2012年09月06日

膝関節(51)

膝関節の靭帯損傷

側副靭帯損傷

○内側側副靭帯損傷:膝靭帯損傷で最も頻度が多い。
              外反・外旋の強要でおこる。
              単独損傷の場合は、重症でも保存的治療。

  理学的徒手検査:外反ストレステスト

 <損傷のグレードの分類>

  外反動揺の検査は膝関節0°と30°屈曲位で行い、0°においても動揺性を認める場合は、
  内側側副靭帯のみならず前十字靭帯などの複合損傷が疑われる。

  グレード機ΑΑΠ議砲里澆覇依匹鮗┐気覆
  グレード供ΑΑ伸展位では動揺を認めない30°屈曲位にて軽度の動揺を示す
  グレード掘ΑΑ伸展位で不安定、30°屈曲位にて著名な動揺を示す

  前十字靭帯などの複合靭帯損傷では靭帯修復・再腱術となる。

         
○外側側副靭帯損傷:頻度は最も低いとされています。
              膝関節の内反の強要でおこる。
              膝窩筋腱や弓状靭帯、膝窩腓骨靭帯とともに後外側構成体を
              構成している靭帯です。

  外側側副靭帯は、全可動域で内反を抑制しており、伸展から60°の範囲で外旋も制御している。

  膝窩筋・腱などの後外側構成体は下腿の外旋を制御し、外側側副靭帯についで内反ストレスを
  制御している。

  したがって、後外側構成体を含めた複合靭帯損傷が起これば下腿外旋テストも陽性になる。
  
  この場合には、後十字靭帯の損傷と同様に後外側回旋不安定性が発生する場合がある。
 
 理学的徒手検査:内反ストレステスト

  内反動揺の検査は膝関節0°と30°屈曲位で行い、0°においても動揺性を認める場合は、
  外側側副靭帯のみならず腸脛靭帯や後外側構成体を含めた複合靭帯損傷が疑われる。

  関節動揺が強い場合は靭帯修復・再腱術が行われる。
  
  後外側不安定性の理学的徒手検査は、後十字靭帯の損傷にて、

  
※膝関節の靭帯損傷においては、不安定性の有無が重要であり、合併症にも注意が必要。
 理学的徒手検査は重要になります。
 側副靭帯の損傷における有名な外反・内反ストレステストですが、
 必ず膝関節伸展位および30°屈曲位において検査する。

十字靭帯損傷は次回に。





touyou8syok9 at 21:12│Comments(0)TrackBack(0) 膝関節 

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