石原裕次郎の散骨

みなさん、こんにちは。
本日は故石原裕次郎さんの経歴と、散骨までの経緯についてご紹介します。

石原 裕次郎（いしはら ゆうじろう、1934年12月28日生まれ）は、

兵庫県神戸市須磨区に生まれ、北海道小樽市と神奈川県逗子市で育ち。

生前は日本を代表する俳優・歌手であり、モデルもこなすスーパースターでした。

身長178cmの恵まれた体躯でタフガイとして鳴らし、製作プロダクション「石原軍団」の
総帥でもありました。
石原プロモーション元代表取締役社長兼会長であり、現在の会長は妻のまき子氏が務めています。

また兄は作家で元東京都知事の石原慎太郎です。

裕次郎はカーマニアでも知られており、かなりの台数の高級外車を所有していました。

また兄・慎太郎の影響で、ヨットマンでもあり、ヨットにかける情熱は人一倍強かったと言われ

後に海洋散骨が行われる理由となりました。

□出演した主な映画：太陽の季節（主役は兄・慎太郎）・狂った果実

□出演した主なテレビドラマ：太陽にほえろ！・大都会・西部警察

□主なヒット曲：「銀座の恋の物語」・「二人の世界」・「夜霧よ今夜も有難う」

【逝去】

1984年に最初に肝臓癌が発見されました。

1986年5月、高熱のため慶應義塾大学病院に入院し血圧降下剤の副作用による肝内胆管
炎と診断される。同年7月一時退院しハワイで静養。

1987年4月ハワイから帰国し、入退院を繰り返した後、7月初旬に容態悪化し肝性脳症を発
症し幻覚症状が現れる中、7月17日に肝細胞癌の為、帰らぬ人となりました。

裕次郎本人には最期までガンは告知されることはありませんでした。

【散骨】

裕次郎がなくなった時、兄・慎太郎が「海（とヨット）を愛していた弟は、海に還してあげたい」と
海洋散骨を強く希望するが、当時の「墓地、埋葬等に関する法律」（墓埋法）では認められて
おらず一度は諦めます。しかし1991年に「葬送のための祭祀で節度を持って行なわれる限り
違法ではない」と法務省が発表したことを受け、「他人の土地に無断で撒かない」「散骨場所
周辺の住民感情に配慮」を遵守するという条件下で、散骨を伴う海洋葬が行なわれるように
なったという。

こうして裕次郎の遺骨は、遺族の希望通りに相模湾に還ることになりました。

■散骨とは

現在、日本のお葬式は、亡くなった方を「火葬」をして、

遺骨はお墓に納めるのが一般的です。

しかし、世界中には様々な葬送の方法があり、実は日本においても

お墓へ埋葬する以外にも、いくつかの方法があるんです。

その中の１つが「海洋散骨」になります。

まず「散骨」とは、火葬した後の遺骨を細かく粉末状にして、

海や樹林、空などに撒く葬送方法を指します。

散骨の詳細はこちら

■有名人・著名人・芸能人の散骨
◇アインシュタイン
◇ヴィヴィアン・リー
◇フレディ・マーキュリー
◇リヴァー・フェニックス
◇石原裕次郎
◇ジョージ・ハリスン
◇いずみたく
◇ジャニス・ジョプリン
◇横山やすし
◇立川談志
◇ｈｉｄｅ
◇マリア・カラス
◇ガンジー
◇勝 新太郎
◇沢村貞子
◇荒井注
◇天本英世
◇デヴィッド・ボウイ

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