2017年12月21日

腰痛(33)

腰痛症

特異的腰痛の問題

グローバル筋は、胸郭と骨盤と直接しています。

 多関節筋が多く、運動の力のモーメントが大きいので力限とし働く。

 関節に大きな早い動作をおこさせるモビライザー(mobilizer)としての役割を担なっている。


しかしながら、スタビライザー、モビライザーとして働く筋があります。


1、グローバル筋でスタビライザーとして働く筋

  姿勢保持筋として働きます。(姿勢保持系グローバル筋 )

  ローカル筋のモビライザーとして働く筋と協調、補足しながら働きます

 <代表的な筋肉>

   腸腰筋(大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3筋の働きとして)

    腸骨筋は、椎体には直接付着しないいで大部分は大腰筋の内側に合している。

   体幹の筋ではありませんが、アフター筋として同様の性質で働く筋

    大殿筋など

 <特徴>

   表層にある筋ボリュームの大きな単関節(基本的には単関節)あるいは二関節筋

   大きな関節運動をおこすことが得意な筋肉です。

   姿勢支持の機能が優位に働き、ストレスを受けると緊張短縮する性質をもつ。

   特定方向の動きに対して張力を発揮して、動きの制御をおこなう。

   このように姿勢保持としてエキセントリックに働いたり、身体を大きく動かすために

   コンセントリックに働いたりと、多機能な機能を持ち合わせています。

 <性質>

   高負荷・高スピードにも対応できつつも、関節をズラす力はそれほど強くない。

   ただし可動域の最終ポジションによってはかなり関節軸をズラす力を発生させる
   筋肉も多くある。

   ローカルモビライザー(体重支持インナー)で支えきれない、強い・速い力に対して、

   協調して働いて姿勢を保持してくれます。

   またグローバルモビライザーの協調筋として、大きく関節運動を起こす際にも

   一緒に働いてくれたりします。

   ローカルスタビライザーと協調、補助として働く場合が多いので区別ま明確ではない?

   体幹機能全体に焦点を当てることが重要だと思っています。


2、グローバル筋でモビライザーとして働く筋

   一般的なグローバル筋でアウター筋(相動性グローバル筋)

  <代表的な筋肉>

     脊柱起立筋:腸肋筋、最長筋が脊柱起立筋として胸腰筋膜で被われて大きな
             コンパーメントを形成しています。

     広背筋、僧帽筋、腹直筋、外腹斜筋、

      ※広背筋、僧帽筋は脊椎にも直接付着しているので、純粋にグローバル筋と
       呼べるかどうか?
       機能的には非常に大きな力を発揮するモビライザーとして、あるいは、
       抗重力筋として常に安定した力を発揮するとしてスタビライザーといて
       働いています。
       体幹の筋として、ローカル筋でもありグローバル筋でもある?・・と思う。

     体幹の筋ではありませんがアフター筋として同様の性質で働く筋

      上腕の筋:上腕三頭筋、上腕二頭筋など

      前腕の筋:橈側手根屈筋、総指伸筋など

      大腿の筋:大腿直筋、ハムストリングなど

      下腿の筋:前脛骨筋、腓腹筋など

  <特徴>  

    グローバルモビライザーは、表層にある二関節筋であり、強く・速く、複数の関節を

    同時に動かすことが得意な筋肉群です。

    基本的に多関節筋で、身体の表層に多く分布する。

    身体に特定の動きを引き起こすことがメイン。

    弱化・弛緩する性質をもつ。

    複数の関節をまたぎ関節面より遠い部位に起始停止を持つため、関節制御機能は無い。

    収縮すると関節をズラす力を強く発揮してしまいます。

  < 性質>

    高負荷・高スピードでのコンセントリック収縮をする。

    低負荷の運動ではそれほど活動しない。

    筋力が大きいため疲れやすく、持久力はあまり高くない。

    そのため使う必要がないときは、基本的に働かない。

    使われる際には爆発的に働くという感じの収縮特性を持ちます。


姿勢筋と相動筋

姿勢筋は短縮の傾向にあり、相動筋は弱化の傾向にある。

姿勢は、主動作筋、拮抗筋の機能異常を示している場合が多い。

  腸腰筋ー大殿筋

  脊柱起立筋ー腹筋

  ハムストリングー大腿四頭筋など

touyou8syok9 at 23:00│Comments(0) 腰痛 | 特異的腰痛

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