菜の花その命の力

梅二月、光は風と共にあり、と詩にあるように寒い中にも日の光にふと春の気配を感じますね。

夕飯に菜の花のお浸しを作ろうと思って洗っていると、こちらに向いて私を食べないで！と言っているかのように咲き始めの菜の花がありました。花のところだけ短く切って水の中に挿しておきました。次の日、その花は見事に花を咲かせ、その生命力の強さに驚き感動しました。

長い冬の季節を耐え、大地は今芽吹きの時をを迎えています。昔から春野菜は苦味があり、冬~春の身体を促し、季節の変わり目の不調を整える力があると言われ、菜の花、蕗のとう、たらの芽、まだまだ苦味のある野菜は沢山ありますね。その滋養に満ちた春野菜をいっぱい食べて生きる力を養ってこれからの季節を乗り切っていきましょう。

 

 

 

バレリーナ

貴女は何時も元気でいいわね！と何時も云われる私ですがそんな私でも時にはどうしようもなく落ち込む日があるんです。今日もそんな日、お掃除をようやく済ませて何もする気がおきなく只じっと動けなく、肩は張るし何と無く身体がだるい　　　　　　　　　　　　　　　　　

そう云えば昨日お花をいっぱい買ってきたんだった・・・・・。　土日は店がお休みで火曜日にはお花を生けなければと渋々花の水切りをし家中にお花を生けているうちに心なしか身体が軽くなってきた。　　　　　　　お花の癒し効果はたいしたものだ！　　　　　　　　　　いつもは白い花が断然好きなのだが今日はなんだか明るい色が生けてみたい。トイレにオレンジのチューリップ、バレリーナを生けてみた。外のチューリップに比べて丈が短く、その躍動感、可愛い女の子のトゥシューズのようで花姿がなんとも可愛い！トイレは花にとってとてもいい場所のようで花の持ちがとても良い。

さぁ頑張ってお仕事、お仕事！！

春よ来いpart2

春よ来いのpart2　春待つうつわ

今回は春になるとルンルンで使う黄色と緑のうつわをお見せします。

奥の角鉢は中でも一番のお気に入り、くすんだ昔からの織部の色は春には似つかわしくないような気がして、この鮮やかな緑と黄色のバランスが大好き！菜の花のお浸しに抜群に似合うんです。左のゆり形の小鉢はお豆腐や湯葉などを真ん中にちょこっと盛り付けるとすごく映えます。二つとも美濃の中垣連次さんの作品、フリルがついた小鉢はぜんまい、土筆、小花、亀甲などが描かれていていかにも春らしくて心が躍ります。この器は瀬戸の福田美恵子さんの作品です。先日これにあずきを煮たものに小さなあられをを入れたのですがそれがとても可愛かったです。

ずっと以前に扱っていた作品なので今お店には無いんですがやっぱりステキなので又作ってもらおうかなぁと改めて思いました。

春よ来い

春になると一番最初に咲くのはなぜか黄色と緑の花、、連翹、まんさく、さんしゅゆ、そして、浅い緑の蕗のとう、新芽の緑、もうすぐ春だよと言っているような気がしてなんかとても元気の出る色。そんな春を先取りしてチューリップと淡い緑のカーネーションを生けてみました。

この後３~4月の淡いピンク、濃いピンク、そして5月の白、6月の紫、と季節で色も移り変わって行きます。

又、この中で生けて行けたらと思っています。

富士は日本一の山

タマプラーザから平崎橋に下る坂道は富士山が良く見えます、富士山が見えた日は一日中とても気持ちがいいんです。私は静岡県生まれですが家の周りでは富士山を見たという記憶が無いのです。静岡と言っても浜松は途中に山が遮っているのかもしれません。

タマプラに住んで３６年初めて富士山を見たときはとても嬉しかった。私はいつも富士山を見ると思わず手を合わせてしまうのですが外の方はどうなんでしょうか？以前親しくしていた友達がやはり富士山好きで、彼女はとても行動的な人なので、お天気の良い日の朝早く電話が掛かってきて「今から山中湖行こう！」と誘ってくれ、車を飛ばして富士山の一番良く見える山中湖畔の喫茶店でゆっくりコーヒーを飲んで帰ってくる。

今彼女は長野に行ってしまって連れて行ってくれる人がいないんです。実は私東名乗れないんです。   誰か連れて行って!!　　　　　　　　

ステキなペーパーウエート

このペーパーウエートは友人の山野好子さんの作品です。川から拾ってきた平らな石を使ってアクリルで彩色してあります。松竹梅の図柄で日頃はペーパーウエートとして使っていますが、お正月は飾り物として雰囲気を盛り上げてくれます。裏には裏皮で滑り止めをしています。何でもないこんな小物がいつの間にか沢山溜まって季節ごとに色々な表現をしてくれます。

こいつは春から縁起が良いわい！

　新年早々私の店の屋根の上に近くに住み着いた野良猫がちょこんと座っていました。招き猫だ！　こいつは春から縁起が良いや！とおもわず写真を撮って見ました。片手を挙げていたらもっと嬉しいのに。　　　　　　そうそう、５〜６年前にうぐいすが店の中に入ってきた事もありました。　

親子で着物

　昨年お着物ライフ宣言を致しましたが なかなか着る機会がなく今年はお正月から頻繁に着るように努めています。娘も今まで着物を着ようと思わなかったようですが私も着たいと云う事で念願の親子で着物が実現しました。娘の着物は私の若い頃のもの、私の着物は母の着ていたもの、着物って良いですね、そんなふうに代々受け継がれて行くんですね。娘の着物は私の父が買ってくれたもの、冷やかしに入った着物やさんに胡粉という貝の裏側の粉に手書きしたとても良い着物で今ではとても出来ないと言われ、大好きだったおじいちゃんが選んだ物、思い入れもひとしおのようです。不思議なもので着物を着ると何処かに行きたくなるもので又違う着物を着て鎌倉に出かけました。今度は歌舞伎、文楽なんか行きたいねと話しています。

 

 

 

 

はじめまして

 　左の写真はお友達に誘われて浴衣で人形町めぐりをした時のものです。季節は夏、ブログを開いてやり掛けのまま半年も経ってしまいました。

今年一念発起、始めてみようと思いたちました。日頃思う事何の脈絡も無く思いつくままに日記にしてみようと思います。元々人様とお話しするのは大好きなのですが文章力には自信がありません。子供の頃から日記は３日坊主、現在６５歳いつまで続けられるか・・・・・でも８０才になった時世の中とこんな形で繋がっていられたらステキだなぁと思うのです。今後どうぞよろしく。そしてぎゃらりい陶遊も宜しくお願いいたします。

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