2018年03月28日

腰痛(40)

特異的腰痛の問題

座位姿勢においては、主に体幹の支持性が重要になります。

モチロン立位姿勢でも重要なのは変わらないのですが・・・・・


坐位においては、立位より椎間板なのに対する圧力は立位の1.4倍の負荷がかかります。

また坐位においては、下肢の力がかからないため体幹の支持性、安定性を高めるためには、

骨盤から上方の体幹、腰椎骨盤の領域には立位以上に大きな力がかかりますので、

腹腔内圧が充分に働く必要性が生じます。

更に長時間の坐位生活の時間が長くなっている現在の生活習慣においては、

この、腹腔内圧を高める必要性がますます重要になります。


腹腔とは、上は横隔膜と下は骨盤、腹壁の前後を腹直筋、腹横筋、腹斜筋および

脊柱あるいは腸腰筋などで囲まれた楕円状の空間です。

この空間の圧力が充分に高まる必要があるのです。

腹腔を構成する体幹筋の弛緩力・収縮力が十二分に働くことが必要となるのです。

 グローバル筋としては、腹直筋、腹斜筋、※腸腰筋、脊柱起立筋

 ローカル筋としては腹横筋、多列筋

  ※腸腰筋は、大腰筋・小腰筋(ローカル筋?)、腸骨筋(グローバル筋?)で構成されています。

グローバル筋は大きな負荷に対抗する筋のため体幹の支持性に役立つ。

ローカル筋は、脊椎の分節する動的安定性に役立つ。

脊柱全体の支持性・剛性を高めるにはグローバル筋が重要。

真の動的な安定性を高めるには、個々の分節の動的安定筋のローカル筋が重要。


腰部のコルセットを高めるために筋力トレーニングがしばしばおこなわれます。

以前は、グローバル筋のトレーニングが主体だったのですが、最近では

ローカル筋である腹横筋、多列筋の深部筋のトレーニングも話題になっているのは

皆さんご存じのことでしょう。

腰痛の予防、治療には腹腔を構成する筋は実際に非常に重要なのです。

そのために、最近は筋力トレーニングが流行っていますね。

決して悪いことではなく、良い傾向なのですが・・・・・・・・。


腹腔を構成する筋を知れば知るほど、各部の筋、筋膜の効率的なエクササイズ、

あるいは筋力トレーニングは非常に難しく困難な行為なのです。

グローバル筋のエクササイズは比較的容易ですが、それでもむつかしいですね。

脊柱の分節的な動きを司るローカル筋でもある深部筋のエクササイズは更に非常に難しい。


なぜ?難しいのでしょうか?

面倒ですが、再度腹腔を構成している筋の解剖を観察してみましょう。

私的、個人的には腹腔を構成する筋、筋膜を正常化する。

これが最も重要だと思っています。




touyou8syok9 at 20:30│Comments(0) 腰痛 | 特異的腰痛

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