アイシング

2008年07月07日

アイシングについて(勝

まとめ。・・・・最終回にしたいですが。

アイシングは治療に家庭に普及させるべきだと思っている方法です。

治療と称して数々の方法がありますが、みなさんが普段の日常生活において、

実施されれば、本当に本当に、役立ちます。

急性期は当たり前、慢性化を防ぎ、慢性期にも非常に効果的な方法です。

安心・安全・効果的で簡便な方法です。

是非、アイシングを実施してください。

それでは、みなさん!! まとめてみます。


○冷やしていいの?温めていいの?

 基本は、冷やしましょう!!

 一度、霜を流した氷でアイシングを実施してください。

 本当にアイシングの効果が現れるのは15〜20分以上経過してからです。

 最低30分できれば40分間アイシングを続けましょう!!

 たったコレだけ。簡単でしょう

 基本の考え方を整理しておきます。
 
 ★急性期であろうと、亜急性期であろうと、慢性期であろうと

  傷害関節や、疼痛のある部位、炎症の5大徴候のある部位は必ずアイシングです。

○理由がなんだかわからないへど、なんとなくおかしい? 急におかしい?

 みなさんが、困るときはこのような時でしょう。

 ★関節構成体の軟部組織の不都合であれば、とにかくアイシングしてください。

  確かに、温めて楽になる場合もあるでしょう。

  そのことは否定しません。

 ★しかし、関節構成体の軟部組織は熱に弱い!!・・・事を忘れてはイケマセン。

   温めて悪化する場合もあります。

 では?

  アイシングを実施して、悪化する場合は?

  あまり想像できません。

○冷えて痛んだのは?・・・・と時折聞かれることがあります。

 確かに、寒々とした場所に立ちっぱなし、クーラーの効きすぎた場所に長居すると、
 
 そかな〜?と思う場合も存在しますね。しかし、ちょっと待ってください、

 そんな場合は、身体の保温の調節が狂ってしまったのです。

 ★身体の保温と患部のアイシングは分けて考えてください。

つまり、
 
 ★身体は保温です。
    
    特に、内臓を直接冷やしてはイケマセン。
    冷たい飲食物をゴクゴクと一気に飲用すると、完璧に身体を冷やします。
  
    直接扇風機の風やクーラーの冷気に一晩中かかっている状態なども
    身体を冷やします。

 ★患部はアイシングです。
    
    痛む局所など関節構成体の傷害はアイシングです。



○冷やしていいの?温めていいの?・・・の疑問は結局
 
 患部を冷やしていいの? 患部を温めていいの?

 患部はアイシング。

 身体は温めましょう。

 という結論になります。


みなさん!!

患部は急性期・亜急性期・慢性期にかかわらず、アイシングしましょう!!



touyou8syok9 at 08:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年07月04日

アイシングについて(宗

そろそろ飽きてきましたか〜?

でも毎日の積み重ねが大事ですね。

健康への秘訣だと思います。

それでは、もう一つ

日常生活で暖める行為のひとつ、日本人が大好きなお風呂、

みなさんはどう思いですか?


私は、急性期は禁止していますが、それ以外はむしろ薦めています。

ぬるま湯(38〜39度)の半身浴で、汗をかくことは非常に良い。

発汗は排熱に通じます。

また、私の例で申し訳アリマセンが、面白い現象を紹介いたします。

 私の右手首のバートン骨折の手術跡は、約1年経過していますが、
 プレートが入ったままです。そしていまだに軽い熱感を持っています。
 仕事が忙しいと、少し痛みと重い感覚があります。そんな時に
 仕事中や終了時アイシングをすれば楽になります。・・・という話はしましたね。

 ぬるま湯のお風呂に半身浴でゆっくりとつかり、汗ばむ程度の入浴をします。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・すると面白いですよ。
 最初は、
 右手の手首の掌側の橈側(プレートでつないだ部分)の手術跡の周囲から、
 ポツリ・ポツリと少しずつ玉のような汗が出てきます。
 左手は、この時点で、まだ汗は出ません。
 そしてそ上半身が汗ばむ時点になると、左手も同じように汗ばんできます。
 そのときの右手の状態は、→→→→→→なんと、
 汗がポタ・ポタ・ポタと落ちるほどになっています。
 一生懸命に汗をだして排熱してくれているんだなーと実感できます。
 そして、その状態を確認してから、お風呂から上がります。

 その結果→→→→→非常に右手が軽くなっています。

 最後に流水で右手を流しまします。

 お風呂で、毎日この方法をしているわけではありませんが、
 右手の調子の悪い日は必ず実施しています。
 スゴーク楽になります。
 本当に右手が軽くなります。
 
 汗をかくことは、排熱しているんだな〜と、まざまと実感できます。
 
 このように、目で見て、体感、実感すると、
 湿布を貼り、傷害関節の上をワザワザ覆ってしまう行為や、
 使い捨てカイロで、傷害部の上から58度で温める行為が、
 いかに、無謀な行為であるかも理解実感することができます。

ということで、お風呂は有効に利用しましょう!!


