2011年03月

2011年03月31日

肩関節(80)

肩関節

○小胸筋

肩関節において、この小胸筋は肩関節に重要です。

肩関節複合体と過外転症候群(小胸筋症候群)は関係ないように思われがちです。・・・が

もう少し述べます。

<症状>

 上肢を肩関節で外転挙上するような作業を長時間行ったり、

 手を頭の下に組み長時間仰向きで寝ていたりすると、手指の血行、知覚障害がおこり、

 シビレ感、冷感を感じる。 また橈骨動脈の脈拍が弱くなる。

 鎖肋症候と同じで夜間から早朝におこりやすいといわれています。

<原因>

 上肢の強い外転により、腕神経叢・鎖骨下動脈は鎖骨静脈が、肩甲鳥口突起の下で屈曲し、

 小胸筋により圧迫されるためと鎖骨と第1肋骨との間で圧迫されるため。

 要は 神経と血管束が腕を外転位と腕を頭の後方に動かす動作により、

 小胸筋間隙部(鳥口突起下での胸壁と小胸筋間の間隙)で圧迫されることで、

 さまざまな症状が引き起こされるのです。


この小胸筋症候群(過外転症候群)や肋骨鎖骨間圧迫症候群(肋鎖症候群)あるいは

斜角筋症候群の症状は似ており鑑別判断が難しいために、一括して胸郭出口症候群と

呼んでいます。

胸郭出口症候群は、

斜角筋三角部(前・中斜角筋を2辺として、第1肋骨を底辺とする三角部位)

肋鎖間隙部(鎖骨および鎖骨下筋と第1肋骨との間隙)

小胸筋間隙部(鳥口突起下での胸壁と小胸筋間の間隙)

以上の3か所で腕神経叢の圧迫あるいは牽引に起因する血管・神経症状です。



胸郭出口症候群は牽引型と圧迫型があるとされています。

○牽引型は痩せてなで肩の人筋の緊張低下のタイプ

 レントゲンでは頚椎がストレートネックで肩が下がるために鎖骨が水平に写る

○圧迫型は筋肉質で緊張が強いタイプ

ここまでが、小胸筋症候群をふくめた胸郭出口症候群の簡単な説明です。

胸郭出口症候群は意外と臨床で治りにくい疾患だと思っています。


肩関節複合体として観察すると、

小胸筋は緊張・短縮し易い筋ですので、肩甲骨が前傾し、下角は後方と内方に向くこととなります。

小胸筋の緊張・短縮は胸椎後弯の亢進の原因になりますし、その結果は

肩が前方に変位し、上腕が落ちてしまいます。

そして肩甲骨は、外転・下方回旋位にあります

また、斜角筋も緊張・短縮し易い筋でもあります。

姿勢では肩を丸めて頭を前方に突き出す頭部前方位が多くみられます。

肩が前方位にあり、上肢が落ちていますので牽引型と圧迫型と混合しているように思います。

肩関節という複合関節の影響も非常に強く関係している点が見逃せない。

もう少し述べます。



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touyou8syok9 at 19:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 肩関節 

2011年03月28日

肩関節(79)

肩関節

○小胸筋

 起始:第2あるいは第3肋骨〜第5肋骨の前面からおこり、外側上方へ走る。

 停止:肩甲骨の鳥口突起

 作用:肩甲骨の外側角をやや下方に引く。
    肩甲骨を固定すると、肋骨を引き上げ胸郭を広げる。

<肩甲骨に対する機能>

 鳥口突起を前方に引き、肩甲骨下角が胸郭から離れる。(肩甲骨の前傾)

 肩甲骨の下方回旋

 肩甲骨の下方回旋は肩甲挙筋、菱形筋と協同して行うこととなる。

肩甲帯筋群の一つの筋であり大胸筋と違って直接的に肩甲骨の動きに関わるのですが、

胸郭出口症候群の一つである小胸筋症候群(過外転症候群)は有名ですが、

肩の運動という面では置き去りにされている感があります。



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2011年03月24日

肩関節(78)

○大胸筋

大胸筋や広背筋は肩甲骨の動きにはあまり関係ない筋のようにおもっていませんでしたか?

