2018年01月11日

腰痛(35)

腰痛症

特異的腰痛の問題

MRIなどの画像検査によって椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄などの診断が確定されます。

手術はいきなり深部である椎間板の除去、あるいは骨を少し削って神経のルートを

確保する腰椎椎弓形成術などがおこなわれます。

疼痛があまりに強い場合に、患者さんの希望で手術が決行される場合もあるようですが、

診断が確定されても運動麻痺による筋力の低下、感覚麻痺による感覚の消失、馬尾症候などの

障害が無ければ、通常は保存療法がおこなわれます。


保存療法は、疼痛の軽減、除去を目標とします。

実際に腰痛や疼痛の発生源を明白にすることは難しいでしょうが、

まずは、疼痛を引きおこす組織の推定をおこなう。

 椎間関節・・・・関節間の圧痛、関節の可動域の問題

 仙腸関節・・・・前屈、伸展、両者共に疼痛が出現するタイプ
 
          骨盤の開排・圧迫・捻転などを加える疼痛誘発テストをおこなう

          仙腸関節の可動性の問題

 椎間板内圧の上昇・・・・腰椎の伸展で上昇する。

 筋や筋膜・・・・・・腰背筋群の圧痛、 筋膜内圧の上昇(コンパーメントの内圧の上昇)            

            殿筋部の圧痛、

 筋の付着部・・・・・・脊柱起立筋群の腸骨付着部付近の圧痛、筋の伸張

 骨膜・・・・・・・骨膜部の圧痛

 神経ルートの筋溝孔の圧迫・・・・特に坐骨神経ルートのチーネル徴候

 その他。

以上の確認をおこない推定された部位の改善をおこなう。


当然、障害部位は一部位・一カ所ではなく、長期慢性化すればするほど多部位・数十カ所

になり絡まり合って複雑化します。

治療回の増加が治療期間も長期化するのは当然です。





touyou8syok9 at 23:00│Comments(0) 腰痛 | 特異的腰痛

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