<入浴の基本>

 少しぬるい目のお湯(38〜39度)の半身浴が一般的ですね。

 入浴前にコップ一杯の白湯を飲んでから、半身浴でゆっくりつかり、
 ポーッと汗ばむ程度ぐらいでやめましょう。
 
 (わざと、汗が流れるほどにする入浴方法もありませが、一般的ではアリマセン。)

 そして、就寝前にもコップ一杯の白湯を飲んでから寝ましょう。

 ただし、

 急性期などのギックリ腰や拍動性の痛みのある場合は禁止です。

 それ以外、はそれほど厳しく禁止していません。
 関節などが腫れて熱を持っているのに、ワザワザ入浴する人はいませんしね。

 他に、様々な入浴方法などもありますが、基本は以上です。

 心身もリラックスし、冷え性などにも、この基本の入浴方法は効果的です。


 みなさんが、一般的にいい湯加減と感じている温度は40度でしょう。

 お湯につかって、少しぬるいな〜と感じる温度がグッドです。

 ちなみに、温泉などのお湯は42度です。


 すこしひつこいようですが、使い捨てカイロの温度は?
 
 70度以下の平均58度でしたね・・・・・・・。

 それでもまだ、痛む箇所の上から、長時間、一日中貼り続けますか?




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2008年07月02日

アイシングについて(次

温める方法として、一般的にみなさんが家庭でするのは何でしょう?

使い捨てカイロです。 

肌着の上からペッタと簡単に貼れますね。 非常に便利になった使い捨てカイロ。

私も冬季の釣りの際は大変に重宝しています。

足の裏の靴下にペッタと貼り付けたり、肌着の下腹部にペッタと貼ったり、

手が凍えてきたら両手を温めたり・・・・・・・

寒風吹きさらす野外で、身体をそれほど動かさない状況下でのカイロは、

非常に保温に役立ちます。 防寒対策の一つとして有効ですね。

しかし、

現状はいかがでしょうか?

 冬でも暖房の良く効いた温かい部屋の中でも、

 就寝時の温かい布団の中でも、

 一日ズーと長時間にわたり、痛い部分に貼りつづけている人が

 ・・・・・・・・・・・・なんと多いことか。

みなさんは、本当に保温を目的として使用さtれているのでしょうか?

それとも、痛みの緩和を目的として使用しているのでしょうか?


確かに、患部に直接貼らずに、肌着の上から貼っていますので、
一応皮膚呼吸も発汗も確保はできているでしょうが、周囲の温度はかなり高くなるでしょう。

保温という意味からは、かなり逸脱した行為です。

 使い捨てカイロによる低温火傷は有名です。
  普通使い捨てカイロ最高温度が70度以下と規定され平均58度だそうで。
  注意点は、靴用の使い捨てカイロは靴の中の酸素が少ない部分でも
  温度を保つようになっていますので、酸素の多い腰や膝や背中などに貼ると危険です。
  低温火傷の温度は皮膚の温度が長時間42度〜44度以上にすると発症します。
  長時間であるほど熱の影響をうけ深部組織に進行します。
 
使い捨てカイロを貼る行為が傷害部位に貼ることがただちに悪影響をあたえるかどうか?

本当のことは定かではアリマセン。

確かに身体の全体の害は考えなくて良いでしょう。

しかし、局所的にはいかがでしょう?

疼痛のある部位、傷害関節のある部位、炎症の5大徴候のある部位に、
使い捨てカイロを直接ではないにしろ、ワザワザその上に貼り、温め続ける行為は、
どうでしょうか?

つまり、局所的には有害だと思っています。

傷害部位の熱を停滞させる作用はあると思っています。

つまり、患部の炎症を停滞させ治癒を長引かせると思っています。

少なくとも、アイシングとは全く逆の方法ですね。

私は、患部に良い影響を与えるとは思っていません。

あなたは、どちらを選びますか?

私は、痛みのある部位、傷害関節、炎症の5大徴候のある部位に

使い捨てカイロを貼ることは禁止です!!

使い捨てカイロの使用目的を再度確認してください。

使い捨てカイロは、痛み止めではアリマセン!!

