2014年11月06日

膝関節(159)

変形性膝関節症

足部について

足底筋(腱)膜

機能的には、

縦アーチの支持として作用すると言われているが、機能はいまだに不明とされています。


今回は、歩行立脚相におけるウインドラスの巻き上げ機構をもうすこし観察すると、

踵接地から足底接地まで

   股関節:屈曲位(約25度)から伸展運動に移行し屈曲約20度まで伸展する。
   膝関節:最大伸展位(約180度)から屈曲していく(約160度まで)。
   距腿関節:ほぼ中間位やや背屈位(伸展位)から底屈していく。
   距骨下関節:回外位から回内運動に移行し最大回内位になる。
   横足根関節:回内
   足根中節関節:遅れて回外
   中足趾節関節には荷重はない。
   足底荷重は踵外側、踵中央、第5〜第1中足骨に荷重がかかる。
  
 踵接地から足底接地までの荷重時にはアーチが崩れ、足底筋膜は反床力を受け
 
 接地面積を大きくすると同時に接地時の衝撃緩和に働く(トラス機構)。

 足底筋膜における張力は踵および足先から足底中心部に向かって働いています
 
 この張力が足底筋膜がクッションの役目を果たしているといわれる。

足底接地から踵離地

    股関節:屈曲をつづけ最大伸展位(伸展10度)に移行していく。
    膝関節:約160度から伸展運動に変化し最大伸展位(180度)に移行。
    距腿関節:底屈運動から伸展運動に変化し最大伸展位に移行底屈していく。
    距骨下関節:最大回内位から回外運動に移行していく
    横足根関節:回外
    足根中節関節:回内
    中足趾節関節は伸展していきます。
    
    足底荷重は、踵外側、踵中央は踵離地で終わる。
            踵離地の手前から急速に中足骨に荷重がかかっていく。

伸展していく中足趾節関節、最大伸展していく距腿関節によって

足底筋膜の張力は踵および足先から中心部に向かうとともに踵からは下腿の

近位部に方向に向かっての張力が働きます。

踵離地からし足尖離地まで

  股関節:最大伸展位から屈曲していく。
  膝関節:最大伸展位から急速に屈曲ししていく。
  距腿関節:最大背屈位から急速に底屈していきおよそ最大底屈位になる。
  距骨下関節:回外運動をつづけ、およそ最大回外位(約4度)近くになる。
  横足根関節:回外
  足根中節関節:回内
  中足趾節関節は更に伸展(背屈)をつづけ最大伸展して趾先が離れます。
  足底荷重は、中足骨から中足趾節関節、趾骨最終的に母趾にかかる。

最大伸展する中足趾節関節、最大伸展する距骨下関節によって

足底筋膜の張力は足先から踵方向に働き、加えて踵からは下腿の近位に

向かっての張力のみが働く。

これらの張力、伸展力が推進力が働くとされています。


次に、解剖学的には、

 足底にある筋はすべて、厚く丈夫な表在性の筋膜から生じた足底筋(腱)膜に覆われている。

 筋膜(fascia):筋肉や内臓などの組織の外側を覆う膜状の結合組織。

          筋膜は骨、内臓器官、血管、神経など身体のあらゆる構成要素を包み込み、

          それぞれの場所に適正に位置するよう支えています。


 足底筋膜は足の筋膜として、下腿筋膜の移行したもの。

では下腿筋膜は?

下腿筋膜

 下腿を包む筋膜

 脛骨内側面で筋を欠如している部分ではこれを欠く。

 上方は膝関節を包んで大腿筋膜に、下方は足の筋膜に続く。

 <前下腿筋間中隔>

   前下腿と外側下腿筋の間
 
 <後下腿筋間中隔>

   外側下腿筋と後下腿筋の間
   
   下腿の後面で、下腿筋膜は浅葉と深葉に分かれる
   
    浅葉は下腿三頭筋を被い、深葉は深部の屈筋群を被う。
    ゆえに、、下腿三頭筋および踵骨腱(アキレス腱)は筋膜の袋に含まれ、
    腱の縁で筋膜の両葉はお互いに癒合する。
   
    伸側では、内・外両果の上で筋膜は強まり上伸筋支帯になる。
    また、内・外両果からそれぞれ足背を斜めに超えて交叉したのち反対側にいく
    線維がある。これを下上伸筋支帯といい、長趾伸筋、長母指伸筋、前脛骨筋の腱を被う。
    内果と踵骨との間に張るものを屈筋支帯といい、後脛骨筋と長趾屈筋を被う

    上腓骨筋支帯 は外果から踵骨に張るもので長腓骨筋および短腓骨筋の腱を被う

    下腓骨筋支帯は踵骨の外側面から始まり、後下方に向かい踵骨の腓骨筋滑車を超えて
    その下につくもので、2部に分かれ 長腓骨筋と短腓骨筋とが別々にここを通る。


下腿筋膜の上部には大腿筋膜、殿筋膜、腸骨膜が存在しています

これらは体幹の浅筋膜の移行したもので、表面を覆うのみではなく深部にも特異な分化がみられる。


知っているようで知らない足底筋膜。

足底のアーチの問題。

 この問題は、まだお話していませんが足の内在筋の問題も含みます。

足底の筋膜を含め足底→下腿→大腿→殿部→体幹の筋膜の問題

 この問題は、足の外来筋の問題も含みます。

足部は本当にむつかしいです。厄介ですね。



touyou8syok9 at 20:00│Comments(0)TrackBack(0) 変形性膝関節症 | 足部について

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