2008年09月25日

筋の治療(13)

筋浮腫にたいする治療は、

一般的に行われているのが、リンパドレナージュでしょう。

マッサージの一種で、リンパ浮腫などの治療に使用されたりしています。

みなさんがご存知なのは、フェイシャルマッサージでしょう。

いわゆる、顔面の小顔つくりですね。

この顔面の表情筋は非常に原始的な筋といわれ、特に強い刺激には反応しません。

反対に軽い刺激(タッピングやパタパタと皮膚の表面をなぞる様な刺激)に反応します。
テレビなどでよくみられるシーンですね。

このような、刺激を与える手技は前回説明した、

○真皮と浅皮下筋膜と間に溜まった浮腫を減少、消失させているのです。
 (浅層のリンパ浮腫の軽減・消失です。)

結果的に、その部分の組織内圧を減少、減圧させているのですね。

だから、ボテーとした張ったような顔面が引き締まったような顔面になるのですね。

一般的にも表層の浮腫には強い圧迫などには反応しづらい傾向にあります。

つまり表層のリンパ浮腫には少し工夫が必要です。


いろいろな手技があろうかと思いますが私は、

触圧覚刺激法にはこの皮膚のマイスナー小体(速順応性線維の受容器)刺激による
リンパ浮腫に対する手技を使用します。

その他にも、軽く擦るようマッサージで軽く皮膚をずらすような手技があります。

このように、浅層のリンパ浮腫に対しては少し工夫が必要です。


一方、前回のべた

○浅皮下筋膜と深皮下筋膜の間の浮腫
○深皮下筋膜と被包筋膜の間の浮腫
○被包筋膜(筋・関節包)の浮腫
これらは深層のリンパ浮腫になります。

みなさんがご存知なのは、弾性ストッキングの着用です。

下腿の弾性ストッキングなどの着用は、圧迫によって重力の影響を受ける浮腫を減少させ、

下腿の運動により、浮腫みの軽減あるいはリンパ節への還流を促しているのですね。

機器では波動マッサージ器が有名です。(メドマーあるいはハドマー)

下腿や上肢の浮腫を加圧・波動・マッサージにながらり浮腫をリンパ節に還流します。

美容の方面でもリハビリの方面でも頻繁に使用されています。

手技としては、リンパ誘導マッサージ(リンパドレナージ)が有名ですね。

浮腫をリンパ節に誘導する手技です。

これらの機器や手技は、深層の各筋膜に溜まった浮腫を消失させることによって、

深層の組織内圧の減少、消失に有効になるのです。


結論ですが、このように

組織内圧の治療の順序としては、必ず、

最初に、

浅層のリンパ浮腫を減少させ

その後に、

深層のリンパ浮腫を減少させるのですね。

この逆は、効果が減少するようです。


これらのリンパ浮腫に対する手技は各組織内圧を減少させることは、

疼痛の減少、可動域の拡大には大変有効になります。




touyou8syok9 at 08:38│Comments(0)TrackBack(0) 筋の治療 

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