使い捨てカイロは、厳寒期の屋外での身体の保温が目的ですよ。

お間違いのないように。


もう一つ、

それでは、お風呂は、どうでしょか?




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2008年06月30日

アイシングについて(察

冷やしていいの? 温めていいの?

よく聞かれますね。

非常に単純で素朴な質問なのにハッキリとした解答がありませんね。

急性症は冷やせ。 慢性症は温めろ。

本当でしょうか?


もうお答えはお分かりでしょう。

冷やしてください。・・・・ただし氷でのアイシングでお願いいたします。

これからお話することは、また私感とお断りしておきます。

 亜急性期や慢性的な痛みの治療に使われているマイクロウェーブ。
 治療において、
 一番イケナイ温める方法はこのマイクロウェーブだと思っています。
 しかし一般的な治療として、
 高周波治療器と呼ばれているマイクロレーダーは非常に普及しています。
 原理は、「チーン!!」となって終了する、家庭にある電子レンジと同様です。
 このマイクロの一般的な禁止事項としては、
 ラメの入った服の上から、あるいは金属のプレートなどが埋め込んだ部分への
 マイクロ波の照射は禁止されています。
 金属に熱を持ちすぎて焼けどを起こすわけです。
 このようにマイクロ波は分子の運動を活発にして温度を上げます。
 したがって、かなりの深部まで温度を温めてしまいます。

 いままでの理論から、私は、
 どうしてもこのマイクロの治療は疑問?
 というよりむしろ害になると思っています。

傷害関節に照射すれば、その部分の温度は一体何度になるのでしょうか?

もう一度確認しますね。

40度前後でコラーゲンは変性します。

(たしかアメリカだったでしょうか?数年前に
 飼い猫の子猫を電子レンジにいれスイッチを入れると終了するまでに、
 死んでしまい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・当たり前なのですが、
 メーカーに賠償金を請求したという、笑うに笑えないニュースを見ました。
 電子レンジの中に小動物を入れて高周波を照射するのと、
 外部から電子レンジと同じ高周波を患部に照射するのと、
 どう違うのか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・笑い話では済まされないですね。)
 
高温高熱のこのような作用を利用し、
臨床的には、ターゲットを絞って、癌細胞など死滅させたり一部分の組織を死滅させる
方法などが考案され最近注目を与えています。
これらは身体に害を与える不必要な部分の壊死、破壊を目的としていますね。
ただし、どうしてもターゲット以外の組織も壊死してしまうのが難点とされています。

いかがでしょうか?

みなさんはどのように思われますか?

ご再考をお願いいたします。 是非見直してください。

治療において、その他の温める方法としては、

遠赤外線、赤外線なども一般によく使用されます。

しかし、マイクロほど傷害関節の深部までは届かないのでそれほどの害はないでしょう。

しかも、照射する際は衣服を脱いで、地肌から(皮膚呼吸や発汗できる状態)から、
かなり離れて照射しまうし、時間も20分〜30分以内でしょう。
保温程度の効果ですので、それほど目くじらを立てるほどでもないと思っています。。
リラックス効果もあり、自律神経の安定の効果も期待できます。
ご安心ください。



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2008年06月27日

アイシングについて(此

○関節の構成体は熱に弱い!!

なぜでしょう
 人体は60%の水、タンパク質20%、脂質17%、無機質5%、その他で構成され
 タンパク質の三分の一はコラーゲンです。


○コラーゲンは熱に変性しやすい。

 関節の構成体は主に膠原繊維でコラーゲンが80〜95%を占めめています。
 コラーゲンはすべてでないにしろ、身体における大部分の軟部組織の土台です。

 コラーゲンは皮膚、筋ー筋膜、腱、靭帯、椎間板、軟骨、骨などの結合線維の
 主成分をしめるアルブミノイドです。

 コラーゲンは熱に弱く変性しやすく、熱するとゼラチン(膠)になります。

 この熱に弱いコラーゲンは、なんと・・・・・・・・・・

 約40度前後で変性してしまいます。

 コラーゲンの構造は、
 3つの絡み合ったペプチド鎖が三重のらせん構造のコラーゲン線維を形成しています。
 コラーゲンの特徴であるアミノ酸の三重構造が40度前後の温度で壊れて、
 立体構造が変わってしまいます。
 コラーゲンの性質と全く異なったゼラチンになってしまうのです。

 人間の体温は、平均36度5分とされています。
 その差は3度5分です。

○恒温動物である人間は身体の温度を一定にしています。

 積極的な身体の熱の産出と放熱を伴って能動的に体温を調節する動物です。

★体温は、体組織つまり筋組織体で作られます。

★放熱は、主に皮膚でおこなわれます。

体温を上げるには

 立毛→身体の周囲に空気の層をつくることで伝熱を抑制する。
 皮下脂肪を蓄える
 身震い→筋肉の痙攣による発熱
 脂肪の燃焼
 血管の収縮→末端は冷えるのですが、重要臓器に血液が集中し、保温の効果になる。