大胸筋は直接に肩甲骨に付着していません。

広背筋は肩甲骨の下角に付着しています。・・・・がむしろ大円筋が広背筋の肩甲頭と
呼ばれているので、肩甲骨に対する動きは大円筋と同じだと解釈できます。


肩関節の内旋筋としての主動作筋は大胸筋、広背筋、大円筋、肩甲下筋

しかし述べてきたように、

大胸筋は、姿勢筋として短縮し易い。

結果的に上腕骨の内旋・内転し、肩甲骨を外転させる。

本来の肩甲骨の肩甲骨の外転筋である前鋸筋の機能低下筋力低下を引き起こす。

広背筋は、抗重力筋として様々なストレスにたいして短縮し易い。

結果的に上腕骨の伸展・内旋・内転・肩甲骨の下制を引き起こす。

姿勢変位として、どちらも肩関節の前下方変位をおこし胸椎の屈曲が亢進する。

大胸筋・広背筋の短縮では肩甲骨が下制して下方回旋してしまいます。

その結果、肩甲骨の上方回旋・挙上運動が正常運動から逸脱してしまいます。

つまり

上腕骨と肩峰との間での滑液包や回旋筋腱板,上腕二頭筋長頭腱が挟み込まれ易くなります。

インピジメント症候を起こしやすい結果となります。


これらの筋の短縮・緊張により肩甲骨の外転変位が長期に続けば、非常に強力な筋のために、

肩甲骨の内転筋である僧帽筋や菱形筋が引き延ばされ、前鋸筋が短縮
し機能低下します。


さらに今まで述べたように

大胸筋の短縮・緊張によって上腕骨の前方すべりが強いと肩甲下筋の弱化による機能低下あるいは
肩甲下筋の機能低下による大胸筋の強い収縮力による上腕骨の前方滑りが強い場合などは
後方関節包の硬化によって疼痛も出現します。

このように大胸筋・広背筋は様々な影響を与えます。


臨床では大胸筋と広背筋の両方の筋が短縮している場合が多いのですが

大胸筋と広背筋のスクリーニング法

 患者背臥位にて

 上肢を外転させ「バンザイ」の格好を取らせ、肘の位置を観察する。

 正常・・・・・肘が頭のすぐそばで、ベッドに着く。

 大胸筋の短縮・緊張・・・肘がベッドに付かない。
             挙上の際に胸部が伸展する。

 広背筋の短縮・緊張・・・肘が頭部に付かず、屈曲してしまう。


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現在約229億円が集まっています。 でも復興にはまだまだ不足でしょう。

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touyou8syok9 at 21:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 肩関節 

2011年03月17日

肩関節(77)

肩関節

○大胸筋

今回は身体の前方の筋に注目した方が
良いのではと述べましたので
復習も兼ねて述べてみます。

大胸筋の筋肉は三つの線維束に分かれています。

肩甲上腕関節の屈曲には鎖骨部線維が関与します。
胸肋部線維線・腹部線維は主に肩関節の回旋筋として働いています。

肩関節節の内旋筋としての主動作筋は大胸筋、広背筋、大円筋、肩甲下筋です。

回旋筋腱板である肩甲下筋はあくまでインナーマッスルであり内旋筋としてのそれほどの力は

期待できないでしょう。

それに反して大胸筋および広背筋のパワーは非常に強く大きく内旋筋としての作用は大きい。

大円筋は広背筋の肩甲頭ともいわれ両筋肉は一緒に考えた方が便利と述べました。

回旋筋腱板である肩甲下筋は内旋筋ですが大胸筋と拮抗しています

つまり肩甲下筋はどちらかと言うといつも引っ張れ筋力低下に陥りやすい。

筋の性質として、

大胸筋は非常に短縮し易い筋、広背筋も抗重力筋としてストレスを受けやすく短縮し易い筋です

筋が短縮して硬化すると肩関節屈曲の可動域後半で外旋が制限されます。

また、大胸筋と広背筋は肩甲骨を下制させるため、短縮を伴うと肩関節屈曲時の肩甲骨挙上


著しく制限することがあります。

加えて、回旋筋腱板である弱化した肩甲下筋であれば機能低下によって上腕骨の安定化を失っていると

肩関節の前方不安定性を呈するこになります。

弱化した筋には運動療法が必ず必要です。



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継続は力です。

何かを良い方向に変化させようとすると継続が重要です。



touyou8syok9 at 19:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 肩関節 

2011年03月16日

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震災の人たちに何か役に立つ事をお考えの方。

様々な方法があろうかと思いますが、組織的にもシッカリとした援助が必要です。

災害時の食糧や医薬品、医療、総合的な援助には日本赤十字が良いのでは?


