2019年02月07日

腰痛(64)

特異的腰痛の問題

特異的腰であるの腰部椎間板ヘルニアあるいは腰部脊柱管狭窄の症状は、

脱出したヘルニア塊あるいはヘルニア槐によって脊柱管が狭窄し、

腰神経の神経根(L2〜L5)、仙骨神経の神経根(S1)が圧迫されることによって

症状がひきおこされる・・・・?とされています。

本当でしょうか?

各種の症状は、解剖学的神経性理学的にも疑問ある事実は多々述べました。

(※腰部脊柱管狭窄の場合は少し注意が必要な場合がアルので注意してください。)

腰部椎間板ヘルニア、と診断された場合は腰仙骨神経叢を考慮しています。


★腰神経
 
 L1〜L5の5対あり、前枝、後枝の2枝に分かれる。

 〇後枝

   内側枝と外側枝に分かれ、下背部の皮膚と筋に分布する。

 〇前枝

   第1〜第3腰神経(L1~L3)の外側枝は、上殿皮神経をつくる

   前枝は腰椎横突起の間の間をでて脊柱管を出て仙骨神経および尾骨神経の前枝と

   結合して腰仙骨神経叢をつくる


★仙骨神経および尾骨神経

  仙骨神経は5対(S1~S5)、尾骨神経(C0)は1対で各々前枝・後枝の2枝にわかれる。

 〇後枝

   第1〜第4仙骨神経(S1〜S4)は、後仙骨孔を、第5仙骨神経(S5)は

   仙椎と尾骨の間から尾骨神経(C0)は第1、第2尾椎の間から出てお互いに交通して

   仙腸関節後面で神経叢を作ったのち、内側枝と外側枝とに分かれる

   第1〜第3仙骨神経後枝の外側枝は中殿皮神経をつくり、殿中央部の皮膚を支配する。


 〇前枝

   仙骨神経および尾骨神経の前枝は、前仙骨孔を通り脊柱管を出て、腰神経総の前枝とともに

   腰仙骨神経叢および尾骨神経叢をつこる。


このように腰仙骨神経叢は、腰神経と仙骨神経の前枝から作られる

これらから出る枝は下肢の知覚と運動を司っています。

腰仙骨神経叢になんらかのトラブルがあれば下肢の知覚・運動にトラブルが生じます。

これが、腰部椎間板ヘルニアの症状では?

(腰部脊柱管狭窄による症状は一概に割り切れない場合もあるので注意が必要)


いかがでしょうか?

とにかく神経根の圧迫より症状が引きおこる?というのは無理があるのでは?

脊髄神経の一般構成図(断面図)をよく観察していただければ、

脱出したヘルニア槐により最も圧迫する場所は位置的に見れば一目瞭然ですね。

位置的には、脊髄神経根の前根の運動線維・交感線維が最も圧迫されますね。

まず、ヘルニアによる圧迫が原因ならば、まず運動麻痺は必発でしょう。

次にかけ離れ対置に脊髄神経後根の知覚神経・副交感神経が圧迫されます

ここまで巨大ヘルニアに圧迫されると運動麻痺に加えて感覚麻痺も引きおこる。

疼痛は、ヘルニアの初発による物理的因子、化学的因子によりおこるがあくまでも

初期的であり慢性的な腰痛はなく、むしろ疼痛を感じない感覚麻痺がおこるのが当然。

これだけでも、巷で多いとされる腰椎椎間板ヘルニアによる症状は全く不可解です。

その外方に椎間孔が存在し

椎間孔の外側で脊髄神経前枝・脊髄神経後枝が存在します。

症状は脊髄神経後枝である内側枝、外側枝あるいは脊髄神経前枝で構成される

腰仙骨神経叢のトラブルによって症状がおこる。・・・・・・・と考える方が自然では?

あるいは椎間孔の周囲に存在する交感神経節のトラブルによって症状が起こる。

このように考えれば、臨床的に様々な症状がおこるのは非常に理解しやすい。

・・・・・私感ですがこのよう思って臨床を行っています。

皆さんは、どのように考えて治療、施術をされているのでしょうか?

皆さんは、どのように考えて臨床をしていますか?


次回に、腰仙骨神経叢





touyou8syok9 at 23:00│Comments(0) 腰痛 | 特異的腰痛

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