体温を下げるには

 発汗→気化熱による。
 血管の拡張

人間が能動的に自らできる体温調節の機能は、
全体にみると体温を上げる方法よりも、体温を下げる方法の方が少ないとされています。

極端にいえば、
特に能動的に調節する方法としては、体温を下げる方法がありません。
身体外に熱を放出しやすくするのみです。
発汗以外では、犬のようにハーハーと荒い呼吸によって強制的に熱を排気します。
平常時の呼吸も体温の調節に役立っています。(内呼吸、皮膚の外呼吸とともに)

最もよくわかる例では、
風邪を引き発熱したときは、息が荒くなったり、うなされている状態がつづき、
発汗後に平熱に戻ったりしますね。

インフルエンザで40度も体温が上昇した状態が3日も継続すればどうなるでしょう。
タンパク質が変性壊死してしまいますね。
また脳はリポイドという脂質で約43度で液化するとされています。

このように体温を調節する中枢は、
体温を上げる、発熱することは人体の調節機能が能動的に発揮されますね。
(免疫活性を高めるために体温を少しあげるためだといわれています。)
一方、体温を下げることは人体はそれほど調節機能が能動的に発揮されませんね。
(受動的に下げるのが解熱剤ですね。消炎鎮痛剤も解熱作用は強いです。)


体温を上げる筋肉で動く関節周囲はどのような状態なのでしょうか?
傷害関節内では一体どうなっているのでしょうか?
炎症の5大徴候がある関節周囲は、一体どんな状態にあるのでしょうか?

あなたは、炎症している傷害部位が一生懸命放熱している皮膚を、
発汗・呼吸している皮膚を湿布で塞ぎますか?

傷害部位の局所のみを外部から安全に冷却でき、体温を下げずに、
全体的な血流は変化さないので、免疫活性も低下させない、
アイシングの方法は、非常に有効な手段だと思いませんか?

もっともっと、アイシングを実施しよう!!

もっともっと、アイシングを普及させよう!!



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2008年06月25日

アイシングについて(后

湿布について述べました。いかがだったでしょう。

あなたは、湿布の効果をどう思っていますか?

臨床の現場のみなさんはどのようにお思いですか?

私は薬剤師でもありますので、
湿布の主成分の薬剤の非ステロイド剤(NSAIDs)効果は否定していません。

しかし、どうひいき贔屓目でみても、実際の臨床の現場において・・・・・湿布が、
内服の非ステロイド剤(NSAIDs)と同等の効果があるとは思えないのです。

内服薬の方が、遥かに湿布より効果があると思っています。
ただし内服薬はその反面、副作用の問題があります。

なぜでしょうか?


湿布を患部にペッタと貼ると、

患部の皮膚からは確かに薬剤が吸収されるでしょう。・・・しかし同時に、

患部周囲の皮膚が覆われてしまいますね。

湿布は、基剤や薬剤を保存するために、極めて通気性の悪い構造になっています。
患部の皮膚を通気性のないシートで覆われるので患部の皮膚呼吸ができなくなり、
皮膚から熱が発散できなくなってしまい、患部に熱を閉じ込めることになってしまいます。

炎症鎮痛剤の効果は、患部の炎症による発痛物質である
プロスタグランジン(PG)産出の抑制にる鎮痛効果が主な目的です。

患部の炎症により、患部周辺はただでさえ熱を産出てします。

そして多くの患部は常に動いています。(動かし、加重もかかります)
 動作を止めようとすると上下の2関節も固定しなければなりません。
 たとえば膝なら股関節と足首まで固定することで膝が固定され動かなくなります。
 骨折の場合の原則です。
たとえ安静にしていても、(ほとんどの人は安静を嫌います)
また、日常生活においては、
患部の傷害による熱の発生、患部の運動による熱の発生、患部の加重による熱の発生
加えて基礎代謝による熱の発生が考えられます。

このような状況のもとで熱を発散させる場所をわざわざ塞ぐ行為は
・・・・・・・・・・・・・・・?です。

この状態で、いくら上から薬剤を与えても元の患部での炎症が治まりません。
・・・・・・・・・・・・・と思っています。

以上はあくまで私感ですが、湿布は
鎮痛消炎剤である湿布の薬剤成分の効果が相殺されているのです。
鎮痛消炎剤である湿布の薬剤成分の効果が発揮できない状態にある。
と思っています。・・・・・・・・・しかも、
私はむしろ上手に使わないと傷害関節には害になると思っています。