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2011年03月14日

肩関節(76)

肩関節

○肩甲挙筋と菱形筋


腱板の肩甲下筋に対して

この筋は直接触れる頃ができない治療家泣かせの筋ということで以前述べました。

肩甲下筋は肩甲骨肋骨面の肩甲下窩のから上前面腕骨の小転結節に停止し前方を支持する。

肩関節の内旋筋となっています。

腱板機能としての肩甲下筋は、後上面にある棘上筋(支点形成とわずかな外転)、

後方の棘下筋・小円筋(外旋筋)とバランスを取るために働いています。


肩関節の内旋筋としての主動作筋は大胸筋、広背筋、大円筋、肩甲下筋です。

内旋筋は、外旋筋よりも遥かに強力な筋です。


肩関節の内旋時には肩甲骨は基本的には外転します。

肩甲骨の外転筋は前鋸筋でした。

そして肩甲骨を外転する唯一の筋です。

前鋸筋は僧帽筋と協力して肩甲骨を上方回旋する重要な筋です。
前鋸筋は僧帽筋と協力して肩甲骨の内側縁を胸郭に引き付け安定させる筋です。


筋連結として、肩甲挙筋あるいは菱形筋が肩甲下筋に接続するためには、

菱形筋の深筋膜が前鋸筋の筋膜に接続し、

菱形筋の浅筋膜が棘下筋の筋膜に接続します。

この前鋸筋と肩甲下筋が筋連結していることとなります。

しかしどうでしょうか?


肩関節の内旋筋としての肩甲下筋は、むしろ直接的には

身体の前面にある筋と筋連結に注目したほうがよいように思うのですが?



肩甲骨が肩関節における運動の転換点となることが本当に理解できるようになれば、

臨床が非常に楽になると思うのですが、部分部分は少しはわかるのですが、

運動連鎖として私の理解はまだまだです。

肩甲上腕関節、肩甲胸郭関節の運動連鎖を本当に理解できるまで・・・・・

理論と臨床が一致し、頭と手技が一致できるように・・・・・・・

がんばろう!!



touyou8syok9 at 19:57|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 肩関節 

2011年03月10日

肩関節(75)

肩関節

○肩甲挙筋

肩甲挙筋の短縮は、肩甲骨を下方回旋し、挙上し上肢が下方に落ちてしまい

肩甲上腕関節の不安定性を増す。

このことがな回旋筋腱板の棘上筋に影響を与えるのか?


筋連結の問題点
 
肩甲挙筋の筋膜線維は棘上筋に連結しています。

 深後腕線

 菱形筋と肩甲挙筋→回旋筋腱板筋→

 肩甲挙筋は筋膜線維は棘上筋に続く。

 棘上筋は棘上窩にあり、上腕骨に向かっています。
 
肩関節の外転の初期における棘上筋への力の伝達ができない。

菱形筋は棘下筋・小円筋へ続いてており、外旋運動へと連動していくのだが、

外旋運動にうまく連動できない。


姿勢の点で

 臨床では肩甲挙筋の短縮による肩甲骨の下方回旋の影響と並んで前方の筋である

 大胸筋の短縮→前腕が前方に変位する。

 小胸筋の短縮→肩甲骨の前傾(肩甲骨の下角が少し浮く)、肩甲骨の下方回旋

 影響が大きく加わり、肩甲骨の下方回旋とともに肩甲骨が軽度外転位におかれる。

 その結果

 上腕靭帯、上部関節包が弛んでしまう。

 ますます

 上肢の不安定感が起こり、ただでさえ上腕骨上方から支えている棘上筋が

 常に無理に働いて疲労し、機能発揮できなくなってしまう。

 この棘上筋が機能しなければ、外転の際に必要な上腕骨の外旋がおこらず、

 可動域が減少したり、痛みが出たりする。


このように、浅背筋の第響悗任△觚甲挙筋・菱形筋は肩甲胸郭関節として

肩甲骨の運動とともに回旋筋腱板にも影響を与える重要な筋になるのですね。


回旋筋腱板で残った肩甲下筋に対してはどうなるのでしょうか?


touyou8syok9 at 20:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 肩関節 

2011年03月07日

肩関節(74)

