2009年10月01日

関節を知ろう(7)

関節の補助装置には3種類あります。

 1、靭帯
 
 2、軟骨小板

 3、滑液包・滑液鞘(腱の付属器官でもあります)


今回は靭帯について、

関節は、筋肉の収縮弛緩の動きに対して動かされますが、関節の運動面によって

各々の関節で可能な方向が決まり、固有の関節の動く方向とその程度が決定します。

このように、関節はテコの支点として働き、様々な動きに変換されます。

関節であるテコの支点には、力点と荷重の両方から、かなりの力がかかります。

このように関節は運動器として、日常の筋力の強い力が働いたり、体重がもろにかかったりします。

必然的に関節をすっぽり包んでいる関節包には、かなりの力がかります

そのためには、関節包の補強・強化が必要となります。

その役目として靭帯が存在するのです。


この靭帯の正体は実は、

関節包の外層である線維膜が強化されたものなのです。


靭帯の主な機能は?

 1、生理的な関節の運動を正しく誘導する誘導機能。

 2、生理的な骨の動揺や限度を超えた異常な方向への関節運動を阻止する抑制機能

機能目的として靭帯を分類すると、

  付着靭帯:2骨間の連結を強固にするもの。
  補強靭帯:関節包を強厚にするもの。
  抑制靭帯:関節運動を抑制するもの。
  指示靭帯:関節運動の方向を確実にするのに役立つもの。
  導靭帯:血管・神経などを関節に導くもの。

  
靭帯には、

関節包から分離している副靭帯と関節包から分離出来ない関節包靭帯があります。

 副靭帯は関節腔外に存在する関節包外靭帯と関節包内に存在する関節包内靭帯があります。

  関節包内靭帯としては、膝の前十字靭帯・後十字靭帯、股関節の大腿骨頭靭帯など

  関節包外靭帯としては、膝関節、肘関節の外側・内側側副靭帯など

 関節包靭帯は関節包の線維膜と癒着し、関節包から分離できません。

  関節包の線維膜から分化した靱帯です。
  関節包の線維膜を構成する結合組織線維が特定の収束をつくり、
  関節包と分離することが出来ない靭帯です。
  関節の内部から関節を引き締めている靭帯です。
  したがって、関節包靱帯は関節包そのものの線維膜をさすことが多い。


関節包の補強・強化には靭帯のほかには腱や筋肉も必要になります。

腱は筋の補助装置とされています。


靭帯は、関節包の外層である線維膜が強化されたものなのです。

そのために関節の補助装置とされています。

靭帯はこのように腱、筋とは少し違いますね。




touyou8syok9 at 20:13│Comments(0)TrackBack(0) 関節の基本構造 | 関節の補助装置

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