炎症の五大徴候(発赤、熱感、腫脹、痛み、機能障害)が強ければ強いほど、
熱を閉じ込める状態を作り出す湿布は、むしろ治癒を遅らす原因になると思っています。
内服薬の非ステロイド剤(NSAIDs)の一時的な服用で充分だと思います。

これも私感としてお断りしますが、湿布は、
現場の臨床では、むしろ炎症の五大徴候のない、ダルイ、なんとなく重い感覚の
単純な筋疲労などの状態には効果的だと思っています。
使い方は、
30分間ほど湿布をして、その後はずして普通の状態に戻し(熱をおまり閉じ込めないうちに)
また1時間後に湿布する様に使用すれば効果があります。

そのほかの湿布の一般的な注意点は、
 喘息(インドメタシンの含有している湿布は特に注意してください。)
 掻痒、発赤,発疹→接触性皮膚炎、
 光線過敏症(肌の露出部には貼らない様に注意)
 
その点、アイシングの効果は最初で述べましたように
非ステロイド剤(NSAIDs)と同等かそれ以上だと思っています。
もう一度アイシングの効果をお読みください。

アイシングは、
誰でもが、簡単につかえ、効果があり安全な素晴らしい方法です。

みなさんは、どのように思っていますか?

臨床の現場のみなさんはどのように、お思いですか?


次に臨床の現場で忘れられてる重要な問題点があります。
それは、関節の構成体は熱に非常に弱いという事実です。



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2008年06月23日

アイシングについて(検

アイシンングを実施してください!! とアドバイスすると10人中9人に聞かれます。

「すでに、湿布をしていますが?」あるいは「湿布は? どうですか?」・・・・・・・・と

私は、再び「アイシングをしてください!!」・・・・と答えます。

どちらが効果があるか?・・・という問題は別にして、

アイシングと湿布は全く別物です。

その湿布についてお話しすることにします。


湿布(貼布剤:パップ剤)とは?

パップとはオランダ語や英語ではパンやオートミールなどを水や牛乳で
調理した粥状の食品を意味するそうです。

昔は、私もよくケガをしたので、病院で頻繁に湿布していただきました。
ガーゼの上に青い泥状のものを厚く塗りつけて、患部にペッタと貼り付けてもらい、
包帯を巻いていただいて帰宅し、2時間ほどすると、その泥状がカラカラのになると、
何度も、ガーゼを水洗いして貼り変えたものです。

これは、潜熱である気化熱を利用し、患部を冷却していたのですね。

もう今はこんな冷却を目的とした湿布はアリマセンね。

それでは、今の湿布剤の目的は、
 
 患部の皮膚から直接主成分の消炎鎮痛剤を吸収させることにより、、
 内服薬よりも、高い消炎鎮痛効果を目的として作られています。
 また、もう一つの大きな目的として内服薬による副作用の回避が目的です。
 湿布剤では、
  局所の患部に貼る→薬の成分が皮膚から吸収→血中や筋などに浸透→
  炎症物質の産出の抑制→痛みが減少
 内服薬では、
  服用→胃腸で吸収→血中→全身→局所の患部の筋などに働く→痛みの抑制
  当然、胃腸障害や腎臓・肝臓障害などの全身的な副作用が現れやすい。
  反面、全身性の痛みには有効です。
 

現在では、湿布剤としては2種類があります。

プラスター剤:脂溶性の高分子の基剤に鎮痛消炎剤や局所刺激剤などを含有させたもの

パップ剤:水溶性の高分子の基剤に鎮痛消炎剤や局所刺激剤などを含有させたもの

どちらも水分を含んでいますので貼った瞬間は少しヒヤとした冷感があります。

しかし、両者とも、冷却力はほとんどありません。

現在の主流はプラスター剤です。

 パップ剤は、プラスター剤よりも水分を比較的多く含んでいます。
 パップ剤には冷感タイプ、温感タイプの二種類があります。
 ともに主成分の鎮痛消炎剤としては、サリチル酸メチルが含まれています。
 冷感タイプは刺激剤としてメントールやハッカ油、
 温感タイプは刺激としてトウガラシエキスやノニル酸ワニルアミドが使われています。

一方の今日の主流であるプラスター剤は、
 鎮痛消炎剤として、一般には非ステロイド剤(NSAIDs)が含まれています。
 非ステロイド剤(NSAIDs)のインドメタシン、ケトプロフェン、ロキソプロフェンが用いられ
 発痛物質であるプロスタグランジン産出を抑制する作用を利用しています
 内服薬にる非ステロイド剤(NSAIDs)の副作用である胃腸障害・腎臓障害などを
 避けるために、直接に患部から薬物を吸収させる事を目的としています。
 非ステロイド剤(NSAIDs)の副作用で最も注意するのは胃と腎臓障害です。

非ステロイド剤(NSAIDs)が含まれているプラスター剤の効果は?