肩関節

○肩甲挙筋

今回は肩甲骨の動き

肩甲挙筋は肩甲骨の挙上と下方回旋の主動作筋になります。


肩甲骨の挙上

 僧帽筋上部線維、肩甲挙筋が主動作筋であり菱形筋は補助筋

 僧帽筋上部線維と肩甲挙筋を比較すれば僧帽筋上部の作用が強い。

肩甲骨の下方回旋

 肩甲挙上、菱形筋が下方回旋に関わる。

 小胸筋も下方回旋に関連しますがどちらかと言えば肩甲骨の下制と内転の補助筋
 あるいは肩甲骨の前傾の作用が強い


肩甲骨の挙上に関しては、

 人間が二本足になって立位姿勢が基本となっているので、肩甲挙筋は僧帽筋上部線維と同じように、

 常に姿勢筋として働き、緊張、短縮位になりやすく硬化し易くなりやすい事は理解できます。

 したがって前回のブログで述べたようなことが臨床上起きることは良く理解できます。


肩甲骨の下方回旋については、

 肩甲挙上、菱形筋が下方回旋に関わります。

 主動作筋が菱形筋になります。

 肩甲挙筋は補助筋として働いています。

 菱形筋が相動筋として弱化し易いことはすでに述べました。
 
 
したがって、肩甲骨の位置は下方回旋し、挙上位置に変位し易い。

これらは肩甲上腕関節の不安定性や、腕神経叢症状を引き起こしやすくなる。


視診においては、肩全体が挙がってしまうが、上肢が下方に落ちた感じになってしまいます。

実際の姿勢という意味では、むしろ力学的に大胸筋、小胸筋の短縮の影響、および

胸椎の後弯の亢進などが肩甲骨を前方に変位させ 肩甲骨と上腕骨の位置変位である
 
肩の前方変位の影響をあたえる。

しかし、肩甲骨の下方回旋と言う意味においては肩甲挙筋の影響は大きい。


これらは結局、棘上筋に影響を与えることになります。

肩甲骨の動きは、肩甲上腕関節に大きな影響を与えますね。


touyou8syok9 at 19:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 肩関節 

2011年03月03日

肩関節(73)

肩関節

○肩甲挙筋
 
 菱形筋と同じく浅背筋の第響蠅任后

 小菱形筋の外側上方で、頚板状筋の外側縁に沿って下外側方に走る。
 
 起始:上位4ないし5頚椎の横突起の後結節

 斜め外側下方に走る
 
 停止;肩甲骨内側縁の上方3分の1

 支配神経:肩甲背神経(C5)

 作用:肩甲骨を引き上げるその際に肩甲骨を内側方に戻す。


肩甲挙筋の機能

肩甲骨が固定された場合、

 両側収縮すれば頚部の伸展
(僧帽筋上部線維も同じ)

 一側が収縮すれば頚部の側屈と同側への回旋
(僧帽筋上部線維は頚部の同側への側屈と反対への回旋)

臨床的には、

 筋の性質によって僧帽筋上部線維は姿勢筋であり短縮・緊張しやすく

 僧帽筋中・下線維が相動筋のため、弱化しやすい。
 
 肩甲挙筋も同様に緊張し短縮しやすい。筋硬結もおこりやすい。

 肩甲背神経はC5神経根より分布し肩甲挙筋、菱形筋の深部を通過しそれぞれを
 支配しています。
 これらの筋の攣縮や硬化によって、肩甲背神経が絞扼され、肩甲骨内側縁の鈍痛や
 違和感などは良くおこります。
 特に、肩甲挙筋が重要。(菱形筋は弱化しやすい)

背中を柱にこすりつけてゴリゴリ押さえつけていませんか?

僧帽筋・肩甲挙筋が肩コリ筋だといわれる由縁です。

肩甲骨が挙上あるいは肩甲骨が上方回旋して鎖骨が挙上してしまいます。

前回の姿勢で多い変化の項目をもう一度お読みください。

本来の肩甲挙筋の機能は肩甲骨の挙上あるいは下方回旋に働きます。


その他には、

肩甲挙筋が両側が同時に収縮すれば、頸椎は伸展し、頸椎前彎は増強します。

もし、この伸展が拮抗筋の作用によって妨げられなければ、

そのときは肩甲挙筋が外側に頸椎を安定させる緊張帯として働きます。

起始である上位4〜5の頸椎横突起の後結節から肩甲骨の上角に走るこの筋は、

板状筋と平行して走り、頸椎や頭部を前方に牽引する力と拮抗作用として働く。

胸鎖乳突筋などと拮抗的に働きます。

バランスが崩れると、めまいや頭痛などの症状を起こし易くなります。

一側の肩甲挙筋の収縮は、板状筋と同じように、頸椎の伸展、側屈、回旋を

同側にひきおこす作用を持っています。



touyou8syok9 at 20:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 肩関節