関節は、可動関節(滑膜性関節)に属します。

7種類の関節の解説は次回に、



touyou8syok9 at 20:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 関節の分類