各メーカーは内服薬の非ステロイド剤(NSAIDs)と同じ効果があるとされています。

本当でしょうか?

臨床上、現場ではどのような思いで多用されているのでしょうか?

あなたは、どのように思いますか?

とにかく今の湿布剤には冷却作用はありません。

アイシングとは全く別物と認識してください。


おまけ。豆知識です。

内服の非ステロイド剤(NSAIDs)を服用する場合には、胃のお薬も併用しますので、
みなさんは長期に服用する場合に胃腸障害を心配されますが、
非ステロイド剤(NSAIDs)の副作用で最も注意するのは胃と腎臓障害です。

今話題の点滴の作り置きのニュースで、、
点滴の消炎鎮痛剤のノイロトロピンが有名になりましたが、
本来なら非ステロイド剤(NSAIDs)が一番使用される薬なのですが、
この薬の副作用は腎臓、胃に悪く、点滴のように急速に吸収されると、
腎臓機能の悪い人や胃潰瘍などがある人には使いづらいので、
NSAIDsの代わりにノイロトロピンがよく使われています。

ノイロトロピン(ワクシニアウイルス接種家兎炎症皮膚抽出液 )
 薬理作用は十分に解明されていません。正体不明の薬?
 過敏になった痛みの感覚をやわらげ、循環をよくして鎮痛・鎮静効果を示す。
 といわれています。

 

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2008年06月20日

アイシングについて(掘

安全なアイシングの方法

1、必ず氷でアイシングしてください。

2、氷についた霜は、必ず一度流水で洗い流してください。
  (アイシングの基本です。氷の融解熱を利用し、また低温火傷の防止です。
   この行為は省略することはできません。 必ず行ってください。)

3、ビニール袋に氷を入れてキチンと袋を閉めてください。
  (ビニール内の空気をキチンと抜いてください。 患部にフィットします。)

4、もう一枚ビニール袋をかぶせて二重にしキチンと閉めます。

5、患部にガーゼハンカチ程度の厚さの布をあてがいます。

6、その上から氷の入った二重のビニールを置いてアイシングします。
 (伸縮性の包帯などでキチント圧迫しながらアイシングするともっと良い。)

7、時間は最低30分以上できれば40分はアイシングしてください。
 (弾力包帯などで圧迫固定すると、氷が完全に溶けるまでアイシングができ、
  動きまわることもでますし、スポーツも仕事しながらアイシングできますよ。)

8、アイシングする場所は一度に2箇所までとしてください。

9、アイシングは氷が融け水になり、体温まで温まる前に終了してください。
 (40分間はアイシングできるように氷の量を調節してください。)

10、一日のアイシングの回数は、アイシング終了後1時間経過すれば、再び
   何度繰り返しアイシングても良い。
 
   痛みや炎症が強ければ一日、最低3回はアイシングしてください。

   みなさんは、お薬ならば一日3回は服用されるでしょう。

   アイシングもその感覚でお願いします。

   伸縮性の包帯で固定圧迫すれば、食事の最中でも、通勤中でも、氷さえあれば
   どこでもアイシングは可能です。少しの工夫でOKです。
   そんなに手間ではありませんよ。


禁止事項

 アイスノンは禁止!!

 保冷剤は禁止!!

 アイスノン・保冷剤は相手を凍傷させるエネルギーを持っています。

 アイシングの基本である氷は、
 固体0度から水0度に融解するときは潜熱として1キログラムあたり
 約 80 kcal (333.5 kJ) の熱を周囲から奪います。
 アイシングはこの潜熱である融解熱を利用しています。
 これは同量の水を0℃から80℃まで温めることができるほどの熱量です。
 反対の水0度から氷0度に変化する際はもっと多量のエネルギーが必要です。
 したがって、一度融解しだした氷は水を凍らすことも、相手を凍らすだけのエネルギーは
 持ち合わせていません。
 面白いですね。

 氷とアイスノン・保冷剤は全く別の物です。

注意する点
 一般的には、
 脇の下(腋窩部)、太ももの付け根(鼠径部)のアイシングは禁止です。
 唯一、この部分の長時間のアイシングは体温を奪い、身体を冷やします。
 ただし、熱中症などの際に、急速に体温を冷やす必要のある際には、
 腋窩・鼠径部のアイシングを直ちに実行してください。非常に有効です。

その他
 麻痺性の疾患
 どうしても寒冷に弱い人苦痛な人は注意して行ってください。

より効果的なアイシングを実施するには、

 砕いた氷を使用すると、表面積が増大されアイシングの効果が高まります。
 患部のフィット感もありよりきちんとアイシングが可能になります。

 同時に患部のあたりも優しくなります。

 市販のアイスバックに氷を入れて利用されてもかまいませんが、
 ビニール袋を利用するほうが、かさばらず伸縮包帯などで圧迫固定し易いので、私は
 ビニール袋を利用する方法を推奨しております。






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2008年06月18日

アイシングについて(供

アイシングの効果的な時間は?

 B:アイシングされている人の感覚は、

  1、冷たい感じ。 1分〜3分
  2、焼けるような刺すような痛み。 2〜7分
  3、局所の感覚の消失。 5〜12分
    多くの人がこの時点でアイシングを終了します。・・・・・・残念!!
    この時点からアイシング本来の効果が発揮されます。
  4、深部血管の血管が拡張します。 12〜15分後から

いかがでしょう?

みなさんは1、と2の感覚を非常に嫌います。

特に冬季などの寒い時期は嫌がりますね。

寒く体が冷えるから、長く続けると身体に悪いんでは? そんな心配は無用です。

焼けるような刺すようなイヤーな感覚が出現すると、このままアイシングをつづけて良いのか?
心配されるようです。コレも全く心配要りません。
これは、表層の血管が一時的に収縮するからです。
炎症や腫脹の拡大の防止にとっても有効なのです。

これらの感覚を通り越すと、痛みが消失します。多くの人はここで終了します。

たとえ痛みが消失してもアイシングを終了してもいけません。
この時点から、アイシング本来の効果である、深部血管が拡張し、血液循環が活発になり
傷害部の回復はモチロン、免疫力が賦活していくのです。
そのためにも、アイシングの場所いもよりますが最低20分以上続けてください。
できれば15分の倍の30分、できれば20分の倍の40分は欲しい。

アイシングは40分間は続けよう!!


その痛み、その炎症、その腫脹を早く治すためには、少しの我慢は必要です。

それもわずか10分以内のことです。

しかも、嬉しいことに!!

それを通り越すと痛みが減少し、温かい感覚まで出現します。

アイシングは最低30分できれば40分間続けよう!!


スポーツの世界や捻挫・挫傷・打ち身などの急性期におけるRICEの処置による
アイシングは当たり前で今や常識になっています。

しかし、一般的にはまだまだアイシングは普及していません。

アイシングは、

各種の傷害部位にかかわらず、慢性的な関節の疼痛にも非常に効果があります。

疲労回復や精神疲労などの後頭部のアイシング(氷枕)などなど、

普段の生活にアイシングの効用をドンドン利用してください。

それでもまだ心配なみなさんに、
私の手首の骨折の場合なアイシングの感覚をお伝えします。
人の感覚は様々ですが、参考にしていただければと思います。

H19、8、19受傷 検査の結果、橈骨遠位端骨折(バートン骨折)
H19,8、29観血的手術の決定。手術までは患部の副子、三角巾で提肘安静
ロキソニン内服薬(1日3回)1週間分、ボルタン座薬3回分の処方。
この薬は、両者共に代表的な非ステロイド剤(NSAIDs)です。

しかし、受傷日の夜と翌日の朝の計2回、ロキソニンを服用しただけです。
手術までの10日間はアイシングを続け、受傷翌日は予定していた1泊2日の旅行に
氷をクーラーボックスに入れて出発し、その後手術日までは仕事を続けました。
アイシング三昧の10日間でした。時間があれば副子をはずしアイシングをしていました。
(無茶したと思いますが、無茶できたのも、アイシングのおかげだと思っています。)

それでは、私の骨折部のアイシングの感覚は、

アイシングすると非常に冷たくて気持ちが良い。(腫れて熱持っているので当然)

その後は冷たいな〜という感覚です。・・ここまでは苦痛は全くなしで楽です。

次第にアイシングの部位がグーと抑えられるような、締め付けられるようなイヤーな感覚が
起こり始めドンドン強くなります。
あるときは咬まれるような感覚、骨まで押さえつけられるようなイヤーな辛い感覚です。
アイシングを中止しようかなと思うほど辛い感覚でした。

この感覚を我慢していると徐々に減少ししていき、なんとなく重い感覚に変化しました。

この重い感覚が通り過ぎるとほとんどなにも感覚がなくなります。

その後はこの感覚もなくなり、なんとなく冷たい程度の感覚に戻りました。

そして氷が解けて終了すると、あ〜ら不思議!!

手首の痛みは消失し、手首が軽くなっていました。

程度の差はありますがこのような感覚でした。

特に辛い感覚は熱感、炎症、腫脹が増強する3日間は非常に強い状態でした。
アイシングの効用を知らない人ならば、おそらく中止してしまうのではないでしょうか?
そのイヤーな辛い感覚は、約5分間程度は続いていました。
しかし、その状態も日数が経過すると、ほとんど起こらないようになりました。

2泊3日の入院し退院後もアイシングをしましたが、あの時のイヤーな辛い感覚は
全く起こりませんでした。
また現在、少し手首の調子が悪いときもアイシングをしますが全くあのときのような
辛い感覚の出現はアリマセン。

おそらく、私の場合は骨折という特殊な場合だったのでしょいうが、
傷害関節などの疼痛が強く、炎症や腫脹の程度が強いほど
焼けるような刺すような痛みが強く出現し、辛く感じるのだと思います。
表層の血管が一時的に強く収縮するためだと思っています。
しかし、この事実は炎症や腫脹の拡大の防止につながるので、
むしろ利点だと思っています。
この感覚のピークを通り越せば、後は楽になっていくことが実感できるでしょう。

通常の関節の痛み程度では、臨床上は冷感が強くなる程度です。
焼けるような刺すような痛みの感覚もそれほどアリマセン。


次回は、より安全なアイシングの方法


touyou8syok9 at 08:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年06月16日

アイシングについて(機

アイシングを実行しよう!!

私のHPでもこのブログのなかでも、疼痛、炎症、腫脹の消失の方法の手段として

みなさんに、アイシングを薦めています。

アイシングにおける各関節部の疼痛・炎症・腫脹を減少させる効果は、
あくまで、私的な感覚とお断りしておきますが、臨床的には最も服用されている、
鎮痛消炎剤である非ステロイド剤(NSAIDs)と同等かそれ以上の効果がある・・・・
ように思っています。
ただし、座薬の非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)には関しては、
座薬の方が効果が優れていると思っています。

アイシングにはそれほどの効果があると思っています。

誰もが、こんなに簡単に実行でき、こんなに効果があり、しかも安全なのに!!

なぜか?

一般に普及していません。

本当に不思議です?????


そこでアイシングについて述べていきます。

 A:一般的に認められているアイシングの効果

  1、麻酔効果
  2、痛みを和らげる
  3、筋肉の痙攣を抑える。
  4、損傷部を早く動かしことが可能となる
  5、関節可動域を広げる。
  6、痛み→痙攣→痛みの悪循環を絶つ
  7、局所を冬眠状態にし、二次的障害を少なくする。
    (ヒスタミン、セロトニン、ブラジニキニンなどの発痛物質の生成の抑制)
  8、炎症抑制
    (発赤、熱感、腫脹、痛み、機能障害の炎症の五大徴候の抑制)
  9、血液の循環を増す。
    (特に深部組織の血流を増す。)

いかがでしょうか?

こんなに効果があると認められているのです。

特に血液の循環を増す。に注目してください。
アイシングすることにより、特に深部組織の血流を増すという点に注目です。

皆さんがアイシングを躊躇される理由の一つに

アイシングで局所を冷やすことは、血管を収縮するので血流が悪くなるのではないか?
その結果筋肉などが硬くなり?関節の動きが悪くなるのでは?・・・・・・
という不安があります。

決してそんなことはアリマセン。

確かに一時的に表層の血管は収縮するでしょうが、
アイシングによって深部血管は拡張するということは意外と知られていませんね。

そして、深部の血管が拡張することにより、

傷害部位の循環が増大するという事実を認識してください。

表層の血管は確かに一時的に収縮し、表層の一部の血流は低下しますが、

結局は、深部の血管が拡張し身体全体の循環が増大することで免疫は増大します。

当然、傷害関節の血流も増大し筋肉全体の動きも改善します。

単に痛みを緩和させるだけでなく治癒や回復の時間も早くなります。

アイシングは誰でも、どこでも実施することができる、最も簡単で安全に、
疼痛・炎症・腫脹の消失はモチロン、傷害部位の回復に有効であるかを確認してください。


それではアイシングの時間は?

答え、アイシングする部位で異なりますが、基本的には、

    アイシング本来の効果は約20分程度経過してから現れますので
    治療としては40分は欲しい。

痛みで、お困りのあ・な・たに是非!!

一日も早くアイシングを実行して欲しいので答えておきます。

20分以上して欲しい理由は、次回に


touyou8syok9 at 08:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)